あなたが、絶対的に何かを認めないという時に、
あなたの意識に登り詰めている感情とはどんな感情だろう。

ロッキーという映画では、闘う事になる宿敵の写真をトレーニング部屋に置いて、
常にそれを眺めて闘志を燃やしていた。

彼は行動によってではあるけれど、自分の認めたく無い物、
つまり、何かを変えようとして、自らの意思で、
その苦痛の現場を創り上げ、そこを乗り越えようと向き合っていった訳だよね。

ロッキーは自分の望む所に常に意識をあわせていたと言える。

あなたの意識が、あなたの住む部屋だとすると、現在、あなたもロッキーのように、
部屋に、嫌いな者、宿敵の写真をべたべた貼って居るという状況になるね。

そして、つかの間の安らぎを求めて、フィアンセの写真を眺めたり、遭いにいったりね。

さて、そこに本質的な違いがあるとすれば、あなたはロッキーのように自らの意思で、
その苦痛の現場を作っている、と自分に対して断言できるのかどうかと云う事。

意識の世界に無意識と云うものはない。

通常の意識に感じられない領域があるとは言っても、
あなたは自分のすべての事を無意識の「責任」には出来ないんだよ。

あなたが今どんな環境に居ようと、苦痛を感じていようと、
意識的に「今の自分の苦痛は自分の力で作ったんだ」、と力強く言えないなら、
あなたに「自分の100%の力を感じる場所はそこには無い」と云う事なんだよ。

意識にただなんとなく感じている世界から、
積極的に自分の意思の力で、自分の感じるものを変化させていく力を得るには、
全てを認めて受け入れると云う事がまず必要なんだよ。

すべてどんなものでも、意識が先で、行動や形はそこについて来るものなんだ。

「意識する」だけであっても、あなたのすべての行動と等しく、
意識する事への責任の取り方というものはちゃんと生まれている。

けれど、見るとあなたはまだ、それを自分の無意識の所為にしてるようだけどね。

あなたが体験する事になる認められない物事と、
あなたの常日頃の意識、心の態度にはちゃんと因果関係としてのものがある。

あなたの無意識的な心の働きからも、あなたが体験する事は日々、
あなたから生まれているんだよ。

あなたが自分の意識にきちんと責任をもって、意思を常に前面に持って居れば、
あなたはそこに自分の力を感じられるようになってくる。

あなたの意識に有る感情が、あなたの存在する場を変化させ、
あなたが他者の影を利用して、あなたの望まない感情を揺り起こしている。

自分の意識が何故、そうした状況を創りつづけているのかと云う事をきちんと理解すれば、
あなたは自分の身をもってそうしたものから自然と離れる為に必要な理解を手に入れる。

自分の力を取り戻すとはそうことだよ。

それから、ひらがなを使うことの意義と、これまでの内容との方向性のギャップにとても違和感がありまして、今後に期待致します。

あなたは、その探求への欲求の素直さのままに、先へ進んでいって欲しいと思います。

あなたの祈りはそこに同調する人を引きつけると思います。
そこにある祈りの言葉も大変素晴らしいものです。

これは囁かな希望ですが、
あなたには、誰かしら嫌悪するものへと、人々の意識を集めさせるよりも、
そこと真逆のベクトルへと、人々の意識を導く、
祈りの言葉を作り続けていって欲しいと思います。

それは純粋な作業です。あなたのブログはそうした発展性を秘めています。

そして私もコーヒーが好きです。