(回答先: 方針変更 “ストレステストは参考資料”（今後はどう巻かれる？？） 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2012 年 9 月 26 日 14:07:21)

　反原発派から「規制で無く推進」と非難された人事。これまで開発推進にも関わった委員長は、今のところまともに仕事しているように見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（引用ここから）
　原子力規制委:ストレステスト「審査しない」…田中委員長

毎日新聞　2012年09月24日　20時30分（最終更新　09月24日　21時27分）

インタビューに答える田中俊一・原子力規制委員長＝東京都港区で２０１２年９月２４日、猪飼健史撮影（写真略）

　原子力規制委員会の田中俊一委員長は２４日、毎日新聞のインタビューに応じ、政府が原発再稼働の前提としてきた電力会社による安全評価（ストレステスト20+件）について「審査しない」と述べ、判断の根拠としない方針を明らかにした。既に３０基の１次評価が提出されているが、手続きは白紙に戻ることになる。

　政府は関西電力大飯原発３、４号機（福井県）の再稼働について、ストレステスト20+件を基にした「暫定基準」で安全性を判断した。しかし、田中氏は、来年７月中旬までに新たな安全基準を法制化し、それに基づいて再稼働の可否を判断する意向を強調。ストレステスト20+件については「（地震と津波に限定した）想定がこれでいいのかは議論がある」と疑問を呈した上で「参考資料であって、こだわることはない」と述べた。

　さらに「防災体制がきちんとしていないと、国民の納得はいただけない」と話し、避難計画などの整備を重視する考えを示した。

　また、再稼働の科学技術的な判断は「規制委がやる」としながらも「原発運転の是非は社会的、政治的判断を伴う。（規制委が再稼働を認めた原発を）動かすかどうかは政府、政治の問題だ」と述べ、政府にも責任があるとの認識を示した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（引用ここまで）

　でも気が付いたら元の方向、となっているのが世の常だ。監視を怠らないようにしなければ。 　

コメント
01. 2012年9月26日 18:11:21 : Re505fZL7o もともに仕事をしているという評価 これは正気かね？　一度この田中俊一なる人物が原発事故以前に書いた文でも読んでみたら。 信じられないくらい人がいいのう。今は反発を買わないために猫をかぶり様子をうかがっているだけだろう。 「めでたい思考」と表現させて頂く。
02. 2012年9月26日 18:21:45 : Re505fZL7o ↑ もとも→まとも　　失礼した。 めでたい思考の人とも当然連携はする。
03. 2012年9月27日 02:26:26 : ENyei5LAhE 最初は、このくらいのポーズはとるでしょう。 田中俊一（および、更田、中村など他の委員も）の問題は、原発の安全性とともに、高線量被曝を受容させようとする姿勢です。 100ｍｓｖ安全論、20ｍｓｖ以下のところに帰還させるべきで、その条件のある人は補償を打ち切るべきだ（田中）、大人と子供で放射線感受性に差がない（中村）などの暴論で、福島を中心とする子どもたち、住民を、「放射線と折り合いをつけて」（田中）暮らさせようとするのが、この規制委員会メンバーの一大特徴です。 また、もうひとつは、田中、更田が、もんじゅを経営する原子力研究開発機構関係（更田は、委員になるまで現役）であることから、もんじゅ（高速増殖炉）、再処理など核サイクル擁護体制という性格ももっています。 原子力事業者からの選出という違法性、国会採決にかける条件があったにもかかわらず首相任命とした法の濫用など、規制庁は、日弁連も指摘しているように違法性に満ちています。 今後、規制委員の決定に対して、法的な処置も含む広範な手段で戦う必要があります（そのことが可能です）。

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