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北海道大学が解明!唐辛子ダイエットが脂肪がどんどん燃え上がるいちばん安心確実な方法だった (週刊現代) 
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/158.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 9 月 27 日 10:25:00: igsppGRN/E9PQ
 

北海道大学が解明!唐辛子ダイエットが脂肪がどんどん燃え上がるいちばん安心確実な方法だった
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36958
2013年09月24日 週刊現代 :現代ビジネス


「いろんなダイエットを試したけど、結局続かなくて失敗……」。そんなあなたに朗報です! 運動・食事制限なしでも脂肪を自然燃焼させる、究極の「燃える体」を身近な食材で手に入れてみませんか?

■劇的な変化を体験

「私は、たった3ヵ月間で12kgのダイエットに成功しました。やったのは、唐辛子成分『カプシエイト』を含むサプリメントの継続的な摂取と、ラジオ体操レベルのごく簡単な運動だけです」

 こう語るのは、国士舘大学理工学部健康医工学系の講師で、スポーツトレーナーの松井薫氏(42歳・身長175cm)だ。ダイエットを始める前は82kgあった体重。それが、1週間で約2kg減り、3ヵ月後には70kgまで落ちたという。具体的には、どのようなことをしたのだろうか。

「毎朝、起床後にカプシエイトを3mg摂りました。その後、かかとの上下運動から始めて、足、腹筋、ひざの曲げ伸ばし、肩と腕のほぐしと旋回などを数回ずつ、左右交互に繰り返して5分程度で終えるという簡単な体操を行っただけ。食事制限はいっさいしていません。たったこれだけで12kgの減量に成功したのには、自分でも驚きました」

 松井さんの肉体に劇的な変化をもたらした「唐辛子ダイエット」とは、一体どのようなものなのか―。

 一般的にダイエットの王道とされているのは、ランニングや水泳などの有酸素運動と、食事制限だ。その効果は科学的にも実証されている。しかし、わかっていてもなかなか実践、継続できず、メタボになる人が後を絶たないのが現実だ。

 そんな中、新しいダイエットとして注目を集めているのが、この唐辛子成分を取り入れた方法だ。

 古来より、唐辛子は体を温め、発汗を促し、ダイエット効果があると言われてきたが、そのメカニズムははっきりとはわかっていなかった。しかし今年8月、北海道大学の研究チームが初めて、唐辛子成分の一種「カプシエイト」のダイエット効果を解明。その結果、唐辛子には、基礎代謝を高め、運動や食事制限をしなくても痩せる体質に作り変える働きがある、という事実がわかった。

 研究チームのメンバーで北海道大学大学院医学研究科の研究員・米代武司氏が語る。

「『カプシエイト』とは、唐辛子の辛み成分として知られる『カプサイシン』の仲間です。化学的な構造はカプサイシンとよく似ていますが、辛さはカプサイシンの1000分の1しかありません。『CH-19甘』と呼ばれる、辛くない新種の唐辛子から抽出されます。われわれは、このカプシエイトと、『褐色脂肪細胞』という脂肪の一種の関係に着目しました。

 一般的に脂肪というと、カロリーを溜め込み、肥満や生活習慣病を引き起こす元凶として目の敵にされています。そうした働きをするのは『白色脂肪細胞』と呼ばれる脂肪ですが、『褐色脂肪細胞』の働きは真逆で、余分なカロリーを燃焼させる。つまり、この褐色脂肪細胞を増やすことができれば、代謝が高まり、太りにくい体質になるのです」

 褐色脂肪細胞は、幼少期には体内にたくさん存在しているが、加齢とともに減少していく。そのスピードは著しく、新生児の保有量と比較すると、20代で55%前後、40代で25%前後、50代では10%前後にまで減る。

 褐色脂肪細胞が減ると、代謝も落ちる。たとえば50代は、40代に比べて一日あたりの基礎代謝量は50キロカロリーも低下してしまう。これが、加齢による体重増加(中年太り)や痩せにくさの大きな要因になっている。

■「良性脂肪」を増やす

 だが、北大の研究チームは、カプシエイトには褐色脂肪細胞を増量させる働きがある、ということを実証した。

「われわれは、褐色脂肪細胞が少ない10人の男性に、1日あたり9mgのカプシエイトを6週間摂取してもらい、その変化を調べました。運動はいっさい行っていません。

 その結果、褐色脂肪細胞が増加し、熱生産量は約20kcalから約200kcalまでアップしたのです。また、体脂肪も減少しました」(前出の北大・米代研究員)

 さらに、北大と共同で研究を行った、味の素健康ケア事業本部の栢原孝志氏も付け加える。「カプシエイト3mgの継続摂取で、1日あたり50kcalずつ基礎代謝が上がっていくことも確認されています」

 50kcalの消費とは、ランニングや水泳のクロールなら約7分、早歩きなら約10分、ストレッチなら約30分の運動量に相当する。

「摂取するだけで代謝がアップし、体脂肪が減るのは驚くべき成果です」(前出・米代研究員)

 この研究により、カプシエイトによるダイエット効果は証明された。だが一点、難題が立ちはだかる。

「カプシエイトは、新種の唐辛子『CH-19甘』にしか含まれていません。しかもタイでしか栽培されておらず、日本では手に入らない。ですから、カプシエイトを摂ろうと思ったら、今の段階ではサプリメントなどに頼るしかありません」(前出・栢原氏)

 しかし、一般的な辛い唐辛子でも同じような効果が得られる可能性はある。米代研究員が語る。

「ダイエットに関する効果そのものは、カプシエイトも、辛い唐辛子に含まれる『カプサイシン』もほぼ同じとされています」

 つまり、一般的な唐辛子を食べることでもダイエット効果を得られるのだ。酒井はり灸院院長・酒井茂一氏が、カプサイシンの摂取で痩せるメカニズムを詳しく解説する。

「カプサイシン特有の辛味成分は交感神経を興奮させ、副腎からアドレナリンを分泌させます。それにより、身体が発熱し、さらに脂肪を燃焼しやすくするのです。

 また、唐辛子の辛味を利用することで、塩分や砂糖を抑えても料理にしっかりと味がつくというプラス面や、代謝を促すことで、消化を助けて腸の働きを活発にして、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めることで免疫力を上げるという効果もあります」

 身近な食品にこのようなダイエット効用があるとなれば、ぜひとも積極的に取り入れたくなるものだ。しかし、カプサイシンは刺激物なので、摂り過ぎるとさまざまな問題が生じる恐れもある。

「唐辛子でも褐色脂肪細胞を増やすことはできるかもしれませんが、辛さを我慢して摂取しすぎると体に悪影響が出ることもあるので注意が必要です」(前出・米代研究員)

■運動すればさらに効果的

 では、辛い唐辛子でダイエットを行う場合は、どれくらいの分量を摂取すればいいのだろう。

「唐辛子の摂取量は国や地域によって大きく異なります。たとえば、ボスニアやハンガリーなどの中欧が最も消費量が多く、一日約20gも摂取します。しかしこれは、子どもの頃からの食習慣で体が慣れているから問題ないのであって、われわれ日本人が、ある日突然同じ量を食べるのは危険です。

 平均的な日本人であれば、1日に摂取可能な量は、最大でも約2g程度でしょう。これは、乾燥させた唐辛子2本分ですので、香辛料として十分に食事にアレンジできる量です。料理に一味唐辛子や七味唐辛子をふりかけてもいいし、青唐辛子など、生の唐辛子ならそのまま焼いたり、炒めものに入れたり、肉詰めや天ぷらにしても美味しく食べられます」(前出・酒井氏)

 より短期間で高い効果を得たいのであれば、冒頭の松井氏が実践したような運動と組み合わせるのがオススメだ。

「気を付けるポイントは、やみくもに体を動かすのではなく、褐色脂肪細胞を意識することです。褐色脂肪細胞が多く集まっている場所は、首の周囲、肩甲骨の周囲、脇の下、腎臓の周囲の4ヵ所です。

 また、唐辛子成分を摂取するのは、朝が望ましいでしょう。人間の身体は起きてから正午まで体温が上がっていきます。脂肪を燃焼させるには、このタイミングが最適なのです。体操も同じ時間帯にやると、より効果的になります」(前出・松井氏)

 最後に、松井氏が実践した、褐色脂肪細胞を効率よく刺激する体操を紹介しよう。

(1)右足を上げ、右ひざに左ひじをタッチ。腹筋がねじれる感覚を意識する。

(2)右腕を前に伸ばし、腹筋が縮まるのを感じつつ右足と右腕を近づける。

(3)両腕を前に伸ばし、両ひじを直角にした状態で右腕を上げ、左腕を下げる。肩甲骨周辺の筋肉の動きに集中する。

(4)両腕を軽く広げて肩を上下に動かす。首・肩の筋肉の伸縮を意識しながら。

(5)両腕を前に伸ばし、手の平を上に向け、両腕を水平に広げる。脇の下の筋肉が伸びていく。

(6)両手を肩の上に置き、肩をグルグルと前後に回す。

 以上の(1)~(6)をいずれも2~3回、(1)~(3)は左右交互に繰り返す。すべてやっても、たったの5分程度で終わる。

 長年溜め込んでしまった脂肪を、この夏の終わりにホットな唐辛子でどんどん燃やしていこう!

「週刊現代」2013年9月14日号より


 

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コメント
 
01. 2013年9月27日 20:47:51 : 5geLpjIAbw
やめとけ。これは真っ赤なウソ。カプサイシンには強烈な副作用があり、カプサイシン中毒になる。
副作用の一つが朝鮮人の「火病」というものだ。か〜〜としやすく、我を忘れやすくする。
カプサイシン中毒は非常に恐ろしい。こんな朝鮮人の戯言に付き合ってはならない。
韓国キムチを売りたいのだろうが、糞尿汚染した韓国産の食品の方が遥かに危険なのだ。

02. 2013年9月27日 21:07:23 : uWdIBWQEzw
痔になる。以前オレも唐辛子中毒みたいに何でも振りかけていた時期があった。
しかし、排便するときのヒリヒリ感が凄くて、止めた。
しかも全然体重は減らなかった。
やっぱ、炭水化物だよ、太るのは。

03. 2013年9月27日 21:30:36 : IL3lrOSfTw
01様と02様が言われるように、私も唐辛子は食べません。
昔から寒さ対策に靴に入れたりするだけで、食べなかったと婆ちゃんに聞きました。
▼カプサイシン…唐辛子の辛味の主成分。
カプサイシンはエネルギー代謝を活発化し、体脂肪の分解を促進する働きがある。そのため、摂取後は運動時のように体が熱くなったり発汗したりする。延いては肥満予防の効果が期待できる。血行促進効果によって、冷え性や肩こりにも効果があるほか、胃液の分泌を調整するため胃潰瘍にも効果があると言われている。
カプサイシンのような刺激物が体に良いわけはないが、摂り過ぎは健康、とくに脳に悪い。その健康に対する害悪は、世界でも有数の唐辛子消費国である韓国国民の研究により、次第に明らかとなってきた。唐辛子を多く摂取する国は数多くあるが、深刻な悪影響があるほど摂取しているのは、世界でも朝鮮人だけである。
まず辛味というのは、実は味覚ではなく痛覚である。つまり、辛味というものは、本当は味ではない。
痛みは脳へのストレスになるので、つまりカプサイシンの摂り過ぎは脳へのストレスとなる。
個体は過剰なストレスに晒されると、その回避行動として副腎から神経伝達物質のアドレナリンなどを分泌する。これが過剰な場合、大脳辺縁系の扁桃体や海馬などに損傷を与えることが知られている。
結果、PTSDのような症状を呈するようになるとされている。これが世界でも朝鮮民族にのみ見られるとされる精神病、火病(ファッピョン)の原因の一つであると考えられている。
発がん性(がん原性)や変異原性などは、有るとする論文と、無いとする論文がある。建国大教授らにより、がんの発生促進作用があることが明らかにされた。
http://www.wdic.org/w/SCI/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3
▼カプサイシンががんの発生促進、建国大教授らが解明
http://japanese.yonhapnews.co.kr/itscience/2010/09/06/0600000000AJP20100906001300882.HTML
▼唐辛子 … (wiki)唐辛子の過剰摂取と発癌の関連性が指摘されており、唐辛子を多く摂る国は胃癌や食道癌の発癌率が高いといわれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E8%BE%9B%E5%AD%90
▼韓国人のがん発症率、10年前に比べ90%増
(コメント6)何を今更… 半年くらい前に、キムチは抗がん効果が高い、特に胃がんを抑制すると言っていたじゃないか。その時俺は、癌の発生率、特に胃がんが多いって言われてるんだから抑制できて無いって書き込んだ。キムチのせいで癌が増えてるなんて事、素人の俺でも想像できた事だぞ。
http://logsoku.com/thread/anago.2ch.net/asia/1325293643/
▼韓国人にだけ存在する6万個のDNA、クラウド利用で発見
代表的なものが辛い味を好む韓国人の特異的変異だ。20人中6人から共通で発見された変異で、唐辛子の辛さの成分のカプサイシンによって活性化するたんぱく質と関連があることが明らかになった。
http://sarahctr.iza.ne.jp/blog/entry/2438187/
▼韓国人の70%が人格障害だった
(コメ4)カプサイシンは脳細胞を破壊。フランスではキムチが有害視されはじめた。成長期に多量摂取すると、健全な脳回路の発達ができないことも考えられる。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/korea/1284622245/
▼フランスがキムチを「有毒食品」に認定 [2005/5/31]
http://blog.goo.ne.jp/debuo2006/e/869a55ae7a126ac2b4e0d8868df8c40d
▼韓国保健産業振興院の調査により、キムチを平均の3倍程度食べる高齢女性は肥満、高血圧、高脂血症にかかりやすいということが分かっている[18]。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/774.html←コメントより。

04. 2013年9月28日 20:23:45 : Pwt204h5bA
唐辛子も良くも悪くもないと思う。
体は、辛みが良い日も悪い日もある。
汗は出るけど痩せないと思う。
 痩せないけれど辛みが欲しい時に取ればよいでしょう。
大人になれば自分の味覚に自信を持って
美味しく食事をすれば良いと思う。

3.11以降、気を付けないといけないけど\(◎o◎)/!


05. 2013年9月30日 09:11:35 : niiL5nr8dQ
【第1回】 2013年9月30日 大西睦子
「ゼロ」カロリーなのに太る?!
日本で知られていない、まさかのカラクリ
カロリーゼロの飲料や食品を、「たくさん食べても太らないから大丈夫」と安心して、無意識のうちについつい食べ過ぎていませんか?実は、そんな心理的な要因だけでなく、カロリーゼロ飲食品に含まれる人工甘味料が体にさまざまに影響して、肥満につながる恐れがあることが分かってきました。肥満の主な要因と考えられる、人口甘味料の「ホルモンに作用する」「味覚を鈍化させる」「依存性がある」の3つについて、詳しくみていきましょう。

 巷にあふれる「カロリーゼロ」飲食品には、必ずと言っていいほど新種の人工甘味料が含まれています。この甘味料自体は、非常に甘みが強く少しの摂取で甘みを感じることもあり、カロリーを抑制する効果がありますが、実は怖い“副作用”があるのです。人工甘味料を摂ることで、逆に空腹感が増したり、甘み中毒になることで、食べ過ぎてかえって太ってしまった、しかも、それ以外に心や身体に変化があったという事例がたくさん確認されています。

 ここでは、Pくん(東京在住/26歳男性)の体験談を紹介します。あなたの周囲にも、同じような経験をもつ人はいませんか?

【Pくんのトンデモ体験談】
 東京大学理科3類に入学したとき、身長170cmに対して、体重は62〜63kg、腹囲は90cmでした。医学部4年生の冬頃、プライベートの問題で食生活が乱れ、ダイエット・ソーダを飲み始めると、12月頃には体重が70kg近くなり、腹囲は9cmになって服が入らなくなったのです。心配した母親からジム通いを勧められ、筋トレを始めたのですが、効果もなさそうだったので止めてしまいました。
 医学部6年生になって、医師国家試験の勉強を始めると、ストレスがたまりました。勉強すると無性に炭酸が飲みたくなり、ダイエット・ソーダの2ℓ入りペットボトルを毎日飲むようになりました。不思議と、ソーダとともにスナックやチョコレートが食べたくなり、それも良くなかったのでしょう。2月の国家試験前には、ついに体重73kg、腹囲94cmまで太ってしまいました。太ったせいか、寝ていると息苦しく、冷蔵庫に閉じ込められるような息苦しい夢をみたり、鬱々(うつうつ)とすることがよくありました。
 母親からダイエット・ソーダの飲み過ぎを再三指摘され、国家試験が終了してストレスもなくなった頃からは、ほとんどダイエット・ソーダは飲まなくなりました。代わりに、ミネラルウォーターを飲んでいます。
 その効果か、試験が終わってストレスから解放されたせいかわかりませんが、国家試験から半年たった現在は、体重が64kg、腹囲90cmまで戻りました。以前あれほど食べていた菓子類を食べたいと思うこともなくなりました。それに、太っていた頃、食べものを残すことに感じていた罪悪感もなくなって、不必要なものは食べたくないと思うようになりました。
 たったひとりの体験談だけで、カロリーゼロ飲料とそれに含まれる人工甘味料を肥満の元凶と決めつけるのは乱暴じゃないか、非科学的だ、と思われるかもしれません。確かに、ストレスなどそれ以外の要因も影響していたかもしれません。

 でも、人工甘味料の作用によって、食欲が増進されたり、太りやすい体質になることで、結果として太ることが、大勢を対象とした複数の調査・研究でも認められています。主には、「ホルモンに悪さをする」「味覚を鈍化させる」「依存性がある」という3つの原因が考えられます。ここからは、肥満につながる人工甘味料の3つの作用についてみていきましょう。

1.ホルモンに作用し、体内に脂肪を蓄える

 人工甘味料は、“肥満ホルモン”ともいわれるインスリンや、インスリン分泌を促すインクレクチンなどに影響します。

 私たちが食事をすると、血液中の糖の濃度=血糖値が上がり、インスリンがすい臓から分泌されて、血液から余分なブドウ糖を除こうとします。こうしたインスリンの作用で、肝臓や筋肉において、ブドウ糖をグリコーゲンに変えて蓄えます。その結果、血糖は下がるのです。

 ところが、肝臓や筋肉に貯められるグリコーゲンには限度がありますから、次にインスリンは脂肪細胞に働きかけます。そして、余ったブドウ糖は脂肪に変化して、体脂肪として脂肪細胞に溜め込まれるのです。インスリンが「肥満ホルモン」と呼ばれる由縁です。

 そもそも、欧米人と日本人は、インスリンの分泌能力がまるで違います。欧米人は大量のインスリンを分泌する能力があります。ですから、余ったブドウ糖が、インスリンの作用でどんどん脂肪細胞に変化して蓄積できます。そして、しばらくその状態が続くと超肥満体になりますが、インスリンが分泌されているので、糖尿病になりにくいのです。ところが、日本人はインスリンの分泌能力が、欧米人のおよそ半分しかないともいわれています。このため、肥満にならなくても糖尿病になってしまいます。

 この「肥満ホルモン」と呼ばれるインスリンが、人工甘味料を摂取した場合にも分泌されることがさかんに議論されています。

 1987年の研究で、人工甘味料(アセスルファムカリウム)をラット(大きなネズミ)に注入すると、インスリン分泌が増えることがわかりました。さらに、ラットからすい臓を取り出して調べたところ、甘味料の注入量に比例して、インスリンが分泌されることが分かったのです。他に、ボストン大学のバーバラ コーキー博士のグループも、動物実験の結果として人工甘味料に反応して、すい臓からインスリンが分泌されることを報告しました。

 ところが、実際にダイエット・ソーダを飲んだことでインスリンが分泌され、低血糖になって倒れた!なんて話は、あまり聞いたことがありません。私たちヒトにも本当に影響があるのか?と疑問に思われる方も多いでしょう。

 ヒトの場合も、人工甘味料(スクラロース)を飲んだときのほうが、水を飲んだときより、血糖値のピークが高くなるという研究報告があります。しかも、インスリンの分泌のピークも約20%高くなりました。

 つまり、カロリーゼロの人工甘味料が、インスリンと血糖に影響するのです。この状態が続くと、インスリンの能力が疲弊し、2型糖尿病へと進行する危険があります。せっかく健康のためにカロリーゼロ飲食品を安心して摂っていても、実は注意が必要だということが分かったのです。

 人工甘味料が作用すると分かっているホルモンはほかにもあります。インクレチンといわれるホルモンのうち「グルカゴン様ペプチド-1(GLP−1)」は、食事をして血糖が上がったとき、血糖を抑えようとしてインスリンの分泌を促進するホルモンです。GLP−1は1986年に見つかったばかりで、まだ完全に解明されていません。ただ2009年のアメリカ国立衛生研究所の調査により、ダイエット・ソーダがGLP−1の分泌を促すことがわかりました。GLP−1はインスリンの分泌を促進しますから、長期にわたる大量の人工甘味料の摂取で、これもインスリンが多く分泌されるきっかけとなります。インスリンが過剰に分泌し続けると、その文平津能力が疲弊し、衰えれば高血糖になり、やがて糖尿病へと進行してしまいます。

 さらに、人工甘味料によって混乱しているのは、ホルモンだけではありません。

2.味覚を狂わせる

 人工甘味料のもつ甘みが、私たちの味覚にどのように影響するか、整理していきましょう。

 たとえば、同じ甘みのお菓子を食べても、Aさんは甘みに満足できず、Bさんには甘すぎるなんて経験ありませんか?Aさんは、普段から甘みの強いものを食べていて、味覚が鈍くなっているようです。一方のBさんは甘みに敏感なため、少しの甘みで十分満足できます。

 サッカリンは、砂糖の200〜700倍の甘みがあります。他の人工甘味料も砂糖に比べると、アスパルテームは160〜220倍、アセスルファムカリウムは200倍、スクラロースは600倍も甘くなっています。さらに、新しい人工甘味料であるネオテームは、砂糖よりも約7000〜1万3000倍の甘味の効力があります。

 もちろん、商品には薄めて使われるのですが、甘味の強い人工甘味料に慣れてくると、甘味に対する味覚が鈍っていきます。以前はコーヒーにパルスイートひとつだったのが今では2つ使っている、という方がいませんか?そうなると、自然の甘さの果物や天然甘味料を使用したお菓子を食べても、甘味を感じず、ついつい食べ過ぎたり、砂糖を追加したりするようになります。次第に、カロリーの摂り過ぎで肥満になります。

 そもそも、ヒトはどのように味を感知するのでしょうか。

 実は、私たちは、「味蕾(みらい)」と呼ばれる小さなひとつの器官で、「甘み」「酸味」「塩味」「苦み」「うま味」という5つの味を感じているのです。

 その「味蕾」はみなさんの舌にあります。鏡でご自分の舌を見てみてください。舌の表面には、小さな突起がたくさんあって凸凹していますよね。この舌乳頭と呼ばれる突起に、味蕾があるのです。味蕾は、味のセンサーとなるたくさんの味細胞が集まって、花のつぼみのような形をしています。味細胞は味を感知し、味覚神経をつたって大脳の味覚中枢に信号が伝わり、味を感じます。

 最近の研究で、甘みセンサーは、化学構造が異なる糖類(ショ糖、ブドウ糖、果糖、麦芽糖)、甘みアミノ酸、甘みタンパク質、さらに人工甘味料も受容できることがわかりました。これらは、分子量や科学的な性質が大きく異なるものの、その甘みは同じセンサーでキャッチされている、というわけです。

 さらに、甘みセンサーは舌だけでなく、胃や腸、すい臓にもあることがわかってきました。

 特に、胃にある甘みセンサーが甘味を感知すると、グレリンが分泌されます。グレリンは胃などから分泌されるホルモンで、脳の視床下部に働いて食欲を増やし、成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあります。お腹がすいて、胃が空っぽになるとグレリンの濃度は上昇し、何かを食べて胃に食べ物が入れば、グレリンは減ります。また、グレリンは脂肪を増やし、体重を増加させる作用があります。

 食後に甘いデザートを食べても、まだ食欲を感じるのは、このグレリンの作用と考えられています。人工甘味料の甘さも、同じ甘みレセプターで感知されますから、ここでグレリンが働いて、さらに食欲が増えるということになります。

3.コカイン以上の依存性がある

 続いて、コカインより強烈といわれる「依存性」についてです。

 まず、私たちの身体に快感がどのように伝わるのか、簡単に説明しておきましょう。

 私たちが美味しい物を口にすると、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、満足感を得ます。そして「もっとたべたい」と思います。私たちが食べものから身体にエネルギーを取り込む際、その調節に重要な役割を果たしている神経系を「脳内報酬系」と呼びます。脳内報酬系は「快楽中枢」とも呼ばれ、自分へのご褒美を与える神経システムなのです。

 ところが、「もっとたべたい」という欲求が強くなりすぎると、喜びがコントロールできなくなり、習慣化、乱用、依存、そして中毒へ移行していきます。このときカギとなるのがドーパミンです。さて、ドーパミンは、一体どのように作用しているのでしょうか。

 そもそもドーパミンは、いつも出ているわけではありません。私たちが日常生活で何か行動し始めるとき、ドーパミンが分泌されます。背景には、私たちが今まで連続して学習してきたことによる動機づけがあります。例えば、あなたが朝起きてから夜寝るまでの行動を考えてみて下さい。朝の洗顔、歯磨き、朝食など、あなたが子どものころから学習してきて、習慣となっているすべての行動に動機があり、いつもドーパミンが働いています。

 また、私たちの何らかの行動によって脳が感動や喜びを覚えたときもドーパミンが分泌され、私たちに快楽をもたらします。例えば、映画、スポーツや音楽などに強く感動したときに、脳内でドーパミンは分泌されます。

 ところが、そういった快楽だけを欲した状態が続くと、ドーパミンの分泌をコントロールできなくなり、依存症や中毒になります。コカインなど覚醒剤による薬物依存症は、このドーパミンに関係しています。薬物を投与するとドーパミンが分泌され、快感や満足感が得られます。ドーパミンが枯渇すると、また薬物が欲しくなります。こうして薬物に対する依存症となるのです。

 それでは、食欲にはドーパミンがどのように関与しているのでしょうか?

 食事を始めると、私たちの体内ではドーパミンが分泌され、食欲が増します。そのうち、連続した学習により、食べものを想像するだけでドーパミンが分泌されるようになります。例えば、食べもののテレビCMや写真、料理の音やにおいを感知しただけでもドーパミンが分泌され、食欲が増進するわけです。こうして、私たちは、食生活を楽しんでいます。

 ところが、食事に対する「快楽」への欲望が強く執着した状態では、ドーパミンが過剰に分泌されるようになります。したがって、薬物依存症と同じように、大量のドーパミンで過食に走ります。過食により、一時的な快感や興奮、満足感が得られますが、その快感はすぐに効果がなくなり、再び暴飲暴食に走ります。そのうちに食欲に対するバランスが崩れてコントロールできなくなり、食べもの依存症や中毒に陥ります。

 前置きが長くなりましたが、最近、砂糖や人工甘味料の甘さが、脳内報酬系やドーパミンなどの神経伝達物質に影響を与えて、依存症や中毒に導くこともわかってきました。

最近特に注目されている「甘み依存症」!

 「甘み依存症」をご存じでしょうか。なんと人工甘味料も、麻薬、覚醒剤やアルコールとまったく同じ作用で、依存症を起こすのです。「甘み依存症」は、誰かに指摘されたり、自分で意図的に摂取を減らすまでは、全く気づかない場合も多いのです。

 どんな症状なのか、Tさん(東京在住/35歳男性)の体験談を事例として紹介しましょう。あなたや、あなたの周囲で、こんな症状を感じている人はいないでしょうか。

【Tさんの体験談】
 過去にダイエット・ソーダを飲んだ経験は、ほとんどありませんでした。しかしダイエットを始めたのを機に、3〜4ヵ月間はできるだけダイエット・ソーダを選ぶようにしたのです。体重が増えないよう気を遣ってのことです。そのうちに、不思議とダイエット・ソーダを毎日飲むようになりました。同時に、無性に甘いものが欲しくなり始め、毎日アイスクリームを食べるようになりました。さらに間食も増えて、他にもつまみが欲しくなりました。
 このため、ジョギングのお陰でだんだん減っていた体重が、ダイエット・ソーダを飲み始めた頃から、下げ止まってしまったのです。因果関係を特定できたわけではありませんが、飲み始めた時期などを考慮すると、体重が減らない理由はダイエット・ソーダにあるのではと怪しんだ私は、ミネラルウォーターに切り替えました。すると、その後体重は落ち始め、同時に間食もしなくなりました。
 Tさんの体験談からは、ダイエット・ソーダによる、ある種の“依存症状”がみてとれます。次のような点です。

症状1:ダイエット・ソーダを飲み始めたら、不思議と毎日飲むようになった。
症状2:無性に甘いものが欲しくなり始め、毎日アイスクリームを食べ始めた。
症状3:間食も増えて、何かつまみが欲しくなった。

結果 運動しても、体重が減らない。

 上記1〜3の依存症状があれば、「運動しても、体重が減らない」という結果は当たり前のように思えますが、この依存症状は偶然発生したといえない部分があるのです。その理由こそが、前述した「甘み依存症」です。依存症は、一般に“中毒”とも呼ばれ、その原因として、ドーパミンの乱れが考えられています。

 また近年、人工甘味料は砂糖よりはるかに強い、コカインを上回る依存性をもつことがわかっています。2007年のあるフランスのマウスに対する実験では、コカイン以上にサッカリンの中毒性が強いことがわかりました。このように、摂ればますます欲しくなるほどの強い依存性があるのです。

 さて、人工甘味料の摂取がどのように肥満につながるのか、3つの作用をご理解頂けたでしょうか。実は、肥満以外にも、抑うつ症状や血管系疾患など、ほかの症状を引き起こすことも報告されています(詳細は下記新刊をご覧ください!)。ダイエットや健康のために「カロリーゼロ」飲食品を摂ったせいで、逆に太ってしまったり、そのほか身体に悪影響が出ては、元も子もありません。口にする前に、いったん立ち止まってぜひ考えてみてください!

次回は10月1日更新予定です。

<新刊書籍のご案内>


カロリーゼロにだまされるな
本当は怖い人工甘味料の裏側


06. 2013年10月01日 13:02:09 : IL3lrOSfTw
▼気を付けないと危ない、唐辛子(カプサイシン)の脳に与える影響など意外な事実
カプサイシンは唐辛子を日常的に食べる韓国においても、この成分は毒性があるということが認められています。
ヨーロッパの国の中には、キムチの輸入はしないという決定をして、カプサイシンの毒性成分に注目している国もあるようです。
体脂肪を燃やすなどのダイエット効果、健康増進効果があると俗に言われているが、国立健康・栄養研究所によれば、経口摂取によるカプサイシンの有効性に関して、ヒトでの信頼できるデータは見当たらない。
 脳に与える影響
カプサイシンは刺激をともなう辛み成分の一種なので、唐辛子を食べると舌や喉、胃などに刺激を感じます。
人間は刺激や痛みを感じると脳に大きなストレスがかかるため、その回避行動として副腎からアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンにはストレスと闘うはたらきがありますが、あまり過剰に分泌されると大脳辺縁系の扁桃体や海馬が損傷を受け、パニック障害やウツ、睡眠障害などの精神疾患をわずらう場合があります。
これらの症状は『火病』と呼ばれており、日常的かつ大量に唐辛子を摂取する韓国人特有の精神疾患のひとつとして数えられています。
そのため、韓国ではカプサイシンは毒性のある成分と認識されていますが、唐辛子消費量の少ない日本人の食生活で火病になる可能性はほとんどないと言えるでしょう。
http://matome.naver.jp/odai/2135946878431836901

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/future/1297448966/ より。
5 :オーバーテクナナシー:2011/02/18(金) 22:19:39 ID:alHk3HZN
「キムチ」を食べると「覚せい剤」と同様の反応が出ることは知られています。唐辛子の主成分である「カプサイシン」は、味覚( 舌の上で感じる味 )では無く、「痛覚」を通して直接的に脳に作用します。そして、カプサイシンの辛味(痛み)を緩和する為に「覚醒感」を伴う脳内麻薬(アドレナリン、エンドルフィン) を大量に分泌します。これら脳内麻薬は、やがて枯渇し耐性が上昇します。すると、無気力であったり、落ち着きがなかったり、支離滅裂な言動や突発的な感情が抑えられなくなります( 脳内麻薬中毒の症状 )。また「カプサイシン」は、脳の海馬の働きを阻害します。海馬は情報の整理と記憶を司る重要な器官であり、その機能低下は "記憶力や判断力の低下" につながります。加えて、キムチの独特の「発酵成分」は、脳機能の低下を促進します。成長過程の子供には、絶対にキムチを食べさせないで下さい。

11 :オーバーテクナナシー:2011/02/25(金) 22:00:28.38 ID:sM0Z6a8Q
2CH煽り・批評のレスに残虐性がある(攻撃したい、見下したい、破壊したい)。そして煽り・批評のレス内容は低レベルで酷い(アホ・腐れ・カス・自己中・盲信)。で、心が未発達(謙虚性・思いやり・協調性・友愛が無い)。また、能力的も未発達(発想力・疑問力・向上心・妄想力が無い)。以上から、脳が未発達だと残虐性が増す(煽りは、猿より攻撃的?→猿以下の脳?w)


07. 2013年10月10日 05:39:41 : Fq9yuSbmzU
>>01〜5全部嘘。ただ単なる韓国人差別による戯言(科学の領域に人種・民族差別を持ち込む事自体が笑止)。

大体、一人あたりの年間トウガラシ摂取量が、韓国より遥かに多いインド・タイ・メキシコと言った国々に触れられていない点で1〜5は全部完全にアウト。何故これらの国々の事例も調べない?低能だからか、それともわざとなのか?

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0460.html
・図録▽世界のトウガラシ消費(世界地図)


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