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ICRPの線量基準は1000倍以上の過大評価
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/123.html
投稿者 MR 日時 2012 年 5 月 24 日 21:13:13: cT5Wxjlo3Xe3.
 


http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51790952.html

2012年05月23日 14:13 テクニカル
ICRPの線量基準は1000倍以上の過大評価
一昨日の記事で紹介したMITのレポートが、意外な大反響を呼んでいる。ICRPの線量基準がリスクを過大評価しているという批判は、当ブログでも何度も紹介しているが、今回は遺伝子工学を使った厳密な分析手法でこれを検証し、少なくとも1000倍の過大評価であることを示した点に意義がある(テクニカル)。

http://livedoor.blogimg.jp/ikeda_nobuo/imgs/e/f/ef76d9c3-s.png

上の図は原論文の図2だが、Bが10.5cGy(=105mSv)の放射線を5週間にわたって照射した場合の染色体異常(右)を通常のDNAと比べたもの、Cは同じ量の放射線を一度に照射したDNA(右)を通常と比べたものだ。Bでは変化がないが、Cでは染色体異常が2倍以上に増えている。

Togetterでも何人かの専門家が論評しているが、これは今までもいろいろな実験で確かめられていたらしい。105mSvの放射線を一挙に浴びるとDNAに異常が発生するが、同じ量の放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない。つまり低線量被曝の影響は蓄積しないということだ。LNT仮説というのは瞬間的な被曝量についての仮説なので、実はICRPの年間線量基準とは無関係だ。年間線量については、明らかに(1Sv以上の)閾値がある。これはDNAに自己修復機能があるからだ。

MITニュースも指摘するように、こうした科学的知見を踏まえて、福島原発事故の避難基準も見直す必要がある。多くの実証研究が示すように、μSvレベルの放射線をどんなに長期わたって浴びても、人体に影響はない(発癌率が下がる可能性はある)からだ。実験を行なったEngelwardは次のようにコメントしている。
It is interesting that, despite the evacuation of roughly 100,000 residents, the Japanese government was criticized for not imposing evacuations for even more people. From our studies, we would predict that the population that was left behind would not show excess DNA damage - this is something we can test using technologies recently developed in our laboratory
ICRPもこうした批判は承知しており、年間1mSvは「リスク評価」ではなく「リスク管理」の基準だと述べている。この点は中川恵一氏も注意を喚起しているが、ICRPが誤解をまねきやすい数字を出していることが過剰コンプライアンスをまねき、武田邦彦氏のようなデマゴーグの跳梁を許している。日本政府が線量基準を科学的に検討し、その改正を世界に提案すべきだ。

http://ehp03.niehs.nih.gov/article/fetchArticle.action?articleURI=info%3Adoi%2F10.1289%2Fehp.1104294#Ahead
Integrated Molecular Analysis Indicates Undetectable DNA Damage in Mice after Continuous Irradiation at ~400-fold Natural Background Radiation
Article
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Abstract
Supplemental Material
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Werner Olipitz, Dominika Wiktor-Brown, Joe Shuga, Bo Pang, Jose McFaline, Pallavi Lonkar, Aline Thomas, James T. Mutamba, Joel S. Greenberger, Leona D. Samson, Peter C. Dedon, Jacqueline C. Yanch, Bevin P. Engelward
Abstract Top
BACKGROUND: In the event of a nuclear accident, people are exposed to elevated levels of continuous low dose-rate radiation. Nevertheless, most of the literature describes the biological effects of acute radiation. Our major aim is to reveal potential genotoxic effects of low dose-rate radiation.

OBJECTIVES: DNA damage and mutations are well established for their carcinogenic effects. Here, we assessed several key markers of DNA damage and DNA damage responses in mice exposed to low dose-rate radiation.

METHODS: We studied low dose-rate radiation using a variable low dose-rate irradiator consisting of flood phantoms filled with 125Iodine-containing buffer. Mice were exposed to 0.0002 cGy/min (~400X background radiation) continuously over the course of 5 weeks. We assessed base lesions, micronuclei, homologous recombination (using fluorescent yellow direct repeat [FYDR] mice), and transcript levels for several radiation-sensitive genes.

RESULTS: Under low dose-rate conditions, we did not observe any changes in the levels of the DNA nucleobase damage products hypoxanthine, 8-oxo-7,8-dihydroguanine, 1,N6-ethenoadenine or 3,N4-ethenocytosine above background. The micronucleus assay revealed no evidence that low dose-rate radiation induced DNA fragmentation. Furthermore, there was no evidence of double strand break-induced homologous recombination. Finally, low dose-rate radiation did not induce Cdkn1a, Gadd45a, Mdm2, Atm, or Dbd2. Importantly, the same total dose, when delivered acutely, induced micronuclei and transcriptional responses.

CONCLUSIONS: Together, these results demonstrate in an in vivo animal model that lowering the dose-rate suppresses the potentially deleterious impact of radiation, and calls attention to the need for a deeper understanding of the biological impact of low dose-rate radiation.

Citation: Olipitz W, Wiktor-Brown D, Shuga J, Pang B, McFaline J, Lonkar P, et al. 2012. Integrated Molecular Analysis Indicates Undetectable DNA Damage in Mice after Continuous Irradiation at ~400-fold Natural Background Radiation. Environ Health Perspect :-. http://dx.doi.org/10.1289/ehp.1104294

Received: 03 August 2011; Accepted: 26 April 2012; Online: 26 April 2012

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Figure 1. Exposure to 10.5 Gy acute (7.1 cGy/min) and chronic irradiation (0.0002 cGy/min) does not
change steady state base lesion levels. Effects of continuous and acute low dose radiation exposure on DNA
base lesion levels of (A) 8-oxodG, (B) dI, (C) εdA, and (D) εdC were measured by LC-MS/MS in splenic DNA.
Data represent mean ± SEM for n=6 and were analyzed by Student’s t-test.

#哺乳類の場合、遺伝子修復機構のおかげで、毎時120μSvV程度であれば、5週間100mSv浴び続けても、遺伝子異常がほぼ無視しうるというのは正しそうだし
現在のICRP基準が厳しすぎるという主張も妥当だとは思うが

10Gy(10Sv)では流石に差が出てきているから
「同じ量の放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない」と断言できるかどうかは他の影響も検証しない限りは難しい

そして現状で、政治不信・放射線恐怖症の人々を説得し、対策コスト削減につなげられるかは非常に疑問だ


 

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コメント
 
01. 2012年5月24日 21:40:10 : o2nHZcL3WU
「規則第1条第1項第2号ハ及び第5号ハに規定する線量限度は、実効線量が4月1日を始期とする1年間につき1ミリシーベルトとする。」
まあ、閾値があるとか、20ミリシーベルトでも大丈夫。とか言うのは勝手だけど
法律は守りましょうね。法治国家ですからね。

02. 2012年5月24日 21:51:13 : EwONPbnokE
福島原発では作業員が足りなくなっているそうです。
タイベック、防護マスクなしで長期間働くことが可能ですね。
こんな所で油を売っていないで、福島原発に駆けつけなさい。
論より証拠です。華岡青洲の妻になりましょう。

03. 2012年5月24日 21:59:47 : Dhzhe3U2g2
まーた何か、外部被爆と内部被爆の違いもわからない、アレな人がアレなこと
言ってる(^^;

・・・・と思ったら池田信夫!?(笑)
この人原発問題で完全に失墜したな。


04. 2012年5月24日 22:06:41 : LYDSJJ8ql6
遺伝子だけでできてるヤツラ考えかたも流石に妙だね〜

05. 2012年5月24日 22:18:24 : KbyRwr5atA
02さんのおっしゃることは、大変よく分かります。

この投稿にある内容は、今やそれを証明すべく大変適切な人員が、日本にはもういっぱいいます。
適切な人間をどう見分けるかって?
「105mSvの放射線を一挙に浴びるとDNAに異常が発生するが、同じ量の放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない。つまり低線量被曝の影響は蓄積しないということだ。」、とこのようにWEB上に書かれている、常にそう発言されているってことでOKです。
もう今すぐそういう聡明なる方々は、自宅を出立して、役所に異動届を出して、福島で働き、五年、十年で、御説の揺ぎ無き証明となられますね。

まあ、このように他人にご説明されます方々は決まって「なんで自分がそうしなくちゃならない」とか言いますけど、まさかここでそんなお茶目なことはお口にだされませんよね。
手術を一度もしたことがない人間に、症状の診断を断定されて、外科手術はこうやれああやれって、口出しされましたら、誰がその人間の空論に賛同するかってことですよね。その人間の過去を勘違いしている人以外はダメでしょう。

上の内容をお書きになった方は、よもやそんな腐敗した思考はお持ちにはなっていえないでしょうね、明日は福島第一原発を眺めて日々をお送り頂くのに、何の躊躇もない、言い訳などい一切ないまっすぐな方だとお察しいたします。

証明は他人の命では決してやらない、自らで!と行動でお示しになったら、多くの方々からの賞賛はあなたのものです!


06. 2012年5月24日 22:52:18 : x8QjKNXzwk
ICRPも信頼できないのに・・。
このインタビューを聞けば、http://www.ustream.tv/recorded/15241220

07. 2012年5月24日 23:13:52 : Py5Z7phwaA
>>02
そのうち、徴兵制になるよ、原発作業員。

08. 2012年5月24日 23:14:15 : a9GzL2pA5I
おもしろいね
この投稿の方

過大評価ならなぜ健康被害がでるのか???
大丈夫なら02の方の仰るとおり
自己証明して頂きたいものです。


09. 2012年5月24日 23:48:00 : maxkpWHZCo
枝豆みろよ
家族をシンガポールに逃がしてた
学会で発表し正論にしてこいや
放射線量総量の低さをきのうから必死になって流しているな
損賠金の絡みなのか再稼働のからみなのか?
毎時6トン冷却水ながしていたひとつの炉が
水がほんの数トンしかたまってないって報道でてんのに
無批判でNEWSを流すTV
こいつら殺人TVだよな
不買だ不買

10. 2012年5月24日 23:58:49 : FYvDSltMYV
http://www.geocities.jp/koshc2000/accident/hibakuninnteihyo.html

11. 2012年5月25日 00:14:17 : JlhOElFGlE
おバカよね。
フクシマの原発作業員だって100mSV被曝した人がいっぱいいるのに、急性放射線障害で死んだ人はそんなに出ていないぞ(東電が認めないからだろうけど)。

逆に瞬間的に100mSV被曝するとDNAレベルでかなりのダメージを受けることが判って、
LNT仮説より、はるかに高いリスクがあることを示しているのでは。


12. 2012年5月25日 01:38:59 : yrjsZSR1Z6
池田信夫とか転載するなよ。
時間の無駄だ。

13. 2012年5月25日 07:18:37 : 9OXCJRMQbg
>105mSvの放射線を一挙に浴びるとDNAに異常が発生するが、同じ量の放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない。つまり低線量被曝の影響は蓄積しないということだ。

 この投稿記事に書かれていることは、原発事故以前から稲恭宏博士が研究・主張されていることと一致しています。稲博士は、それを、

 「孫に肩をトントンンと一回100グラムの力で一万回叩かれれば体によいが、100グラム×10000回つまり1トンの力で一回に肩を叩かれれば大けがをしてしまう。」

と例えています。もちろん、孫が1万回肩を叩くと言うのは非現実的ですが、科学的事実を説明するための比喩です。下にリンクした講演のうち、49分58秒のものが詳しくて分かりやすいです。

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%A8%B2%E6%81%AD%E5%AE%8F&tid=2528354cd1dc1404681b67ef0fb78339&ei=UTF-8&rkf=2

 稲博士の予言のごとく、事故から1年2ヵ月経った今でも、放射能によって死んだり病気になった例は1例も確認されていません。また、稲博士はチェルノブイリで15人が死んだ小児甲状腺癌も日本では起こらないと科学的に予見しています。

 同様の趣旨のことは池田信夫『原発「危険神話」の崩壊』や藤沢数希『「反原発」の不都合な真実』などにも書かれています。

 これは、「毒を薄めると薬になることが多い」という我々の常識とも一致しています。薬を大量に摂ると毒になる。これも常識です。シェークスピアも、『ロミオとジュリエット・第二幕・第三場』で

 このか弱い花も幼い蕾の中に毒を宿し、同時に病を癒(いや)す力も含んでいる、嗅ぐだけなら、その香りは五体の隅々にまで活気を与えよう、が、嘗(な)めたが最後、心臓もろとも五感の働きを止めてしまうのだ。毒草だけに限らぬ、この互いにいがみ合う二人の王は何人(なんぴと)の体内にも身をひそめているーー優しき心と酷き心と。
 
 と書いています。人類が生まれて以来、今日までずっと共存し続けてきた放射線というものが、小出裕章先生の言うように、「どんなに少なくても危険である」はずがないと、私は思います。

 もし小出先生の説が正しければ、高級住宅は全部鉛で覆われているはずです。人類がそんなことを考え付かなかったということは、少量の放射能は少なくとも体に悪いということはないからなのでしょう。多摩散人。
 


14. 2012年5月25日 07:33:43 : Q9gGr90WvI
低線量被爆 あるウラン鉱滓のある町のはなし

ペンシルベニア州のピッツバーグから32キロ離れた人口一万一000人
の町キャノンスバーグでのこと。ウランの選鉱くずを埋め立て、土砂と多
孔質の鉱滓でおおった。汚染地区は町に寄付され、町はそこを運動場にし
た。

 一九八0年、この小さな町で若死にする人が異常に多いように思えることに一部の住民が気づい
て不安になった。住民の一人、主婦のジェニス・ダンは、夫とその兄弟、そして彼女自身が腫蕩に
なり、義理の姉が肺がんになり、義母ががんで死んだことに疑問を持ち、近所の人たちのようすを
調べた。四五世帯で六七人ががんになっていたことがわかった。「堆積場に最も近い三つの通りで
は、どの家にもがん患者か、がんに関連した病気で死んだ人が最低一人はいました」と、彼女はイ
ギリスのジャーナリスト、シルビア・コライアーに語った。会社の敷地跡沿いにある墓地の横に住
んでいた退職鉄鋼労働者のケニー・デービスは、彼の一家の死亡証明書をジェニス・ダンに見せた。
近くに住んでいた彼の近親者のうち一五人ががんで死んでいた。祖母、両親、三人の姉妹、四人の
おじ、二人のおば、それに、おぱの配偶者二人などである。デービス夫人も乳がんにかかっていた。


15. 2012年5月25日 08:24:46 : 9OXCJRMQbg
>14

 この記事は、

普通の生活 : 吉田泰三
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/578.html#c03
(コメント03)
投稿者 妹之山商店街 日時 2012 年 4 月 05 日 20:52:52: 6nR1V99SGL7yY

の引き写しですね。そう断ってくれればいいのにね。多摩散人。 


16. 2012年5月25日 09:19:04 : esmsVHFkrM

あ、多摩散人、

近頃見ないなと思ったらこんなところにいた。池田信夫のでまかせの支援なんて「類は友を呼ぶ」か。

何しろこの人多摩散人は、放射能は危険じゃないと言いながら福島へは行かないと言い張る人だ。これじゃ何だって言える。

過去の「すべての原発が停止」原発「廃炉」と「最終処分(使用済み燃料)」この遠き道のり これは終わりでなく始まりである 週刊現代」(http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/834.html)では、その82コメで、

「私は、私が必要とされた時は原発作業員になってもよいとは思うが、志願、徴用の問題はもっとよく考える必要があると考えている。順序として、消防、自衛隊、警察などの順になりそうな気がする」

なんてぬけぬけと言っている。

なにが「もっとよく考える必要がある」だ。そんな「なりそうな気がする」で現場作業に行かされる「消防、自衛隊、警察」はいい面の皮だ。

「もっとよく考える必要」なんてまったくない。今こそ現場作業員が福島で必要だ。そんなに安全だと言うのなら口先ばかりでなく身をもって証明して見せろ。

池田も多摩散人も福島へ行け。


17. 2012年5月25日 10:35:59 : 9OXCJRMQbg
>105mSvの放射線を一挙に浴びるとDNAに異常が発生するが、同じ量の放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない。つまり低線量被曝の影響は蓄積しないということだ。

 この投稿記事に書かれていることは、原発事故以前から稲恭宏博士が研究・主張されていることと一致しています。稲博士は、それを、

 「孫に肩をトントンンと一回100グラムの力で一万回叩かれれば体によいが、100グラム×10000回つまり1トンの力で一回に肩を叩かれれば大けがをしてしまう。」

と例えています。もちろん、孫が1万回肩を叩くと言うのは非現実的ですが、科学的事実を説明するための比喩です。下にリンクした講演のうち、49分58秒のものが詳しくて分かりやすいです。

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%A8%B2%E6%81%AD%E5%AE%8F&tid=2528354cd1dc1404681b67ef0fb78339&ei=UTF-8&rkf=2

 稲博士の予言のごとく、事故から1年2ヵ月経った今でも、放射能によって死んだり病気になった例は1例も確認されていません。また、稲博士はチェルノブイリで15人が死んだ小児甲状腺癌も日本では起こらないと科学的に予見しています。

 同様の趣旨のことは池田信夫『原発「危険神話」の崩壊』や藤沢数希『「反原発」の不都合な真実』などにも書かれています。

 これは、「毒を薄めると薬になることが多い」という我々の常識とも一致しています。薬を大量に摂ると毒になる。これも常識です。シェークスピアも、『ロミオとジュリエット・第二幕・第三場』で

 このか弱い花も幼い蕾の中に毒を宿し、同時に病を癒(いや)す力も含んでいる、嗅ぐだけなら、その香りは五体の隅々にまで活気を与えよう、が、嘗(な)めたが最後、心臓もろとも五感の働きを止めてしまうのだ。毒草だけに限らぬ、この互いにいがみ合う二人の王は何人(なんぴと)の体内にも身をひそめているーー優しき心と酷き心と。
 
 と書いています。人類が生まれて以来、今日までずっと共存し続けてきた放射線というものが、小出裕章先生の言うように、「どんなに少なくても危険である」はずがないと、私は思います。

 もし小出先生の説が正しければ、高級住宅は全部鉛で覆われているはずです。人類がそんなことを考え付かなかったということは、少量の放射能は少なくとも体に悪いということはないからなのでしょう。多摩散人。
 


18. 2012年5月25日 11:53:15 : jlosLqiUEo
>>17
 また出ましたね。多摩散人。今度は住宅の鉛遮蔽論ですね。しばらくこの話題で駄々をこねるのでしょう。(前は危険主張者即時避難すべき論でしたね)今後の展開を楽しみにしていますよ。

19. 恵也 2012年5月25日 12:07:24 : cdRlA.6W79UEw : f2QPNi9WDg
>> 105mSvの放射線を一挙に浴びるとDNAに異常が発生するが、同じ量の
>> 放射線を毎時120μSvずつ浴びても何も起こらない。

この事はありうると思うが、重大な欠陥がある。
脳細胞のような自己修復能力のないDNAも、皮膚細胞のように毎日再生する
自己修復能力の活発なDNAも同等に考えた論理に過ぎない。

人間の身体にとっては、皮膚が少しくらいどうなろうと維持できるが脳細胞が壊れ
たら簡単に認知症になってしまう。

細胞のDNAの量では圧倒的に皮膚の細胞が多いから、この論者のような単純
比較は科学的比較とはいえない代物。

>>02 福島原発では作業員が足りなくなっているそうです。

その為もあるのじゃないのかな、作業員の許可汚染濃度を10倍にしたのは。
(空間の線量だけでなく、物の汚染濃度にも注意してください)
あまりの汚染で測定器のメータのレンジを事故以前と1桁変えて測ってるという。


20. デミトリー 2012年5月25日 12:15:43 : 2kYVIsTHbi0XM : HDL11pKxMg
>>17
人類が生まれて以来、今日までずっと共存し続けてきた放射線というものが、小出裕章先生の言うように、「どんなに少なくても危険である」はずがないと、私は思います。

人類が生まれて以来、今日までずっと共存し続けてきた放射線というもの=自然放射線です。
長い年月をかけて、居住地の放射線に耐えられない個体は淘汰されてきました。
ですから、それに対しての耐性を心配する必要はありません。
年1mSvに居住する人種は、年1mSvの耐性を、年10mSvに居住する人種は、年10mSvの耐性を持っていると期待できます。
が、
世界には年10mSvの地域がある、だから大丈夫というのは根拠がありません。
そこで住む人を日本に連れてきて、自然放射線の差に余裕がある分原発放射能を被曝しても大丈夫という説明にしかなっていません。

現代人は、その自然放射線の被曝の上に、核実験による被曝や医療被曝にを受けて生活しています。その上で、原発事故被曝が重なるという生活になりつつあります。

科学的な研究の被曝の影響は、さまざまな学者が自分の信念に基づいて研究し発表していくでしょう。さまざまな見解が出てきます。
ですが、事実は1つです。間違いありません。
では、どういうことかというと、100の説が出てくれば、99は間違いだということです。
議論し、検討し、諸説を統合していって、最終的には1つの人類としての結論が出てくるでしょう。
でも、それまでは待てませんよ。

じゃあどうするか?人類史的に確実なことは、自然放射線量は歴史的に耐えてきた実績があるということだけです。
医療被曝は、必要なこともあるからできるだけ少なくして後は我慢しようということになる。核実験は、時間を撒き戻せないのだから受け入れざるを得ない。
だから、原発事故の被曝はできるだけ少なくしよう、0になるなら0が好ましいという結論になる。

今行われてるのは、例えれば、
がけっぷちに立つ人に向かって、1cm足を出しても落ちはしないとか、足が25cmだから12.5cmまでは落ちるはずがないとか、そんなことだ。
被曝量がこのくらいだから安全だとかの議論はそういうことだよ。
風が吹くとか、足がすくんでとか、がけが崩れるとかそんな事態は考慮せずに。
足をがけから飛び出させれば、経済界が儲かるとか、利権者が潤うとか、まぁ、国民には関係ないことです。(ここ重要。自己の利益の為に他者を不必要な危険に向かわせる人がいるということ)

何のことはない、0にするのが自然なことなのだから、0を目指せばいいだけの話だよ。エコロジーとか、みんな好きでしょ(苦笑)?


21. 2012年5月25日 12:37:30 : JKUG0mc36k
5週間合計100mSv?
もともと生涯100mSvが限度というから問題なくても不思議ないのでは?
5年後はどうなのか?

22. 2012年5月25日 12:37:37 : UuEqyQHztQ
>17
例えが間違ってる。

 「孫に,対外からも体内からも,あらゆる体内分子をトントンと一回100グラムの力で一万回叩かれれば体によい」 というのかいな。悪質な置き換えだ。


23. 2012年5月25日 13:33:23 : En1XNl3mJF
 拙宅の近くの方が自宅前に砂利を敷いて軽自動車を停めていた。いつの日からか停めたままになっている。もう3年はたっている。現在はタイヤのした3分の一が埋まってる。ストレスを受ける、解放されるを繰り返すのではなく受けっぱなしだと回復力がなくなる。
 トントンと肩を叩くのではなく肩に錘を乗せ続ける試験をやってみろ。肩の受けるストレスは同じ数値することは出来る。稲のいってることはここが間違ってる。

24. 2012年5月25日 14:15:10 : VnuapE9lEg
だから、玉3!

稲ってのは博士号詐称もウワサされてて、IAEAからも駄目出しされた便乗詐欺師だってのw


25. 2012年5月25日 14:44:15 : 9OXCJRMQbg
13 と 17 が、二重投稿の形になっていますね。私は 17 は投稿した憶えがないが…、不思議だ。放射能に最後の1cmを押されて、夢遊病になったのか? 17 は削除してください。多摩散人。

26. 2012年5月25日 14:56:24 : En1XNl3mJF
玉3

池田も稲もヒステリシス(履歴)について分からない、故意に無視。
きゅうりを塩もみするとおいしい漬物になる。
いくら漬物としておいしいとしても、もとのキュウリに戻らない。


27. 2012年5月25日 18:30:42 : jlosLqiUEo
>>25様へ

貴方こそ真性の「放射脳」に罹患したのでしょう。放射脳とは放射線によって脳機能に障害をもとらされた症状ですからね。放射線安全教の人たちは明らかに放射線危険派よりも相対的に高い放射線量を浴びているはずですからね。(食品に関して、安全派は少なくとも食べて応援するのですから、どのように考えてもより多くの放射性物質を体内に取り入れているはずですよね)

 でもニコニコしていれば、放射線の害はないわけだから、小生のこの主張も安全派の貴方たちには全く無意味でしょうかねえ!!!

   (私はあ多摩散人さんの天敵です。>>18も小生ですよ、あしからず)


28. 2012年5月25日 18:46:20 : F12uQL9hVQ
放射性物質による健康被害や死亡は、数多な事実があるからには、覆しようが無い。そんな事実をどこかに放り去り、「・・・科学は予測しています」。預言者。全く、非科学、非事実。テレビで細木?とか言う叔母さんがよくでていたくらいだけれど、放射能を欲しいと言う人は、誰もいない。ばら撒いた核を強要したままで安全を語る資格はない。そして、ここで安全コメントする資格のある人は、年少時から、被曝を20年も続けてきた人のみ。他人の命を軽く見ることは、許されない。

高被曝地からの避難とその受け入れ、核拡散阻止、原発即時廃絶は、セット。これしか語れない。


29. 2012年5月25日 19:04:48 : XGWJJ88HVw
>>19
内容、基本的に同意です。
ただ、

「この事はありうると思うが、重大な欠陥がある。
脳細胞のような自己修復能力のないDNAも、皮膚細胞のように毎日再生する
自己修復能力の活発なDNAも同等に考えた論理に過ぎない」

に関係するところですが、放射線は、DNAの直接破壊(遺伝子の共有結合寸断)、DNAの関節破壊(活性酸素発生による酸化破壊)、その他、活性酸素発生による広範な疾病、水分以外の構成物や酵素などの破壊・・・という作用をもちます。
つまりDNA損傷以外の広範な損傷領域があります。
これは、上記のように、体内の7割ほどの水の電離による活性酸素発生と、その他の物質への作用です。
活性酸素が非常に多くの病因であり老化促進要因であることは、最近解明されつつありますが(それでも、まだ端緒にすぎない)、それ以外の物質への放射線の作用は、ほとんど未解明の集積です。
放射線によるDNA破壊は重要ポイントですが、決してそれだけでなく、むしろ、それ以外の領域の方が(わからない部分も含めて)広範かもしれません。

19さんの言っている修復不能な能の損傷は、その中でも、本当に恐ろしいもののひとつです。
福島の多くの子どもが、こうした回復できない損傷を日々受けていることは間違いないので、何とも言えない思いです。
「避難の権利」実現を一層急がなければと思っているところです。


30. 2012年5月25日 21:33:26 : Mm0xb2p1eU
当該のデータを拠出するMITについては、ハーバードやタフツやボストン大だけじゃなく同じMIT内などケンブリッジ域で常に批判があります。全く異なる意見も存在しています。

当該のMITのデータを東大神話のように盲目的に信じきっている(田舎臭い)池田信夫氏は、極めて危ない思想の持ち主だと思います。


31. 2012年5月26日 07:40:03 : 9OXCJRMQbg
>19 この事はありうると思うが、重大な欠陥がある。
脳細胞のような自己修復能力のないDNAも、皮膚細胞のように毎日再生する
自己修復能力の活発なDNAも同等に考えた論理に過ぎない。

 あくまで私の素人考えだが、脳細胞も他の細胞といっしょに、生物の発生以来、放射線と共存してきたのだから、脳細胞だけは放射線に弱いのだと言う説は奇異に感じる。しかし、私は専門知識を持たないので、そういうこともあるかも知れない。それにしても、放射線のおかげで白血病や癌になると言う話はよく聞くが、脳障害や認知症になるという話はあまり聞かない。

>20

 「自然放射線は安全だが、人口放射線は危険かもしれないから0を目指せばいいだけの話だ」という論旨なのか。それならレントゲンも原発も同じレベルで危険だから、逆に言うとレントゲンを節約して原発を増やしてもよいということになるのか。よく分からん。自然放射線だって、一度に大量に浴びれば人口放射線と同じだけ危険だと思う。ただ、そういうものは地球上には存在しないだけだ。自然放射線と人口放射線は、科学的にはまったく同じものだということは同意してもらえそうだ。また、屁理屈と言われそうだが、自然のものは安全で、人工のものは危険だとは言えない。地震も津波も台風も雷も自然のものだが、火事や親父と同じく危険なものだ。この議論は延長が必要かも。

>22 >23

 よく理解できない。

>26

 深い意味があるかもしれないが、今は理解できない。

>28 放射性物質による健康被害や死亡は、数多な事実があるからには、覆しようが無い。

 今回の原発事故の、その「数多な事実」を教えてもらいたいのですよ。多摩散人。



32. 恵也 2012年5月26日 10:38:49 : cdRlA.6W79UEw : VFI17IedtA
>>31 癌になると言う話はよく聞くが、脳障害や認知症になるという話はあまり聞かない。

判りやすく脳障害や認知症という表現をしましたが、本音は内分泌腺異常です。
ホルモンを生産する器官が壊されたりすると、種々雑多な病気になりそうです。

チェルノブイリ事故では7年後、作業員の癌はたったの1.6倍にしかなりませんが
内分泌腺異常は20倍近くになってました。

ーーーー引用開始ーーーー
表5 ロシアのリクビダートルの罹病率
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9705.htm

「医療新聞」1992年10月23日号から紹介する。
彼等の年齢は24、5歳で、全員が男性。書類に記入されている被曝線量は
5〜44.9レントゲンである。

自覚症状…頭痛、記憶力低下、めまい、衰弱感、労働能力低下(3分の2は
二級または三級の障害者)、意識喪失の発作、精力減退(11%は家庭崩壊
または不妊)、血圧の急上昇、苛立ちやすさ、局所的痙攣、骨の痛み、意欲減退等。

神経学的所見…種々の器質的変化を示す所見が見られた。すなわち、腱反射
亢進、足クローヌスその他の病的反射陽性(口、手首、足の)、ロンベルグ体位
の保持困難、頭蓋内神経分布不全、自律神経−血管運動神経失調症(87%)、
アクロチアーゼと先尖端のうっ滞、尖端多汗症、全身多汗症、顔面充血、皮下
浮腫、起立試験陽性、交互協調運動の障害、反復症、筋固縮、シンキネージア等。
(小林千枝子氏より)


33. 2012年5月29日 10:18:16 : 9OXCJRMQbg
>32 恵也さんへ。

 せっかくのご教授なのでお礼を言いますが、内容に関しては私は知らないし、本その他で読んだこともないので、今後そういう意見には気を付けておきますとしか言えません。また、「小林千枝子」という人も、インターネットではそれらしい千枝子さんは見つからなかった。どういう小林千枝子さんのどういう本か、教えてもらえれば、読んでみます。時間がなくて読めない場合もあり得るが。多摩散人。


34. 2012年6月03日 23:39:17 : 6hUosaCjPQ
>>24
稲がIAEAからも駄目出しされたってホント?
ソースおせーて。

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