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原発の比率をめぐる「意見聴取会」から電力会社関係者を排除する政府に異を唱えた橋下大阪市長の「民主主義」観
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/412.html
投稿者 あっしら 日時 2012 年 7 月 23 日 16:20:35: Mo7ApAlflbQ6s
 


 NHKの「メルトダウン 連鎖の真相」という福島第一原発事故の検証番組についてあれこれ考えていることで関連してきた投稿である。

※ 「「SR弁」・「配管漏れ」・「物資調達」を持ち出したNHK「メルトダウン連鎖の真相」のマヤカシ度やデタラメ度を検証(前編)」
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/781.html


 「意見聴取会」は、2030年の発電方式別電力供給比率とりわけ原発による電力供給の比率を策定する前段階として、国民からも公開で意見を聞こうという催しである。

 この意見聴取の過程で、東北電力や中部電力の従業員が意見表明を行う機会を与えられたことが問題視され、野田首相は、電力会社関係者からの意見表明を断るよう指示した。(その後も、中国電力が組織的動員で意見表明の機会を得ようとしていたことが発覚している)


 橋下大阪市長は、このような政府の動きに異を唱えたわけである。
 前にも書いたが、橋下氏は相変わらず、ある層についてだが、気持ちの“つかみどころ”をよく知っているなあと思わせる対応をしている。

 未曾有の放射能放出事故を起こしたことだけでなく、電力会社が経産省(通産省)と一体で組織的に“原発安全神話”創造に関与していたことが知れ渡っている今では、政府が主催する「意見聴取会」なるもので電力会社の関係者が意見を表明することに強い怒りや違和感を抱く人が多いのは当然であろう。

 その一方で、民主主義や平等の観点に照らせば、橋下氏のような論も成り立つ。

 橋下氏は、電力会社の関係者に意見を述べさせることに多数が反対であろうという認識のもと、民主主義や平等という理念を支えに、「電力会社の意見も一つの意見。公正な手続きで選ばれたなら、どういう意見だったとしても聞かないといけない」(産経新聞記事)と異を唱えたのである。

 橋下氏がどこまで認識しているかはわからないが、ときとして独裁も辞さないと表明している自分が民主主義の擁護者のように振る舞い、大方が声高に民主主義を叫ぶ人でありながら「意見聴取会」から電力会社関係者の排除を求める“自己矛盾”を際立たせようとしたワケである。

橋下氏の考え方に強く反対する立場として、その理由を述べたい。


● 「意見聴取会」は電力会社が意見を表明する場なのか?

 橋下氏は、電力会社の従業員も国民の一員であるという観点ではなく、「電力会社の意見も一つの意見。公正な手続きで選ばれたなら、どういう意見だったとしても聞かないといけない」というレベルで論を立てたことで大きくしくってしまったと思う。

 電力会社は、公共性が高い認可事業者として、毎年提出しなければならない電力供給計画の提出から料金の決定まで、政府との“一体性”が求められている事業者である。

 この電力供給問題関連で言えば、電力会社は、ことさら「意見聴取会」なるもので意見を述べずとも、「意見聴取会」の聴き取る主体である政府にいくらでも意見を具申できる立場である。

 原発の建設・運営そのものが、政府の主導で電力会社がやらされてきた事業と言える。その結果が、“原発依存症体質”の電力会社を生んだのである。

 総括原価方式で原発施設もそれを建設するための借入金債務履行も、“権利”としての利益に上乗せできるネタであり、原発建設に伴う地元の反対も、電力料金に転嫁されている国費を使った懐柔策で乗り切れ、最低でも19兆円まじめに試算すれば70兆円とも言われている「核燃料サイクル」(原発の後始末)のコストは、“未来任せ”や“政府任せ”で知らん顔ができるのが電力会社である。

 「意見聴取会」のテーマである「2030年の日本の方式別電力供給比率」は、そのまま、公共性の高さを認められ地域独占構造も認められている電力会社の経営の在り方を決めるものでもある。
 そして、「意見聴取会」なるものを開催したのは、それについて、放射能の害に怯えることのない生活の安寧のみならず、電力料金を支払う立場として電力料金の高低で影響を受ける一般国民からも意見をうかがいたいため(建前だが)であろう。

 電力会社は、ダイレクトの利害関係者である。
 さらに言えば、電力会社は、どのような発電方式を求められるようになっても、中期的にはしかるべき利益が得られる仕組みと権益を与えられている。(但し、使用済み核燃料まで資産になる原発のほうが利益額は大きい)
原発を廃炉にするにしても、その費用を負担するのは電力料金を支払う一般需要家とされている。

 「意見聴取会」は、電力会社の事業活動に否応なく影響を受ける一般国民(需要者)から意見を聴取する場であり、電力会社が政府に意見を述べる機会があってもいいとする橋下氏の論は成立しないのである。

 いわゆる有識者や研究者も、政府の諮問会議・テレビ番組・新聞に掲載される論考記事などを通じて、自分の考え方を公表しひとに影響を与える機会を一般国民よりは有していると言えるだろう。

「意見聴取会」は、意見を公表する場がほとんどない人への“場の提供”が基本的な役割だと考えるべきであろう。

 このような意味で、当初から、「意見聴取会」で意見を表明できる範囲に、電力会社関係者(子会社や一定比率の取引先・生計を共にする家族を含む)や電力事業にかかわる研究活動を含めない手続きが必要だったのである。

 このようなことから、橋下氏が電力会社の従業員も国民の一員であるという観点で異を唱えていても、受け容れることはできない。

 政府が、どうしても、そのような機会が必要だと思うのなら、別の場を設定すれば済むことである。


● 意見表明者の公平な選出とは

 橋下氏は、「電力会社の意見も一つの意見。公正な手続きで選ばれたなら、どういう意見だったとしても聞かないといけない」と主張したが、このような「意見聴取会」で意見を述べる人をどのように選べば公正と言えるのだろうか。

 ざっと考えると、二つほどあると思える。

 一つは、会場別に意見表明を求めた人から抽選で決めるというもので、もう一つは、@からCの電力供給方式比率の“支持割合”に応じて、会場別に選択肢ごとの意見表明数を決め、誰が意見を表明するかは抽選で決めるというものである。

 最初の抽選方式であれば、意見表明申し込みに組織的動員をかけるところがあると、その組織の意向を代弁する人が意見を述べる確率が高まり、公正さが損なわれるとも言えるだろう。

 二つ目は、選択肢別支持状況を知るために、国民投票的手続きが最初の段階で必要となる。
 私は、1ヶ月という極超短期の意見を聴いて済ますという態度は受け容れがたいので、まずは世論調査的国民投票を行い、その結果をベースに議論する機会をつくることが公正さを担保するものと考えている。

 せっかくの機会なので、橋下氏の発言からは少しずれるが、「意見聴取会」について思うところを述べたい。

● 「意見聴取会」は政策決定に意味を持たないイベントである

 「意見聴取会」という名称でわかるように、このイベントは、あくまでも、政府が国民の声を聞くということでしかない。
 政府が1ヶ月間で数百人、数千人の声を聞いたとしても、国民の意向を知ることにはならない

 「意見聴取会」という得体のしれないものを、1ヶ月という短い期間に限って開催し意見を聞くというくらいなら、その結果が政策を縛られないという条件の“世論調査”レベルでかまわないから、国民投票的方法で国民の意向を探るべきである。

 さらに、「意見聴取会」のテーマが、「脱原発」の是非ではなく、「2030年の日本の方式別電力供給比率」というのもおかしなものである。
 まずは、福島第一原発の事故を踏まえ、原発をやめるか続けるかが問われなければならない。
 「日本の方式別電力供給比率」は、その次の段階で議論されるべきテーマだと考える。

 3.11以降の日本にとって、原発問題は、たんなるコストでどうこう言えない生存様式をめぐるテーマなのである。

「2030年の日本の方式別電力供給比率」の選択肢として示されている3つ自体が、茶番なのである。

@原発ゼロ:再生エネルギー35%:火力65%
A原発15%:再生エネルギー30%:火力55%
B原発20〜25%:再生エネルギー25〜30%;火力50%

 まず、この比率の分母になっている年間1兆Kwhという電力需要の構造がまじめに議論されなければならない。
 総需要は仮にそうであっても、電力供給活動は、ピーク需要に合わせなければならないという隘路があり、夏場のある期間のある時間帯の電力需要に応えるためだけで全国で3千万Kwhの超過的発電が必要になるという構造になっている。
 これまでほとんど“蓄蔵”できなかった電力を電気自動車や大型蓄電池を活用して蓄蔵することでピークカットを行えば、最大発電能力を20%は優に引き下げることができる。
 供給が不安定な発電方式である風力や太陽光も、蓄電と絡めば活用法ががらりと変わってくる。

 また、石炭から天然ガスまでと幅広い火力を一括りで考えることもできないし、「原発がゼロ」だから「再生エネルギー35%:火力65%」だとか、「原発20〜25%」だから、「再生エネルギー25〜30%;火力50%」だというわけでもない。

 「原発0:火力65%」・「原発20〜25%:火力50%」といった選択肢の提示は、「火力=二酸化炭素排出→地球温暖化」という潜在意識に働きかける意図があると推測できる。

 「原発0:火力50%」で「原発20〜25%:火力65%」という比率もあり得る。
 だからこそ、まずは、原発を維持するのか廃止にするのかという選択がなされなければならないのである。


● 「意見聴取会」は新たな“世論操作”手法の一環

 これも米国発のものだが、世論操作テクニックとして、今もてはやされているのは、議論の場を通じて考え方を変えていく手法である。

 これまでのように受け身的な相手をある方向に誘導するのではなく、主体的に議論に参加させるなかで、考え方をある方向に誘導しようという手法である。

 概要を言えば、企業や権力機構が望ましいと思っている方向を共有する有識者(口先がうまい人)を“仕切り屋”とした1泊2日ほどの議論の場に参加した人は、けっこうな割合で望む方向に意見を変えるという実験から導き出された手法である。

 実を言うと、この仕掛けは、つい最近、NHKが大々的に“社会実験”を行った。

 NHKは、7月14日夜に「激論 ニッポンのエネルギー」という視聴者参加型の討論番組を生で放送した。

 視聴者は、FAXやインターネットで意見を表明することができ、番組が提示する設問に答えることもできる。

 “社会実験”というのは、番組が、番組冒頭と番組最後に同じ設問で意向を調査したからである。

設問は、前述した2030年に望む電力供給方式の比率である。

@原発ゼロ:再生エネルギー35%:火力65%
A原発15%:再生エネルギー30%:火力55%
B原発20〜25%:再生エネルギー25〜30%;火力50%
C その他・わからない

[番組冒頭]
@51%A30%B18%C3%

[番組最後]
@44%A35%B17%C4%


 むろん、これらの値が視聴者の選択結果を素直に示したものなのかもわからないが、NHK関係者は“生”のデータを持っているのは間違いないから、番組のような手法が、“世論誘導”により効果があるかどうかはわかる。

 放送された内容によれば、参加者の絶対値は変わっているのだろうが、1時間20分ほどの討論番組に参加した人の7%は、原発ゼロから意見を変え、原発15%(5%増)や判断できず(1%増)に移ったと言える。
 原発20〜25%も18%から17%に減少しているから、“生データ”である可能性もある。

 とにかく、権力機構やその報道機関であるNHK(その他の主要メディアもだが)は、常人には計り知れないほどえぐいのである。
 私も含めて、あれこれ言う人のことをうかつに信じてしまえば地獄に引き連れられてしまう。いつまでもと言うわけにはいかないが、ものごとの正否はぎりぎりまで考え抜いて判断しなければならないと思っている。


 

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コメント
 
01. 2012年7月23日 16:34:14 : s6Cq07Jqv2
橋下氏は 方法論はなんでもよいので ただ目立ちたいだけ
あとは、なにもない

また 一週間もたたないうちに 言うことが違ってくる

やっぱりこのお方は 市長レベルだね


02. あっしら 2012年7月23日 16:36:24 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

意味が不明の表現がありましたので、お詫びと共に訂正させていただきます。

【修正箇所】
「「意見聴取会」で意見を表明できる範囲に、電力会社関係者(子会社や一定比率の取引先・生計を共にする家族を含む)や電力事業にかかわる研究活動を含めない手続きが必要だったのである。


【誤】
「電力事業にかかわる研究活動を含めない手続きが必要だった」

【正】
「電力事業にかかわる研究活動者を含めない手続きが必要だった」


03. 日高見連邦共和国 2012年7月23日 16:40:02 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A

俺は断固、福島の“意見聴取会”に選出されたいと“強い念”を送っています。

言うまでもなく俺は“原発即刻撤廃”論者だが、何個かの“条件”を確約されるなら、限定的原発再稼動を許容する準備がある。

また、充分な情報開示と議論の深まり、それに伴う国人的同意の形成の末になら、原発の継続的運用も認めざるを得ない、と思う。
だって、民主主義・多数決の国だもん。

でも、だからこそ、『継続的な原発再稼動』を認めるための“最低条件”を明確にしたいと考える。
その“視点”から、俺は『20〜25%』の主張の立場で、意見を言いたいと思う。
(その方が選出され易いだろうし)


04. 2012年7月23日 16:51:29 : rYdHGl0Jjs
原発比率はどれが良いのかを問うのではなく、原発は是か非かを問うべきである。

05. 2012年7月23日 16:51:40 : f1kJu4bmNA
原発を温存したい既得権益者(電力会社及び原発運転関係者、原発製作会社、それらをま天下り先とする官僚等)のやり方を糾弾すべき。
@国民の意見を聞くなら国民投票すべき(国民投票では0%となるので、意見聴取)
A原発寿命40年で脱原発なら20〜25%の選択肢は存在しない
B発言者の人数が、0%、15%、20〜25%で同数なのがそもそもおかしい
 各々の発言者数は、各々に賛成する国民の比率にすべき(国民投票すべき、
 その後、国民投票をしたら、圧倒的多数になりそうな0%の発言数を倍にした
 が、それでも不公正:但し、過半数を超えるとの認識があることは判明)
 *各会場での比例にすると、原発利権者が組織的に発言を希望し、
  対抗策で脱原発派も発言希望者が増加し、15%の発言は無くなると考えられる
 *20〜25%の発言者が、原発利権者になるのは、最初から自明
  脱原発でも発電コストは変わらないが、原発利権者の給料が無くなり、
  海外への天然ガス代となるので、原発利権者は必死

原発代替は、国立公園内を全て開発可能にする地熱発電しかない筈だが、
ソフトバンクを儲けさせる為、メガソーラーを高額買取している。


06. 2012年7月23日 16:54:58 : FuHLQ6SUcg
何が民主主義観だ。橋ゲの持ち上げ過ぎだ。

07. 2012年7月23日 17:33:46 : 6bpJG4ZFxI
原子力委員会の計算は500炉年に一度、
つまり50基原発があれば10年に一度事故が起こる確率
始末するのに四半世紀で100兆円と試算される

経済はさておき、気持ち悪くてこの島に住みたくない
外人は来ない、列島人は逃げ出す、子供は生まん

なにをトンチンカンな議論をしてる


08. 2012年7月23日 17:52:33 : 4wQHigiXKg
>民主主義や平等の観点に照らせば、橋下氏のような論も成り立つ

電力は、電事連の下マスゴミを使って散々言いたい放題を言ってきた。そのとき国民は対等にマスゴミを使って反論出来る機会は与えられなかった。
そんなアンフェアな一方的な言いたい放題をやってきた電力が、それにも足らず国民の意見を求める聴取会まで乗り込んで再び言いたい放題を言うことの、どこが民主主義や平等だ?

民主主義のはき違えもいい加減にしろ あっしら!


09. 2012年7月23日 18:02:36 : NSmLqqVVBc
従業員が公聴会の場で発言している。と言うことは、電力会社は正式には、世間に対して、会社としての意見表明をしてないのだろうと判断している。じゃあ

全くしてないかというと、チャンとなさっているであろう。役人、政府関係者、諸政党の幹部等にはね。なんていってるのか、みなさん知りたくないですか?

会社が意見を伝えている相手が、公聴会をひらけないので、ワンクッシオンをおいて、民間に投げている。

責任の所在はなく、公聴会を勝手にデザインし、その様子を勝手に解釈した報告書を民間からもらい、議論は尽くされています、皆さんの総意はこうですとなるのかな?

まずは、電力会社に意見表明させよ!

会社の意見と違うならば、従業員は、会社内で議論をする努力をすべきだろう。内で議論してなくて、外で言いたいのならば、何故、内でできないかの事情説明が必要になろう。


10. あっしら 2012年7月23日 18:11:48 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

08. 4wQHigiXKgさん、コメントありがとうございます。

【引用】
「>民主主義や平等の観点に照らせば、橋下氏のような論も成り立つ

電力は、電事連の下マスゴミを使って散々言いたい放題を言ってきた。そのとき国民は対等にマスゴミを使って反論出来る機会は与えられなかった。
そんなアンフェアな一方的な言いたい放題をやってきた電力が、それにも足らず国民の意見を求める聴取会まで乗り込んで再び言いたい放題を言うことの、どこが民主主義や平等だ?

民主主義のはき違えもいい加減にしろ あっしら!」

【コメント】
 文章表現が稚拙な私が悪いとも思い、あまりにひどい読解力にいちいち反応するのもどうかと思っていますが一言。

 電力会社のこれまでの振る舞いにについてあなたがあれこれ言っていることに類似した内容は本稿でも触れていますよ。

 「民主主義のはき違えもいい加減にしろ あっしら!」は、「民主主義のはき違えもいい加減にしろ 橋下!」ならわかりますが、頓珍漢な非難ではありませんか?

 私は、今回の「意見公聴会」について、一般論や抽象論の民主主義は適用できないと言っているのですよ。

 「民主主義のはき違えもいい加減にしろ あっしら!」とどうしても言いたいのなら、民主主義や平等の観点に照らして、橋下氏のような論が成り立たないことを説明した後にしてください。
 念のため、一般論ですから、電力会社のこれまでの言動云々は根拠にはできませんよ。


11. あっしら 2012年7月23日 18:19:59 : Mo7ApAlflbQ6s : DvLZNEv2EI

06.のFuHLQ6SUcgさん、コメントありがとうございます。


>何が民主主義観だ。橋ゲの持ち上げ過ぎだ。

 私は、民主主義者でもなく、民主主義を良いものだとも思っていませんから、「民主主義観」という言葉を使ったからといって橋下氏を持ち上げているわけではありません。

 あなたのように、橋下氏を「橋ゲ」と読んで憚らないひとは、ひとの外見まで持ち出してあれこれ言う橋下氏に近い心根の持ち主ではないかと疑ってしまいます。


12. 2012年7月23日 19:44:28 : Mo4kArjA92
うーーんと。
民主主義というより、
橋下の考え方の基本てのは弁護士倫理的なものでしょ。
どんな凶悪犯でも弁護するときは全力で擁護する。
あるいはどのような悪法であれ、規定であれ、法であるかぎりは守るとか。
法曹家的な発想でものを言っているようにみえるな。
ま、あまり真剣に橋下の思想の底にあるものがなんであるか慮ってみるつもりもないのだが。

13. 2012年7月23日 20:36:39 : 4wQHigiXKg
>>10

「民主主義のはき違えもいい加減にしろ あっしら!」と書いたが、もちろん橋下などはわざわざ言葉に出して言うまでもない、こんな節操の無いクズは非難する価値も無い。

その後で宛先がどうかとも確かに思ったが、あえてそのままにした。
「・・・論も成り立つ。」との発言の一点で、お主にそのような思考がある人物であると見てとったからだ。
お主の後段の橋下批判などあろうがなかろうがどうでもよい。


14. 2012年7月23日 20:41:18 : QmyrjoZuIs
やっぱり到頭「あっしら」の本音が出て来た。

>私は、民主主義者でもなく、民主主義を良い物だと思っていませんから、「民主主義観」という言葉を使ったからと云って橋下氏を持ち上げているわけでもありません。

橋下からはなれられないコメントをみてそうではないかと思っていたが、独裁全てを運ぶなんて云うのは今地球上で無くなりつつある考え方だ。

阿修羅の皆さんこんなのに関わることは無駄でしょう。


15. 2012年7月24日 00:00:05 : gppFvfVTD6
実際には、
B原発20〜25%:再生エネルギー25〜30%;火力50%
に賛同して応募している人なんて電気会社員しかいないのではないか?
ここから電気会社員を排除すると、ひねくれ者とかカルトボスばかりが意見表明をする可能性があるから
電気会社員は1名までは認めるべきだと思われ。

16. ready critic 2012年7月24日 00:36:06 : tcJASwiT7yVjc : R3bYUzKh1I
あっしら氏が言うところの「民主主義や平等」の意味がわからない。

この件における橋本発言への批判=意見聴取会なるものへの批判、は違和感はないし極めて的確な内容だ。

だから、仮にあっしら氏自身の橋下批判だけを拠り所にしたとしても、橋本の発言は「民主主義や平等」の観点からは成り立た"ない"論である。
形式的、外形的な平等論を操り、中味は非民主的で不平等な論だと言える。
さらに言えば公平・公正でもない。

結局橋下発言は詭弁である。
言葉を言葉遊びレベルで弄んでいるだけの屁理屈である。
とても巧妙とは言えない言葉遊びレベルの詭弁だから誰でも違和感を感じる。

あっしら氏の文章力の高さも敬意を払うに値する。
だから余計に「民主主義や平等」という言葉・概念をどうも常識的な意味で使っていないのではと思われるのが不可解である。

ついでに橋下の低レベルな発言について蛇足的に付け加えると
彼の発言にはすぐに気がつく詭弁やすり替えが多い。
本人は他人がそれで煙に巻かれていると思い込んでいる節があって、とても有能な政治家などとは思えない。
逆に言葉で白を黒と言いくるめることが可能だと信じている愚か者である可能性が高い。

日の丸・君が代強制についても、教師がルール(条例)を守らないから生徒の非行が減らないなどと、屁理屈にもならないことを平然と言ってのけ、しかもその他にまともな理由はなに一つ上げることができなかったのに何故か勝ち誇ったような顔をしていた(因みに私は公務員・連合の敵だが)。
この発言も突っ込み処満載だった。

まあ言いたいのは今回の橋下発言も過去にいくつもあった見え透いた詭弁の一つだということ。


17. 2012年7月24日 08:24:42 : 7RU088Xctk
投稿文に同意。

NHKの「激論 ニッポンのエネルギー」は、
高画質で録画して、リアルタイムでも見たけど、同じ感想。
「同じ設問を番組の冒頭と最後で。」は、NHKがよく使う手だよね。

>これらの値が視聴者の選択結果を素直に示したものなのかもわからないが、

最初から用意しておく数字だと思っている。1qmOy4Hy0U


18. 2012年7月24日 09:22:48 : FQuprmjf0A
このNHKの番組は、原発依存15%へ導くための洗脳番組。1の案が多いように見せかけて実際は2の案と3の案を足せば1より大きくなるように仕掛けている。

はっきりしている。一見公平を装いながら実は洗脳で原発維持をもくろんでいる。

橋下の意見など問題外。


19. 日高見連邦共和国 2012年7月24日 18:02:53 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk
ぐわぁ〜!!
さっき、『国家戦略室』ホムペ確認したら、意見聴取会の福島会場の募集要項で、こんな文言が!!

※福島県にお住まいの方または、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故により福島県から他の都道府県へ避難して生活している方の参加に限ります。

それでも俺は“諦めずに”申し込みだけはしたがネ!!


20. 2012年7月25日 02:48:40 : 7RU088Xctk
>>17です。

「番組冒頭の時には○○という誤った考え方をしていた視聴者たちも、
(番組を見て理解して、)番組最後の時には××という正しい考え方に変わった。
(だから、他の視聴者たちも同じようにしなさい。)」

というコンセプトで作られたのがこの番組である。
だから、冒頭と最後の“数字(の移り変わり)”は、
最初から用意されていたもの(=番組のキモ)であり、
視聴者の選択結果とは無関係である。

と、思っている。と、言いたかったのです。1qmOy4Hy0U


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