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純粋な選択
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投稿者 金十字架 日時 2013 年 1 月 26 日 08:45:34: mfAWtS4GF8MpY
 

この世界の有り様のすべては
「存在そのもの」が
つまり"ここ"で言えば「人々」が
「何を('実際は')望んでいるか」を知る為の明確な証拠である

或る世界では未だに闘いが叫ばれて居り
そこには尚も何かに挑もうとする者が居る

その者は闘う姿そのものに酔いしれているのであり
それを自ら辞めようとは'思わない'

敵は誰でも構わない

何故なら"何かに挑もうとする"結果
そこに"敵としてのもの"が現れるだけだからである

しかし何故闘うのかと訊けば
一様に皆「平和を望んでいるから」であると言う
だから"渋々"闘いを挑んでいると言う者も居る

どちらが立て前で
どちらが本音だろうか

だがそうして葛藤の狭間で自身が混乱する「言い訳」ばかりしてたら
それでは平和へと向けて歩先はさほども進まないのである
そこにけして平和など永遠に訪れないかのようである

だからあなたの周囲の世界の有り様を手がかりとして見れば
「"本当には"自分は何を望んでいるのか」
という自身の「純粋な問いかけ」を周囲に放つ事が出来る

純朴な者は未だ足を抜けずに「反射の泥沼」で立ち往生している
もがくほどに反応しつづける"特定の感情"がその足を引っ張り続けるからだ

だがそこから抜け出る方法が無い訳ではない

平和を望む事が真に「純粋な選択」だと言えるのならば
あなたが人々の(そしてまたその中に住むあなたの)
満ち足りた倖せな状態だけをただ願い
「"そのように"-いつどこででも-ただ居る」ことでそれは可能となる

これは何も"一笑に付す"類いの'論理的価値の無い話'などではなく
自身の「感情の力」をどのように使うかという
まったくもって実務的で論理的な話なのだが
あなた方はこれ迄そうした話を
すべて妄想だと看做して来た経緯がある

私から言わせてもらえばあらゆることは妄想である
そしてまたあらゆる事は現実である
何故ならどんなものもそれをただ単に論理的なステップとして
実践出来る状態にあなた方があるかどうかだけが
(言い換えれば-なんであれ-それを「知る」レベルにあなたがあるかどうかだけが)
あなた(世界)にとって実利を得る常識と呼べるものになるからである

ただ単にそう言えるに'過ぎない'からでもある

中にはそうした世界を信じたいと願って
これまで絶えまなく信奉して来たとする者も居るが
それらの祈りが何故叶っていない様に見えるかと言えば
その人々らもまた常識と言えるものに浸かり込んで来た背景があり
そこに信ずべき"必要性"というものをもって
眼差しを向け続けることになってしまっているからだ

つまり一旦疑念として生じた感情を
絶えずひっくりかえそうと"挑みつづけて"いるのである

そこでの成果の無い経緯が長ければ永い程
「信じている」状態とは真逆の感情が湧き
ある種の観念の強化を引き起こすのは言う迄もない事だ

そこに生まれる感情はさらに足を引っ張り続ける力となる

人々に感じられて来た事のすべては
あなた方に信じられて来た観念に由来する

常識とは絶えずあなた方に生きる為のあらゆる指針を与えて来た
それは暗に暗闇を助長する物語でもある

しかしあなたが暗がりで壁にぶつかれば
一晩かけてそこから出られる方策にあなたは目を向ける
そして明け方にはあなた方は新たな方向性に向けて望みを持って出発する

そこに言える事は「望まない事も望みを生む」為に利用しているという事である

だが何を真実として知り
その上では人は一体何を求めるかということになると
そうした物語としての現実とはなんら関係のない所に浮かび上がるのである

あなた方はそれを知るチャンスを常に今に得ている
だがあなたがその肉眼に見続けている景色は常に僅かに過去であり
反応の賜物だ

遠くを見る程にあなた方は実際的には「心今に在らず」して
目先であったとしても常にわずか過去を見続けているのである

そして反応した過去に対して
更なる遅延を持って対処し続けようとしているのである

例えとして剣豪の剣先を反射的に見つめてしまえば
わずか0.3秒の間を縫って斬りつけて来る剣先には
あなたは反応する迄もなく斬りつけられてしまう

前回書いた「自己を明け渡す」と言うような表現には
感覚的な誤解が生じる可能性があるが
常に今の瞬間に自分を明け渡す事が
あなたの「想像に怖れる」ような事態に繋がる訳ではないのだ

あなたから恐れを取り払ったとしても
そこにあなたの個我性が消える訳ではない事を知るだろう

すべてを明け渡せないのは対峙するものに恐怖し続けているからである
あなたの中に対峙するものはあなた自身なのである

自我またはエゴといわれるあなたもまたあなただが
あなたそのものとしての「自己としての覚醒状態」が理解出来た暁には
それは当然の事ながらあなたの在り方が変容する

私はそれを試みとして言葉で伝えたいだけである  

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コメント
 
01. 2013年1月26日 19:10:04 : GQcF8j4nuT
(*^^*)v


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