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日本政府は第1の危機を止められるのか?(DW English)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/447.html
投稿者 無段活用 日時 2013 年 9 月 07 日 21:18:58: 2iUYbJALJ4TtU
 

(Can Japan's government stop the Daiichi crisis?: DW English)
http://www.dw.de/can-japans-government-stop-the-daiichi-crisis/a-17066352




原子力

日本政府に第1の危機を止められるのか?


次々と措置を取っても、損壊した福島原発の数百トンの汚染水漏れを止められなかったことから、日本政府が介入を始めた。しかし、評論家たちは、それではあまりに小さくあまりに遅いと言う。

日本政府は、水漏れを食い止めるために、また、2011年3月の地震と津波によって損傷した、4基の原子炉の冷却に使用されて放射性となった水を浄化するために、470億円(4億7300万米ドル)を使うと発表した。同時に、安倍晋三首相は、これまでの東京電力(TEPCO)の取り組みは包括的でなかったと認めた。

「過去に取られた場当たり的なアプローチでなく、今日は、汚染水の問題に根本的な解決策を打ち出すよう、基本的な方針を取りまとめる」と、9月3日火曜日、安倍氏は東京で原子力災害対策本部のメンバーに語った。

「汚染水の問題も含めて、福島第1原発の廃炉は実現可能かどうか、世界が注視している」と、彼は語った。政府の数字によれば、事故発生以来、毎日推計300トンの放射性の水が太平洋に漏出している。さらに先週、用地にある1,000基ものタンクの1基から、300トンの有毒な水が漏れていたことを、漏れた後になって気づいたと東電は認めた。


日本政府は、福島の汚染水問題の根本的な解決策を打ち出すと発表した


これまでの取り組みは失敗だ

最近発生した最も新しい問題として、月曜日、施設の放射線の表示がこれまでの最高レベルからさらに20%上昇したと、原子力規制委員会が発表した。何トンもの汚染水漏れを起こした水タンクの近くで、表示が2,200ミリシーベルトに急上昇した−このレベルでは、数時間のうちに人が死に至るであろうことが証明されている。

水漏れを抑えるための政府計画の主要な要素には、原子炉の周囲に30m近い穴を掘り、そこにマイナス40度まで凍らせた水を流し込むことが含まれている。この凍土壁は完成後、これ以上の汚染水が地下水に接触するのを防ぎ、太平洋に流出するのを防ぐものとされている。

また発電所では、2011年3月以降に集められた数千トンの放射性の水を処理するために、新しい水処理システムも建設される。


用地にある1,000基ものタンクの1基から、数百トンの有毒な水が漏出していたことを、東電は認めた


こうした新たなアプローチのいずれも、このような規模で試みられたことはなく、機能しないかも知れないとの懸念がある。

「これが適切かどうか、私には少しも分からないが、福島の安全・保安の状況について政府が重要な部分を引き受ける動きの、これはほんの始まりじゃないのかと思う」と、ユーラシア・グループの政治アナリスト奥村準氏は語った。

「東電に発電所の事態を収拾する能力がないように、私には十分見える。また、東電には事態を制御できていると日本国民に安心させる能力もない」と、彼は語った。


行動を起こせない

この展開に照らし合わせ、政府はもっと早く介入すべきだったと、原子力専門家たちは主張する。「これは30ヵ月前に発生し、東電は対応が可能だと政府に言った−恐らく彼らは過度に楽観的だったか、あるいは、問題の大きさを理解していなかった」と、メリーランド大学のトム・スニッチ教授はDWに語った。「不幸にも、政府は彼らを信じてしまった」と、彼は付け加えた。

スニッチ氏の話では、原子力の国際的なコミュニティから、福島を助ける可能性のある数々の提案が考え出されたが、今のところ、その大部分が計画の実行から除外されている。

「福島の問題に解決策はあるが、それらは技術的なものだ」と、彼は語った。「問題は、こうした解決策を実行に移すために、日本政府が政治的な決断をできないでいることだ。」

この科学者によれば、日本は、米国企業は福島廃炉のための正しい技術を持っていないと言い、彼らが働いてきた米国の工場は兵器を作るために使われていたと主張している。 しかしスニッチ氏は、これは日本が米英の企業を水処理作業から排除し続けるために、虚偽の弁明をしているものだと語り、この主張に異を唱える。「最終用途がどうあろうと、原子力物理学は同一のものだ。」


「非現実的な望み」

この原子力の専門家は、日本政府は、いくつかの厳しい決断を行い、また、自分が何をしなければいけないかを日本の一般国民と世界の他の人々に知らせる以外に選択はないと、強く考えている。政府は漁民に、汚染水は海洋に拡散させると伝える必要があると、スニッチ氏は語る。また、政府は20km圏内にあるいくつかの町の住民に、家に戻ることは2度とできないと伝える必要があると、彼は付け加えた。「こうした人々は30ヵ月の間、2011年3月10日の自分たちに戻ることができるという、非現実的な望みを与えられていた。これは単に真実ではなく、そうなることはない。」

さらに、彼の話によれば、1,533本の使用済み燃料棒をどこに貯蔵するか、また、放射線で汚染された数千もの防護服・手袋・防毒マスクなどの装備で一杯になった倉庫をどこに置くのか、決定が為されなければいけないと専門家たちは強調している。

スニッチ氏は、日本が最初から効果的なステップを踏んで水の問題を処理していたならば、機能しなかったアレバ社のフィルターを使うことはなかっただろうし、壊れたアルプス[多核種除去装置]を購入することもなかったろうし、平坦でない地面の上でボルト締めで組み立てて水漏れを起こした、水の漏れやすい金属製のタンクを数百基保有することもなかっただろう、という意見だ。

「人生では、危機に直面したとき、人はまず自分が問題を抱えていることを認めなければならない」と、彼は付け加えた。「その時、初めて人は助けを求めることができるのだ。」


発表 2013年9月4日
文章 Julian Ryall, Tokyo
編集 Gabriel Domínguez




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(投稿者より)

ドイチェ・ヴェレの日本語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。

"radiation readings at the facility have soared 20 percent to their highest level yet"「施設の放射線の表示がこれまでの最高レベルから20%上昇した」。1800mSvの発表があったのは土曜日。その2日後に、別の地点でさらに20%高い2200mSvの数値が計測されたということです。凍土壁についての記事の説明は、一般的な説明と少し違うようですので、ご留意下さい。ただ、そこはこの記事の主題ではありません。

「福島の問題は技術的に解決可能。問題は政治判断ができるかどうかだ」という主張のようです。有り体に言えば、「外国の支援を仰ぐよう、日本が頭を下げることができるか、できないか」。当然、お金も伴う話でしょうが。

「アメリカは傲慢だ。アメリカ企業に儲けさせるな」と、話題がTPPなら私も書くのですが、福島の問題は事態が日本1国で済むものではありません。特に、偏西風に乗って米西海岸に流れた放射能もかなりなものです。ただ、先の3重災害には米国の関与を疑う声もあり、そうであれば「自業自得」ということになります。

「政府は漁民に、汚染水は海洋に拡散させると言う必要がある」"the government needs to tell the fisherman that contaminated water will be dispersed into the ocean"、「また、政府は20km圏内にあるいくつかの町の住民に、家に戻ることは2度とできないと言う必要がある」"They also need to tell the residents of some of the towns within the 20 km zone that they are never going back to their homes"。厳しいことをズケズケと言うものですが、私たちもそろそろ、嘘の中で安心しているフリをするのを止める時に来ています。

「あのタンクなら半年しか保たない」というような話を、あるブログで読みましたが、「機能しなかったアレバ社のフィルターを使うことはなかっただろう」"they would not have used Areva filters which did not work"、「壊れたアルプスを購入することもなかっただろう」"(they) would not have purchased the ALPS which broke"、「平坦でない地面の上でボルト締めで組み立てて水漏れを起こした、水の漏れやすい金属製のタンクを数百基保有することもなかっただろう」"they would not have hundreds of leaky metal tanks, bolted together on uneven ground and leaking"。仕事以前の問題として、仕事を行う前提となる常識を持ち合わせていなかった、ということでしょうか?東電は日本でもエリートが入る企業のはずですが、そのような常識を教える教育がなかったのでしょうか?それとも、常識を失うような企業文化があったのでしょうか?ただ、検察・最高裁も似たようなもんだよなと、そのようなこともふと考えました。

 

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コメント
 
01. 2013年9月08日 01:50:22 : BxgKgNJpDM
>人生では、危機に直面したとき、人はまず自分が問題を抱えていることを認めなければならない

下ー痢ー安倍に言ってやって
自民創価党に言ってやって
海はもうダメだな


02. 2013年9月08日 08:56:44 : cjOHFfpDqg
>スニッチ氏によれば、日本は、核兵器工場で使用された米国企業の技術は、福島廃炉には使えないと主張している。しかし、スニッチ氏は、この主張を、除染から米英の企業を排除するための方便だと思っている。


03. ろうし力学 2013年9月08日 14:13:55 : riuSNxeQ9qjU6 : FVfQJ8R1lU
メリーランド大学のスニッチ教授。日本が、そんな(アメリカ企業は技術を持っていない)なんて言う「気の利いた」断りをいつ言ったんだかよく分からないが、スニッチ教授は、アメリカ企業の原発は、核兵器製造用途だという日本の主張は偽りだ!と言いたいわけか?
そこに話しの焦点が密かに置かれていると仮定すると、全くややこしい話しをしてるなーと思う。

アメリカ企業の全ての原発が、兵器関連ではないだろうが、元はと言えば原発は、核兵器のために誕生してしまった物であって、発電に紛れて兵器関連施設として!死の商人の阿漕な殺人商売として、存続して来たモノである事実を誤魔化していると言える。

当然、植民地の日本に置ける原発は、発電に紛れて兵器関連施設として運用されていたことを隠蔽する指令は、死の商人の方から日本政府と東電に下されている恫喝であって、その実態を悟られぬようにやれと言われ、ややこしい対応に成らざる負えないのが、今の現状でしょう。
軍産複合体から、兵器関連施設の実態は絶対にばれないようにと厳命を受けた故に、東電は死の商人の一員のアレバ以外は全てシャットアウトしたのだから、アメリカ除染企業もことごとく断られ、国際援助協力もことごとく断ってきた、その不可解さは、死の商人達の強欲が原因発端となって、今の人類の危機がある。

全ての地球市民が闘わなくてはならない敵とは、強欲(我さえ今さえよくば)の闇の集合想念体に、自分が荷担しない決意に在るとは考えられないだろうか。
地球市民が、「敵」を意識に持つことそれ自体が、死の商人達が望むモノだとは考えられないだろうか。
死の商人達が打撃を受け、滅んでいく筋道は、地球市民全てが対立想念に荷担しない決意だと、私は思う。


04. 無段活用 2013年9月08日 15:42:47 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
>>02

>According to the scientist, the Japanese say that US firms do not have the
>correct technology to decommission Fukushima, claiming that they have
>worked on US plants that were used to make weapons>But Snitch disagrees with this argument saying this is a false pretense that
>Japan is using to keep US and British firms out of the cleanup

あなたの文章の方が分かりやすいのですが、記事にはそうは書いていないから、
そう訳すことができないわけです。勿論、翻訳でお金をとる世界では、読む人の
わかりやすさをより重視する場合があることは知っています。

ただ、ここは議論の場で、言葉で戦う場ですから、僅かなニュアンスの違いが
誤解を生み、その誤解が一人歩きすることが最も怖いわけです。特に、今の
時代状況ですから、そのような誤解を狙ったコメントも過去にはありました。

"clean up"は「除染」と書いてくださいましたが、日本では、「除染」は用地外の
放射性降下物除去という意味で使われている言葉で、用地内での「汚染水浄化」
とは別の概念ですから、「除染」という言葉はここでは使えないわけです。

折角のご指摘ですが、私はそのような方針でやっています。ただ、これは「指摘
するな」と意味ではなく、私がこうしていちいち書くのも、ある意味、工作員対策と
いう側面がありますので、今後も何かありましたら仰っていただければと思います。


>>03

スニッチ氏が言っているのは、恐らく、原潜や核ミサイルなどを製造している
軍需部門の企業のことだと思いました。彼らは高度な安全技術を持っているから、
その軍事技術を使ったらどうか、という提案だと思います。

ただ、ご指摘の事情はあるのだろうなと、私も見ています。尤も、真相が表に出る
ことはないかも知れません。


05. 2013年9月08日 16:54:22 : BIgfJMRMNE
止められるわけ無いじゃんwww
日本国民に対してですら、「完全にコントロールされているので絶対に安心」とか言わなかったのに、是が非でも五輪を招致したいからと言って、いきなりIOCの国際会議の場で「完全にコントロールしている」だよ。
福島県民はあまりの出来事に仰天したんじゃない?
ここまで平気で嘘を吐く総理大臣も珍しい。

06. 2013年9月08日 20:12:45 : FVfQJ8R1lU
無段活用さん

ありがとうございました。
なる程、原発企業ではなく、兵器産業からのオファーと言うことかもしれないと。
そういうことならば、アメリカ側が、自分達を棚上げして、と言う話しとは、これは違うかもしれませんね。
まあ、原発が核兵器製造用途だという読みは、私の中ではこの教授とは関係無く、在る話ではあります。


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