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(回答先: パソコンがネットに繋がらなくなったので、中村天風の巨大は教義を学び直し日々実践して行きたいものと思う 投稿者 仁王像 日時 2019 年 9 月 22 日 10:35:32)
ここでは、「霊性意識を満足させる（天風）」投稿に恵まれる事例は稀であることにも気づいた。
「盛大な人生」中村天風／合理化協会初版’９４年から
とにかく、霊性満足（本心、良心）の生活ぐらい、生命における消耗と疲労が少ないんだよ。ちっとも心が疲れないもん。
ただ、誤解しちゃいけないよ。本能や感覚や理性の生活を断念しちゃならないと言ってんじゃないんだ。これしなきゃ生きていかれないもん、そうだろ。−ただそれに執着しちゃいけない、とらわれちゃいけないと言うんだよ。
−執着しちゃいけないよという執着から離れようと思ったら、それを離れようと思わないで、霊性本位の生活のほうへと自分の心をふりむけていくと、しぜーんと離れちまう。
思いやり、情け深い気持ちで、他人が喜びを感じるようなことを言ったり行ったり、−とにかくきょうからやってごらん、我慢して。そうすると、その我慢が大した辛さの我慢でなくなるから。人の喜びをわが心を喜ぶというような尊い心が、まもなくひとりでに、スムースにできてくるんです。不思議に自分の心の成り行きが、これが本当の自分の心かいなと思うほど、−スルスルスルッと。
霊性生活に入ってごらんよ。−おふろに入るようなつもりでね、あ、ここんとこでチョイと霊性生活してやろうと。霊性生活が人間の本然なんだから。
あ、それじゃあたった今から人生の義務としてやろう、と思っちゃ駄目なんだよ。義務じゃないんだから。楽しみにするんだよ。その生活を楽しみなさい、きょうから。そうすると、負担も何もない。
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