タレント本がタレント本人が自分で書いたと本当に思っているの。ゴーストライターが書いてるんじゃなかったのか。

国会議員も大臣も答弁は役人の書いたとおり読んでいるだけだがそれはいいのか。安倍くんもいつも下の紙に目をやっているわな。

テレビ番組などキャスターもタレントも本当に自分の意見を言える、言っていると思っているの。

笑わすでない。

　　　　　　　　　被曝２世、聴覚障害者を装った天才の後に詐欺師

　　　　　天才に仕立て上げた犬HK おまえらは　騙された間抜け　か　　共謀犯か

、

........「テレビドキュメンタリーで取材する時に事実の確認はしないのでしょうか？」 そんな質問を記者たちから投げかけられる。
しかし、結論から先に言えば、仮に私自身が佐村河内守氏のドキュメンタリーを企画し、取材したとして、そのウソを見抜けたのか、と問われたなら、それをウソだと見抜くことは難しかっただろう。おそらく、私もまんまとダマされただろうと想像する。...............（もし、取材したフリーディレクター自身が「共犯者」でないのであれば）ダマされてテレビドキュメンタリーの放送に関わった番組制作者までが萎縮して、テレビドキュメンタリーの現場が意欲的な作品づくりを躊躇するようになる事態は避けなければならない。........(引用終わり)

この人は自分もだまされたかもしれない、ということを基準に考えているが、個人と組織とは異なる。組織はそれ相応の対応を複数の人達を動員して行うのだ。それだけ、マスメデイアには確認作業が不可欠であり、ここでいえば聴覚障害よりも出身地・学歴・研修歴などである。もちろん、かの有名な女史の米国大卒の偽称もあったように古くなればややこしいが、それが売りの点ならば十分に詰めるべきことである。
次に、製作者の萎縮の問題であるが、これが萎縮の問題になるとはとても思えない。むしろ、有象無象のいい加減なつくりのプロダクシヲョンを整理できてよいのではないか。もっと業界というものの将来とあるべき姿で考えてほしいものだ。

皆さんはベートーヴェンが残した愚作といわれている有名な「戦争交響曲」をご存じでしょうか。よほどのベートーヴェンファンでなければ、知っている人はたぶん少ないでしょう。これは巨匠と呼ばれるベートーヴェンの作品としては、できれば表沙汰にしたくない俗物的作品といわれているのです。

フランス軍に勝ったイギリスを讃美するため、というよりも、実はご機嫌をとることで、一儲けをたくらんだメルツェルという今風にいえばプロデューサーから依頼を受け、この曲の創作にあたったのです。オーストリアはフランスと10年間も戦争を続けていました。国内は疲弊し経済的にも精神的にも打撃をこうむりました。そんなさなかオーストリアの同盟国イギリスが有名なウェリントン将軍の指揮によりスペインで勝利を勝ち取ります。オーストリア中がその勝利を喜びました。そこで、メルツェルが作った音楽をベートーヴェンが編曲して「ウェリントンの勝利〜戦争交響曲」ができあがったというわけです。

愚作かどうかは、聞き手の判断に任せされるべきでしょうが、編曲とはいえ、れっきとしたベートーヴェン作品の風格です。ファンなら聞けば誰もが「おお！まさにベートーヴェンの曲だ」とわかるパワーあふれる怪作。編成も大がかりで、メイン・オーケストラとは別に、左右にイギリス軍、フランス軍役の軍楽隊、大砲、銃、太鼓、信号ラッパまで登場させるという、さながらベルリオーズの「幻想交響曲」や、マーラーの「一千人の交響曲」を思わせる規模の大きさ。大砲の音を伴う戦争の演出は19世紀初頭を描く映画音楽に使うとうってつけです。

メルツェルの狙いは大当たりでした。ウィーン市民はフランス軍に対する恨みを晴らす爽快な音楽として大歓迎。演奏会も何度も繰り返し開催されます。メルツェルもベートーヴェンも大儲けです。今でいえばミリオンセラーを出し、短期間で一生食べていけるだけのお金を得るようなもの。貧困にあえいでいたベートーヴェン。音楽界からつまはじきにされつつあったベートーヴェンの名声はこの曲がきっかけで絶頂期を迎え、広く世に知られることになるのです。きっかけが、この作品であったことが皮肉な運命ですが…。

こういういわば俗物的ベートーヴェン。神聖な音楽の巨匠の別の顔ですから、ベートーヴェン信望者たちは見て見ぬふりをしたいでしょう。でも、私は、こういう一面こそが、彼の音楽のパワーの源でもあると解釈しています。聖人でないベートーヴェンが好きです。

ベートーヴェンはこの金儲けの法則の味をしめ、この後とことん俗物の音楽家としてかなりの実益を得ることになります。でも、俗物をいつまでもチヤホヤするほど世間は甘くありません。禁断の果実を食べたベートーヴェンを待っていたのは厳しい世間の仕打ちでした。

作曲者がちがっても、あの時、聞いて感動した人の為に、これからも演奏したらどうか？

ないが、ぜひとも聞きたいものだ。

．．．つまり、われわれがメディアを使って情報を伝達する際には、伝えたい情報＝メッセージ１と、その際利用するメディア＝媒体が備えている情報＝メッセージ2が混ざり合って相手に情報が伝わるので、「伝えたい情報」は「伝わった情報」とイコールにはならない。．．．．
.....曲に親しんできた人間からすれば「怒り」とともに､前述の「不快感」を覚えてしまう。.....メーッセージ２が奏でるもうひとつの交響曲に心を打たれたのである。....これに感動していた人間たちは不快感＝バツの悪さを感じざるを得なくなる.........芸術作品は二つのメディア性によって偶有する。しかし、結局のところ、僕らは芸術作品に親しむ場合、常に、こういった二つのメディア性を混在したかたちで判断基準を持つ......(引用終わり)

メデイアはなにを目的にメッセージを送るのか。第二のメッセージは、本来第一のメッセージを補強し、その理解を深めるためのものではなかったのだろうか。それが、メディアの発達・進展によって第二のメッセージこそが大事になってしまったのでは、不可避な現象のことであれ、本末転倒・不本意なことではなかろうか。メディア界の人は、メデイアの特質を知った上でそのバランスを図るべきのものではなかろうか。そして、そのためにこそ組織的な手段を工夫していくのではないか。

先（８）にあげたメディア評論家のコメントをみると、マスメデイア界こそがクレーム処理やコンプライアンスへの対応に非常に遅れた世界なのかもしれない。

こういう人もいたよ。「「HIROSHIMA」は学生の習作以下じゃないかな。こんなんで感動して泣けるんだったら、マーラーの３番聴いたら卒倒するよ。ときには死人も出るんじゃないかな。知らないって怖いと思う反面、ちゃんと営業したらマーケットはとても大きいことが分かった。」

http://yoshim.cocolog-nifty.com/tapio/2014/02/s-cf5e.htmlの中の投稿コメントから。

ゴーストライター問題が取りざたされる佐村河内守氏（５０）について、今日１０日発売の週刊誌「ＡＥＲＡ」が「本誌が見抜いた佐村河内の嘘（うそ）」と題して、昨年６月に行ったインタビューの掲載を見送った経緯を紹介している。
．．．．
同誌によると、横浜市内にある同氏の自宅マンションで取材を行った際、疑わしい振る舞いがいくつかあったという。
交響曲「ＨＩＲＯＳＨＩＭＡ」に込めた思いや、幼少期のエピソード、作曲方法などについて冗舌に語ったが、手話通訳の動きが終わる前に話し始めたことが何度かあったという。
さらに取材終了後、帰りのタクシーが到着してインターホンが鳴ると、即座に立ち上がって「来ましたよ」と言ったという。

同誌は、取材後に話を聞いた複数の関係者が、作曲能力や聴覚障害について疑問を投げかけていることなどから、インタビュー記事の掲載を見送ったという。
（引用終わり）

これを読むと、本人もいい加減嘘をいっているのが面倒になっていたのではなかろうか。つまり、ばれてもいいやとおもっていた。むしろばらされたかった　のかもしれない。すると、このようなことを疑問に思ったにも関わらず、突っ込めなかった、さらに詳細に調べ上げて記事を書くことのできなかった　メディア側の問題点が明らかだ。

ま、いかに交響曲『美談』に聞きほれてた人たちが多かったかって話だ。
障害者が頑張るのを応援するって偉いわ〜。
しかもクラッシック。パンクやハードロックやヘビメタじゃ、乱暴で頭悪そう（失礼）だが、クラッシックならハイソでお上品なアタクシにぴったりざます〜

原発詐欺・・・東大教授、とか経産省などというえらそうに見える権威という洋服を来たゴーストたちが原発がある地元に来ておじさんおばさんの「爆発しないのですか」という質問に「ここはロシアでないので爆発しません、」と何度言ったか。
佐村河内さんは、別に、人の命や暮らしを奪ったわけでないし。
聴覚がどうのこうのの障害者手当の問題は残るとしても、国がしてきた原発詐欺、
ワクチン詐欺、年金詐欺、フッ素詐欺、、、に比べたら微々たるものだと思う。
しっかし、NHKが報道するともっともらしくなってCDが売れるっていうのも日本人が騙されやすい人がおおいってことだね。
テレビなんかぼーっと見てたら、命ちじめたり、無駄にお金を使うことになる。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39905
偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ
あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏
2014.02.08（土） 伊東 乾

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39908
音楽家の善意を悪用、一線を越えた偽ベートーベン
あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏（2）
2014.02.12（水） 伊東 乾

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39916
NHKはなぜ「偽ベートーベン」にだまされたのか
ゴーストライターを見破れなかった品質管理の落とし穴
2014.02.12（水） 池田 信夫

偽ベートーベン事件、罪深い大メディアと業界の悪習慣　2014.02.18 伊東 乾 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39963