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”縁切り死” いったい何が?〜取材1年警視庁捜査〜わざわざ縁もゆかりもない地を選んで/Nクロ現
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/635.html
投稿者 仁王像 日時 2018 年 9 月 27 日 20:03:59: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

〔”縁切り死” いったい何が?〜取材1年警視庁捜査〕9月18日、Nクロ現

 (一部カット)

 ある男性の消息の聞き込みをする警察官。東京と都内で遺体で見つかった男性だが、身元が一月経っても分からない。
 「私を知っている人はいませんか」との警察のビラ。今、身元が分かるものを持たずに自殺する人が後を断たない。
 今年2月には、自殺と見られる中年女性の遺体が、住宅街を流れる川の岩場で発見された。所持品はカンカチだけだった。
 都内のある団地では高齢の女性が飛び降りて自殺。遺書はなく、どこの誰とも分からなかった。

 遺体の身元を特定する警視庁の専門チームの現場に初めて密着した。身元不明遺体は増え続け、その数は全国でおよそ2万体に上っている。
 担当者「持ち物は非常に少ないというより、ない」
 遺族を取材すると、思わぬことが分かってきた。その多くは、一緒に暮らす家族や親しい人にも周囲にも何も告げず、突然姿を消していた。そして何のゆかりもない場所で、一切の縁を切るように亡くなっていた。
 遺族の一人「何を考えて死んだんやろ」「何で こげなところなの…」

 世の中に痕跡を残さないように命を断つ縁切り死。私たちの身に何が起きているのだろうか。

〔”縁切り死” なぜ愛する人が突然…〕

 警視庁が今年9月、臨時に設置した東京、巣鴨の身元不明相談所。テーブルの上には寄せられた情報や人相等のパネルが乗せられている(冒頭写真)。家族や知り合いに見てもらって、身元の特定につなげようとしている。亡くなったときの衣服やサングラスのみが掲示されている例は身元の特定が難しい(写真→http://img.asyura2.com/x0/d9/1584.jpg
 警視庁ではこうした相談所を60年に亘って手がけてきたが、中でも最近相次いでいるのが、身元が分かるものを全く身に着けずに自殺する人々である。ある日、突然姿を消して、縁を切るように亡くなるのは何故なのか、その実態に迫った。

 取材班は1年前、ある身元不明相談室で、ある身元不明の女性について調べていた。年齢は50〜70代。都内の駅で電車に飛び込み亡くなった。所持品はなし。遺体の損傷が激しく、手掛かりをつかむため専門の調査官が似顔絵を作り、全国から寄せられた8万件の行方不明者のデータと照合した。すると2か月後、ようやく顔の特徴が似ている一人の女性が浮かび上がってきた。
 北関東で行方不明届が出されていた70歳の女性であった。歯型の鑑定でも同一人物の可能性が高いことが分かった。
 捜査員は女性がかつて住んでいた町に向かった。行方不明届を出していた自由業の60歳の男性は、女性と30年余り一緒に暮らしてきた。2か月前、女性が突然いなくなり探し続けてきた。捜査員は遺体の写真を見せることにした。男性は、間違いないと認めた。女性はいなくなったその日に飛び込んだ。女性がなぜ東京に行ったのか、男性には心当たりはなかった。

〔”縁切り死”一体何が?〜30年連れ添ったのに突然…〕

 男性「何も言わないで ぽっといなくなって さみしかったですよ。もっと何か言ってくれればね」、と涙声。
 姿を消す前、女性はどんな様子だったのか。男性が見せてくれたのは、亡くなる1週間前に紅葉をバックにした橋の上で撮影した写真。赤い上衣をはおりピースサインをする女性は(笑顔だという)、普段と変わった様子は全くなかった。
 女性がいなくなったのは、2日前一緒に買い物をしている時だった。トイレに行くと言って男性に財布を預けたまま戻ってこなかった。
 男性「携帯は持ってたけど、1時間くらいでつながらなくなっちゃった。本当に着の身着のままですから何も持たない状態なんで、すぐ自殺するなんてことは考えられなかった」
 かつて二人は飲食店を営んでいた。バブル景気を追い風に連日多くの客でにぎわった。その後、景気の悪化とともに閉店。職を転々とする男性を女性は支え続けてきた。
 自宅には一枚のメモが残されていた。「探さなくていい。お金がかかるから!」という書き出しのメモ。周囲の人には病気で入院していることにしてほしい、と綴られていた。しかし、自殺の理由は一切書かれていなかった。長年連れ添ったのに何故、今も答えは見つかっていない。
 男性「分かんない。本人から聞かないとわかんない。何で言えなかったの、打ち明けてくれなかったの、それが今 本当の気持ちだね」

 今相次ぐ縁切り死。なぜ大切な人の前から突然姿を消し、ゆかりのない場所で命を断つのか。
 この日、捜査員は九州をを訪れた。都内のビルで飛び降りした60代と見られる男性が、九州で行方不明届が出されている人物と同一の可能性が浮かび上がった。
 行方不明届を出した女性は男性と10年余り連れ添ってきた。遺体の胸にはガン治療の器具が埋め込まれていた。またTシャツも行方不明届の写真と一致した。
 女性「飛び降りたんですか。自殺する勇気はないって言ってた。病院の先生にも言っていた」
 親族の話しでは、高卒後地元の会社に就職。結婚し3人の女の子供がいて幸せそうだった。だが、40代で離婚、職も辞めその後は職を転々としていた。

 10年連れ添った女性は、遺品を探しだし、ある薬袋を取り出し「通院だけで一日5万円かかるって…」
 男性は去年、すい臓がんと診断され治療費を気にかけていたという。男性の薬手帳に思わぬものが見つかった。表紙に「ビルマ、満州、関門トンネルに死の前に行きたい」とメモ。旅行が好きだった男性は死を意識して行きたい場所を記していた。
 女性「死ぬ前に行きたい。こういうこと書かれてとったら、えーっと思うやん。涙ぽろぽろ 何を考えて死んだんやろ。(死ぬなんて)思ってもおらんやった」
 癌の診断から半年余り、男性は遠く離れた東京で自ら命を断った。遺体が見つかったのは東京タワーの見える路地裏で、いつものTシャツを着ていた。ポケットの中には20万円ほどの現金とメモが残されていた。「このお金でひっそり火葬してください」とあった。
 女性「東京やったら(身元)分からんやん。それはいちばんに私思った。東京で死んだってことは…無縁仏になる。本当に私のこと思うならさ、ひと言でもいい、ごめんねって それだけでも良かったたい」

 警視庁・鑑識課長「都内で毎年100体前後増加している」
 自殺に関する調査を続けてきた清水康之さん(NPO法人代表)は、縁切り自殺の背景には”周囲に迷惑をかけたくない”という思いがあるのではないかと、推測している。
 清水「残される人たちのことをまったく考えないのであれば、わざわざ追跡できないような形で亡くなる自殺するということはないんじゃないか。負担をかけるぐらいであれば自らその状況を回避するために自ら死にたい、でも自殺で亡くなると知られると、それはそれで残された人たちに過度な負担をかけかねないという中で、知られずにそっと姿を消すということを考えた可能性はある」

 香山リカ(精神科医)は、縁切り死は”自らの価値を見出しにくい社会の断面”を映し出しているのではないかと指摘。
 平野啓一郎(作家)は、縁切り死には”きれいな想い出だけを残して消えたい”という願いがあるのではないかと話す。
平野「その人がどんなに多様で複雑な人生を生きてきたとしても、自殺をしてしまうと自殺をした人っていうふうに見られてしまう。で、それまでの彼の言動とかがすべて自殺の予兆のように結びつけられて、アイデンティティを整理されてしまうところがあって、そのときにやはり最後は自殺した人として記憶に残るのではなくて、良かった関係のままその人の心の中に残りたいっていう気持ちもあるんじゃないか」

 縁切り死が相次ぐ社会の中で私たちはどういきていけばよいのだろうか。
 平野「本当の人間関係っていうのは何もかも打ち明けて、お互いに理解してという理想を抱いてしまっているためにすごくプレッシャーになっている。しかし、言いたくないことは言わないとか、好きだからこそ黙ったままでいるとか、非常に複雑な感情があるのが本当の人間関係だと思う。だから、そういう人間の複雑さに対して繊細な感受性を持って、優しく見守るっていうような態度をもっと身につけるべきじゃないか」

 身元不明の遺体はいまも増え続けている。(以上)

 (仁王像)
 重苦しく、かつ衝撃的な番組であった。真相知りたがり人の筆者は避けて通れない性分。
 ”縁切り自殺”としか言いようのない社会現象がなぜ今盛んなのか。社会心理学的な一層の解明が待たれる。
 現時点で最も真相らしいのは、平野「自殺をしてしまうと自殺をした人っていうふうに見られてしまう」ということではなか。と言っても、現世はうまく行方を眩ましても天はお見通しだろ。普通はそう考えるはずで、得心がいく訳ではない。


・“縁切り死” なぜ愛する人が突然…/Nクロ現
 http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4183/
 

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コメント
1. 仁王像[2422] kG2JpJGc 2018年9月29日 12:50:49 : QdFwI4mkvg : sCTT3p9eiP8[1] 報告
 野生動物の死骸がめったに見られないのは、捕食(死骸も)されるほかに、死期を悟ると身を隠す習性があるからだと言う。
 飼い犬や猫にも同じ習性があるとは知人が話していた。

 万物の霊長人間の死生観はこれとは違ったもののはずだ。現代人の”縁切り死”は何か歯車が狂っているように思える。


・なぜ野生動物の死骸を目にすることはまれなのか?
 https://logmi.jp/251320

2. 仁王像[2423] kG2JpJGc 2018年9月29日 16:08:07 : 0gpZT25hVQ : gDnZTaz7JU0[1] 報告
 ”糧(かて)”は肉体ばかりでなく精神にも欠かせない。
 現代社会はこの心の糧が得にくくなっているのではないか。
 政治と政治家の不祥事、あらゆる階層でのモラルハザード等、悪い糧ばかり。

 稀な例として2歳のぼうやを助けたボランティアのご老人。彼の顔を見るだけでほっとする。心の糧になる。
 昔日は、こんな場面には頻繁に遭遇したのではないか。
 こんな時代だからこそ”縁切り死”も横行してくるのではないだろか。どこにも訴えようのない、ある種の抗議の死とも(仮説)。

3. 樹里亜[273] jveXooif 2018年10月02日 21:29:44 : sh6DbEHBRo : Eps6QGzE1NI[143] 報告
すごく重いテーマですね。

都内近郊に暮らしている人なら、ここ十年くらい、異様なほど「人身事故=電車への飛び込み自殺」が増えたことを知っているのですが、マスコミがほとんどまったく取り上げないため、みんな「またか」と思うようになっています。

この問題は、掘り下げれば絶対に政治責任に行きつく話だと思っているのですが、だからこそマスコミは問題化しないのだろうとずっと思っています(小泉・竹中の時代の終わり頃から飛び込みは急増しているので、彼らのやった改革という名の改悪と関係があると思うのですが、私には具体的な因果関係を指摘できません。民主党政権時代も、アベになってからも、飛び込み自殺は毎日のようにありました。最近は、少しだけ減っているような感じです)。

自殺の背景には生活苦や借金苦、病などが必ずあるはずなのですが、なんでもかんでも自己責任と切り捨てる政治と、マスコミがそれに同調する世の中で、彼らは次々と死んでいきます。

この記事は自殺に加えて、縁者に黙って消息を絶ち、亡くなってしまう「縁切り死」。ここに出ているケースも、「探さなくていい、お金がかかるから」や「薬代が五万円」のように、原因には生活苦があるのでしょうし、それに加えて「将来への希望のなさ」が切々と伝わってくるような気がします。

「自らの価値を見出しにくい社会の断面を映し出しているのではないか」とか、「
本当の人間関係っていうのは何もかも打ち明けて」という論評は、薄っぺらいと感じます。そうなっているのはなぜか、という考察が抜けている。

都内で孤独死する方のお宅のお弔いを続けている僧侶の方が、「われわれがいくら頑張っても、社会が壊れていくスピードのほうが速くて追いつけないのだ」と言っていたのが忘れられません。都内では、孤独死はもう当たり前です(通いのヘルパーさんが発見してくれるのは、いいほう)。

「社会が壊れる」は、「人間関係が壊れる」とほぼ同義だと思います。
独身者も増えているし、配偶者が亡くなって一人になる人もいるし、仮に子どもがいても、離れて暮らしていれば頼れない。この記事のコメンテイターの言うように「きれいな思い出を残したい」などというセンチメンタルな理由では無くて、「迷惑をかけたくない」が身元不明のまま死ぬことを選ぶ一番の理由です。

私もこの何年かで、比較的親しくしている人たちの口から、「姪が自殺した」「兄が自殺した」と聞きました。うつ病を病んで、苦しさに耐えきれずに亡くなったと思われる人もいますが、自分を取り巻く人間関係が壊れてしまい、将来への希望を失ったと思われる人もいました(具体的には親御さんが亡くなり、配偶者もいず、兄弟はいても疎遠で、自分ひとり食べていくことはできるが、家族のあたたかさや精神的支柱がない)。
この人たちも、身元不明にこそならなかったけれど、遺書も残さず(たとえば自分のパソコンの中身はぜんぶきれいに消して)、誰にも言わずに亡くなっています。

こういう人が沢山いる今の日本が、どういう経緯でできてきたか、私にも多少は理解できるところがあるのですが(高度成長で核家族がばんばん増えた頃からその根がありますけれども)、それは、あまりに長くなるので省略します。

先日、沖縄県知事に当選した玉城デニーさんのスローガン、「誰一人取り残さない、全員を包摂する社会、沖縄」は、「自己責任で死ね」の現在の日本とは正反対のビジョンです。
「ゆいまーる」の精神が多少なりともまだ残っている沖縄なら、もしかしたらそれが可能かも知れません(本土ではもう、だめでしょう)。

4. 仁王像[2432] kG2JpJGc 2018年10月03日 12:40:11 : P8qVAixdAk : bsHJbdfTaT8[1] 報告
 >>3

 (ジミ板へようこそ。自然板もご覧を)

 深く重苦しいテーマですね。
 ご指摘の点はいちいちごもっともで、香山や若い作家・平野の言葉には重みを感じません。

 何故”縁切り死”なのか、ここが最大の謎です。仏教文化が支配的と思われる日本では、これまでに見られなかった社会現象ではないかと。専門家や学者たちが協力し合って解明を進めて行ってもらいたい。

 一私人には荷が重過ぎ、逃げ出したくなるくらいです。でも放置しておくと、明日は我が身かも…身につまされます。

(補)
 日本以外の他国ではどうなのかも知りたい。世界共通の現象なら、簡明に説明がつくかも。つまり、経済の行き詰まり、社会の閉塞感の増大、生きづらさの増大が原因だと。
(補2)
 高岡「身をゆるめ、心を放つー泰然自若」。こんな心境になれるよう日々努めて参りたいと念じています。

5. 仁王像[2436] kG2JpJGc 2018年10月04日 20:41:20 : fWKCqlloWc : v_SrKjiNw78[4] 報告
 >>3

 >「誰一人取り残さない、全員を包摂する社会、沖縄」は…
「ゆいまーる」の精神が多少なりともまだ残っている沖縄なら、もしかしたらそれが可能かも知れません。

 「ゆいまーる」精神とは、共同作業など助け合う精神だったんですね。
 沖縄の反基地闘争は、暴力沙汰が日常茶飯事ですが、背景の文化土壌には「ゆいまーる」精神もある、と(女性らしい気遣いかと)。

 それも含めて、日本の夜明けは沖縄から始まるのではないかと希望を持っています。

(日本の夜明けは、沖縄から始まる…)
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/659.html#c10

6. 樹里亜[281] jveXooif 2018年10月04日 23:25:29 : sh6DbEHBRo : Eps6QGzE1NI[151] 報告
>>4 >>5 仁王像さま

こんばんは。

>何故”縁切り死”なのか、ここが最大の謎です。仏教文化が支配的と思われる日本では、これまでに見られなかった社会現象ではないかと。

その「縁」自体がどんどん薄くなっていることを、都会で暮らしていると年々歳々、強く感じるんですね。

(親しくしていた近所の方がいたのですが、おじいちゃんが亡くなった時はお焼香に上がったけれど、残されたおばあちゃんが亡くなった時は、離れて暮らしていた息子さんが密葬をすませ、家の中をぜんぶ片づけてしまうまで、近所には何も知らせてくれなかったことなど)。

縁が薄くなっているからこそ、配偶者にも「迷惑はかけられない」と思う気持ちが強くなって、わざわざ身元不明の遺体になる道を選ぶのだと思うのですが。

仏教に関しても、以前はよい意味で仏教の教えを身につけたお年寄りなどがいたと思いますが、最近はどうでしょうか。菩提寺とのおつきあいもどんどん減っている方が多いように見受けられます(ペットと入れる墓地とか、永代供養とか、散骨が人気のようです。お墓があっても供養してくれる子孫がいない・またはアテにできないから)。

7. 樹里亜[283] jveXooif 2018年10月05日 00:05:08 : sh6DbEHBRo : Eps6QGzE1NI[153] 報告
>>5

日本の夜明けは、沖縄から始まる…
http://www.asyura2.com/18/senkyo251/msg/659.html#c10

を拝見して、コメントつけておきました。

8. 仁王像[2437] kG2JpJGc 2018年10月05日 06:30:05 : vLibBYaYZk : IpwT0TkOpKc[1] 報告
 >>6

 そうですね。

 私自身も、自分の葬儀は近親者だけの家族葬で、樹木葬でよいと希望を伝えたことがあります。
 無縁仏もどんどん増え続け、墓石の片づけに苦慮しているとのNHK番組もありました。後継ぎがいないということで、生前に墓を整理する人も後を断ちません。あるお寺では、整理された墓石を広い敷地に大量に受け入れ、永代供養するとか。
 ひろさちやの本も読みました。墓石の由来は、何と江戸時代に死者が亡霊となって出てこないように重しであったと解説されていて唖然としました。
 ♪お墓の前で泣かないで…私は大空を飛んで見守っています という歌も大ヒットしました。
 仏教文化も大きく変容しているのは時代の流れで止めようがないようです。

 でも「縁切り死」だけは理解できない…。

・終活ブームに喝! 仏教学者が断言「葬式、墓、戒名は不要」(日刊ゲンダイ)
 http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/500.html
 投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 31 日 07:27:15: igsppGRN/E9PQ

9. 仁王像[2438] kG2JpJGc 2018年10月05日 19:53:08 : rUWzbfLrBs : @SmCflgAEi0[1] 報告
 (8のつづき)

 家族として一緒に暮らすことができるのは、そこに「愛」があるからに違いない。
 だから何も言わずに居なくなり、離れた地で亡くなるというのは不自然で理解に苦しむ。

 しかし、中にはい一緒に暮らしていても、いわば疑似家族のような組み合わせも有りうると思う。駆け込み寺のようにお互いに身を寄せ合って暮らす形態である(そこに愛はないか、あっても薄い。番組の事例では片方の愛はあったか)。
 このような組み合わせが、今の日本の社会の中では、かなりの比率あるのではないかと考えられる。こんなケースの場合は、フイと居なくなり、身元を隠して亡くなるということは有りうると思う(理解は出来る)。

 かように考えて我が家を振り返ると、愛はあり薄くはない普通の家族であるのは間違いない。だから自分が縁切り死する可能性はまずゼロと確認することが出来、ホッとしました。

 これが、差し当たりの結論でしょう。
 樹里亜さん、有益な会話でした。ご協力、有難うございました。

(補)
 「○様」は止めにしましょう。「ニオさん」ぐらいでお願いします。こちらも「ジュリさん」と気安く呼ばせていただきますので。

10. 仁王像[2439] kG2JpJGc 2018年10月06日 06:47:04 : CBkWjYPPgY : PIPr2xpkuWw[1] 報告
 こんな事例もあった。

 数十年前、テレビでやっていたが、タクシー運転手と結婚した女性が、ある日突然、(使い慣れた)枕を持っただけで失跡した。後にこの女性はパチンコ屋で知り合った男性と同棲していることが分かり、そこに人が訪ねて家に戻るように説得したが、女性は「好きでもない男と結婚した」と拒否した。
 運転手の方は、女性に戻って来て欲しかったのだが…。

 この事例は「縁切り」のみで済んだケースである。こんな縁切りだけを目的とした失跡も現代社会では少なくないのではないか。

11. 仁王像[2440] kG2JpJGc 2018年10月06日 09:54:12 : CBkWjYPPgY : PIPr2xpkuWw[2] 報告
 (10の補足)

「好きでもない男と結婚した」→「元々好きでなかった」に訂正。

 この運転手夫妻は、当時40代と見られた。

12. 仁王像[2442] kG2JpJGc 2018年10月07日 19:10:43 : wgNDOBCQok : Kq5xEG@@now[2] 報告
(番組に関連)

 今晩、日テレをチラっと見たが、孤独死はこの3年間2000人余り、内50代が800人余りとあった。40代以下でも孤独死する。
 50代の兄を孤独死で亡くした55歳の妹は、夫と一緒に兄の部屋を訪れ、整理した後、こんなことにならないよう気を付けなければ、と述懐。兄は人との繋がりが希薄だったという。彼女はこれまで、日々の生活に追われて兄の部屋を訪れたことはなかった。
(兄の部屋は、売りに出したところ、心理的瑕疵?があるということで、不動産業者によって、通用の7割に査定、さらに孤独死が2か月間後に発見されたしたことで3%査定された)

 専門家によると孤独死は、自分をメンテする気持ちが薄らぎ、体調を崩していくことが多く見られると言う。ネットで繋がっているだけでは不十分で、直接顔をみて安否を確認する昔風のやり方が良い、と。

13. 仁王像[2443] kG2JpJGc 2018年10月07日 20:15:31 : wgNDOBCQok : Kq5xEG@@now[3] 報告
 (12に追加)
 
 この兄は独身であった。独身の孤独死も少なくないらしい。
 孤独死した男たちの住まいは、皆ゴミが溢れているのが特徴。日々の生活が億劫になっていたのか。
 ある物を食い、ある物(酒)をがぶ飲みし、運動不足も顧みない自堕落に陥っていったのか。

 孤独死する怖れを感じる人は、これらの事柄に良く注意し、日々の日課を自らに課し習慣づけていく必要がある。

14. 仁王像[2444] kG2JpJGc 2018年10月08日 15:53:23 : cuIwkuKswI : M9eF1Abn8_E[1] 報告
 孤独死する人の中に、疲労感から動くのが億劫になっている者も多いと思われる。それはゴミ屋敷からも窺える。

 かてて加えて、自分のストレス臭を嗅がざるを得ず、それで疲労感が加速することも考えられる。行動が一層億劫になり、死期を早めることにつながるのではないか。
 現役時代は、人間関係が苦手でも何とか人との繋がりがあり大過なく過ごせても、仕事を辞めるとそうは行かない。

 吾人は自分に日課を科し、歩行、体操、呼吸法や心のケアも自分で工夫して行う必要がある。
自治体が各種提供するものもあるだろう(体操教室等で成功しているところもある。高齢者医療費が最少で済んでいる)。独身者は特に気を付ける必要がある。

・緊張で心理的ストレス 皮膚から「ストレス臭」発散〜ネギやニラに似ていると/nhk
 http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/625.html
 投稿者 仁王像 日時 2018 年 10 月 08 日 15:40:52: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc

15. 仁王像[2445] kG2JpJGc 2018年10月08日 17:59:16 : nXho7aizIk : n75eqjWIYWs[1] 報告
 人が生きて行くには、歩行が基本中の基本と思う。
 「70代の体力 過去最高」とは意外だったし、若い世代の体力落ちも意外だった。

 「幼児期に外遊びの頻度が高」かった人は、運動習慣が身に着いているというのは分かる。
 親の子供への接し方が大切である。運動習慣が身についていれば、遠い将来の孤独死の可能性も減ってこよう。

・70代の体力 過去最高 中学〜40代女性は運動離れ/東京新聞
 http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/626.html
 投稿者 仁王像 日時 2018 年 10 月 08 日 17:48:18: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc

16. 仁王像[2446] kG2JpJGc 2018年10月08日 19:08:39 : UywUVzAZhQ : 0ZjMlnSMd_k[1] 報告
 心の持ち方も大切。
 筆者は常に「泰然自若」でいられるよう日々習練している。
 根がせっかちのため、心のあるがままに行動するとミスや失敗が多いことを体験から知っている。
 泰然自若でいると、ミスの確率が確実に低くなる。体をひねったり、手足の所作による失敗も確実に減る(物を取り落としたり等)。
 せっかちに対応しても何かメリットがある訳ではない。泰然自若でいると、年齢と共に多くなる咄嗟の勘違いなどもなくなってくる。

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