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「五日市憲法」は、この地域の自由民権運動から生み出された。民衆が主人公の歴史は…忘れ去られ…/新井勝鉱
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/624.html
投稿者 仁王像 日時 2018 年 7 月 20 日 20:01:45: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

「五日市憲法」新井勝鉱/岩波新書‘18年から序文のみ

〔はじめに〕
 東京の西部に位置する五日市という町に、「開かずの蔵」と呼ばれる朽ちかけた土蔵があった。1966年、当時まだ20代だった私は、その薄暗い土蔵の中でたまたま一つの文書を手にした。それが。この地域の自由民権運動から生み出された「五日市憲法草案」※である。
 起草者の千葉卓三郎とはいったい誰なのか。なぜこの地域で、このような憲法草案が誕生したのか。その歴史の水脈をさぐる、私の探索が始まった。それは予想をはるかに超える長大かつ深い大河と…気が付くと半世紀もの歳月が流れていた。
 (中略)
 民衆が主人公の歴史は、時間とともに忘れ去られ、埋もれるのは必然である。だが本書では、その歴史の水脈を、非力ながら私なりに掘り起してみようと思う。五日市憲法というものを通して、現代にも通じるっ自由民権の歴史の水脈を、一人でも多くの人に感じていただければと願うばかりである。

 (以下、割愛)

 ※)第5章第4節「五日市憲法の法の精神」によれば、起草されたのは1880年頃と見られる。当時日本に憲法はなかった。明治憲法の公布は、1889年(明治22年)。

 (注)「民衆が主人公の歴史」とは、学者の書いたもので見かけるのは初めて。

 〔新井勝鉱〕;1944年東京生まれ。1969年、東京経済大学経済学部卒。色川大吉教授のゼミで、五日市の旧家「開かずの蔵」開けたことが機縁で「五日市憲法」の研究に入る


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コメント
 
1. 2018年7月21日 19:21:06 : lQr0T6Hls2 : nd71RLGWWDM[1]
人々の権威信仰もとおに潮時はすぎてるだろう。いつまで我慢比べをするつもりなのか。国中、政府やこの国のまずい現状に気付いてしまったからな。そもそも信任無くして司政など務まるものではない。ましてやはじまりもしないはずだ。人の信任を得るにはまずその人の功績ありき。ひとりの人間に自分の生活の命運を託すなんてことは余程の事だ。政治とは、そこに自分の情熱を預けてみたいと憶わせる何かがなければはじまらない。ところが今の世の中ではすべてが逆さまになって政治とはガワばかり。信任を得るために動くんだと。呆れる。ただ覇権を争う為の道具となりさがった訳だ。そこではカタチばかり口ばかりの人間が跋扈して、何の信任も得ぬものが権威を振るおうとでばって来るだけだ。そのせいでいまこの国はめちゃくちゃだ。
人々の信任を得てないものがかろうじておこぼれの政治職にあり就いてひん曲げた顔してのうのうとしてやがる。ブータンの国王を見てみよ。日本だってもともとはあの王国と同じ人間性を宿していた筈。今でも大差ないはずだろう?なぜ、いつからこう歪な国に変わってしまったのだ?何にやられたのだ?

この度の災害でこの国の政府は近年の災害は闇雲に予見できないとの理由から、より"広域に"警報を出すだけという予想通りの行動をとった。案の定といった感じで、権威者かつ最高責任者が自らの責任問題に発展させないよう、自分にだけ保険をかけた御ふれを出した。ただそれだけ。そしてそれで仕事を果たしたことになると言い張る。これで果たして人命は救われるか?

本来国としてすべききことは現場の支援だ。柔軟な対応だ。必要なのは対策をとること=大規模な保障政策の決定だけだ。スピーディスピーディといいながら、自分の利権関わる話ばかり優先しやがる。

本当に日々景色の変化を目の当たりにしている人間だけが異変に気付く。現場の声を速やかに吸い上げて、危険予測ができるのは自治連としての住民だけだ。こうした災害の時頼りになるのは人間力の結束だが、いまある政府は、現場を生かさず殺さず、ただ餌だけを与えるようにしている。力を奪ってだけ居るという事だ。被災にあった人々が無気力かつ無思考のように思えるのは、単に行動する為の力を与えられていないからだ。

金など日銀の金庫に幾らでも眠っているだろう。何故それを使わない?海外には無造作に何兆分もの資金をバラまけるのにか?日銀の預貯金額を見ろ。何百兆円眠っているんだ?この国に現行使われている誤った意味での「政治家」はもうここで完全に要らないと解った。もはやこの国に総理職など要らない。皆が欲しがるのは柔軟にスピーディに行政が行なえる対応力の優れた国の指導者だろうが、そんなものは現状この国には現れない。現場を取り仕切る判断力は一人である必要は無いのだ。必要な数だけいくらでもいればいい。これまでのまず外箱ありきの組織は要らない。今必要なのは「連繋の出来る横の繋がりによる組織力」だ。必要とされているのは自分のサラリー分以外の仕事をしない無能で無責任な役人どもを権力の座から引きずり降ろし、アイデアを実践にすぐに行動に移せる人としての気概だ。

バスが運行できるなら、最寄りの温泉地保養所に被災地の人間をかわるがわりに連れてってみたらどうだ。行政でそれを賄え。国が援助しろ。粋な事をやってみろと言うんだ。安倍など下の下、それ以下だ。

トランプが鎖国するつもりだと言うなら、経済市場は見切りをつけて、日本もさっさと自国ファーストをしろ。ただし、外国人は追い出すな。どんどん来たいだけ拒まず誘致しろ。制限など儲けずいくらでも養え。金などただの飾りだ。いくらでも増やして使わせろ。国全体を必要なもので満たしたければ国全体で賄えばいいだけだ。無駄なものは金を幾ら積まれても拒め。横の繋がりを取り戻せ。それぞれの人間に見合ったやり方で支援させ合うこと。出来ることだけを人に求めろ。それが最良の結果を招く。国はすべて総入れ替えだ。国民同士が助け合いが円滑にいくような支援を皆ですればそれが国の働きとなる。その為の役職を民間から増やせばいい。ただ人が可能な事を出来る範囲で無理せず支援し合う。それだけでいいはずだ。民間だけでいい。行政という言葉も舞台ももはや要らない。そんなもの既に壊滅した。
人々から全体に対しての奉仕、支援の仕事の為のアイデア、欲しいもの、足りないもの等、現場の声を吸い上げる場所や人間がいまこの国の新たな政治のはじまりには絶対に必要だ。


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