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フランス東北部ビュール村に計画されているという核廃棄物最終処分場問題
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/146.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 12 月 04 日 11:30:46: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 12月2日に放送された報道ステーション「原発大国フランス“核のゴミ”最終処分の現状」を見ての感想 投稿者 taked4700 日時 2013 年 12 月 03 日 22:52:58)

 12月2日にテレビ朝日で「原発大国フランス“核のゴミ”最終処分の現状」という番組がありました。幾つか、なぜビュール村と言うところに計画されているのかについて疑問点があるので、それを書いてみたいと思います。

 地下処分場の試験施設が出来上がってからの半年でこの施設が作られている地盤が10cmもイタリア側から押される形で動いたといいます。これは番組の途中で声だけが入っていて、誰の発言かも分からないものでした。しかし、プレート境界に位置していてプレートの動きが地球上で最も激しいはずの日本でさえ、年間で10cm程度しかプレートが沈み込んで行きません。地上の一地点が年間で5センチも動くことはまずないはずで、ヨーロッパのあの安定した地盤で半年で10cmも動くのだろうかと言う疑問が最初に浮かんできます。

 次に、10cm動いたというのはGPSで調べたはずであり、そうであるなら、事前に調べることが出来たはずです。GPSは地下ではなくて地上に付けるのが当たり前で、実際に地下を掘削する前にGPSを設置して地盤の動きを把握していないとおかしいのです。そして、もし半年で10cmも動いたのであれば、年間で40cm、5年で2mも動くことになります。10年で4m、50年で20m、100年で40mです。仮にあのヨーロッパ大陸全体が動いているとしても、それだけの激しい動きがあれば、大西洋岸のプレート境界にもっと地震が多発するように思えます。仮にビュール村一帯がこんなに地盤の動きがあるところであれば、そんな地域に地層処分することを可能だと考えるでしょうか。

 そもそも、半年で10cmというのは、どこを基準にとっての話しかということも明らかではありません。GPSでの位置の測定はある基準点を取って、そこからの位置関係を計算するだけであり、ビュール村一帯の地盤自体は安定していても、基準点が動けば相対的にビュール村のある地盤が動いたと言えるからです。

 次に、ビュール村一帯250平方キロの地下に厚さ130mから160mで存在するという粘土層ですが、粘土層があるということは、そこが昔海底であるとか湖の底であったか、または活断層とかプレート境界であったという意味ではないのかと言う疑問を感じてしまいます。粘土層の由来は何かと言うことがどうも疑問であり、本当にそんなに広大な粘土層があの地域にあるのかと最初に思いました。しかし、ヨーロッパ大陸の地下には岩塩層がかなりあり、岩塩層があるということは昔はそこが海だったということなので、粘土層の存在自体は当然のようにも思えます。そして、もしそうであるなら、なぜフランス北東部のビュール村が選択されたのかが疑問です。ドイツのゴアレーベンにある処分場はドイツのかなり中央部と言っていい位置です。結局、ビュール村が選ばれたのは、地元の方が指摘されていたように過疎地帯であり、反対運動が起きにくく、建設コストも少なくて済むからいうだけではないのかという疑問をぬぐいきれません。つまり、10万年の地下埋設が可能であるという意味ではないということです。

 また、半年で10cm動いたということはフランス側からの情報のはずです。そうであるなら、なぜこういった話が出てきているのかを考える必要があります。理由は、やはり、ビュールの地下施設を本格稼働することはないということではないでしょうか。2015年に施設設置の申請をして19年に工事開始、25年に本格稼働と言うスケジュールだそうですが、あまりに進展が早く、それでいて地下埋設のための技術はまだ未完成であるのは整合性がないと思われます。

 安定したヨーロッパ大陸でもマグニチュード5から6程度の地震で地上施設がかなり被害を受けたということは、この数百年の記録の中にもある様子です。また、北アメリカ大陸の内陸部にはニューマドリッド地震帯というものがあり、1811年から1812年に、連続して2回マグニチュード8クラスの地震が起こったと考えられています。しかもこの地震は約300年から400年間隔で繰り返すと推測されていて、次の地震が起こる時期が近付きつつある様子です。そして、このことが原因となり、マグニチュード6クラスの地震がニューマドリッド地震帯の近くで頻発する時期に今はなっているのではないでしょうか。つまり、ヨーロッパでも北アメリカでも、地震で原発事故が起こる可能性がかなり強まっていると推測されていて、早く原発廃炉をして、使用済み核燃料をどこか自国とは離れた場所に処分したいという欲求が強まっているのです。

 近い将来、高レベル核廃棄物を持っている国々でどう処分をするかという問題がより深刻化するはずです。各国政府は、現実的にどうするのかという案を提示する必要性に迫られているということは少なくとも事実でしょう。

2013年12月04日11時05分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:39717  

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