フリンジ・ファイナルシーズン・・ビショップとアリソン・モエットで「オンリー・ユー」 BRIAN ENO

フリンジ・ファイナルシーズン・・ビショップとアリソン・モエットで「オンリー・ユー」
http://www.asyura2.com/13/music11/msg/803.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 6 月 06 日 08:27:06: tZW9Ar4r/Y2EU

フリンジについては既に書いた。

ヴィクター・ロスチャイルドとウイリアム・ベル（閲覧数が多いので1本の投稿にまとめ補足しました）
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/683.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 1 月 04 日 07:42:57: tZW9Ar4r/Y2EU

先日、ファイナル・シーズンがレンタル開始になったので、
少し観た。

ウォルター・ビショップが監視人に拷問を受け、
監視人排除のための、重要なカギを握る記憶を
削除された。

その中で、音楽を楽しむ人類に対し、
監視人は、軽蔑し蔑む。

それにウォルターは反論する・・
が、あえなく、
監視人のパワーに
力による
能力で、

前後不覚に陥る。

監視人に無害となった
ウォルターは、
拷問から解放され
釈放される・・

心ここにあらずの
ウォルターが
ガウンとパンツ姿で、通りに出て、

廃車になった車の
カーステレオで、

一枚のＣＤをかける・・

それがヤズーの「オンリー・ユー」である。

心も体も監視人の拷問により
ずたずたにされたウォルターは、

この音楽、
このヤズーの
「オンリー・ユー」に

希望を見つけ、
微笑む・・

　　拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
01. BRIAN ENO 2013年6月06日 09:16:09 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo まだ、このファイナルジーズン、7話しか観ていないが、単純に言えばジョージ・オーウェルの1984年のようなディストピアの色彩が濃い作品となっている。他人を支配するってのは、どういうことか？騙されることを欲し、自ら騙されるってのはどいういうことか？権威や権力が発信する情報をなんお吟味もせず、思考停止し、事実だと信じ込む被支配者の心の弱さとは何か？被支配者のその心の弱さに徹底的に攻撃し、徹底的に貪り取り人間性や人格をずたずたに破壊する支配者の冷酷さと冷徹さ己のその弱さ（現状や将来に対するみせかけの安定した生活のために）のために、進んで、己の心と肉体を大安売りする連中・・ここでは「ロイヤリスト」という・・を強烈に皮肉をこめて描いている。支配とは何か？を知りたい人には格好の「エンターテイメント」である。蛇足だが、この作品のクリエーターＪＪエイブラハムかなり、やっこさんからの指南があるようである。シドニー・シェルダンもリーマンショックをまさに、予言（というか、会社名や登場人名が違うだけで進行過程は同じである）する作品を書いているが、ＪＪもその類のクリエーターであろう・・
02. BRIAN ENO 2013年6月06日 09:21:20 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo あのコワモテのアリソンが、ウォルターには救いの女神の声、唄声に聴こえたハズである・・あの、巨体でコワモテのアリソンが女神とは・・違和感を感じるが・・しかし、現在のアリソンスリムになって少しは女神らしくなったかもしれない・・皆さんは、どう思うであろうか？
03. BRIAN ENO 2013年6月06日 10:14:12 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 監視人に支配され街は一気に荒廃し、無機質な街へと変貌した。ウォルターが乗り込んだイエローキャブもドアが外され無残な姿をさらけ出している。旅行用に誰かが創ったＣＤの一曲目がヤズーの「オンリー・ユー」であったが、歌詞の内容はわからんが、イエローキャブの座席に座るウォルターの視線の先には荒廃したガレキの中からたくましくも咲いた一つのタンポポがある。一つだけだが凛として咲いている・・アリソンの唄声とそのたくましきタンポポを見てウォルターはかすかに涙する。あの監視人の冷酷な拷問に耐え抜き重要な記憶は消されたが自分はまだ、生きているではないか？おれも、あのタンポポのようにがれきの中で生き抜き、いつの日か、監視人を排除しよう俺にはまだ、命があり、このおれを支えてくれる音楽があり、あのタンポポの開花に何かを感じることができる素直な心があるのだ、だから、絶望しないで、希望を捨てずまた一からやり直そう！そう、彼は思ったに違いない・・
04. 2013年6月06日 12:15:49 : oEcwWuvmfI 何と象徴的なラストシーンなのでしょう。バラの持つ香りや華やかさの無い、でもがれきの中で凛と咲くタンポポの強さをいつも持っていたいと思います。
05. BRIAN ENO 2013年6月06日 14:02:21 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 04様、フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード1を観たんですか？私は、さっき、もう一度観たんですが、ウォルターは監視人から釈放されたのではなく、ピーター達に救助されたんですね・・一回目に観た時に居眠りしていたようです。そして、監視人とウォルターの音楽に対する考え方の違いの論争ですが、その中で、音楽でものに対する考え方が変わることもあるそして、監視人はそれは「希望か？」と軽蔑のまなざしでウォルターに聞く・・（監視人は、「音楽」を単なる物体の振動としか考えてないようである・・これは、監視人の決定的な弱さである退化の現れである・・それをウォルターは確信するのである）すると、ウォルターは「そういう場合もありうる・・」と述べる・・それが、このエピソード1のエンディングのがれきの中のたくましきタンポポそして、「音楽」・・・。ウォルターの言う「希望」の象徴でもあり、「絶望」という無気力状態から生き続けるという「絶望」→「希望」へ物に対する考え方の「音楽」による変化を象徴する素晴らしいラストシーンに結びつくということでした。
06. BRIAN ENO 2013年6月06日 14:41:22 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 蛇足だが、フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード2で、支配者と被支配者の関係を被支配者からみた、論争がというか、対話がある。それは囚われたロイヤリストとオリビアの間で交わされるのだが・・拷問を受け、どんどん老けていき消耗する捕虜のロイヤリストに対し、白状をやさしく促すオリビアすると、捕虜は、あんたにそんな権限（釈放する）なんてないだろう！権限って何？とオリビアそして、なんで、ロイヤリスト（監視人の奴隷）になったのか？とオリビアは聞く・・安全が欲しい安心が欲しい安定が欲しい安全に楽に暮らせる仕事につきたいロイヤリストになれば生活も安泰だ金にもこまらないし、子どもの面倒もみれる（実は子どもなどいない・・のだが・・）ようするに生活に困らなければいいんだよそう、自由もいらない、人間としてのあるべき姿や人間としてのあるべき行為等には興味がないし、魅力を感じない奴隷でも生活に困らなければいいんだ・・ようするに、支配者は、被支配者の性向（弱さ）を熟知している。その弱さに執拗に攻撃を加える。そして、彼らはいとも簡単に、支配者の軍門に自ら進んで喜んで下る。セリフをメモしたわけではないから多少のニュアンスは違うかもしれないが、これは原発信者の御用学者や推進派の官僚や政治家の志向と瓜二つであることは、ここで、何度も書いているが、このフリンジでは、監視人が生活しやすいように汚染をわざと広めたり、（監視人は汚染された未来から来たので汚染された環境や空気がからだに合っているのである）大気の酸素濃度を減らし、一酸化炭素を、大量に排出する巨大なマシーンを製造し、人間の寿命を短くする政策を推し進めているのであるが、（酸素が多いと、監視人は調子が悪くなるそうである）まさに、わが国で言えば福島第一からの大気への放射性物質の拡散地下水への放射性物質の拡散海洋への放射性物質の拡散を積極的に推し進めており。（拡散を抑える術を持っていないし、持とうともしていない）さらに、使用済み核燃料の具体的処分が決まらない状態で再稼働へイケイケドンドンである。使用済み核燃料の問題福一の海洋汚染対策、地下水汚染対策、大気汚染対策と永遠に続く廃炉の為の費用の問題フクイチの補償の問題無意味な除染費用の問題来るべきあらたな原発事故により新たな汚染とそれにかかる費用の問題有事の場合のターゲットとなる無防備で丸腰で丸裸の50基の原発のリスクの問題これらのコストだけで天文学的な費用がかかり続けるわが国の財政は時期に破たんするであろう・・まさに監視人の政策とわが国の政治家・官僚・大企業の政策が瓜二つであることにあきれると同時に驚愕する。いずれわが国は監視人の世界よろしく世界屈指の寿命の短く、がん発症が率が世界最高の不健康な国民となるであろう。そして、何度も書いているが、ＩＭＦより融資を受ける条件としてこの汚染しつくした日本列島を世界の使用済み核燃料の墓場とすることを約束させられるであろう・・
07. BRIAN ENO 2013年6月07日 11:03:28 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード1に関して、少しくどいが、またまた、少し書く。ウォルターが監視人（ウィンドマーク）に拷問を受けるシーンの中の対話については既に書いたが、これは、人間（ウォルター）と非人間（監視人）の戦いであり、対話であった。人間は人間として生きるべきだ人間は本来の人間のあるべき（心ある人間）姿を希求し生きるべきだ・・と主張するウォルターそれに対し、もともと人間であった監視人は、心をもつ人間を否定し、自らが希求する屈折した進化した人間非人間（ようするに、音楽を聴いて心動かされたり人を愛したりするようなことのない、冷酷非情で心のない生き物）を崇拝し、希求するのである。フリンジの全編はまだ観ていないが、フリンジの戦いは人間対非人間の戦いに集約されるのでは、ないだろうか？と感じてきた。その非人間（監視人）の中にも、たった一人だけ、心ある非人間人間になろうとした監視人がセプテンバーだと思うのである。こちらの世界のピーターが難病で旅立ち、あちらの世界のピーターも同じく旅立とうとしていたが、異端の監視人にピーターを救おうという心が芽生えた・・ウィンドマークは、これを嫌う・・セプテンバーは監視人仲間を裏切り心ある人間（ウォルター達）と組み、監視人を抹殺する計画をウォルターに伝授する・・まさしく、心ある人間と心のない監視人の戦いがフリンジのテーマなのではないだろうか？まあ、結末を見るまでわからんが・・最後に、クリエーターのＪＪの天才的の演出とウォルターの天才的演技力について書き終わりにする。今回の一番上の動画のシーンは、全くセリフがない登場人物もウォルターだけ廃墟の中で誰もいない通りをよろよろ歩くウォルターＣＤのがらくたを見つけ、そばにあった鞄を覗き込み、旅行用のＣＤを見つけ我々人間がこよなく愛する音楽を廃車になったイェローキャブのカーステレオにそのＣＤを入れヤズーのオンリー・ユーが流れるウォルターは一瞬ご機嫌になるが、視線の先に一輪のタンポポを見つけるそして、かすかに涙する・・ただ、それだけのシーンだが、観る側の想像力を強烈に試し、強烈に刺激する・・強烈な演出である。ＪＪやはりコイツは天才である。ウォルター役の俳優も、一言も言葉を発せぬまま、拷問されていた時の監視人との戦いと対話、フリンジのテーマの本質人間対非人間の戦い音楽が人の心を変えること人の見方を変えることそして、一輪のがれきの中に咲く、りりしいタンポポ・・おれも、今は、しんどいが、必ず、あのタンポポのように、りりしく立ちあがりいつの日か、非人間どもを掃討しよう・・そう、私は、あの短くもセリフのない、ウォルターしか登場しないラストシーンで思ったのである・・ＪＪ恐ろしや！蛇足だが、大昔、ヤズーのオンリーユーを聴いた時には、何も感じなかったが、今は、この曲は、このラストシーンのおかげで私にとって、心に沁み入る名曲のひとつになったのである。音楽が人間の観方を変えたりすることもある・・とウォルターは言ったが、この場合は、物語や映像が音楽を一層、感動的な曲に変えることもあるのだ・・と私は思った。
08. BRIAN ENO 2013年6月07日 14:47:01 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo フリンジのテーマは、心ある人間性の回復だと確信する原発推進派のと監視人達がどうしても重なるが、まさに、原発推進派の輩達には、自分自信を愛したり、家族を愛したり友人を愛したり本来人間のあるべき姿を具現しようとする輩は、いないのである。自分も日本国内で生活していれば直接および間接的に放射性物質の影響を受けるのは必至である自分だけではなく自分が愛している（？）奥さんや、親御さんやお子さんや、お孫さん今後、生まれてくるだろう子孫に監視人よろしく放射性物質で汚染されたこの日本と言う国土を贈るわけである・・人としての良識を持ち、人間としてあるべき姿を具現しようとする人物であれば誰も、生まれてくるだろう己の子孫に対しこの汚染された、今後も汚染し続ける日本と言う国土を贈ろうとは、だれも思わないハズである

　　拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常｜動画・ツイッター等｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する？」をクリックお願いします。２４時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。　最新投稿・コメント全文リスト

フォローアップ:

　次へ　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 音楽11掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995

スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ　楽天カンパ　　　　　 ▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 音楽11掲示板

　
▲上へ　　　　　　
★阿修羅♪ 　
この板投稿一覧　
　
　

コメント
01. BRIAN ENO 2013年6月06日 09:16:09 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo まだ、このファイナルジーズン、7話しか観ていないが、単純に言えばジョージ・オーウェルの1984年のようなディストピアの色彩が濃い作品となっている。他人を支配するってのは、どういうことか？騙されることを欲し、自ら騙されるってのはどいういうことか？権威や権力が発信する情報をなんお吟味もせず、思考停止し、事実だと信じ込む被支配者の心の弱さとは何か？被支配者のその心の弱さに徹底的に攻撃し、徹底的に貪り取り人間性や人格をずたずたに破壊する支配者の冷酷さと冷徹さ己のその弱さ（現状や将来に対するみせかけの安定した生活のために）のために、進んで、己の心と肉体を大安売りする連中・・ここでは「ロイヤリスト」という・・を強烈に皮肉をこめて描いている。支配とは何か？を知りたい人には格好の「エンターテイメント」である。蛇足だが、この作品のクリエーターＪＪエイブラハムかなり、やっこさんからの指南があるようである。シドニー・シェルダンもリーマンショックをまさに、予言（というか、会社名や登場人名が違うだけで進行過程は同じである）する作品を書いているが、ＪＪもその類のクリエーターであろう・・
02. BRIAN ENO 2013年6月06日 09:21:20 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo あのコワモテのアリソンが、ウォルターには救いの女神の声、唄声に聴こえたハズである・・あの、巨体でコワモテのアリソンが女神とは・・違和感を感じるが・・しかし、現在のアリソンスリムになって少しは女神らしくなったかもしれない・・皆さんは、どう思うであろうか？
03. BRIAN ENO 2013年6月06日 10:14:12 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 監視人に支配され街は一気に荒廃し、無機質な街へと変貌した。ウォルターが乗り込んだイエローキャブもドアが外され無残な姿をさらけ出している。旅行用に誰かが創ったＣＤの一曲目がヤズーの「オンリー・ユー」であったが、歌詞の内容はわからんが、イエローキャブの座席に座るウォルターの視線の先には荒廃したガレキの中からたくましくも咲いた一つのタンポポがある。一つだけだが凛として咲いている・・アリソンの唄声とそのたくましきタンポポを見てウォルターはかすかに涙する。あの監視人の冷酷な拷問に耐え抜き重要な記憶は消されたが自分はまだ、生きているではないか？おれも、あのタンポポのようにがれきの中で生き抜き、いつの日か、監視人を排除しよう俺にはまだ、命があり、このおれを支えてくれる音楽があり、あのタンポポの開花に何かを感じることができる素直な心があるのだ、だから、絶望しないで、希望を捨てずまた一からやり直そう！そう、彼は思ったに違いない・・
04. 2013年6月06日 12:15:49 : oEcwWuvmfI 何と象徴的なラストシーンなのでしょう。バラの持つ香りや華やかさの無い、でもがれきの中で凛と咲くタンポポの強さをいつも持っていたいと思います。
05. BRIAN ENO 2013年6月06日 14:02:21 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 04様、フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード1を観たんですか？私は、さっき、もう一度観たんですが、ウォルターは監視人から釈放されたのではなく、ピーター達に救助されたんですね・・一回目に観た時に居眠りしていたようです。そして、監視人とウォルターの音楽に対する考え方の違いの論争ですが、その中で、音楽でものに対する考え方が変わることもあるそして、監視人はそれは「希望か？」と軽蔑のまなざしでウォルターに聞く・・（監視人は、「音楽」を単なる物体の振動としか考えてないようである・・これは、監視人の決定的な弱さである退化の現れである・・それをウォルターは確信するのである）すると、ウォルターは「そういう場合もありうる・・」と述べる・・それが、このエピソード1のエンディングのがれきの中のたくましきタンポポそして、「音楽」・・・。ウォルターの言う「希望」の象徴でもあり、「絶望」という無気力状態から生き続けるという「絶望」→「希望」へ物に対する考え方の「音楽」による変化を象徴する素晴らしいラストシーンに結びつくということでした。
06. BRIAN ENO 2013年6月06日 14:41:22 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo 蛇足だが、フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード2で、支配者と被支配者の関係を被支配者からみた、論争がというか、対話がある。それは囚われたロイヤリストとオリビアの間で交わされるのだが・・拷問を受け、どんどん老けていき消耗する捕虜のロイヤリストに対し、白状をやさしく促すオリビアすると、捕虜は、あんたにそんな権限（釈放する）なんてないだろう！権限って何？とオリビアそして、なんで、ロイヤリスト（監視人の奴隷）になったのか？とオリビアは聞く・・安全が欲しい安心が欲しい安定が欲しい安全に楽に暮らせる仕事につきたいロイヤリストになれば生活も安泰だ金にもこまらないし、子どもの面倒もみれる（実は子どもなどいない・・のだが・・）ようするに生活に困らなければいいんだよそう、自由もいらない、人間としてのあるべき姿や人間としてのあるべき行為等には興味がないし、魅力を感じない奴隷でも生活に困らなければいいんだ・・ようするに、支配者は、被支配者の性向（弱さ）を熟知している。その弱さに執拗に攻撃を加える。そして、彼らはいとも簡単に、支配者の軍門に自ら進んで喜んで下る。セリフをメモしたわけではないから多少のニュアンスは違うかもしれないが、これは原発信者の御用学者や推進派の官僚や政治家の志向と瓜二つであることは、ここで、何度も書いているが、このフリンジでは、監視人が生活しやすいように汚染をわざと広めたり、（監視人は汚染された未来から来たので汚染された環境や空気がからだに合っているのである）大気の酸素濃度を減らし、一酸化炭素を、大量に排出する巨大なマシーンを製造し、人間の寿命を短くする政策を推し進めているのであるが、（酸素が多いと、監視人は調子が悪くなるそうである）まさに、わが国で言えば福島第一からの大気への放射性物質の拡散地下水への放射性物質の拡散海洋への放射性物質の拡散を積極的に推し進めており。（拡散を抑える術を持っていないし、持とうともしていない）さらに、使用済み核燃料の具体的処分が決まらない状態で再稼働へイケイケドンドンである。使用済み核燃料の問題福一の海洋汚染対策、地下水汚染対策、大気汚染対策と永遠に続く廃炉の為の費用の問題フクイチの補償の問題無意味な除染費用の問題来るべきあらたな原発事故により新たな汚染とそれにかかる費用の問題有事の場合のターゲットとなる無防備で丸腰で丸裸の50基の原発のリスクの問題これらのコストだけで天文学的な費用がかかり続けるわが国の財政は時期に破たんするであろう・・まさに監視人の政策とわが国の政治家・官僚・大企業の政策が瓜二つであることにあきれると同時に驚愕する。いずれわが国は監視人の世界よろしく世界屈指の寿命の短く、がん発症が率が世界最高の不健康な国民となるであろう。そして、何度も書いているが、ＩＭＦより融資を受ける条件としてこの汚染しつくした日本列島を世界の使用済み核燃料の墓場とすることを約束させられるであろう・・
07. BRIAN ENO 2013年6月07日 11:03:28 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo フリンジ・ファイナルシーズンのエピソード1に関して、少しくどいが、またまた、少し書く。ウォルターが監視人（ウィンドマーク）に拷問を受けるシーンの中の対話については既に書いたが、これは、人間（ウォルター）と非人間（監視人）の戦いであり、対話であった。人間は人間として生きるべきだ人間は本来の人間のあるべき（心ある人間）姿を希求し生きるべきだ・・と主張するウォルターそれに対し、もともと人間であった監視人は、心をもつ人間を否定し、自らが希求する屈折した進化した人間非人間（ようするに、音楽を聴いて心動かされたり人を愛したりするようなことのない、冷酷非情で心のない生き物）を崇拝し、希求するのである。フリンジの全編はまだ観ていないが、フリンジの戦いは人間対非人間の戦いに集約されるのでは、ないだろうか？と感じてきた。その非人間（監視人）の中にも、たった一人だけ、心ある非人間人間になろうとした監視人がセプテンバーだと思うのである。こちらの世界のピーターが難病で旅立ち、あちらの世界のピーターも同じく旅立とうとしていたが、異端の監視人にピーターを救おうという心が芽生えた・・ウィンドマークは、これを嫌う・・セプテンバーは監視人仲間を裏切り心ある人間（ウォルター達）と組み、監視人を抹殺する計画をウォルターに伝授する・・まさしく、心ある人間と心のない監視人の戦いがフリンジのテーマなのではないだろうか？まあ、結末を見るまでわからんが・・最後に、クリエーターのＪＪの天才的の演出とウォルターの天才的演技力について書き終わりにする。今回の一番上の動画のシーンは、全くセリフがない登場人物もウォルターだけ廃墟の中で誰もいない通りをよろよろ歩くウォルターＣＤのがらくたを見つけ、そばにあった鞄を覗き込み、旅行用のＣＤを見つけ我々人間がこよなく愛する音楽を廃車になったイェローキャブのカーステレオにそのＣＤを入れヤズーのオンリー・ユーが流れるウォルターは一瞬ご機嫌になるが、視線の先に一輪のタンポポを見つけるそして、かすかに涙する・・ただ、それだけのシーンだが、観る側の想像力を強烈に試し、強烈に刺激する・・強烈な演出である。ＪＪやはりコイツは天才である。ウォルター役の俳優も、一言も言葉を発せぬまま、拷問されていた時の監視人との戦いと対話、フリンジのテーマの本質人間対非人間の戦い音楽が人の心を変えること人の見方を変えることそして、一輪のがれきの中に咲く、りりしいタンポポ・・おれも、今は、しんどいが、必ず、あのタンポポのように、りりしく立ちあがりいつの日か、非人間どもを掃討しよう・・そう、私は、あの短くもセリフのない、ウォルターしか登場しないラストシーンで思ったのである・・ＪＪ恐ろしや！蛇足だが、大昔、ヤズーのオンリーユーを聴いた時には、何も感じなかったが、今は、この曲は、このラストシーンのおかげで私にとって、心に沁み入る名曲のひとつになったのである。音楽が人間の観方を変えたりすることもある・・とウォルターは言ったが、この場合は、物語や映像が音楽を一層、感動的な曲に変えることもあるのだ・・と私は思った。
08. BRIAN ENO 2013年6月07日 14:47:01 : tZW9Ar4r/Y2EU : yhmbAsnuyo フリンジのテーマは、心ある人間性の回復だと確信する原発推進派のと監視人達がどうしても重なるが、まさに、原発推進派の輩達には、自分自信を愛したり、家族を愛したり友人を愛したり本来人間のあるべき姿を具現しようとする輩は、いないのである。自分も日本国内で生活していれば直接および間接的に放射性物質の影響を受けるのは必至である自分だけではなく自分が愛している（？）奥さんや、親御さんやお子さんや、お孫さん今後、生まれてくるだろう子孫に監視人よろしく放射性物質で汚染されたこの日本と言う国土を贈るわけである・・人としての良識を持ち、人間としてあるべき姿を具現しようとする人物であれば誰も、生まれてくるだろう己の子孫に対しこの汚染された、今後も汚染し続ける日本と言う国土を贈ろうとは、だれも思わないハズである