★阿修羅♪ > 戦争b10 > 660.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
イラン、エジプト、トルコのシリア問題を巡る3者協議(IRIB)
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/660.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2013 年 2 月 09 日 13:48:57: OVGN3lMPHO62U
 

http://japanese.irib.ir/news/%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/item/35061-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%80%81%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E3%80%81%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%82%92%E5%B7%A1%E3%82%8B3%E8%80%85%E5%8D%94%E8%AD%B0

2013/02/07(木曜) 21:38

キャラミー解説員

イラン、エジプト、トルコの首脳が、エジプトの首都カイロで会議を開き、シリア問題を早急に解決すべきだとしました。イランのアフマディネジャード大統領、エジプトのモルシ大統領、そしてトルコのギュル大統領は、6日水曜夕方、OICイスラム協力機構首脳会議の傍らで、3者協議を行い、シリア問題について話し合いました。この協議は1時間以上に渡って行われ、今後、この3カ国が外相会合を開き、その中で、シリア問題の早期解決のために、今回の協議で提起された議論や提案について総括が行われることになりました。

シリアのテロリストに対する外国の支援の停止、武装グループのための武器移送の阻止、国民対話と選挙の実施、これらは、イランがこれまでの会議の中で強調してきた、シリア問題の解決のための提案です。カイロでのイラン、エジプト、トルコの首脳による3者協議、そしてその継続の強調が示しているのは、シリア問題の長期化は、シリアの近隣諸国、地域諸国の利益にはならないこと、論理的なアプローチによって、この国の問題を解決する必要があることです。3者協議へのトルコの参加も、トルコがこれまでと同じシリア政策を続けることで、孤立化するのを恐れたことを示しています。現在、トルコ国内では、シリア政策に対する抗議の声があがっています。トルコは、外交政策として描いてきた近隣諸国との"緊張ゼロ"の政策とは裏腹に、シリア問題に対して理にかなわない政策を取っています。シリアの政権交代への支持、シリアとの国境でのパトリオットミサイルの配備は、国民の抗議を引き起こしています。こうした抗議の継続により、トルコ政府は、シリア問題の平和的解決を目指した会議に出席するようになりました。イランは常に、積極的な外交により、シリア問題の解決のためにさまざまな努力を行っており、その中で、6項目からなる提案を提示しています。この提案は、先月、シリアの首都ダマスカスの大学で、アサド大統領が説明した計画にも一致するものです。アサド大統領は、「シリアの人々は、国民投票に参加し、自分たちの将来を決定するだろう」と語りました。シリア政府は、国民の合法的な要求を尊重し、選挙によって、国民の要求を叶えようとしています。そのため、シリアの近隣諸国や地域諸国も、提案を示したり、協力を行ったりすることで、そのプロセスを推し進めることが可能です。イランのアフマディネジャード大統領がエジプトで強調したように、公正、尊重、自由選挙は、すべての人々の権利であり、シリア国民も、自由選挙によって、政府の責任者を選出することができます。こうした中、シリアの衝突や危機の継続は、地域をも混乱に陥れ、近隣諸国にも損害をもたらします。そのためトルコは、今回の会議に出席し、イランやエジプトとともにシリア問題の解決を強調したのです。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年2月09日 16:35:49 : GVYsLuFuCE
イランのアフマディネジャード大統領がエジプトを訪問したが、これは歴史的出来事である。エジプトは1978年9月のキャンプ・デービッド合意により、1979年3月、アラブ諸国で初のイスラエルと和平を結んだ国家となった。

キャンプ・デービッド合意
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E5%90%88%E6%84%8F

エジプト・イスラエル平和条約
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E5%B9%B3%E5%92%8C%E6%9D%A1%E7%B4%84

一方でイランでは1979年2月、アメリカの力をバックに国民を支配してきた当時のパーレビ王朝が国民の反政府暴動で国外脱出して崩壊。反政府勢力が政権を掌握し、アメリカはイラン新政府を敵対勢力と見なした。これがイラン革命である。

イラン革命
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E9%9D%A9%E5%91%BD

イラン新政府から見て、不倶戴天の敵であるシオニスト・イスラエルと和平を結んだエジプトは裏切り者であり、長らく対立関係にあった。しかしエジプトのムバラク政権崩壊で、この関係に変化が現れてきた。今回のイラン大統領のエジプト訪問は、両国の関係改善が「ついにここまで来たか」と思わせるに充分である。

プレスTVから、両国大統領の握手の写真をリンクします。

Iran, Egypt can form strong anti-arrogance front: Ahmadinejad
http://www.presstv.ir/detail/2013/02/08/287891/iran-egypt-can-form-strong-front/

イスラム圏の両大国が和解しました。これに長らく西側志向だったトルコも協力することで、世界の主導権がイスラム圏に移っていくのではないでしょうか。


02. 2013年2月09日 19:42:23 : 5k93CwAbCg
イランはともかく、エジプトはまだ政権安定というところまでは程遠い。
イスラム色の濃い政権ゆえに世俗主義とどう折り合いをつけるか難問を抱えたまま、アメリカ、イスラエル、パレスチナとくにガザとの関係でイザというとき、どう出るのかアラブの大儀か、イスラム共同体か、それともあくまで国益に固執してやり過ごすか、前任のムバラクが国益を第一を貫きアラブ民族主義を二の次に置いた現実主義を継承してきたツケは重い。
トルコはギュルの出身母体の公正発展党が試練のときを迎えている。
いうまでもなくエルドアンの極端なシリア介入政策への国民、野党の反発がそれだ。
くわえてトルコ軍はケマル主義を薫陶としているので、時の政権がより宗教色を繁栄した政策を取ることには反対の立場である以上、アメリカNATOに協力してEU加盟のおこぼれが欲しいためだとはいえ今般のシリア介入が中東アラブのパワーバランスを壊しかねない火遊びをいつまでも看過できるはずもなく、早晩エルドアン体制が突き上げを食らうことは明白であろう。
またイラン、トルコ、エジプトの首脳会談はサウジ、カタールなどトルコと並んでシリアの体制打倒に肩入れしてきた国々の変化(シリアの政変劇は見込みの無い大失敗に終わり収拾するための模索)を受けて行われたもの。
ありていにいえばイランはエジプトやトルコにアサドの退陣を条件にシリア体制変革運動と称する侵略介入戦争の収拾を図ろうと粘るサウジ、カタールに現実を突きつけるためにはエジプトやトルコの決断が必要との思惑。
つまりアサド失脚という絵図はそもそも実現不可能だという事実。


03. 2013年2月09日 23:18:42 : GVYsLuFuCE
02さま、01です。中東情勢をご説明しただき、ありがとうございます。2月9日(土)のIRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のウェブサイトでは、シリア政府軍がテロリスト集団(註 自由シリア軍などと自称している)を追い詰めているそうです。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/35111-

(転載開始)

2013/02/09(土曜) 22:59
シリア軍、テロリストの支配地域に前進

シリア軍が、同国各地のテロリストの支配地域を攻撃し、数十名を殺害しました。

ファールス通信によりますと、シリア軍は9日土曜、同国中部のホムスで、テロリストの拠点に侵攻し、23名を殺害し、多数の武器や軍備を発見、押収しました。

さらに、シリア軍は北部のハラブ、北西部のイドリブ、南部のダルアーで、テロリストを拠点から撤退させると共に、彼らに多くの被害をもたらしました。

その一方でテロリストは支配地域へのシリア軍の前進を阻止するため、民間人を人間の盾にしているということです。

レバノンのアルメナールチャンネルは、「シリアのテロリストは一部の支配地域で市民から強制的に生活の場所を奪い、抗議しようものなら攻撃を加えている」と伝えました。

シリアは、2011年3月から、シオニスト政権イスラエル、アメリカ、その地域の同盟国の陰謀の標的になっています。

これらの国は、テロリストをシリアに派遣し、同国のアサド政権を転覆させるために彼らを資金的、軍事的に支援しようとしています。

(転載終了)


04. あやみ 2013年2月10日 04:26:16 : oZZpvrAh64sJM : 0U0kS4CaXI
トルコ在住の者です。
02さまのコメントについて

>アメリカNATOに協力してEU加盟のおこぼれが欲しいためだとはいえ今般のシリア介入が中東アラブのパワーバランスを壊しかねない火遊びをいつまでも看過できるはずもなく、早晩エルドアン体制が突き上げを食らうことは明白であろう。

これはあくまで欧米側の見解です。トルコ政府は公正発展党への政権交代以EU加盟など標榜してはおりません。沈みかけた船に乗りたがるほど愚鈍ではありません。「EUいらない」などと公言すればミサイルの標的にされるので言わないだけです。欧米からおこぼれをもらい続けているのはトルコ軍部のほうです。イラン・アフガニスタン―欧州の武器・麻薬取引で濡れ手で粟の大もうけをしていたのはアタテュルクの名を笠にきた軍部高官と前政権の有力者たちです。

アサドは欧米の置いた傀儡政権を世襲した二代目です。世俗主義を徹底させた国内はイスラム主義も影を潜めた「平和」な国でした。アサド親子は国民から好かれも嫌われもしていませんでした。欧米が主張するような圧制は存在しませんでしたがただひとつ、政府批判だけは強硬に弾圧を受けていました。

トルコも数年前までは同じような国でした(アタテュルク自体が英仏による脱イスラム・西欧化を目的とした傀儡だったのです)。しかし政権交代後は欧米従属の路線を脱しシリアをイスラム覚醒への道へとしきりに誘っていました。が、アサド(子)は態度をうやむやにしたまま去年の騒乱を迎えました。

トルコには13万人をこえるシリア難民が国境をこえて避難しています。エジプトにもです。国連は難民たちに何一つ援助らしいことはしていません。(そもそも国連のWFPは有害物質を混ぜた食料を配布したりするので危なっかしい)

サウジ・カタール・ヨルダンはアメリカの言うことを繰り返す以外何もしません。どこかの国と同じです。

03さまの転載記事にあるようにシリアの政府軍・革命軍双方に武器を供給しているのも、アサドの延命を影で支援しているのも欧米です。中東の火種は彼らのメシの種ですから細く長く燃え続けてほしいのです。
シリアと国境を接するトルコの町には流れミサイルが飛んできて多くの被害者が出ています。シリアの方角から飛んできたミサイルの供給源は当然欧米です。難民への人道的責任に加えこれを政府として見逃すわけにはいかず、たとえ強硬という批判を受けてもこの蛮行を終結させる必要があるのです。

トルコとて欧米に真っ向から立ち向かう国力はありません。国民にリビアの二の舞を踏ませるわけには行かないのです。ご指摘のとおり試練のときです。


05. 2013年2月10日 13:26:02 : S57QJHub3w
アサドは欧米の置いた傀儡政権という見方はどうですかね?
アサド(バッシャール)が欧米に知己がいることは知っているしそもそもバッシャールはイギリスで教育を受け夫人もイギリス人で西欧志向の人物だけれども、さりとて>「しかし政権交代後は欧米従属の路線を脱しシリアをイスラム覚醒への道へとしきりに誘っていました。が、アサド(子)は態度をうやむやにしたまま去年の騒乱を迎えました。」というにはイスラムの覚醒はいつも破産しか生み出せませんでしたけど。

俺はイラン革命がアラブに脱欧米のモメントを生み出し、クーデターでも宗派でも民衆でもいいから大傍流のシーア派が大悪魔アメリカの傀儡シャー(モザデク)を打倒した衝撃がスンニ派の覚醒を呼び覚まし惰眠をむさぼっている湾岸諸国の石油豚たちを追い込み倒す革命の起爆剤になるのではと密かに期待した恥ずかしい過去を持つ身として実感していますが、正直今ではアラブ中東のイスラム主義勢力のどれをとっても政治的実行力を発揮できる強かで現実的な思考を持つ連中はいないと思っています。
エジプトの現政権(穏健派ムスリム同胞団がになっている)でも事情は同じで、ぶっちゃけて言ってしまえばスンニ派が根底から変わるためにはヨルダンと湾岸GCC諸国がぶっ倒れなければ何も変わらない。
それもゴリゴリのイスラム至上主義勢力が主導権を握っては何の意味も無い。
彼らには政権運営能力の欠片もないですから。
やはりどうしても世俗的な政権が必要になるでしょうね。
それか復古主義でない発展至上主義も取り入れて西欧に遅れまじとイスラム近代化を主張する一亜種のサラフィー主義者の政権。(今現在アラブのサラフィー主義の潮流は完全に中世のイスラム隆盛時に戻ろうとする後ろ向きの復古主義。リビアやシリアで跋扈しているイスラム武装勢力は皆これにイカレタ連中なので話になりません)

いや、断言してしまえばイスラム主義を掲げる勢力で政治力を駆使してアメリカや西欧に伍しているのはスンニ派が忌み嫌うシーア派のイランくらいのもんです。
一連のアラブの春はダメダメのスンニ派がついに惰眠から目覚めたかのように言われましたが、俺からすればまーた欧米の尻馬に乗せられてる馬鹿なスンニ派の悪あがきが始まったと当初から馬脚を現すのは早かろうと見ていました。

>トルコとて欧米に真っ向から立ち向かう国力はありません。国民にリビアの二の舞を踏ませるわけには行かないのです。

そうですね。ですがそうであればエルドアンは叶いもしないイスラム回帰の夢を捨てるべきでしょう。
いや、少なくとも国内にのみ留めおき、他国にそれを押し付けるような愚行、すなわちシリア介入を早急に停止すべきでしょう。
欧米はもうシリアケースは大失敗だと認め始め、アメリカはシリアへの関与を現状追認にシフトし始めているんですから。



06. HIMAZIN 2013年2月10日 19:24:58 : OVGN3lMPHO62U : ETMbRj26vs
>>04
>そうですね。ですがそうであればエルドアンは叶いもしないイスラム回帰の夢を捨てるべきでしょう。
>いや、少なくとも国内にのみ留めおき、他国にそれを押し付けるような愚行、すなわちシリア介入を早急に停止すべきでしょう。

トルコについては、概ね私もその意見です。身に過ぎた愚行・蛮行・火遊びは自分に帰ってきますから。
イランはそのあたりの政治状況を踏まえた上で、何とかトルコ・エジプトを牽制しつつも協力できるところは協力してうまいこと地域を纏めていこうということでしょうかね。


07. HIMAZIN 2013年2月10日 19:26:38 : OVGN3lMPHO62U : ETMbRj26vs
失礼、>>05の方への返答でした。

08. あやみ 2013年2月11日 14:52:29 : oZZpvrAh64sJM : 0U0kS4CaXI
>イスラムの覚醒はいつも破産しか生み出せませんでしたけど

ここであなたのおっしゃる「イスラム覚醒」は西欧主導の自作自演テロおよびアラブの春という名の一連の破壊行為と理解できます。本来のイスラム覚醒はイスラム経がある形で継承されている国、あるいは共同体で起こります。もし「湾岸諸国の石油豚」や欧米列強にある種の怒りを感じていらっしゃるのならば、そこをもっと咀嚼していただきたい。

これらが起こった国には「イスラムの分断」がありました。
アラビア半島周辺は米が傀儡政権をおき世俗化を進めました。クルアーンを母国語で読みながらその教義をまるで理解できない拝金主義国家に改造されました。いい例がサウジアラビアです。
アフリカ大陸では欧州が傀儡をとおして徹底的な搾取をおこない、現地語と宗教の軸となるアラビア語を取り上げました。
イスラム共同体としての機能を失った地盤では、教義をもとに結束し行動を起こすことはできません。搾取の最下層に組み込まれた若者たちに武器を与え「神は偉大なり」と叫ばせれば革命軍が出来上がります。それをメディア(+ソーシャルメディア)が撮影して画像を供給すれば「アラブの春」の完成です。これらははじめから失敗を想定した茶番です。

イランはシーア派の地位を高めることにこだわり、何かにつけて摩擦を起こします。これは「分裂」を促すものであり、西欧につけ入る余地を与える愚行、あるいは欧米の力が働いています。

アサド政権が傀儡であったことが納得いかないとのことですが、ついでにいえばリビアもそうでした。カッダーフィーは英国で教育を受けたエージェントでしたが後に事情がかわりました。

日本からはどのようなメディアをとおしても濾過された状況しか見ることができません。こちらにはリビア帰りの労働者や長年アラブ諸国を渡り歩き商売をしている人たち、シリアからの避難民の生の声を聴くことができます。
西欧を正義とみなしたり、逆に追い落とされようとしている指導者を買いかぶるのは危険です。ここの地勢は複雑でありオセロのような二元論では解けません。


しかし茶番とはいえ流血惨事は起こっています。これをとめる努力をしなければいけないのが「人道」です。本当のイスラム回帰は人道の復活なしにはありえません。
トルコは西欧の傀儡であった頃からNATOに加盟しており、アメリカとも軍事同盟を結んでいます。国の立地条件からも欧米はトルコを縛っておく必要があったからです。これを今さら解消するのが困難なことは日本の安保と同様に明らかです。トルコは背負っている現状の中でできることをしています。はたから見れば西欧に追従した愚行・蛮行に見えるかもしれませんし、そう見えているなら西欧はご満悦です。


「叶いもしないイスラム回帰」は、欧米の願望です。べつに日本人がそれに追随する必要はないと思いますが、違いますか?


09. 2013年2月11日 20:29:08 : DcxDg6lzRM
>>08さん
S57QJHub3wです。レスありがとうございます。

>ここであなたのおっしゃる「イスラム覚醒」は西欧主導の自作自演テロおよびアラブの春という名の一連の破壊行為と理解できます。本来のイスラム覚醒はイスラム経がある形で継承されている国、あるいは共同体で起こります。もし「湾岸諸国の石油豚」や欧米列強にある種の怒りを感じていらっしゃるのならば、そこをもっと咀嚼していただきたい。

う〜ん、そう取られましたか。まあかまいませんが。

>日本からはどのようなメディアをとおしても濾過された状況しか見ることができません。こちらにはリビア帰りの労働者や長年アラブ諸国を渡り歩き商売をしている人たち、シリアからの避難民の生の声を聴くことができます。

はい、仰るとおりです。
俺は日本に居て現実を見ることは出来ません。
だからそう言われたら返す言葉はありません。

>西欧を正義とみなしたり、逆に追い落とされようとしている指導者を買いかぶるのは危険です。ここの地勢は複雑でありオセロのような二元論では解けません。

これも仰るとおりです。
俺は二元論や片一方の正義でこの地域の、いや、世界にまたがる諸問題を報じたり論じたりする風潮に自分なりに異議を唱えてきたつもりです。
だからそういうことをこの問題で決め付けたことはない。俺がシリア問題で言ってきたことは、アサドを指導者として認めるか認めないかそれを決めるのはシリア国民だけ(ただしシリア国民といっても民族的、宗教的に様々な集団がいるのでけっしてスンニ派だけが突出してはならないけど)
そしてシリアにはそれが決められる憲法改正法案が国民投票で賛成多数で決定された、すなわち国民が選挙で自分たちの代表を決められるシステムを選んだのだからそれに従えばいいということ。
したがい他国が力ずくでアサドを引き摺り下ろすようなあからさまな介入や武力を用いた侵略はいかなる理由があろうと認められないということだけです。

>しかし茶番とはいえ流血惨事は起こっています。これをとめる努力をしなければいけないのが「人道」です。本当のイスラム回帰は人道の復活なしにはありえません。

止めるのは結構ですが、まずシリアに送り込んでいるFSAのテロリストとそれらの攻撃を止めるのが先決ではないですか?
シリアから飛んでくるミサイルとまるでシリアが一方的に攻撃しているような言い方は承知しかねますが。

>これを今さら解消するのが困難なことは日本の安保と同様に明らかです。トルコは背負っている現状の中でできることをしています。はたから見れば西欧に追従した愚行・蛮行に見えるかもしれませんし、そう見えているなら西欧はご満悦です。

できること・・・ですか。ホントにしていますかね。シリアを攻撃している連中を裏から支援し、その功撃を避けるためシリアから避難民が生まれそれを支援するのが人道というには虫が良すぎやしませんかね・・・


>「叶いもしないイスラム回帰」は、欧米の願望です。べつに日本人がそれに追随する必要はないと思いますが、違いますか?

叶うか叶わないかはどうかわかりませんが、トルコのことはトルコでやってください。
それをシリアに押し付ける必要はないでしょう。
そんなことに追随しようなんて俺は思いませんが。


10. あやみ 2013年2月11日 23:40:16 : oZZpvrAh64sJM : 0U0kS4CaXI
>FSAのテロリストとそれらの攻撃を止める

ための手段が

>トルコは背負っている現状の中でできること

の範囲内で採られているということです。説明不足でした。トルコはスタンドプレーも偽善も行いませんし別に必要もありません。

>シリアから飛んでくるミサイルとまるでシリアが一方的に攻撃しているような言い方

などはしていませんが?FAS(というか欧米)がトルコに対し「脅し」をかけているのです。

>トルコのことはトルコでやってください

とおっしゃいますが、いま自国のことを自国だけで処理している国家がどれだけありますか?それができるということは本当にすばらしいことです。しかし残念ながらこの世の殆どの国が他国からの理不尽な干渉に翻弄されています。そしてこの地域は国境が地続きであり隣国の情勢がもろに影響するのです。その国境線すら欧米が勝手に決めたものです。そして政権も、思想も、言語も、すべて押し付けられたものです。


11. HIMAZIN 2013年2月11日 23:45:06 : OVGN3lMPHO62U : ETMbRj26vs
>>08
>トルコは西欧の傀儡であった頃からNATOに加盟しており、アメリカとも軍事同盟を結んでいます。国の立地条件からも欧米はトルコを縛っておく必要があったからです。これを今さら解消するのが困難なことは日本の安保と同様に明らかです。トルコは背負っている現状の中でできることをしています。はたから見れば西欧に追従した愚行・蛮行に見えるかもしれませんし、そう見えているなら西欧はご満悦です。

横から失礼します。
トルコ公正発展党については、EU、イスラエルと距離をおきだしたことから好意的に見ていました。
なので、一連のシリアに対する政権転覆工作に対しては失望と怒りを覚えています。

実際トルコが支援してきたFSA等については、まさしく以下でご指摘されているような連中であり
、米が傀儡政権をおいた拝金主義国家(サウジ、カタール、バーレーン)も背後にいます。
つい最近もイスラエルが戦闘機でちょっかい出してきたため、その正体が明らかになりましたね。

>イスラム共同体としての機能を失った地盤では、教義をもとに結束し行動を起こすことはできません。搾取の最下層に組み込まれた若者たちに武器を与え「神は偉大なり」と叫ばせれば革命軍が出来上がります。

トルコの対シリア工作は、欧米イスラエルと結びつきの強い軍主導なのか、それとも政府主導なのかよくわからないところもありますが、オバマ政権が話し合いの機運を強めている今こそが潮時とすべきでしょう。(同じくちょっかい出してたフランスは、シリアを諦めたのか何なのか今度はサハラ砂漠で資源強奪に奔走してます。)

だからイランも色々と思惑はあるでしょうが、トルコに対して話し合いの場を設けているのではないでしょうか。(IRIBは最近よく巡回していますが、対シリアで同等もしくはより深入りしているサウジ以下GCC諸国に対するよりも好意的に接しているように見えます。)


12. あやみ 2013年2月12日 07:53:05 : oZZpvrAh64sJM : 0U0kS4CaXI
HIMAZINさま

こんにちは

>トルコ公正発展党については、EU、イスラエルと距離をおきだしたことから好意的に見ていました。
なので、一連のシリアに対する政権転覆工作に対しては失望と怒りを覚えています。

私もトルコ公正発展党(以下AKP)に政権が移って以来、欧米イスラエルべったりの政治志向がなくなったことを歓迎しましたが、EU加盟をあきらめずに加盟準備委員会が存続していたことに怒りを覚えていました。しかしそれは簡単でないことは後になってわかりました。トルコ国内にも軍部と結びついたPKKというイカサマテロ集団がおり、欧米の機嫌をそこねると彼らの行動が起き政府機能が麻痺するほどの打撃を受けるのです。だから「EUやめます」とは公言できずのらりくらりと躱しているところです。
シリアへの接し方は確かにトルコの本意からは大きく外れたものですが、現在の国力の限界での選択です。

アサドは国民から熱烈な支持を得ているわけではありません。スンニ派の裕福層にはとりあえず支持されていますが、大多数のシーア派は別にそういうわけではありません。長年にわたり政府批判が徹底的に弾圧されており、不満分子にもとくに欧米イからの支援者がつかなかったため野党すらろくに育たなかっただけのことです。

トルコ軍部は完全にイスラエルに牛耳られていました。今も往時ほどではなくともその影響は強く、政府の言うことを聞かせるのが大変です。下手をするとイスラエルがしゃしゃり出て民間人に危害を加えるのです。長年ギリシアとの対立関係がAKPの努力でようやく氷解を迎え首脳会談にまでこぎつけた矢先にトルコ軍は対ギリシアと銘打ったミサイルをイスラエルから購入しています。どの国の軍もそんなものなのでしょう。トルコ軍のFSAへの武器供給、トルコ国境からのリビア人部隊の潜入、政府は否定していますが事実だと思います。

イランとの関係は悪くありません。トルコにスンニ派とシーア派の格差があまり見られないからです。食えない連中なので対話をするのに技術がいります。

>フランスは、シリアを諦めたのか何なのか今度はサハラ砂漠で資源強奪に奔走してます

よろしければどうぞ
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/344.html

>すなわち国民が選挙で自分たちの代表を決められるシステムを選んだのだからそれに従えばいいということ。

と09さまはおっしゃいますが、これは「民主主義」の見地からのご意見と思われます。しかし欧米が開発し世界中に販売している民主主義の正体はもう見えています。たとえば「アラブの春」は「アラブの民主化」でありそして「アラブの奴隷化」です。そんなものの上に立脚していてはお先真っ暗です。

>トルコのことはトルコでやってください

本当にそう思いますし、これはプラトンの定義するところの「国家の正義」に適うことなのですがまことに残念なことに絶対必要条件があります。それはこの世の全ての国がそれを遂行することです。それができなければ決してありえないのです。


13. 2013年2月12日 20:47:21 : l1NPjWZAfD
あやみさん、S57QJHub3wです。再度のレスありがとうございます。
>>12で示してくれたリンク先の貴方の投稿記事を読ませていただきました。
一言一句、同意することばかりでこの戦争スレで俺がアラブの春に乗じて民主主義の風が吹き始めたなどと吹きまくるマスメディアに怒り、アラブの春を欧米的人権主義の観点から絶大的に支持するダイナモという投稿者の記事に拙いながら異論コメを投稿し始めたのはあやめさんが投稿した記事の趣旨とほぼ同じ思いだったわけで、だからこそ>>12における以下の主張にはちょっと肯けないのですよ。


>「と09さまはおっしゃいますが、これは「民主主義」の見地からのご意見と思われます。しかし欧米が開発し世界中に販売している民主主義の正体はもう見えています。たとえば「アラブの春」は「アラブの民主化」でありそして「アラブの奴隷化」です。そんなものの上に立脚していてはお先真っ暗です。」

これは違います。
実はこれこそがトルコとサウジ、カタールがシリアの政権に突きつけた最大の皮肉に対するアサドの意趣返しなんですよ。
最大の皮肉とはアラブの春が民主主義を求めた民衆のうねりなどでなく、欧米がイラクではじめた民主化という名の国家転覆「中東民主化構想」の焼き直しでしかないという現実が最も西洋的民主主義とは遠い国家(トルコはともかくサウジやカタールは民主主義という概念にも入らない)からシリアに対して民主化を要求する悪夢を悪夢として相手に返すためには政治改革の要諦にトルコ、サウジ、カタールが望むアサド体制打倒もしくは失脚を狙う意図をあえて逆手にとってシリア国民に選挙の自由を保障する憲法改革法案を提示したわけです。
つまり、アサド自身が国民に自分の進退を決めてくれて結構ですよという伺いを立てたのはシリアを攻撃している国やグループの真の狙いを少なくとも国民がアラブの春は民主化のための運動などではなく他国による侵略の一環であるとの理解が広がり始めたことを持って、あえて他国の思惑に乗るかバッシャールのシリアを選ぶか(この場合の選ぶはアサドの示した政治改革法案に賛成反対の投票してくれるかという意味、他国の思惑に乗ってでもアサドの提案は拒否するという選択肢を採っていたら現在のアサド体制は無い)の選択を示し、国民は後者を選んだということでありこれはすなわちトルコ、サウジ、カタールへの意趣返しということなんですよ。
だから俺はアサドの進退はシリア国民が決めればよいと言っているんです。
アサド自身はこれは意趣返しだとは言っていません。
ただ読みようによっては充分そう取れる発言をしています。


ドイツ公共放送がアサド大統領にインタビュー 以下抜粋

ドイツの公共放送局ARDが(注2012年)7月9日、アサド大統領とのインタビューを放送した。インタビュアーは、Jürgen Todenhöfer(ユルゲン・トーデンヘーファー)で、先週木曜(6日)に、ダマスカスのアサド・ゲストハウスで、英語で執り行われた。ドイツ人としては、危機発生後、初の面会である。インタビューには、他社の記者の同席は許されなかった。ドイツBildビルト紙が書き起こしたインタビューの内容は、以下の通り。(最近行った別のインタビュー)
(反体制派と西側の政治家は、あなたが、あなたの国の平和にとり最大の障害であると信じています。あなたは、もしそのような措置が平和をもたらし、流血を止めるならば、大統領を辞任するつもりはありますか。)

大統領は、国家的難題を前にして逃亡すべきでない。我々は、ちょうど今ここで、シリアの国家的難題を前にしている。大統領は、このような状況から逃げることはできない。しかし、他方、国民からの支持が確実である場合にのみ、その職務に残ることができる。従って、この質問に対する答えは、国民から、選挙の時にシリア国民から来るべきであり、大統領が答えるべきでない。私は、候補者として立つことはできる。私は選挙に出ることも、出ないこともできる。しかし、私が続けるか続けないかは、シリア人民が決めることである。

(あなたは、あなたの背後に、未だに国民の大多数が付いていると考えていますか?)

もし私が国民の支持を受けていなかったら、この職務に留まることができると思いますか?米国が私に反対、ヨーロッパが私に反対、多くの地域の大国と諸国が私に反対。それで国民が私に反対していたら、私がポストに留まることができるだろうか?従って、答えはイエスだ。もちろん、私は未だに国民の支持を得ている。それがどれだけ大きいのか、何パーセントかについて、今、数字は持っていない。それは別の問題だ。しかし、この状況でこのポストに留まるには、国民の支持が必要である。

http://hibikan.at.webry.info/201207/article_50.html


14. HIMAZIN 2013年2月12日 22:14:21 : OVGN3lMPHO62U : ETMbRj26vs
>>12

あやみさん、ご回答ありがとうございます。

>シリアへの接し方は確かにトルコの本意からは大きく外れたものですが、現在の国力の限界での選択です。

ということは軍主導での動き、というのが本当のところなんですかね。
まあいずれにしても今足抜けしないと欧米から梯子外されて大変なことになると思います。

>アサドは国民から熱烈な支持を得ているわけではありません。

正直、FSAやとかの連中よりはマシ、ぐらいに思われているだけかもしれないですね。
ただ、少なくとも、今回の内戦騒ぎの黒幕が欧米イスラエルである以上、これによりアサドを追い落とすことはとても支持できないです。
動機はどうあれアサドは改革の意志を示し、対話による収束も呼びかけています。
批判するのはもう少し先でも良いのでは。
あやみさんの言うトルコの事情もそうですが、複雑な中東各国はそれこそ一筋縄でいかないそれぞれの理由もあるでしょう。

個人的な話をしますと、トルコもシリアも昔旅行したことがありそれなりに愛着があるので、正直これ以上の流血は見たくないというのもあります。


15. あやみ 2013年2月13日 06:25:03 : oZZpvrAh64sJM : 0U0kS4CaXI
S57QJHub3wさま・HIMAZINさま

たびたびのご返答ありがとうございます。

自分の投稿記事でもないのにあまり持論を書き立てることにいささか躊躇しておりますが、失礼を承知で書かせていただいております。

これはここ数年で自ら実感したことで、どなたにも決して押し付けるつもりはないことということを先にお断りいたします。それは「民主主義」というものに対する徹底的な懐疑です。
民主国家と呼ばれる国で民主主義教育をうけて育ち・その後その国を外から眺めるようになりました。目に映るのは人間性を欠き壊れ続ける日本人とその社会です。子供たちの受けている教育は競争社会を勝ち抜く戦士を育てる「調教」でしかありません。この競争という概念は資本主義の根本であります。


民主主義は自由や権利などという耳触りのよい言葉で飾られてはいますが、これは西欧主導の世界基準を浸透させるために意図的に作られた価値だと考えます。中世の終わりが近づいたころの欧州で生まれた、それまで縛られていた「信心」を覆し、肉体の賛美と貨幣への崇拝つまり唯物主義へと人々を誘うための道具、それです。
たとえば日本では需要なき生産と消費のために人々は働き、必要のない業種を増やし、そのために物価は下げられず月賦や借金が前提の消費生活を強いられ、そのなかで少しでもましな生活をと子供たちを企業戦士に仕立てています。選挙で選んだ政権はご存知のとおりです。
さらに共産主義という仮想敵を生み出しその立場の強化をはかり、冷戦体制は軍事産業に膨大な利潤をもたらしました。

アラブ・アフリカでのエセ民主主義と民主国家の民主主義、姿は違って見えますが根源は同じです。

私は民主主義に対しこのような考えを持っていますので>12のようなことを申し上げるのです。

>ということは軍主導での動き、というのが本当のところなんですかね。
まあいずれにしても今足抜けしないと欧米から梯子外されて大変なことになると思います。

軍主導になる原因、それはアメリカとの軍事同盟とNATO加盟国であるということです。これは本当に痛い。しかしはしごを外されることはむしろ歓迎すると思います。欧米が手を引けばそこで終結です。国連や国際世論で批判を浴びることはトルコには問題ではありません。(ロシアやイランと同じように)

>一筋縄でいかないそれぞれの理由

そうですね。雁字がらめです。イデオロギーといえば聞こえはいいですが、要するにカネの問題と言えないこともありません。

私は雑談版の住人です。よろしければたまに覗いてください。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 戦争b10掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 戦争b10掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧