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隠蔽された3月20日〜21日ころの3号機の爆発・・・MOX燃料の再臨界による爆発?
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/416.html
投稿者 あのに 日時 2013 年 7 月 07 日 10:16:17: xZaQXyDl16EGo
 


早川マップや 国の汚染マップを見るだけでは、被ばくの実態はわからない。日時の拡散シミュレーションにしたがって、事故の全体像を描き、事故の実態と放出核種を予想し、残留核種と被ばくの予想をする。われわれ専門外の素人はそうやって想像するしかない。

ずくなしの冷や水 2013年7月03日~05日の記事を読んで驚いた。3号機の隠された事故があったようである。この爆発後の21日の3号機の写真の煙も灰色で、ずっとこれはなにか気になっていた。この21日の午後出た煙は、MOX燃料の煙であり、まっすぐ南下したのだろう。

東京は、3月15日のガス状プルームの被ばくもあるが、3月20日〜21日ころの3号機の隠された爆発事故によるプルームの被ばくの影響は予想以上に大きいかもしれない。それは、α線、β線核種によるからである。それは関東圏ばかりか東北圏も汚染している。MOX燃料とその燃えカスが、再臨界の核反応で放出され、ウランやプルトニウムの微粒子まで混じって、プルームとなって汚染したのだ。がれき焼却の煙の身体症状がよくあるのはこのせいかもしれない。4月、5月の微粒子が風に舞うシーズンには、N95マスクは必需品になる。

さらに、これにより拡散し大地に沈着したセシウム137、ストロンチウム90などの食品からの被ばく内部汚染が隠されている。ストロンチウム90の汚染は、たとえば、いま手元にあるのは「セバスチャンおじさんから子どもたちへ」という本に汚染マップがある。カルシウムと似ているからこれは野菜からも侵入するのだろう。(たとえば草食動物は、植物からカルシウムを摂る。)多くの食品に混在しているはずのストロンチウム90の内部被ばくが、気がつかれずに日本中でいま進行しているのだろう。また海のストロンチウム90の汚染は、セシウムの10倍という記事も最近見たが、もう脱力するほかはない。ストロンチウム90は、β線核種だから簡単には測定できない。


まずは、隠蔽された福島第一原発事故の最悪の事態を見てみよう。これは、3月20日〜21日ころの3号機の爆発による圧力容器、格納容器破損で放出され、プルームは東北、関東圏、中部圏の一部を覆った。ずくなしの冷や水 2013年7月03日~05日のブログのつぎの記事だ。

2011年3月20日、21日はMOX燃料とその燃えカスが飛んできた 1
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70327760.html
この1にあるリンクのブログSpace of ishtaristの記事
2011年3月20日隠蔽された3号機格納容器内爆発
http://ishtarist.blogspot.jp/2011/06/20113203.html
また、そのリンク
3/21守谷市・柏市周辺を汚染した放射能プルームについて
http://kenken4433.blog51.fc2.com/blog-entry-1.html

2011年3月20日、21日はMOX燃料とその燃えカスが飛んできた 2
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70398316.html
2011年3月20日、21日はMOX燃料とその燃えカスが飛んできた 3
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70450721.html
(4号機の爆発画像がある)
2011年3月20日以降空間線量率が高止まりになった地域はMOX燃料とその燃えカスが落ちている
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70484116.html
MOX燃料とその燃えカスが落ちている?それがどうした?
http://inventsolitude.sblo.jp/article/70522898.html


この一連の詳細な考察は、納得できるものだ。3月20日、21日の事実に肉薄しているように見える。

3月20日の3号機には、いったいなにが起こっていたのだろう。溶け落ちたMOX燃料は、容易に再臨界をおこすのか?メルトダウンをずっと隠していた理由は、このMOX燃料の再臨界による爆発を隠すためであったのか?

 

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コメント
 
01. 2013年7月07日 19:44:03 : 5uvl0AM6Ng
>溶け落ちたMOX燃料は、容易に再臨界をおこすのか?

MOX燃料は、元々問題が大きい上に、大きな社会問題になった品質データ改ざん問題がありました。
その体質が変わっていないなら、「容易に再臨界をおこす」という可能性もあるのではないかと思います。


02. 2013年7月07日 23:01:16 : aZ3ocuWVYg
圧力容器内にあると思われる物質の融点と融点での液体密度(1立方センチあたり)
ジルコニウム 1855℃  5.8g
鉄      1538℃  9.32g
イリジウム   156℃  7.02g
カドミニウム  321℃  7.996g
ウラン    1132℃ 17.3g
プルトニウム  639℃ 16.63g(原子量ではプルトニウムの方が大きい)

溶融した核燃料は、各物質が均等に存在しているのではなく、物質の重さの違いによって、次第に層構造が形成される。
http://www.fauske.com/sites/default/files/Corium%20Pool%20Modeling%20in%20the%20Lower%20Plenum.png

プルトニウムは、プルトニウムで、ウランはウランで層が形成される。

プルトニウム239の最小臨界量は直径9.9cmの球体であれば、10kgである。(ワシリーネステレンコ博士によれば、6kgである)

同じようにウラン235では、17cmに、52kgだ。

最小臨界量は、核物質の量や形状のほかに、熱や反射材となる物質(例えば鉄)の存在にも影響される。

福島第一原発では映像が公開された2回だけでなく、複数回の爆発が起きた可能性がある。

その幾つかは、文字通り、規模は小さいものの核爆発であった可能性がある。
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/357.html#c140

その後、福島第一原発は、オクロ天然原子炉のような状態にあって、臨界と臨界停止(核分裂生成物で中性子を吸収する物質による)のサイクルを繰り返していると思われる。

>7月4日の夜 福島第一で何かが起こった (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/412.html


03. 2013年7月08日 07:11:20 : xYUHqhvOhg
なるほどね。軍事用プルトは1kgが臨界量だね。
だがプルとはすごく不安定で時として臨界量以下でも爆発するらしい。
>>2のいうのが本当ならプルトが先にメルトダウンしてある程度の量になって核爆発みたいな不完全爆発は考えられるね。

04. 2013年7月08日 08:37:34 : zd8x9g3lXE
>放射能漏れやすく改造 東海村の事故「実験のため」
高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構の第三者委員会は5日、会合を開き、放射性物質が漏れやすい構造に設備を改造していたとする調査結果を報告した。・・・
・・・09年10月以降、より多くのビームを出せる白金や金などを標的にするよう設計を変更。この際、放射性物質が漏れやすい気密性の低い容器に取り換えられた。
http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY201307050099.html

そう言えば、野尻美保子、高エネルギー加速器研究機構教授が、御用学者の一角を形成して、盛んに安全論を吹聴していました。

研究員たちは、普段でも1mSvくらいの被曝をしていたのでしょうか?

しかし、白金(プラチナ)と金を使った、一連の実験は、怪しすぎ満載です。

長崎に落とされたプルトニウム型原爆では、白金と金の合金でできた起爆装置が、技術的に重要でした。

>The Atomic Bomb's Golden Detonator
http://gizmodo.com/5812709/the-atomic-bombs-golden-detonator


05. 2013年7月08日 10:45:02 : zd8x9g3lXE
お二人の方に重要な資料を教えていただきました。これぞネットの醍醐味です。

>自衛隊が中性子被曝しながら身を持って教えてくれた再臨界連発
http://t.co/RtFPnqjgkc
https://twitter.com/tokaiama/status/353986774760030209

>自衛隊が中性子被曝しながら身を持って教えてくれた再臨界連発!!!
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1887.html

2011年3月19日から、陸自ヘリによる福島第一原発の赤外線測定が開始されたように報告されていますが、ブログ主のkokikokiy氏が推測しているように、3月19日以前は非公開情報になっていると考えたほうが理に適っています。

報告書によれば、タービン建屋横の海側を、南から北へ、高度900メートルで1回の計測時間2分23秒のフライトを5回、すなわち、原発上空の滞在時間は約12分と言うことになります。
http://www.mod.go.jp/trdi/research/dts2011.files/high_pdf/S1-2.pdf#page=12

中性子線量はすさまじいの一言に尽きます。

3月30日、4月1日、4月5日の、青い棒グラフで示された、中性子線の累積被曝量は、50〜60μSvです。

これを、1時間に換算すると、250〜300μSv/hになります。

中性子線で一番強力なのが、宇宙から来る中性子線です。

航空乗務員や宇宙飛行士の被曝が問題になります。

データに拠れば、北緯40〜45度の高度1万3千メートルにおける中性子線被曝量は、2.6μSv/hです。最高は、北緯65〜72度の高度1万6千メートル上空で7.6μSv/hです。
http://monographs.iarc.fr/ENG/Monographs/vol75/mono75-7A.pdf#page=9

原爆被爆者たちは、どの位の中性子線を浴びたのでしょうか?

データに拠れば、爆心地から1.8キロ地点の中性子線による被曝量は、ちょうど100μSvになります。
http://www.rerf.or.jp/library/update/rerfupda/dosphysi/ds86gam.html

スクラム後も、臨界が起きていたことは確実です。これは、検出された核種からも裏付けることができます。

それから、原発作業員が何千人も亡くなっていると言う情報がありましたが、これも信憑性を増してきます。

少なくとも、初期出動した人々の中に犠牲者が出ていることは確実だと思われます。


06. 2013年7月25日 17:52:16 : 8Gl9AbDgXQ
 3号機再臨界して、500mSv/hだとしたら、本当に世紀末間近ですよね。
内部調査不可のようですし、このままで連鎖爆発する可能性はあると思いませんか?

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