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ECCSの矛盾
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/567.html
投稿者 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 日時 2013 年 9 月 15 日 09:42:46: 4hA5hGpynEyZM
 


原子炉は日常的に様々な放射線の影響を受ける。中でも中性子線由来と考えられるものは、物質をもろくさせ、より高い温度でそれが起こる。 要するに、原子力発電の釜、原子炉は、5年とか、10年とかの長期使用により、その脆性破壊が起こる温度が上がることで、緊急炉心冷却による脆性破壊の惹起がもたらされる可能性が増大する。

故に、中長期使用済みの炉に対するECCSは炉の破壊を招きかねない、安全な炉心冷却などとは、程遠い、炉心を破壊させる武器なので、これを放棄するのは理の当然である。


残された有効な手立ては、放射性物質を大気に放出してでも、炉を守る、ベントしかないのだ。


これは、原子力システムの構造的欠陥で、脆性破壊温度の上昇という、経年劣化がどの原子炉にもつきまとうので、ECCSは、使用開始から、10年やそこらで使うことができなくなる、これも、マヤカシですね。


それでも安倍さんは、原発という危険なおもちゃに何故こだわるの?


 

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コメント
 
01. 2013年9月15日 10:27:48 : QDWwiNj3aA
データを添えて投稿してください。

PWRでは、ECCS使用時における、圧力容器の脆性破壊は、5年の間ならば問題にならないようです。

それ以後は、343℃を168時間保持して、焼きなましを行うと、遷移温度が、30〜50%回復するようです。

でも、これでも、いつか限界が来ることは確かです。

それから、圧力容器だけでなく、燃料棒の被覆管の素材であるジルカロイもECCS使用時に、脆性破壊が問題となるようです。


02. 初心に帰るお天道様に恥じない生き方 2013年9月15日 10:36:17 : 4hA5hGpynEyZM : wgkF71md2A

その分野で普遍的事実と認められている事を、再言及するようなとき、

果たして、

>データを添えて投稿してください。

が必要でしょうか。

勿論、それらの再提示が、より、言質を得やすいのも理解はできますが。


03. 2013年9月15日 10:56:06 : s1s0jQ1eWo
九州玄海原発はその危険性が最も高いと指摘されていますね。
▼玄海1号機 危険度最悪 緊急冷却で破損の恐れ
玄海1号機でECCS(緊急炉心冷却装置)が働いた場合、逆に大きな事故が起きる可能性があるという。
「1号機の原子炉容器の鋼の壁は老朽化でもろくなっている。急速に冷やした場合、破損する恐れがあるのです」
 ◆ガラスのコップが壊れるイメージ
井野氏が例えるのは、ガラスのコップだ。熱いコップに冷たい水を急に入れると、内側と外側の急激な温度変化に耐えられずバリンと割れてしまうことがある。同じような現象が圧力容器にも起こり得るという。
通常、鋼はある程度の力を加えても変形するだけで割れることはない。しかし、ある温度を下回ると、陶器のようにバカンと割れてしまう。この温度を脆性遷移温度という。もろくなればなるほどこの温度は上がる。
http://d.hatena.ne.jp/Vergil2010/20110703/1309693952

ですが、日本の原発27基は、ベントすると水素爆発を早めてしまう致命的欠陥があります。。こういう状況の時はどうせベントしなくても爆発は避けられませんが。
▼1号機「ベント」で建屋爆発 ”水素が逆流”致命的欠陥12/28報道SP
何故、ベントが水素爆発につながるような危険なベントラインになってしまったのか
日本でも、もともとあったベントラインの弱さが指摘され、より高い気圧に耐えられる新しいベントラインが設置された。しかしそれは、元の弱いラインにバイパスしただけのものだった。コストを重視した東京電力。こうして危険なベントラインが生まれた。
独立していないベントラインなどあり得ない事なのです。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1334.html


04. 2013年9月15日 13:28:51 : 7OpGsifAXA
ベントしても冷却できるわけではないので、冷却材喪失している場合などは高圧による爆発を防ぐ効果しかない。つうか、冷やしたらぶっ壊れかねないのに冷やさないと炉心溶解する、という状況は無理がありすぎる。だから寿命が設定されているのだが、廃炉すると自動的に資産が負債になるので経営上、廃炉はまず不可能という時点でムチャクチャな代物だ。まるで詐欺である。

05. 2013年9月15日 13:37:30 : FVfQJ8R1lU
〉まるで詐欺である。

いえいえ、完全に詐欺でしょ!


06. 2013年9月15日 16:55:17 : rvTfiDA42E
核反応は早過ぎて、人間の認知能力ではコントロール出来ないのは常識です。
暴走を始めるとブレーキは効かないです。

07. 2013年9月15日 18:05:32 : s1s0jQ1eWo
>>04様 最初、耐用年数は十年だと言っていたそうです。。
廃炉技術がないので、誤魔化して引き伸ばして運転させてきた、という側面もあると思います。
▼廃炉も解体も出来ない原発
最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。
机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。
先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html#page16
▼<震災・原発>戻ってこないロボットたち/福島廃炉作業に従事 今後の工程に影響も(しんぶん赤旗)
帰れなくなったのは、原子炉建屋内を調査したロボットだけではありません。昨年6月24日には、水素爆発で吹き飛んだ原子炉建屋などを撮影していた小型無人機が、外形は無傷のままだった2号機原子炉建屋の屋根に落下、放置されたままになっています。
東電は「原子炉建屋内における多様な作業においては、原子炉建屋内が高線量環境下であることを踏まえれば、ロボット等の遠隔技術の開発・適用が必須となる」(廃止に向けた工程表)としています。このままでは使用するたびに帰って来られないロボットが増えるばかりです。
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/527.html
▼"廃炉まで100年"福島に突きつけられる覚悟 チェルノブイリが教える現実 最終回 ---彼の地は25年経った今も 「石棺作業」に追われていた
事故から25年経った今も、チェルノブイリ原発では、作業員や技術者、研究者が数百人単位で働いている。放射線量を監視し、老朽化した施設を補修し、廃炉作業を進めるためだ。
記者は、原発のオフィス棟から1号機の制御室に向かった。ここには4人の技術者が常駐し、交代しながら24時間態勢で燃料プールの監視をしている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/21273
▼【原発】今も廃炉作業に7,000人 〜チェルノブイリからの警告(1)〜
(4)原子炉には今でも近づけない。4号機の中にある1,700本以上の燃料棒は1つも取り出せていない。取り出すまで、今後30〜50年以上かかる。ウラン溶液の酸化物など、放射性廃棄物も大量に残っている。新シェルターも100年後には作り直さねばならない。
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/461fa25f5e694cb0ac95c13a44bf6641
▼チェルノブイリ危機再来!屋根が崩落 作業員80人が逃げる
「27年前に事故を起こしたチェルノブイリ原発は、事故直後、コンクリートで覆われ、核燃料は『石棺』の中に閉じ込められましたが、近年は老朽化した壁のあちこちに亀裂が見つかり、倒壊を懸念する声が強まっていました。そこで昨年春から、耐用年数100年の新たな鉄製シェルターの建設が始まったのですが、今回の陥没事故で80人の作業員が避難を余儀なくされたようです。内部には200トン近い使用済み核燃料が残っているだけに、倒壊が連鎖的に進めば大変な事態になります」
チェルノブイリ原発は、廃炉まで100年以上かかるとみられている。たった1基の事故でさえ、この状況なのだから、3基もメルトダウンした福島原発の廃炉作業は一体いつまでかかるのか。
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6950081.html

08. taked4700 2013年9月16日 00:24:52 : 9XFNe/BiX575U : 0EWtfDWGdo
>>05

>〉まるで詐欺である。
>いえいえ、完全に詐欺でしょ!

お見事!


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