原規委は、とりあえずまともな仕事を始めたように見える。前首相が辞任直前に原発再稼働への『最後っ屁』として組み込んだ『ストレステスト』が時間稼ぎ以上の機能が無い事は多くが指摘していた。
　あとは、この委員会の『独立性』がいつまで続くかだが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（引用ここから）

　方針変更 “ストレステストは参考資料”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120925/k10015279671000.html

9月25日 21時27分停止中の原発の運転再開の判断の前提とされ、電力各社が国に提出してきた「ストレステスト」について、原子力規制委員会は、再開の新たな安全基準を見直す際、参考資料にとどめる考えを示し、ストレステストの結果を審査してきたこれまでのやり方を事実上、白紙に戻す考えを示しました。

去年３月の原発事故のあと、政府が導入した「ストレステスト」は、コンピューター上で地震や津波に対する原発の安全性を確認するもので、運転再開の判断の前提になった１次評価は、ことし７月に再開した関西電力大飯原発の２基を含め３０基の結果が、国の原子力安全・保安院に提出されています。
原子力規制委員会の事務局、原子力規制庁の森本英香次長は、記者会見で、ストレステストの１次評価について、「安全性の評価には役立つが規制委員会としては参考資料だ。新たな安全基準はとらわれずに見直す」と述べ、ストレステストの結果を審査してきたこれまでのやり方を事実上、白紙に戻す考えを示しました。
国に提出された３０基の結果のうち、保安院の審査では四国電力の伊方原発３号機が「妥当」とされたほか、北海道電力泊原発などの６基で取りまとめが終わっていますが、原発の運転再開は改めて議論される見通しです。
一方、事故後の対策までを評価する「２次評価」について、森本次長は、「その要素も含め新たな安全基準を来年７月までに取りまとめる」と述べ、電力会社に２次評価の結果の提出を求めない方針を示しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー（引用ここまで）
関心が薄まれば見通しは解らない。

■全原発、一から審査　規制委員長 再稼働は来春以降：原子力規制委、「40年廃炉」厳格に
http://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/461.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 9 月 20 日 13:26:28: Mo7ApAlflbQ6s
　

コメント
01. 日高見連邦共和国 2012年9月26日 14:26:42 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk そもそも、『ストレステスト』という言葉自体が欺瞞だ。 『仮想条件におけるダメージシミュレーション』に過ぎんだろうに。 そして再び“万が一”起こちゃえば、また同じフレーズを繰り返すのさ。 「それは想定外（シミュレーションの緒元・条件に入っていない）」 こんな“言葉遊び”に腐心する連中に“我が子、我が孫”の命を預けるなんて、酔狂としか言いようが無いと思うが、如何？
02. 2012年9月26日 17:20:01 : 57KUAJcWuE 「数字遊びのナンチャッテシミュレーション」と私は呼んでます。 被曝者のストレステストは、やらんのかな。山下君のニコニコ理論の証明になるでしょう。ナンチャッテ。
03. 恵也 2012年9月26日 17:38:55 : cdRlA.6W79UEw : EJowh2YWzw >>01　『仮想条件におけるダメージシミュレーション』に過ぎんだろうに。 時間稼ぎのためにも目いっぱいやらせた方がいい。 でも原規委は原発を動かす役目の組織で、動かすのが前提の組織。 正体を現したのが「安全性の評価には役立つが規制委員会としては参考資料」 の言葉で時間を節約したもの。 二次ストレステストもフリーパスにするのは当たり前でしょう。 この組織はまったく役に立たなかった「原子力安全保安院」の看板が変わっただけだ。 それも総理大臣でさえろくにコントロールできない組織だという。 菅直人時代と異なり、マスコミではストレステストをほとんど取り上げなくなってきてる。 原発マフィアの反攻が本格化したと見るべき。
04. 2012年9月26日 18:11:31 : OgNtCnnwR2 時間を掛けると金も掛かる。 役所に出すのは検討資料だけだが、再稼働準備の工事は着々と進めてるわけで、ケチンボ電力会社は、金を突っ込むほどに、再稼働に邁進するでしょう。 稼働準備中の原発は、須らく再稼働反対するべきですな。止めるのは、早ければ早いほどいい。
05. 2012年9月26日 21:12:02 : 8fvRDAdblE ストレステスト以前の問題。 福島原発事故のベントで、圧搾窒素駆動の弁が格納容器内にあり、格納容器の圧力上昇によって、圧搾窒素の圧が足りなくなって動作できなかったというのは、極めて初歩的な設計ミスである。 過酷事故を想定しての十分な技術的バックアップには程遠い、未熟な原発技術といわざるを得ない。 つまり、猿が作った原発に、如何に技術的な評価を与えようとしても無駄なことだし、詐欺行為に近い。

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