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〔文藝春秋〕「税金を払っていない大企業リスト」と〔日刊ゲンダイ〕「消費税10%なら大企業は6兆円のボロ設け」
http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/833.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 8 月 26 日 17:47:57: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/4668409.html

【文藝春秋】「税金を払っていない大企業リスト」と【日刊ゲンダイ】「消費税10%なら大企業は6兆円のボロ設け」(TABIBITO

2012/4/11(水) 午前 0:15

本日発売の「文藝春秋」5月号の、中央大学名誉教授・元国税庁職員である富岡幸雄氏の「税金を払っていない大企業リスト──隠された大企業優遇税制のカラクリ」は、注目すべき小論文だ。

筆者の富岡幸雄氏は、1925年3月20日山梨県生まれ。中央大学名誉教授。日本の租税学者で文芸評論家である。1950年中央大学法学部卒、同大学院商学研究科修士課程修了後、国税庁、大蔵事務官、国税実査官を経て中央大学商学部教授となった。放送大学客員教授、通商産業省中小企業承継税制問題研究会座長、政府税制調査会特別委員など数々の役職を歴任し、税や会計に関する著作も多い。

1987年の中曽根内閣の売上税導入の際には、同じ「文芸春秋」(1987年3月号)で「税金を払わない大企業リスト」を発表し、9大商社のうち7社が大きな利益を計上しながら法人税を払っていないなど、日本を代表する企業が法人税を払っていなかったことを明らかにし、この記事が反響を呼び、売上税への反対世論を喚起し、廃案に追い込むきっかけになったとも言われる。

富岡氏は、今の国論を二分する消費税増税論議の中で「日本の税制に存在する欠陥が見過ごされている。見過ごすには大きすぎる欠陥であり、この穴をふさぐことで、消費税増税の論議は、新たなステージに進むことになるだろう」と述べている。

その欠陥とは、「大企業や高所得者の資産家に対する優遇税制」にあるという。

日本の法人税は、表向きは「国税である法人税率が30%」「地方税の法人住民税、法人事業税、地方法人特別税を合計した『法定実効税率』は、40.69%」で、外国に比べ「高い法人税率」だと言われ、そうした批判を受けて、2012年4月から38.01%、2015年4月から35.64%と軽減されることになったという。

しかし、「税額は『課税ベース×税率』で加算されるので、現実は課税ベースである課税所得は、「タックス・イロージョン」(課税の侵食化)や、「タックス・シェルター」(課税の隠れ場)により縮小されて、実際の納税額は軽減されている」と富岡氏は述べる。

さらに、「大きな問題点」として、「巨大企業の税負担が極端に軽いこと」とし、グローバル化の中で「国際課税の欠陥により、多国籍化した巨大企業が世界的スケールで税逃れをし、税源を海外流失させ」「結果として、日本の財政は税収減を生じ、歳入調達機能を著しく喪失して、財政赤字の元凶となっている」と指摘する。

また、「企業が実際に負担する法人税額の軽減は、法定税率より、企業利益相当額に対する法人税納付額の割合=「真実実効税率」によって導き出されるべきだ」としてその実態を明らかにしている。

「真実実効税率」でみれば、「資本金100億円以上」の巨大企業の負担水準が最も低く、わずか15〜16%の低水準で、法定税率(30%)の半分のレベル。逆に、「資本金5000万円〜1億円未満」の中小企業は、最も高い負担水準にあり、28%〜29%。中小企業が限りなく法定税率に近いのは、税逃れの温床である海外展開が、中小企業には難しいからだという。

そして次のように述べる。
「高いとされる日本の法人税を、ほぼ法定税率通りに払っているのは、グローバル展開している大企業ではなく、黒字を出した中小企業なのである。日本の法人税の現状は、『巨大企業が極小の税負担』で、『中小企業が極大の税負担』となり、企業規模別の視点では『逆累進構造』となっている。
 こうした不公平が生じるのは、課税ベースである課税所得が政策税制や法人税制の仕組みの欠陥に加えて、税務会計システムのメカニズムなどによりゆがめられているからである。」

私は、さっそく、知り合いの中小企業経営者にこの小論を読んでもらった。「そうなんだよ。われわれ中小は、苦しい中でがんばればがんばるほど税金を持っていかれる。何も抜け道はないんだ。一方、大企業は、抜け道がいっぱいあって、儲けに比べて負担は少ない。おまけに、われわれは、大企業から、どんどん買い叩かれているんだから、三重苦だよ。」と言っておられた。



小論では、「真実実効税率」の実態について、富岡氏の専門家らしい説明で、具体例を挙げている。
「日本の大企業は、喧伝されているより驚くほど安いレベルの税金しか払っていない」と指摘する。

大企業に有利な法人税制の例として、株の配当が課税所得から除外されることをあげる。現在の法人税制は、企業が他社の株式を持っていても、その受入配当は益金に参入しないでもよいとする「受取配当金の益金不算入」という措置を設けている。配当金収入が、会計上は収益として計上されながら、税務上は益金に算入されず、課税所得を算出する際、除外される。

このように、「高い法人税」には、大企業にはいくつもの抜け道と、優遇措置があったのだ。
これらはほんの「氷山の一角に過ぎない」として、法人税課税ベースを下げている要因を列挙し、8つの項目をあげている。

こうした、大企業への課税ベースの低減によって、何が生まれているか。景気後退で経済が低迷し、従業員給与が減少し、法人税収額も下がっているにもかかわらず「企業の内部留保金額は急増している」という。とくに、資本金1億円以上の大企業では、1986年に120兆円だったものが、2007年には350兆円と、3倍に増え、それが現在も維持されているのだ。

同時に、「企業の社会的役割」ということで、「法人税減税の支払い」とともに、「社会保険料(事業主負担)の支払い」と、国民性巣活の基盤である「賃金の支払い」についても企業が担っていると述べ、企業の社会的負担の大きさは、法人税・法人住民税という法人に対する所得課税と社会保険料(事業主負担)に、賃金支払いを加えた負担のレベルで測定すべきだと指摘。それにもとづいて「企業の社会的負担」を国際比較すると、その比率が最も高いのがデンマークで、スゥエーデン、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカと続く。日本の企業は最低のレベルだ。
しかし、経団連は「日本は企業の負担が重い」とばかり言っているのだ。

そのことに関して富岡氏は、「日本の企業の付加価値の配分がおかしくなっているとしか思えない。従業員への賃金は上げず、国にもあまり税金を払わず、ひたすら株主への配当と内部留保の増大に狂奔している」「この風潮は『企業は株主のもの』『経営者の義務は、株主への還元の最大化』というアメリカ型の思想に、経営者と一部の商法学者・会社法学者・会計学者がかぶれているからだろう」と厳しい。
そして、「企業は、従業員や消費者、地域社会とも深いかかわりをもつ『社会的存在』としての企業の本質と使命を忘れてはならない」と述べている。
まったく同感である。



消費税は何に使われたのかという問題については、消費税導入の1989年度から2011年度までの23年間で、消費税の国税分が191兆5377億円。
一方で、法人税は、1989年度をピークに減少し、減少額の累計は、2011年度までに153兆759億円。所得税の、年所得2000万円越の高所得者の減収が2兆円程度と試算され、23年間の累計は46兆円となる。
法人税の減収の累計と、年所得2000万円超の高所得者の減収の累計を合計して199兆円となり、
この額は、落ち込んだ法人税額の合計とほぼイコール。なんということはない。増税分はそっくり大企業と富裕層のための減税に充当されたかたちだ。

欠陥税制を改革して、財源を確保するために、@大企業の内部留保金を復興債に、A公開大企業の「受取配当金無税」の廃止を、B個人所得税の見直し──の緊急提案をしている。
その中で、たとえば「証券優遇税制」による税収漏れは、年約1兆円。また、1984年から7回にわたって、高所得者に適用する最高税率を75%から40%まで引き下げ、累進性のきざみを19段階から6段階に減らす減税が行われた。個人所得税の累進税率のフラット化で、年収2000万円超の高所得者は、1984年に比べて年5000億円以上の増収効果を教授しているという。
これらの、高所得者の減税優遇措置を廃止すれば、年1兆5000億円の税収回復が可能になるという。

最後に、日本の財政が危機的であることに異論はないが、しかし、本当に消費税増税しか手段がないのかと問いかけて、次のように締めくくっている。
「社会保障の基本理念は、『所得再配分』、『富の再配分』である。それなのに、社会保障の財源として、『逆進性』の強い消費税に頼ることは、弱いものいじめになる。むしろ、負担能力に応じて支払う税本来の理念からすれば、これまで述べてきた法人税、も個人所得税の適正な課税を財源にして、社会保障の充実、財政再建を果たすべきではないだろうか。」

詳しくは、そのものをぜひ読んでほしいが、富岡氏の解明と提案は、財政危機と、税・社会保障の打開策を検討する際の最も根本的な問題について世に投げかけたものとして注目すべきだと思う。






もうひとつの注目記事は、本日(4月11日付)の「日刊ゲンダイ」で、「還付金の欠陥──消費税10%なら大企業は6兆円のボロ儲け」と題して、元静岡大学教授で税理士の湖東京至氏のインタビューを載せている。

「増税で潤うのは大企業だけ」としてその“カラクリ”のひとつが「輸出企業への還付金制度」であるとしている。輸出企業には、国内の部品仕入れ段階などで発生した消費税を国が後で戻す仕組みとなっている。輸出分の税率はゼロのため、輪出割合が高い大企業ほど、仕入れ段階の税額と還付金の逆転現象が起きる。
政府の予算書では、こうした還付金は約3兆円(10年度)あり、消費税の総額(約12兆5000億円)の約3割に上るという。「仮に10%に引き上げられれば還付金は単純計算で6兆円にも達する」のだ。

こうした輸出企業の会社を抱えた税務署は徴収する消費税よりも還付金の方が多く「赤字」となっており、「トヨタ本社がある愛知の豊田税務署は焼く1150億円の『赤字』です。税務署はトヨタに毎月、200億円近くを振り込まなければならず、遅れると巨額の利息が付くので大変です」と述べ、「還付金制度を廃止するだけで3兆円の増収になります。増税なんてとんでもない話で、消費税自体を廃止するべきです」とまで湖東氏は述べる。


「文藝春秋」の小論文も、「日刊ゲンダイ」の記事も、大手メディアでは残念ながらお目見えしない中身だ。それどころか、相変わらず「日本は財政破たん」「高齢者を3人で1人が1人で1人ささえなくてはならなくなる」「現役世代の負担が大きくなる」──「だから消費増税が必要」と毎日のように宣伝している。財界や大企業か、財務省か、どなたが増税シナリオを書いていらっしゃるのかわからないが、消費増税10%は、それこそ日本経済と国民の暮らしの破滅へのシナリオだ。

どの世論調査も消費増税に反対が6割で、本日10日付「読売」の世論調査も、ほぼ同じで、賛成35%、反対57%という結果であった。
世論が「おかしいぞ」と言っていても、大手メディアが首根っこを捕まえられて、「増税推進」でしか報道しかできないなら、自由なインターネットの世界で、そして、街で、地域・職場で、「消費税増税が本当に必要なのか──」ということを、お互いが意見を延べ、発信しあってはどうだろう。消費増税はすべての国民が影響を受けるが、特に若い人たちの雇用や生活を直撃するのだ。

ぜひ、日本経済再建と消費税増税の論議が活発に行われ、「新たなステージ」に進むことを心から期待したい。

 

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コメント
 
01. 2012年8月26日 18:29:13 : eIXAtMOS1w
大沢真理先生の講義を聞いた。
日本は所得の再配分した後のほうが、低所得者の負担が増えるという。
分けが分からない。OECD各国の中で日本だけだそうだ。弱者に辛く当たる国だ。
それは、結局国民年金や消費税のような逆進性の強い税が多いからだ。
誰も、月7,8万円の収入から1万5千円の国民年金なんか支払えない。
弱者に酷い国、日本。
だから、橋下のような右翼が体制批判するから、
大衆にちやほやされるのだ。
だって、現在は金持ち、大企業優遇がアカラサマなのだから。

02. 2012年8月26日 18:37:40 : RsreIIQ23Y
珍聞は嘘しか書かない
何も伝えない
7月に米兵が沖縄で強姦した
と知人に話したら
新聞やテレビにでいてないじゃない
といったので
国会で質問してたよ
と知人に話したら
マスコミはなぜ伝えない
と怒っていた
マスコミは国民の味方ではないと
言ってももはや変人扱いされない
民主党のペテン師と
ゴミメデャアも嘘をつくは
みんなの常識になっている
両方とも消滅の日が近い



03. 佐助 2012年8月26日 19:19:18 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
消費税値上げして大企業救済しTPPで未曽有のパニックを迎えることになる
世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因です。

需要が供給の倍以上になると、どんな商品でもバブルが発生する。そして、需要が供給の半分以下になると弾ける。そして素晴らしい紙幣は、その発行者の信用がなくなれば、徳川時代の大名の印刷発行した藩札や日本軍が占領地で発行した軍票のように、突然紙切れになる。ハイパーインフレが発生すれば、何百枚の紙幣で饅頭一個しか買えなくなる。バブルは姿を変えるために、その破裂を予知できない。今日では、紙幣を印刷すれば、百倍の赤字を埋めることができる。それなのにナゼ、国家は、紙幣や国債の増発を避けるポーズをとるのか? 将来に必要な巨大な年金や保険を、できるだけ増やそうと思ったが、役人は食いつぶしてしまったのである。

インフレ待望論者は、インフレを起こせば、国家や企業の赤字は、手品のように消えてなくなる。と同時に、利益のない低価格に悩む企業を助けられるという妄想を抑えることができない。消費者の所得は増やさないまま、消費税値上げ予告して生産工場を海外に移転すれば、どうなるか? その答えは、国内市場が縮小するため、消費者物価のインフレは発生することができない。そして、輸出の好調のセイで、3年半ごとの景気循環さえ見えなくなる。

しかも頼りにしていた中国,東南アジア,インドなどの新興国は2011年12月に3年ずれてバブルが破裂した。紙幣そのものが信用膨張の根源であった。2006年までに、米国金融指導者は、強制的に架空のデリバティブ契約は手打ちにし、破産取立てを遅延させることに成功したのである。このことで人間の概念の中では、ネズミ講と同じく、無限に拡大できると信じてしまった。信頼感などが永遠につづいたためしはない。バブルは、信頼感を崩壊させる事件を連続させる。そのため、世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊するものである。

前回の80年代のバブルの崩壊では、日本の企業は売上を三年間で半減させた。そして、不動産価値は十分の一以下になった。だから、不動産暴落の打撃が軽微だった企業は、輸出入を拡大し、店舗を拡大して成長することが可能だった。しかし、売上を越えた借金を、不動産価値で支えていた有名企業は、政府のてこ入れにもかかわらず、2007〜12年に消滅した。そして、生き残った企業も、既存店の売上や国内販売の売上高の低下を解消できないまま、経済指数三分の一以下という長期不況に突入しなければならない。

資本主義の常識は,世界のエコノミストも日本のマスコミや政治経済の指導者は「自由な貿易と内外投資が、世界市場を拡大させるので、バブルは絶対発生しない」と確信している。だが世界経済は関税と通貨切下げ競争で、10年間も悪夢にうなされたことがある。2006年、包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移った。これは世界信用大恐慌に突入したことを意味する。世界金融大恐慌の妖怪の姿は、いずれ誰の目にも見えてくる。

その結果,貧乏人には我慢させて搾り取る、生活保護を減額し、消費税など増税する。大企業金持ちには借金棒引き還元して救済では、回復する時間を長期化することになる。金融商品でも日常生活商品でも、この機会損失の心理が、上昇すれば永遠に上がり、下降すれば永遠に下がるという脅迫心理とペアになり、投機の底無し沼から脱出できない。そのため、破産が避けられなくなるのである。かくて、国家予算の二倍もの150兆円の個人資産は、山頂から崩落する溶岩のように、一気に流出するはずである。

だけど金融会社の倒産がなくなると、この教訓を、国家も企業も個人も忘れ、木を見ても森を見なくなり、すべての人間が、死を連想して思考を停止し、死から逃れるために、逃走パニックを発生させる。消費税値上げの反動が2015年から2017年にその姿を株式市場・為替市場・銀行窓口の一時閉鎖のパニックが発生することになる。しかも世界恐慌中なのとデフレで日本もこれまでと同じやり方,貿易拡大・外資導入・緊縮財政・信用の拡張・補助金・消費税増税社会保障一体や公共事業バラマキ,そしてTPP関税引き下げは,経済には諸刃の剣となり,2015年の超党派法案まで政権交代が続くことになる。そして税金で救済した大企業は自然エネルギーからの第二次産業革命の開発に遅れを取り,三流企業にその座を譲る運命となろう。


04. 2012年8月26日 19:47:14 : 2b8w5T0V26
文藝春秋よ、何を今更言い立てるのか?
どうせなら、消費税増税成立の前に反対の論陣を張ればよいではないか。

民主、自民、公明党の賛成多数で可決、成立してから、
人気取りの誌面を並べて何になる。

玉虫色の自民党と同じではないか、この分では一度離れた読者は二度と戻るまい。


05. 2012年8月26日 22:37:06 : W8YD0EWzeI
04.さん
これ五月号の記事ですよ.

06. 2012年8月26日 23:36:59 : Be5cGC3Coc
国民の敵、糞ゴミマスメディアは、輸出戻し税のことを何一つ報道しなかった。
こいつら糞ゴミマスメディアは、大企業からのおこぼれを貪る守銭奴としか言いようがない。

最低の糞ゴミマスメディア。

国民の敵である日本の最低の糞ゴミマスメディアだけには、就職はしたくないという若者たちが急増。ネットの力は凄い。


07. 2012年8月27日 05:47:42 : 5xYzzbC0So
財務省は、各放送局のキャスター、新聞社へ出向いて財政状況の洗脳をしている。簡単に催眠術にかかったように、金太郎飴的な報道は、そのためだ。情けない国だ。消費税増税の話が話題になった時から、小沢グループ以外のスキャンダルは、全くというほど報道されなくなった。もみ消して、なんとしてでも、この法案を通させようとする、マスコミ、財界の思惑だ。 当然、便通もからんでるんだろう。

08. 2012年8月27日 09:23:09 : ov1CTNAtfM
自民党の大企業本意の政策が今の結果になっている。

これを野田政権は本来のマニフェストの真逆の方向に舵を取って、自民党の政策を維持している。


09. 2012年8月27日 09:40:36 : rrhrFN6JLd
マスゴミは大企業の味方CM広告してもらいたいから。中小企業はCM打たないからな。中小でCM打つのはパチンコ業界(パチンコ機製造メーカー及びチェーン大手のパチンコ屋)、弁護士(過払い請求の取り立て)が主流になった。ラブホなんかもローカルでCM打ってる。韓国朝鮮系が協力しているんだろう。電力なんか盆も終わったのに未だに節電のCM打っている。アホ化

10. 2012年8月27日 11:46:15 : 1EiLNvkjyU
自民党は大企業を優遇して大企業から政治献金を受けている。
今の民主党は企業・団体献金廃止を廃止。
菅総理、岡田幹事長、枝野幹事長代理のときだ。
理由は自民党が企業献金廃止に反対、公明党が団体献金廃止に反対で廃止出来ないだから自分達ももらうということ。

財界に尻尾を振る政治家はカネの為に政治をしている。腐敗政治の温床。
公共事業を受注している企業からの献金は税金が回りまわって政治家の懐に入るということである。

財界の負担軽減を放置して国民に消費増税の負担を被せる自公民は許せない。
次回の選挙でこの談合3兄弟は駆逐しよう。


11. 2012年8月27日 13:39:07 : k1IJyrhnUM

文藝春秋なんていうゴシップ雑誌を今どき買う人間なんて

いるのだろうか?

電車の吊るし広告で芥川賞発表なんて宣伝しているが・・・。

程度の低い作品が芥川ショーと称される時代・・・。

週間文春なら安いので、ゴシップ好きが買うことはあるだろうが・・・。


12. 2012年8月27日 16:12:27 : bkH6wFaqxQ
今の日本に必要なのは、逆ショック・ドクトリンだ。

消費増税した途端、半年くらいの間に一気に、日本の30%くらいの会社が破産申告するとかしないと財務バカ官僚どもにはわからない。

それで半年間に勤労者の5人に一人くらいが自己破産する。

まあ、日本沈没はある意味、予言書だった、、、


13. 2012年8月27日 17:11:20 : 6Munqv75ib
文芸春秋の芥川賞は腐った

石原慎太郎を選んでから芥川賞は腐った

芥川龍之介が嘆いていたよ昨日

勝手に芥川をアホ慎太郎へ出すな、出したから馬鹿が文学者気取りだ

世も末だ。


14. 2012年8月27日 17:13:06 : zdXurRDvSE
輸出企業への還付金制度なんてさっさと廃止しろ。

15. 2012年8月27日 17:13:28 : RKrY4tleGM
ところで、この文藝春秋社、自らキチンと、納税している?。脱税は?
ペンを暴力装置に変えた?、そして、今噴出している各いじめ問題諸悪の根源。「週刊文春」を代表誌とする、「文藝春秋社」、最前はこの会社が、倒産すること。これ以外に、最善策は皆無。

16. 2012年8月27日 18:41:35 : xOGaApOeLc
貧しい人間は貧しさから脱出できない。
ということですね。

17. 2012年8月27日 19:27:10 : ruh0fVo3UU

>消費税は何に使われたのかという問題については、消費税導入の1989年度から2011年度までの23年間で、消費税の国税分が191兆5377億円。
一方で、法人税は、1989年度をピークに減少し、減少額の累計は、2011年度までに153兆759億円。所得税の、年所得2000万円越の高所得者の減収が2兆円程度と試算され、23年間の累計は46兆円となる。
法人税の減収の累計と、年所得2000万円超の高所得者の減収の累計を合計して199兆円となり、
この額は、落ち込んだ法人税額の合計とほぼイコール。なんということはない。増税分はそっくり大企業と富裕層のための減税に充当されたかたちだ。


これが自民党の政治だ。

国民を愚弄しきった自民党にこそ国民は怒るべきなんじゃないのか。

いま民主党なんぞを批判するよりも前に

自民党という悪魔の集団をこの国から追放するべきが先ではないのか。

そうでないと言うやつはすべて自民右翼の工作員だ。

さもなければ単なるアホか。


18. 2012年8月27日 20:02:44 : Wr5cvCffrE
>12
役人どもは企業の30%が潰れようが知ったこっちゃない
ダメリカ様の「ご指示」通りに動くだけです

19. 2012年8月27日 20:46:33 : IrtJXkaxaY




















http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/802.html

92. 2012年8月27日 17:43:13 : jQri6uAZfx
よく阿修羅では、リチャード・コシミズ氏のふりをした独立党ではない別組織の人だと見受けられる書込みや、リチャード・コシミズ氏の動画などの視聴を推奨する発言でリチャード・コシミズ氏本人や独立党員の書込みだと勘違いさせてると見受けらる書込みがあります。
てっきり私は >>86 = rWn9PLlcps さんはリチャード・コシミズ氏か独立党員だと思いましたが、どうやら違ってたようですね。しかも>>86以前の同系統の書込みも、すべて同じ集団による複数人での書込みのようですね。なりすましには今後も気をつけたほうがよさそうですね。

あと阿修羅で小沢氏を支持する書込みをはじめ比較的真面目な書込みも、上記とまったく同一集団の別部隊による書込みのようですね。なぜなら >>86 以前には、その真面目系統の書込みは >>57>>59>>61>>68>>74 がチラホラ混ざっているだけですが、>>87 以降は、>>86 さんの集団の書込みとは【あまりにもタイミングよく入れ違いで】、いかにも待ってましたと言わんがばかりに真面目系統の書込みにそっくり入れ代わっていますからね。タイミングって重要ですよね。タイミングのがすと効果が激減することが多いですからね。逆に発生タイミングから追っていくことは何かを予測・解明するうえで重要ですよね。
阿修羅における小沢氏支持の書込みもほかの真面目系統の書込みもその大半が、>>86 さんの集団と同一の単一集団による書込みだったんですね。驚きました。その点では少数の巨大集団が論調コントロールしている2chと似てますよね。

>>86
そうですね。軍事、外交、内政のすべてを考慮に入れ、また地域も沖縄はじめ日本全体をくまなく考慮に入れるならば、
その後に生じる別の交渉の展開予測も含めた他の外交カードとの兼ね合いで、日米地位協定破棄の優先度を一番に位置づけるのが今の日本にとって最良なのかどうかは私にはわかりませんが。





















20. 2012年8月27日 21:02:35 : qG55AptSMA
消費税の大企業還付金の存在、法人税等の大企業優遇などを何故国会できちんと指摘しないのかな。小沢グループもスルーしてたのかなあ。

21. 2012年8月27日 21:24:37 : 51CA7iR5Ag
そもそも消費税に該当する逆進税は世界中に存在しない
それさえ指摘したことない政治家が国民の味方なわけはない

22. 2012年8月27日 21:47:48 : f5MJvN7H9Y
どうせ文春3兄弟の兄貴分がやることだから、何か魂胆があるんでしょう。誰が買うのかしれないけれど、いずれにせよ、本屋に堆高く積まれる紙くずを読む価値はありません。3K不治同様無視しましょう。

23. 2012年8月27日 23:37:36 : v1PHJegLZg
個人も企業も格差拡大。

真面目な人間や中小企業が損して、一方で役所化した大企業が役所とつるんで、いい目を見てる?

巧妙なカラクリと化した法律。そこには道徳が見当たらなくなっている。


24. 2012年8月28日 00:24:45 : 1EiLNvkjyU
>17お前本当に分からないやつだな!

「国民を愚弄しきった自民党にこそ国民は怒るべきではないか」

だから国民は怒って自民党を下野させて民主党に政権を取らせた。
それを無にしたのは菅の消費税発言だ。それで参院選負けても責任は取らない。
トドメは野田の増税案提出、3党談合で可決。

せっかくのチャンスに自民党に擦り寄り自民党の政策であるところの消費増税を協力してやる馬鹿がいるか。自民党と同じ穴のムジナだ。
野田・菅の裏切り者民主党はは自民党と一緒。

「自民党という悪魔の集団をこの国から追放すべきが先ではないか」

糞民主と糞自民党の後先の問題ではないないだろう両方とも同時に消滅しろ。

連合のカキコか野田の側近か知らないが自民党の攻撃しているはいいとしても自分が自民党に加担した矛盾に気がつかないか。
それとも単なるアホか。


25. 2012年8月28日 01:19:43 : 9IH1PB0tus
米国の大企業などから比べれば

まだ日本のほうがましなはず。

所詮、国賊週間新潮が載せた記事

米国の日本つぶしのお手伝いです。

はっきり言って、つぶれてほしいのは

日本ではなく当然、週間新潮です。


26. 2012年8月28日 07:42:24 : B5offegeiY
阿修羅さんへ
隙間を広く取りすぎるのは問題。

27. 2012年8月28日 11:06:03 : uCDuh7Zw3M
税制の抜本改革!!

28. 2012年8月28日 11:30:14 : BnPQDnro5g
●「タックスヘイブンの闇」ニコラス・ジャクソン著 藤井清美訳 朝日新聞出版

1%以下の超富裕権益独占階層は、このメガ脱税システムから過大な便益を享受し、
99%以上の一般庶民階層は、容赦なく税金を取りたてられる。
実に世界GNPの三分の一に相当する、18兆ドルがこのグローバルメガ脱税詐欺犯罪の対象で、そのツケは全て一般庶民へ転嫁!

@ケイマン諸島
Aスイス金融機関(守秘秘匿義務徹底)
Bアメリカ・デラウエア州法

以上が主要な、超富裕支配階層のための公的脱税保護金融網!!!

●「税金は金持ちから取れ」 武田知弘著 (株)金曜日

個人資産1400兆円、大企業の内部留保は300兆円、「相続税」の事実上の税率は2%以下、実質的に世界一高い、日本の所謂「消費税」・・・・・不公平税制の極致!

「富裕税」を導入すれば、所謂「消費税」は、全く必要ない!!!
なぜ、、一般庶民の課税負担率が、トヨタ自動車のCEOより高いのか!
数多のデータをもとに、かかる時世でも急増する、億万長者をめぐる驚くべき実態を、元大蔵官僚が徹底的に暴く!!!


29. 2012年8月28日 11:41:03 : EL36c1aV7Y
>>26の組織的工作員さんへ

組織的工作行為の犯行現場を暴露されてお困りのようですね。
もうおやめなさい。2ちゃんねるやマスメディアで御馴染みの世論コントロール工作なんて。
しかも、そんな姑息なことを多人数で組織的に。

決して日本のために良かれと信じてやっているのではなく、たんに利権のために工作する仕事として、つまり自分のためだけに、善悪表裏一体で皆が一丸となってやってる姿が見て取れます。
>>19の該当アドレスのコメント欄を見てみて、そのことを痛感しました。


30. 2012年8月28日 12:05:16 : ppyfPYLcJU
■庶民には『増税』、官・財には『増贅』。

31. 2012年8月28日 12:49:00 : frIriOFawk
よくもまあ昔からの右翼屑雑文誌の月刊文春が、イケシャーシャーとこんな記事載をせられたものだ。これは何か魂胆あってのことであり、愚民への目潰し戦術なのだろう。販売部数が減り続けているから、何とかして彼等をだまくらかして少しでも稼ごうとしているということか。

商業雑文新聞などと共に、もう月刊文春も終るべしだ。直木賞などというエサをぶら下げていかにも権威面し続けてきた月刊文春だが、今や結局その化けの皮が剥げたということなのだ。

かつて月刊文春などを読み疑うこともなく中国や太平洋へ戦争に行って、一つしかない自身の大切な命を犠牲にした人々も多くいることだろう。月刊文春が戦犯であることは今なお同じなのだ。


32. 2012年8月28日 19:32:35 : CTj7jx56XU
昔、奥田が”消費税を上げて企業への税金を安くしろ”と、言っていたがまさにこのことか。日本でろくに人を雇用しない大企業の税金を高くしろ。それから外資の企業からはもっととれ。ショバ代だ。

33. 2012年8月28日 20:45:39 : VUfcgC2E8w
多くの企業人らは、同胞日本人の幸せなどという意識など全くない。彼等は、自分等が金儲けさえできれば、日本という国が滅びよう人々が泣こうが悲しもうがどうでもよいのだ。人々のことも子供もさらに将来の子孫の幸福のことなども全く念頭にない。だからこそ、例えば、核ゴミの処理に数万年数十万年かかるようなとてつもない代物「原発」でさえ平気で維持しようとするのだ。正に「鬼畜」が守銭奴やっているということである。

今や日本が瓦解しようとしているのであり、それゆえ彼等はなおさら日本に税金払おうとなどしないだろう。


34. 2012年8月28日 23:19:14 : H7ErBtOOq6
●今回の消費税増税、サッカーで言えば、オウンゴールを「決めた」ようなものだ。南米だったら大騒動だ。
投票賛否リストの個人名は、既にネットに拡がっている。次回の選挙はこれを参考にする人が増えるであろう。

●消費税の目的を「社会保障のため」と聞こえのよいことを言うが、今までの経緯を検証してみれば、
何のことはない、一般消費者が負担した消費税収入、毎年10兆円が、社会保障に使われることなく、法人税等の減税の財源になっているだけである。
今回の消費税増税も同じことになろう。更に税収に依存している各種利権業界も狙っているのであろう。「原子力ムラ」もその中にあるわけだ。
まず、日本の政治家、経営者をはじめとする「指導層」には、社会における全体最適という思考が定着していない。
一企業、業界のみの利権、一時期(自分の任期のみ、或いは生存期間のみ)の利害のみにしか関心がない。
「原子力ムラ」にも、それは言える。元敦賀市長の「原発誘致により、発電所の事故や放射能漏れの影響で、子孫に片端が出るかもしれないが、
そんなのは関係ない。」と発言したことにも端的に表れていよう。こうした低質な思考が、殊に原子力ムラ内に蔓延しており、
それが、今回の福島原発事故の災厄につながったとも考えられる。事前の事故対策の甘さの背景の根本原因がこのような意識の低さにある。
今問題になっている消費税増税も、原発事故も、日本社会の歪みが根本的には原因にあるということだ。根は同じだ。

◎さて、ここで更に消費税の話を突っ込んで考えてみることにしよう。
日本では消費税課税を食品や日常品にもしているが、これは世界でも珍しい。
1億人の継続的な毎日の生活に対する消費マイナスの級数的波及・乗数効果は大変大きい。

◎この1億人、毎日(年間365日)、継続ということから、負の乗数係数が、相当なものになるであろうことは容易に想像がつく。
例えば、年間200万円を消費する人は、税込200万円では、内約10万円が消費税(税率5%)になる。実質の消費額は190万円である。消費税がなければ
まるまる200万円使えたわけだ。差額の10万円は、知らず知らずのうちに無くなっているようなものだ。この10万円で、何ができただろうか?
消費税がないときには何に使っていただろうか?外食かもしれないし、娯楽や教養に使っていたかもしれない。あるいは電化製品か・・・。
人により消費額は異なるが、赤ん坊から、お年寄りまで均して、1人年間10万円として、1億人に乗じれば、10兆円になる。ぴったり年間の消費税徴収額だ。

●これを各事業者の立場から見れば、消費税分は売上減になってしまうということだ。先の例で言えば190万円の売上で、10万円は売上減となる。
(10万円の消費税は、仮受消費税として、いわば納税まで預ることになる。)
このことは、各事業者が、売上減に対応して仕入額も、減らすことでもある。例えばスーパならば、食品メーカーへの発注も減ることになる。
食品メーカーへの発注は、メーカーにとっては売上高であるが、先と同様に売上減になる。また売上減に対応して材料等の仕入額も減らすことになる。
経常的な減少となるため、メーカーは、マイナスの生産調整をする。やがては、設備投資を減らし、ついには人も削減することになる。
また、材料等の販売業者も同様の流れになり、次々と連鎖的に、かつ波状的に、売上、生産等の縮小という負のスパイラルが生じるのである。

食品は、生活の根本であるからまだしも、文化・教養・娯楽関連の消費額の減少はより顕著であろう。出費をまず削るだろうところだからだ。
このようなことが、日本のあちこちで波及的に起きた訳だ。需要の縮小、収縮である。

◎つまり、整理すると、
10兆円の消費税額=本来は消費することが出来た額=売上となっていた額
である。
この10兆円は、一人一人の生活のための資金だったということだ。それだけでなく実需であった。この需要によって、生産財の製造業者から流通業者、
あるいは、まず節約の対象となるであろう娯楽や教養関連の事業者等々の収入源になっていたわけだ。それが消滅してしまったわけだ。
消費税によって、自由であるべき、溌剌とした民間経済が犠牲になってしまったということだ。

◎このように、根本的な問題は、消費者の消費活動が殺がれ、殊に生活関連産業における需要基盤が損なわれることにあるのである。
(結局これはすべての産業に最終的には影響を及ぼす。)
すなわちこれが、デフレスパイラルの主因である。「失われた20年」の要因でもある。社会の歪み、不安の原因にも関係する。
消費税が導入され、その需要に対する負の低減乗数効果により、どれだけの企業が倒産したか。企業の業績悪化でリストラが増えたか。
景気低迷が引き金となった犯罪が増えただろうか。
消費税の悪影響を考えれば、今回の消費税増税が、とんでもない自殺行為であることが明確に理解できよう。


◎思い返せば、消費税導入時は、国民各層の強烈な反対にあい、範囲を縮小、或いは部分的に繰延実施となったが、この点の時期的ズレを補正してみれば、
消費税と経済環境や指標の低迷との相関関係を確認できるであろう。
ゴンドラチェフの波にあるように景況は波を打つ。しかし、生活をする人がいて、そこからの需要が底堅い場合は、必ず回復局面に向かう。
消費税課税により、生活者の消費を削いだ状態が、継続していれば、国内需要が減っているのであるから回復局面に向かわないのは道理であろう。
10兆円の消費税を毎年毎年ピンハネされているようなものだ。この分の自由な消費がないのだから景況に与える影響は大きい。
しかも価格弾力性の高い食品や日常品への課税であるから、経済への負の乗数効果が一層大きくなる。

●御用学者や御用メディアによる失われた20年の原因を、バブルの崩壊によるとする考え方が巷にあるが、そうではない。
むしろ金融機関の不良債権処理の穴埋めに消費税が使われたとも言える。
不良債権処理を終えた金融機関のV字回復ぶりがその証左でもあろう。もともと不良債権は、預金者の預金を、適当な審査で土地等の相場に詰め込み、
相場を博打化し、儲ける為の仕組みであった。そこで勝ち逃げした者も少なからずいると言うことだ。
阿修羅のトップページに「その情報を流すことで誰が得するのか?」とあるが、まさに、それがここでも当てはまるのである。

●このように原因と結果を考えれば、景況を元に戻すためには、消費税課税を廃止することが道理であり、日本の復活につながるカギであるということは簡単にわかるであろう。
もっとも、すぐに廃止できないのであれば、あくまでも廃止に向けた一里塚として、まずは税率1.5%、課税範囲の縮小(これはそもそも平成2年3月の政府修正案にあった話である。但し衆議院可決、参議院審議未了廃案)
を行ってもよい。とにかく日本における「消費税」は性質が悪い。縮小しつつ最終的には止めるべきである。

●消費税の縮小・段階的な廃止によって、基盤となる消費が回復し、需要の増加が企業の業績向上、設備投資に回り、ひいては雇用にもつながる。
結局、所得税、法人税が伸び、消費税減税の分を上回ることになろう。
経済状況の好転により、社会不安やそれへの対応としての社会的な経費の減少もあろう。
最終的には、総合的な財政収支は、消費税導入時に較べて、プラスとなる可能性が高い。(まったく消費税は意味のない制度だったということである)
年金を始めとする高齢化社会向けの経費は、この余剰を備えとして積み足していけばよい。
(もちろん資金の流用、不正が起きないよう透明な制度・管理が不可欠なことは言うまでもない)

●また、基礎となる需要の回復に伴い、良い意味での競争が促進され、より新しい商品、技術が増え、社会全般の生活の質が向上することになろう。
文化、教養、娯楽への出費も増えよう。このような望ましい連関が経常的に続くようになれば、それは社会意識の変革にも影響を及ぼそう。
例えば、更なる発展と新しいものに挑戦する風土、それを称賛するような気風が醸し出されてこよう。

◎文化の話が出たが、これについて言えば、中世では音楽家は貴族というパトロンが支えていた。
しかし、この大衆時代では、その役割は、一般大衆(Ordinary people)ということになろう。
芸術、芸能、学芸等々すべて支えるのはOrdinary peopleなのである。
当たり前と言えば当たり前だが、問題は、一般消費者の自由な消費活動に課税をすることは、まわりまわって文化の育成にもブレーキになるということである。

●世界中を見ても消費税がない国の方が、民衆にとって結局まともな経済運営になるのである。USAしかりスイスしかり。
また、一般大衆の需要を最大限に引き上げることは、良い意味での供給サイドの努力、競争を引き出す。i-phopne,などもそのような背景から生まれたと言える。
面白い芸術、芸能、音楽なども拡がる。それが民衆の広範な実需を基に支えられているからだ。
結局、消費税の本質は、一般大衆にとっての文化や科学技術の発展を削ぎ落し、結果的に国富を減らし、ごくごく一部の、
何の創造性も発揮していない、単に制度にしがみつく層のみにとっての益としてその大部分が浪費されるしかないのである。社会資源の非効率配分を助長するとともに
、つまらない社会を生み出すだけである。

◎繰り返すが、消費税は、実需要を削ぐため、マイナスの乗数効果を生む。そうすると法人の業績が下がり、「法人税を下げよ」との合唱がされ、それをやる。
しかし、根本の実需が消費税課税の影響で落ちているのであるから、本質的な解決にはならない。これが消費税の持つマイナスの乗数効果の恐ろしいところである。
結局、安泰なのは、公共セクター位なものである。また、公共セクターは「お役所仕事」に代表されるように効率がとかく悪いのは事実である。地方自治から、国の機関まで
日本の場合、政治との癒着による公共事業を狙う輩もいる。また日本ほど特殊法人を含めて、行政経費のかかる(主に人件費)国も珍しいだろう。
その財源を確保したいと言うのが、推進者にとって、隠された消費税増税の本願なのであろう。
残念ながらこの関係をチェックするメディアや仕組みも実質的に機能していない。消費税は、「国民の生活が台無し」になるだけである。最終的には廃止すべきである。

◎少なくとも、まずは選挙により、議員を入れ替え、消費税増税法案を撤廃する。これは当り前であろう。次に、食品や日常品等の課税をなくすこと。
日常の実支出に課税されているのだから、消費税減税分の限界消費性向は限りなく1、乗数効果は、ほぼ100%であろう。
10兆円が呼び水になり、効果は文字通り「乗数的」に大きい。
そもそも消費税導入からの税収累計分とほぼ同額が、法人税減税、一時的には所得税減税にも回されていたのだから、何の痛みも伴わない。実質、即収支プラスである。
当然これで確実に景況が上がる。個人消費が増えれば、企業の業績も伸び、そうすれば株価にも反映されよう。外国からの投資も増えよう。
設備投資や雇用、賃金増にもなろう。まわりまわって所得税・法人税も上がる。現在の「負の循環」から「正の循環」への転換である。
ここで更に大事なのは、同時に公共セクターの効率化にメスを入れ、使途の透明化も図り、従来のばらまきを阻止することを併行して行うことだ。
バブル期の「ふるさと創生」というばらまき(余談だがこの時の余剰を金塊の購入にでも充てていれば、現在は5倍以上の価値になっている)や、都庁の「バブルの塔」
に象徴されるような愚行は回避することだ。過去から学習をするのが人間だ。
このような「正の循環」により、はじめて所得税・法人税減税や、年金原資も確保できる。
また科学技術や芸術など創造的分野に投資をし、更なる発展に資することも今以上に出来よう。
(勿論、単にお金を投資すればよいというわけではない。これにアイデアが加わらないとならない。)


35. 2012年8月29日 00:57:04 : SPhVPLFQks
日本を売る財務省と日銀

高橋洋一氏 消費税増税に反対する10の理由 - YouTube


    http://youtu.be/O4r6Hrr5V7E

   増税をもくろむ財務省と日銀の真の意図


    http://blogs.yahoo.co.jp/sea_story_2/13386126.html

  9.1集会・植草一秀氏基調講演決定 (孫崎享氏ゲスト講演)


日本に新しく生まれた民主主義の息吹を育てるために、いわゆる既存の支援組織や後援会とは一線を画した、自立した国民個々人が集う「国民の生活が第一」を支援する市民の会の集会です。


         「国民の生活が第一」を支援する市民の会
             http://senkyoku.skr.jp/?page_id=13


36. nnnnhls 2012年12月25日 15:03:59 : tZ38gMRCXhh.Y : fgwka2wtGY
消費税制は、国際税法と国際取引の枠内で考える必要があります。

国内の最終取引(輸出取引)における売上高に0税率を乗じて、その段階の税額をゼロ円にします。他方、輸入国はその税関において、輸入売上額にその国(または州)の消費税(付加価値税)を課税します。これによって、その輸出取引(取引先国では輸入取引)に1回だけ消費税を課税します。
このスキームは国際的に採用されています。
一方で、輸入国(USでは州)が消費税が課税される限り、日本での消費税0%は合理的です。
他方で、輸入国が消費税(付加価値税)を課税しない場合に限って、日本国内の輸出業者は税を一度も支払わず、仕入れ税額控除を享受できます。

したがって、ゲンダイ掲載の湖東税理士のご見解が全面的に正しいかどうかは、皆さんで新聞記事を精査して,ご判断ください。

富岡教授のご見解は、数年も前に同様の見解を公表されています。以前に公表されたときには、その影響のもとでいくらか法人税関系の租税特別措置が改廃されたのではないでしょうか。2012年5月号の文芸春秋掲載の玉稿がどのように税制改正にいかされるべきかについて、皆さん声を大にされると良いのではないでしょうか。


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