★阿修羅♪ > 議論31 > 220.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
世界は“悪の論理”で動いている〜戦後65年、日本は独立国家ではなかった/奥山真司
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/220.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 12 月 23 日 14:29:10: jdZgmZ21Prm8E
 

世界は“悪の論理”で動いている〜戦後65年、日本は独立国家ではなかった/奥山真司

第1章 世界は“悪の論理”で動いている
≪戦後65年、日本は独立国家ではなかった≫
≪“悪の論理”は倫理とは別のところにある≫
 “悪の論理”を見抜く方法の一つが、地政学である。
 地政学とは、民族や国家の行動パターンを地理的な条件からモデル化した理論である。国家というものは「自らの生存と利益をかけて際限なく肥大する」という性質を持っている。そういう現実を知ったうえで「では、その性質を利用してどのように国家戦略を組み立てるのか」という観点で地政学は研究され、発達してきた。いまでは、国家戦略に地政学の手法を利用するのが世界の常識になっている。日本だけが知らない。これでは国際社会に出るとやられっぱなしになるのは当然である。
≪国際政治を平和主義から学ぶ日本の非常識≫
第2章 日本の国益は技術だけで守れるのか
≪世界は「戦略の七階層」で国益を考えている≫
「戦略の七階層」
・世界観
・政策
・大戦略
・軍事戦略
・作戦
・戦術
・技術
 七つの概念は階層であるから、上位の要素が下位の要素を規定する。
 実際に地政学で使われるのは上から三番目の「大戦略」のレベルである。そして、その前提として、最上位に位置する「世界観」が地政学を考えるうえで絶対的に必要となる。地政学では、地理的な概念というものには、作った側の人間や国家の「世界観」や「ビジョン」というものが反映されてくる。
 つまり、まず世界観があり、それを実現するために政策(政治)が存在し、」その政策を実現するために大戦略を立て……というように、国家の戦略体系は階層的に構築されていくものなのである。
 しかし、日本の場合、その一番大事な「世界観」が、決定的に弱い。
≪「世界観」の足りない日本のリーダーたち≫
≪「世界観」なき日本の技術≫

【出典】「“悪の論理”で世界は動く! 地政学―日本属国化を狙う中国、捨てる米国」奥山真司/李白社 2010年

(関連)
・『岩波講座現代 第1巻』(1963年)の巻頭論文は〔独立〕の課題を提示していた
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/152.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 17 日 22:11:08: jdZgmZ21Prm8E

・真の完全独立を果たすための「統一戦線」論(過去ログから)
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/153.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 17 日 22:33:47: jdZgmZ21Prm8E

・対米・完全独立への具体的プロセスは研究課題である
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/157.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 25 日 20:18:19: jdZgmZ21Prm8E

・Re: 完全独立へのプロセスの突破口は沖縄の基地縮小から
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/160.html
投稿者 仁王像 日時 2014 年 2 月 27 日 20:33:31: jdZgmZ21Prm  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 議論31掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
議論31掲示板  
次へ