「実現すれば、名目国内総生産（ＧＤＰ）で１９兆ドル（約１５００兆円）を超え、世界最大規模の経済連携が誕生する。日本はアジア広域ＦＴＡを通じて、着実な成長が見込まれるアジア地域との結び付きを強め、貿易促進につなげたい考えだ。

会議に日本からは枝野幸男経済産業相が出席。会議終了後、枝野氏は記者団に「困難が大きいと思っていたが、この１年急速に前進し、交渉開始にまで至ることができた」と述べた・・・」（産経）

北米ＦＴＡでカナダ、メキシコを支配したのに、成長著しいアジアにアメリカ抜きでこんなのができたらそりゃ大変だ。
どんな汚い手を使っても潰したくなるだろう。

でも国力がガタ落ちの悪の帝国アメリカも中国＋ＡＳＥＡＮに包囲されつつある？

日中韓の指導者が聡明であることを希望します。

以下、各種新聞から

■ＦＴＡ交渉:日中韓「領土」でミゾ　目標実現には曲折も（毎日新聞）
　http://mainichi.jp/select/news/20120831k0000m020081000c.html

　東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）や日中韓など１６カ国が広域自由貿易協定（ＦＴＡ）の交渉開始で合意したことにより、米国などが交渉中の環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）を上回る規模の経済連携の枠組み誕生の可能性が出てきた。しかし、広域ＦＴＡのカギを握る日中韓３国の歩調は、尖閣諸島や竹島の領土問題の影響で乱れたまま。域内各国の経済格差も大きく、「１５年末までの妥結」との目標実現までには曲折がありそうだ。
・・・・

■韓日中・韓中ＦＴＡは順調に進展 韓日は難航（中央日報）
　http://japanese.joins.com/article/310/158310.html?servcode=A00§code=A10

一方、消えかけていた交渉の火を何とかよみがえらせた韓日ＦＴＡ＝日本側名称：日韓経済連携協定（ＥＰＡ）＝は、両国の意見が大きく異なっている上、最近の独島領有権紛争による外交摩擦が加わり、当面は進展が見込めなさそうだ。

■２０１５年末までの妥結目指す　アジア広域ＦＴＡ（産経）
　http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120830/fnc12083019540009-n1.htm

　東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）と日中韓、インドなど１６カ国は３０日、カンボジア北西部シエムレアプで経済閣僚会議を開き、アジアの広域自由貿易協定（ＦＴＡ）交渉を来年早期に始め、２０１５年末までの妥結を目指す基本指針を決めた。

　全ての関税や投資規制などを段階的に撤廃する目標も明記。１１月の東アジアサミットに合わせて各国首脳が交渉開始を宣言する。

　実現すれば、名目国内総生産（ＧＤＰ）で１９兆ドル（約１５００兆円）を超え、世界最大規模の経済連携が誕生する。日本はアジア広域ＦＴＡを通じて、着実な成長が見込まれるアジア地域との結び付きを強め、貿易促進につなげたい考えだ。

会議に日本からは枝野幸男経済産業相が出席。会議終了後、枝野氏は記者団に「困難が大きいと思っていたが、この１年急速に前進し、交渉開始にまで至ることができた」と述べた。（共同）
・・・・

＜参考リンク＞
◆アジアの『地域包括経済連携協定』（ＲＣＥＰ）
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2012083000733

　アジアの「地域包括経済連携協定」（ＲＣＥＰ）　自由貿易協定（ＦＴＡ）をアジア域内で広域化する構想。東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）が昨年１１月に提唱した。略称アールセップ。中国はＡＳＥＡＮ１０カ国と日本、中国、韓国の「ＡＳＥＡＮプラス３」の１３カ国によるＦＴＡを提案し、日本はインド、オーストラリア、ニュージーランドも加えた「ＡＳＥＡＮプラス６」の１６カ国を提案していたが、結果として日本案に落ち着く形となった。（時事）（2012/08/30-17:44）

◆「領土紛争はアメリカが仕掛けた」　(植草一秀の『知られざる真実』)
　http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/773.html

◆第三次アーミテージ・ナイ報告書の怪　日本が米国戦争屋に支配される“仕掛け”を覗く （世相を斬る　あいば達也）
　http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/762.html

◆＜第３次アーミテージ報告＞前原、実力で竹島取り戻すと確かに発言！アメリカのネオコン達が尖閣、竹島問題を煽っている！！
　http://www.asyura2.com/12/senkyo134/msg/536.html

コメント
01. 2012年9月02日 10:43:47 : azGL4qdfyg 尖閣向け東京都が出発へ 尖閣諸島の購入を検討している東京都は、土地の資産価値などを調べるための現地調査を２日、船の上から行います。 都の職員や不動産鑑定士などが乗る調査船は１日夜、船が停泊している石垣市から尖閣諸島に向けて出発します。 東京都の調査は尖閣諸島の３つの島の購入に向けてその資産価値や活用方法を検討するために２日行われます。 石垣市の港には１日午前調査団を乗せて現地に向かう大型の調査船「航洋丸」が到着し、調査に必要な機材が積み込まれました。 調査には都の職員や不動産鑑定士などあわせて２５人が参加し、一行が乗り込む船は１日夜１０時頃に石垣港を出港して、およそ１７０キロ離れた尖閣諸島に向かいます。 調査に加わる東京都の専門委員で離島を活用した海洋政策に詳しい東海大学海洋学部の山田吉彦教授は「正確に島の状況を調査して多くの人に伝えることが重要だ。それぞれの研究者が連携して限られた時間と人数で数少ないチャンスをものにして調査を進めたい」と話していました。 今回の調査では、政府が、島への上陸を許可しなかったため島の周辺を船で回りながら地形や海岸線の様子などを確認するほか漁船が避難する施設を整備することが可能か確認するため沿岸の水深を測る調査などが行われます。 調査船は、２日午前５時頃には尖閣諸島周辺の海域到着する予定で、調査は夜明けを待って午前６時半頃から始まることになっています。尖閣諸島をめぐっては中国側で日本への反発が広がっており、海上保安庁は不測の事態に備えて周辺の海域に巡視船などを増やして警戒にあたる方針です。 09月01日　19時15分 http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094694851.html
02. 2012年9月02日 16:44:23 : BDDFeQHT6I 船から見ただけで不動産鑑定が出来るのか、その内自宅に居て衛星写真で鑑定するようになるな。 こんなサル芝居やめたらどうだ、買う買うと政府を煽って高値で引き取らせようとしているんだろうが、地権者から都知事に幾ら流れるんだろう。
03. 2012年9月03日 07:09:48 : 94Q3AHocjs 東京都の現地調査すすむ 尖閣諸島の資産価値などを調べる東京都の調査船が、２日朝、尖閣諸島周辺の海域に到着し、午前中は魚釣島の周りで沿岸の地形などを調査しました。 東京都は、尖閣諸島の魚釣島と北小島、南小島の３つの島の購入に向けて資産価値や活用方法を検討するため２日、尖閣諸島周辺の海域で調査を行いました。 都の職員を始め、不動産鑑定士や海洋政策に詳しい専門家など２５人を乗せた大型の調査船「航洋丸」２４００トンが２日午前５時ごろ、尖閣諸島周辺の海域に到着しました。 調査は２日午前６時１５分ごろから始まり、船の上から海水を採取して水温や水質を調べていました。また、調査員らあわせて１５人が島により近づくため小型の船やボートに乗り込み、午前中は魚釣島の周囲を回りながら沿岸の地形などを調査しました。 調査では地形や海岸線などを確認するほか、漁船が避難する施設を整備することができるのか沿岸の水深を測るなど活用方法を検討するための基礎的なデータを集めることにしています。 調査団の団長として乗船している東京都の坂巻政一郎担当部長は「調査は順調に進んでいる。波も穏やかで調査には絶好の日だ。初めて魚釣島を見たが、島の大きさに驚いている」と話していました。調査は２日夕方まで行われ、調 査団を乗せた船は今夜遅く石垣港に戻ることになっています。 09月02日　16時56分 http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094710561.html 都の調査で石垣市民反応 尖閣諸島の魚釣島などの購入に向けて、東京都の調査船が周辺海域で調査を行ったことについて、地元、石垣市ではさまざまな意見が聞かれました。 ５５歳の漁師の男性は、「尖閣諸島に漁業無線の中継局や灯台などがあればあの海域でも十分に漁ができると思う。東京都の調査を歓迎したい」と話していました。 一方、土産物店を営む６１歳の男性は、「石垣市には台湾からのクルーズ船が毎週２回、入港し、観光客が大勢訪れるのでとても助かっている。今回の調査が原因で台湾や中国との関係がこじれ地元の経済に影響しないか心配している」と話していました。 09月02日　19時41分 http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094681601.html
04. 2012年9月03日 12:58:14 : 94Q3AHocjs 尖閣調査団が調査終え帰港 尖閣諸島の資産価値や活用方法を調べる東京都の調査船は、１０時間近くに渡る調査を終えたあと、２日夜、石垣港に戻りました。 調査団のメンバーは記者会見で計画通りの調査ができたとした上で、動植物の生態系などをさらに詳しく調べるためには島に上陸する必要があるという意見も出ていました。 今回の調査は政府が尖閣諸島への上陸を許可しなかったため都が借り上げた船の上から行われ２日調査員らが大型の調査船から小型の船やボートに乗り移り、回りながら沿岸の地形などを調査していました。 石原知事がその必要性を強く主張している漁船が避難する施設の整備については北小島や南小島の２つの島の間にある浅瀬部分の水深を測るなどして調査を進めました。１０時間近い調査を終えたあと調査船は２日夜１０時すぎに石垣港に戻り、そのあと記者会見が開かれました。 この中で、調査団長をつとめた東京都の坂巻政一郎担当部長は「絶好の条件の中で計画的に基礎的な調査をすることができた。今回の成果を都庁に持ち帰り、島の購入、活用という次のステップにつなげたい」と述べました。 その上で坂巻担当部長は「平らな土地が思ったより多かったが、どの程度、奥行きがあるのかやヤギの食害の状況など中に入らないと見ることができない」と述べ、十分な調査を行うには島に上陸する必要があるという考えを示しました。 同じく乗船した東京都の専門委員で離島を活用した海洋政策に詳しい東海大学海洋学部の山田吉彦教授は「この島の自然の重要性を再認識した。今回の調査は意義深く全体としては大きな一歩だ」と述べました。 現地調査については東京都の石原知事が来月にもみずからも同行して再度、行う考えを示していて、国に対して島への上陸を求めていくことにしています。 09月03日　12時35分 http://www3.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094726521.html

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