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あなたの力の再生に向けて
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投稿者 金十字架 日時 2013 年 2 月 25 日 02:40:56: mfAWtS4GF8MpY
 

(回答先: 幻想の中に 投稿者 金十字架 日時 2013 年 2 月 24 日 23:25:24)

あなたが理由もなく病気になったと考える状況の背景には
多くの理由となる原因はきちんとある

それはいくつものあなたの抱く社会的なものに対する不満や
その由来となる否定的な考え方(観念)の影響である

あなたがなんらかの理由で意識の"ある"領域に対して盲目的となり得るのは
大抵の場合強い精神的なショックを呼び起こすトラウマを経験した事が原因かも知れない

あなたの前に二度と現れて欲しくないものをいつまでも恐怖に感じている限り
あなたは救われない

勿論目にしたくないものをあなたの意識は巧妙に無視し続ける事ができるかも知れない

しかしその結果表面的には問題が見られなくとも
無意識下にとる行動にはそれが現れることがある

どんなにそれが他人に迷惑をかけないものであっても
何かを怖れ隠し続けなくてはならないことなどはない

実際には意識しているその"見えない領域"に匿われた中に潜む観念は
けして消え去る事なくあなたの意識に常に働きつづけており
そこに「あなた」といえるものをじわじわ侵害している可能性がある

突然原因不明の病となって症状が襲いかかって来る場合とは
殆どがそうした隔離された意識領域から齎されたものであると見て間違いはない

そしてそれはあなたから切り離されたあなたの一部(記憶)の悲痛の叫びでもある

よく霊媒師が見る憑依した霊を悪魔かなにかだとして捉えるのを
我々は長らくこの文化的佇まいの中に確かに"息づくもの"として捉えて来たが
それはあなた自身から切り分けられたあなたの力そのものである

最近のハリウッド映画でメルギブソン主演の映画「それでも愛してる」には
まさにその光景がありありと描かれている

主人公の鬱が引き起こしたもうひとりの人格が自分を助け出そうとして自己内部に現れ
それに怖れる主人公やその家族を苦しめるというものである

そこに描かれていたのは完全に人の意識と云うものを見誤った理解が齎した
偏見による結末ではあったが人々を恐れから真の理解へと結びつける
シフトの役目は果たしていたかも知れない

こうした"事実"を理解すればあなたはそこにただ敢然と立ち向かい
全てを赦し受け容れ自分を迷い無く救い出す事ができる
受け容れるのは寛容な態度で迫る他者ではなく
偏見に満ちていた自己への赦しである

自分を非力と看做した自分に対する責めを赦すと云う事である

あなたにはその力が在る
そして誰もがそうで在る

愛の力は即あなたそのものである
(これは後に詳しく簡略的にわかりやすく説明したい)

故に「そこに感謝する」というのはどうにも変に聞こえるかも知れないが
感謝することと同質の心的感動の状態を維持する事によって
あなたは自己を愛し信頼した状態をいつどこにいても生みだす事ができる
勿論どんな場所にも感謝しない理由は見あたらない事も確かである
だが感謝する事に特別な理由は要らない
義務も必要性もない

無条件の愛があるように
無条件の敬い
そして無条件の感謝はぜんぜんあって構わない

ほぼ無思考で無条件のまま
反射的に何かを嫌悪し続けるような事が日課の人々がいるのだから
それは"大有り"だ

(あなたが他人に"自分の力を投影している"とされる時)
他者から齎される力(施し)に接するあなたは当然そこに感謝している筈だ
だからあなた自身の力にあなたが感謝すると云う事も別段変ではないと言える

あなたが常に今
"切り分けられ(外に投影され)た"あなたの力をすべて取り戻そうとすれば
(そしてその為の信頼すべき方策が見つかったのならば)
それは単にあなたがあなたで居られるという
この上ない喜びに再び繋がるというだけの事なのだ

あらゆる領域に向けて現在自己の痛みとして感じるものを見つけ出し
その部分的に切り分けられ奪われた力を
すべて取り戻そうと決意すれば良いだけだ

単にその事を認めるだけであなたの力はあなたの中に再生する
すべての力はあなたの中に在る
そのように看做せば良いだけだ
これは他人が決める事ではない

あなたの評価はあなただけが齎すものである
どんな正当な理由が掲げられても尚戦争が愚かしいと言えるのは
そうした自己否定のせめぎ合いの中に
物事を押し通す推進力を得られると勘違いしていく点のみに在る
自己の心の悲痛の叫びをただ無視する状況を全体でつくり出している事に在る

自分と繋がるのは唯一死であるとする戦争に於ける勇敢さは
根底に於いて過ちをただ繰り返す存在となってしまった人類への否定と
そうした自殺願望とも言える淘汰絶滅に依る別環境への転身願望の現れ以外の何ものでもない

これもまた環境を利用した完全な自己洗脳催眠によるものである

どんな理由があれそれが自分の力を否定する理由にはなら無いというのは
ここに理解出来るものであるだろうか

しかしあらゆる歴史も戦後も殆ど現在迄このひとつのやり方で押し通され
現行社会もまたそのような流れのまま築き作られて来たものである

それが維持される背後には毎年何万と言えぬ生け贄を累々と葬り去り
自ら死ゃ界制度の維持の為に身を差し出し続けている

かつてアメリカでは黒人の奴隷制度があったが
それらが一見表面的な解決を見た後もいまだ別の新たな差別は生まれている
この日本に於いても他国を蔑視し続け
その目はそれぞれの周囲の環境に対しても向けられている

それらは一向に人類の価値観(観念の性質)が変わる迄
継続されるもののように思えてならない

こうした社会が今や当たり前だとしそこに併せ続けようとすることができるのも
自分の力を自ら切り売りして社会制度にその力を与えている人々が居る'おかげ'である

何が自分にそうさせているのかに対して自らに問うことなく
ただ周囲に流され盲目的になってしまえば
そこに自分を見失ってしまうだけであり
そうして自分が自分と言えない状況を維持するのは
耐え難い痛みを耐え続ける事を覚悟するも同然の行為である

それが何か戦中や戦後の時代とダブらせ
人が耐えるべきを自らも耐えるのは当然だとして
全体でそのように没していくのである

くどくどと賢明な方々に向けていちいち蛇足かも知れないが
自分にないと感じるものを
他人に見て惹かれるのは自分の中にその力を見ようと云う
良い影響を期待しての事だが
本当にそれが「したい事」であるのかについても
よく吟味し考える事をお勧めする

ただ自分にその力がないと云う事を自分に突きつける為だけに
明確な意図なく何かを欲しがってみるのだとしたら
それはただ自己の力の否定することのみに繋がることとなる

弱者としての立場からただ自己を眺めてしまえば
非力なものを救う強者に増々あなたの力は奪われる
それがヒーローであれ何であれ

密教で自己否定の為に何かを羨望する事を「欲」として定義し
人々を諌めた事はなんら間違いではない

欲する事への分別を文字に表せばそのようなこととなるだろう
そしてヒーローとしての力は何より自分の力の中に見るものである
万物の力との一体を見出す事にあるのである

密教の真言も気功も意識的集中による自己催眠と洗脳であり
集中により生み出す意識の変性状態の中に
自己暗示によって有効的な観念の履き替えを可能としその力を利用している

何かを求めるのであれば自分の力を
一切どんな理由があっても否定しないという決意を固める事である

できれば自我の曖昧だった子供時分の様に純粋な観念を取り戻し
時間の概念も理解しなかった頃に
なぜあれだけ時間の流れがゆったりとすべてが明るく感じられたかを
理解に試みては如何だろうか

純粋な自分の感情や感覚の変化に敏感な状態が
如何に自分の宝を得る事に繋がるかを再確認する事だろう

そこにあなたは本当の自己を否定して力を小さく感じることが
何故人の為になる事なのか理解出来なくなるだろう

如何に時間を掛けて自分を少しずつ侮辱し
他者の喜ぶ観念へと履き違えをさせて来たかに気づき
自分が自分で無くなっている事にぞっとするだろう

「自分が自分で無い」事を経験することによって感じる
自己否定の痛みを朧げなものにする為には
似た観念を持つ集団の中に紛れて自分を薄らげていく事が
自分に一時の安心感を齎すことになどならない事を改めて理解するだろう
 

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