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当時、世界に多大な影響を与えたのは、カール・マルクスという大思想家であった
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/761.html
投稿者 仁王像 日時 2021 年 6 月 16 日 09:11:55: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

(回答先: 21世紀以降の時代はどうあるべきかの現代論が必要ではないか 投稿者 仁王像 日時 2021 年 6 月 05 日 09:08:54)

かつて、欧州を代表す知性としてジャック・アタリ(モロッコ出身の仏人)や米国の思想家エマーソンが居たが、世界に多大な影響は与えなかった。
代わって多大な影響を与えたのはカール・マルクスであった。彼の思想によりソ連ついで中国、朝鮮半島、キューバに革命が起こった。マルクスが亡くなった時、エンゲルスは「世界は頭一つ分低くなった」と言ったぐらいの思想家であった。
 かてて加えて当時貧困にあえいでいた南米諸国に「解放の神学」(=キリスト教とマルクス主義の結合)が起こった。これにより世界の約半分は赤くなった。
 ポスト資本主義の時代に以上に匹敵する大思想家の出現が求められている。
 わずかな兆候はインド人の経済学者の提唱する「プラウト」の思想である。

・解放の神学WIKI

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E6%94%BE%E3%81%AE%E7%A5%9E%E5%AD%A6
・ラビバトラWIKI
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%A9
 

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コメント
1. 偽装皇帝[101] i1WRlY1jkuk 2025年9月30日 15:24:49 : 26yoYpJi4o : NlFmV2daQmlPZlE=[101] 報告
<■88行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

私はマルキシズムを、「階級闘争思想」によって世界を悪化させた思想だと思っており、マルクスを、それ以前の穏健社会主義を「空想的社会主義」として軽蔑させ地中に埋めた「歴史的犯罪者」だと思っている。(「シオン長老の議定書」では、マルクス、ニーチェ、ダーウィンはユダヤの手先だとされている。)

問題は、彼によって社会主義は共産主義への道程にすぎないとされたことで、それによって「社会主義と共産主義の混同」がはびこってしまったことである。

以下に、私の「娯楽ブログ」に載せた記事を転載する。娯楽ブログですら、怒りに満ちた筆致であることから、私の「(上級国民、特にDSによる富の独占という)社会悪」への憤懣はわかるだろう。

念のために言えば、私自身は「起きて半畳、寝て一畳」という思想であり、金銭的富裕は必ずしも幸福と直結していない、と思っている。問題は、貧困による無数の大衆の不幸である。


(以下自己引用)2011年の記事だが、今のアメリカはもっと悪化しているだろう。


自分を絞首刑にする縄を自分で編んだアメリカ国民

「ロックウェイエキスプレス」から転載。


アメリカで起こることは10年後に日本で起きると言われていたが、今では1、2年後に起きる。すなわち、このアメリカの姿は1、2年後の日本の姿になるだろう。

あの繁栄していたアメリカがなぜこうなったのか。
簡単な話だ。
富の偏りのためである。
社会のほんのわずかな人間が、社会の富のほとんどを独占しているのだから、残りの人間は貧困にあえぐしかない。
昔なら、アメリカには仕事があった。仕事があれば金は手に入る。ところがグローバリゼーションのためにアメリカの生産業はその拠点の大半を後進国に移した。
アメリカに失業者の大群が生まれるのは当然である。

アメリカ人は、1950年代から60年代の自分たちの繁栄が、富の適正配分によるものだと知らなかった。
富の適正配分を主張する者は、共産主義者だとされ、憎まれた。
そして、富の均等化をはかり、社会保障を充実する政策も社会主義的政策であるとされ、拒否された。労働者の権利を守る労働運動もアカのやることだとして憎まれ、衰退していった。
金持ちたちは、一般大衆が自助を主張し、存在もしないアメリカンドリームを叫び、社会的救済を拒否し、反共的言動をすることで自分自身を絞首刑にする縄を自分で編んでいるのを見て大笑いしていた。

そして、残されたのは、膨大な貧困者の山の上に、わずかな大金持ちが富を独占する現在のアメリカ社会である。
アメリカ国民は自らこの運命を招いたのである。
富の適正配分、つまり一般大衆の利益となる思想を自ら拒否したために。


(以下引用)


アメリカでうまくいかなくなると、あなたは持っているものまで当局が持ち去っていくのをすぐに発見するだろう。

あなたが貧乏ならば、合衆国は非常に残忍な場所になりうる。アメリカ中で、地方自治体はテント村を違法にしているか、テント村の住民を追い払うことをしている。

 多くのアメリカ人が隣で多くのホームレスたちが野宿することを好まないことが分かった。しかし今テント村にいる人々はかつてはあなたや私と同じような人々だったのだ。

 この国のいくつかの地域のテント村でなされた事は、全く嫌悪すべきものだ。例えば、フロリダ州のセントピーターズブルグ市の警察がホームレス達のテントをカッターナイフで切り裂いているビデオを忘れることはないだろう。このような情景を見て、何を思うかだ。こういった人々に対する何がしかの憐れみの情を感じなければ、何かおかしいはずだ。テント村に逃げ込むのは、次はあなたの番かもしれないのだ。

 アメリカの多くの都市では、路上で眠ることも違法となる。もしもあなたがホームレスだったとして、あなたがどうするか、私には分からない。アメリカのある地域では、車でも、テント村でも、路上でも眠ることはできないのだ。

 この経済事情の下、自宅から追い出された人々に対してどうすべきなのか? 彼らを一くくりにして壁をめぐらした刑務所に入れるべきなのか? 笑ってはいけない、日ごとにそのような状況に我々は近づいているのだ。

 
◆我々は非常に恐ろしい時期を生きている
 
 貧困がアメリカで蔓延している。フードパントリーやスープキッチン(食糧無料配給所)に群がるアメリカ人の数は2006年から比べて46%増えた。今や4400万人のアメリカ人がフードスタンプをもらって生きている。もしもこういったものが存在していなければ、アメリカの路上は貧窮した人々で溢れていることだろう。

 事態は深刻であり、更に深刻化しつつある。

 来年の初め、失業者を支援していた失業手当給付の期限が切れる。現在まで、多くのアメリカの失業者は99週間まで失業手当の給付を受けられた。それが終わるのだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によれば、これはやっと生活できていた失業者の財布から370億ドルが引き抜かれることになる、という。経済にどういう影響をもたらすだろうか?

 これは失業率が再び上昇しだす時期に起きようとしている。シスコは1万人のレイオフを発表したばかりだ。その他の大企業はまもなくもっと多いレイオフの発表をすることが予想されている。

 経済が落ち込むというその他の兆しもある。クリスマス商品の事前注文が落ちている。ショッピングモールの空き店舗が再び増えている。殆ど全ての主要な世論調査では、人々が経済面では非常に悲観的になっていることを示している。

 では一体なぜこれらがおきているのか? 我々の職はどこに消えたのか? 我々の何百万もの職は労賃がはるかに安い海外に移転したのであり、そこは我々にどんどん迫ってきている。

 アメリカン・ドリームのサイトで、「グローバリズムが我々の職、ビジネス、国家の冨を破壊させた10のステップ」と題する記事を私は書き終えたばかりだ。これは2500語でグローバライゼーションが完璧に我々の経済を破壊したことを表したエッセイだ。この記事が、どうして多くの良い職がアメリカを去り帰ってこないかということをあなた方が理解する助けになれば、と願っている。

 世界の羨望の的であった多くの我々の偉大な大都市が今では悪い冗談になってしまった。

2011/07/17 (Sun)

2. 偽装皇帝[102] i1WRlY1jkuk 2025年9月30日 15:37:00 : 26yoYpJi4o : NlFmV2daQmlPZlE=[102] 報告
<▽42行くらい>

前のコメントの補足をしておく。


筆者補注:「ダーウィン、マルクス、ニーチェ」の教説がなぜ陰の支配者(と仮に呼んでおこう)にとって都合がいいのかを説明する。

まず、ダーウィンの進化論は「適者生存」の思想を人々の頭に植え付けた。つまり、生き延びた者は、生き延びるにふさわしい存在であり、滅びた者は滅びるのが当然の「無価値な」存在だったという思想である。これによって、たとえば欧米人種の行ってきた過去の悪行(他人種からの略奪行為や大量虐殺)も正当化される。弱い者、無能な者は滅びても当然であり、弱者への同情はセンチメンタルな感情でしかない、というわけだ。そして、もちろん、資本主義社会における様々な悪行(詐欺行為や非人間的な搾取)も正当化される。なぜなら、強い者が生き残るのは当然であり、資本家が金の無い人間に勝つのも「適者生存」だからである。

次に、マルクスの教説がなぜ陰の支配者にとって都合がいいのかだが、陰の支配者とは要するに、表舞台には出てこない大富豪や大財閥である。彼らは政治そのものを動かす力があるので、税金すら払わず、(いや、アメリカにおいては紙幣を印刷する権利すら持っているのだが)高額納税者(世間の人間は、これを大富豪と錯覚している)として公表されることはないために彼らの存在は世間には知られていない。しかし、誰かが搾取しているからこそ、大多数の人間は貧困から逃れられないのだと人々が思うことは避けられない。そこで、そのスケープゴートとして彼らが用意したのが表に出るレベルの富豪・資本家であり、「資本家対無産階級」という対立図式である。この資本家はあくまで世の法律に従って生産活動をする実業家に過ぎず、暴利をむさぼっているわけではない。しかし、彼らは目の前にいる、目に見える存在である。そこで貧民の憎しみは彼らに向けられ、陰の支配者の望む「混乱と無秩序」が作り出されるのである。その間に、もっと大きな金を動かして、投機市場を操作することによって、あるいは定期的に大恐慌を起こすことで低レベルの資本家の金はみな大富豪の手に入っていくのだが、それは庶民には見えないのである。つまり、マルキシズムの効用とは「分割して統治せよ」のパターンの一つなのである。

最後に、ニーチェの教説の目的だが、それはキリスト教の破壊である。キリスト教は本来、清貧と貧しい者への施しを教えており、資本主義にとっては都合の悪い思想だ。そこでカソリックやプロテスタントの中枢にスパイを潜入させてキリスト教を変質させると同時に、キリスト教の神自体をニーチェによって否定させたのである。ニーチェとはいわば、思想的テロリストである。アメリカ政府の中枢は一見、キリスト教信者が占めているように見えるが、それは、彼らが自分をキリスト教徒だと名乗っているからにすぎない。(多くの俗衆は、言葉を事実と誤認する、という「議定書」の嘲笑を見よ。)彼らの行為を見れば、それがキリスト教的精神からどれほどかけ離れているかがわかるだろう。

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