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ロックの本質は繰り返しにある・・続編(ルー・リード編)
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/786.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 10 月 15 日 10:21:02: tZW9Ar4r/Y2EU
 

私は、


「ロックの本質は繰り返しである」
云々と・・


何度も


この音楽板で結論付けた。


ロック・ミュージックの本質と真髄は繰り返し(リフ)にあり・・・
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/106.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 11 月 04 日 13:07:07: tZW9Ar4r/Y2EU


ロック・ミュージックの本質と真髄はリフ(繰り返し)にある 続編
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/120.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 11 月 06 日 10:23:42: tZW9Ar4r/Y2EU


ロックの本質(繰り返し)を究め、ロックの外に出た男達の世界
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/163.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 11 月 12 日 14:23:22: tZW9Ar4r/Y2EU



所謂、ロックというものも、


ブルースのコード進行にヒントを得たもので、
それの、別の展開をしたものであろう・・。


そのブルースも繰り返しである。


ドナルド・フェイゲン、リビー・タイタス夫妻の邂逅と3コード(R&R)ミュージックへの彼らなりの畏敬と回答
http://www.asyura2.com/12/music8/msg/303.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 7 月 09 日 11:59:33: tZW9Ar4r/Y2EU



ドナルド・フェイゲンの奥様・・「カンサス・シティ」をご主人顔負けの素晴らしいアレンジでカバー
http://www.asyura2.com/12/music8/msg/102.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 6 月 22 日 06:35:28: tZW9Ar4r/Y2EU


私は、物事をひじょうに抽象化して、
「ロックの本質は繰り返しである」
云々と書いたが・・・


そのあとに、


ロック・ミュージックのVoの本質と真髄は歌唱力にあらず・・
http://www.asyura2.com/12/music10/msg/112.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 11 月 05 日 14:39:08: tZW9Ar4r/Y2EU


という能書きも垂れた・・・


たとえば、
元ヴェルベット・アンダーグラウンドにいた
ルー・リード、
いまだに、現役で、ライブをやっているが、


例によって我が国では、
まったく無視され続けている・・。


彼が、なぜ、我が国で、無視されているのか?
という理由は、
世界中の優れた音楽家に愛され、
アメリカ大陸やヨーロッパで絶大なる人気を誇る
レナード・コーエンが、
日本で無視され続けていることとひじょうに似ている。


1.日本のアーティストが無視
2.日本の音楽評論家が無視
3.日本のマスメディアが無視
 (出版社やレコード会社も含む)
4.唄のメロディを追いかけにくい・・
5.日本の俗に言う「歌唱力」という評価からもっとも
 離れた歌唱方法を摂っていること


4番のメロディーを追いかけにくい・・


というのは、レナードのところでも散々書いたが、


「はるこうろうの〜」とか、
「さくらさくら〜」とか
「君があ、よおは〜」とか


具体的にひとつの音符に、
母音を中心とする
言葉が、しっかり一個一個、
乗っかってる唄は、
メロディーが追いかけやすい
追いかけやすいということは覚えやすい
口ずさみやすい・・
好きになる・・


ルーやレナードは、


囁いていたり、
しゃべっていたり、
ちゃんとした、
わかりやすいメロディーになっていない・・


決して、日本の童謡のように、
一個一個の音符に忠実に、
母音を中心とした言葉として、
音符に乗っかっていない・・


ほとんどのひとが、


これに嫌悪する・・


日本人は一個の音符に
忠実に一個の母音を中心とする
言葉が乗っかっている歌唱方法に
親近感を感じる・・。


だから、ルーの曲を、
ルーの曲のVoのメロディーを写譜して、
ポールモーリアなんかで、カバーできない・・


ルーの唄ってるような、しゃべってるような
ものを
忠実に写譜して
サックスやヴァイオリンで
忠実にコピーしてみろ
と言われても、
無理なのである


これは、究極の
アナログ表現である。


コンピューターを用いても、
忠実な再現は無理だろう・・



対象的なのは日本で絶大な人気を誇るビートルズの曲である。


だれしも、口ずさめる。


ほとんどの曲は、ポールモーリアなんかで、カバーできるし、写譜できる。


日本人は、端的に言えば、
ポールモーリアなんかで、
しっかりVoのメロディが写譜できて、
そのオーケストラで、
しっかり再現できるような楽曲が人気があるし、
そのような曲を書くソングライターやバンドが人気の的になる。


初音ミクなんかで、
ルーのVoを再現できるかどうか
誰かに試してもらいたい・・


まさに、ルーは、一番、
日本人の感性に合わない作曲家であり。
シンガーである。


それと、日本人は、ポールのように演歌っぽい歌い方
(オーダーリンやヘイ・ジュードやレット・イット・ビー等)が大好きである。


ルーのような蚊の鳴く様な、弱っちい唄い方は、


たぶん、許せないのであろう・・。


核戦争が終わって、
地球が滅亡して
ごくごく僅かに
低レヴェルの汚染のエリアで、
細々と暮らす
生き残った人々・・


そんな絶望の廃墟の中で、
唄われるのは、
ルーのような虚無的な唄だと思う・・


私は、映画「クラウド・アトラス」のように、
地球が、貪欲極まりない悪意の勢力により乗っ取られ、
放射性物質に汚染されるだけ汚染され、絶望し、


他の惑星に移住せざる負えなくなった時に、
聴くとしたら、


本質的にひ弱で、か弱い人間の
新たな惑星で


地球と同じ失敗を繰り返さない為にも、


虚無的な唄い方のルーの曲を聴きたくなるであろう・・


たぶん、


ポールの「オー・ダーリン!」なんて、
なんだか、うっとおしくて、
あつくるしくて
聴きたくなくなるんだろうな・・


なんて、思ったりする。
(ポールもオー・ダーリンも好きだけど・・)


前置きが長くなった。


ルーも、私が主張する、
「ロックの本質は繰り返しである!」


を踏襲するロッカーであるが、


彼の繰り返しは、


その他の月並みなロッカーとは、


一線を画している。


ごく月並みなロッカーの一般的な、リフではない・・


通常のロックのリフは、


ギターの単音ないしは、二つの音で、
リフを形成し、


そのリフに唄をかぶせる。



Beck Bogart & Appice - Superstition – 1973
http://www.youtube.com/watch?v=xyyhm1D7zlI


しかし、ルーの繰り返しの基本は、
コード弾きのをメインにした繰り返しである。
一つ一つのコードが一つのリフを形成する
音になっているのである。


スウィート・ジェーンという名曲があるが、


キーはDである。


D→A→G→Bm→A


この繰り返しですべてを形成し
1曲を仕上げる・・


キターの単音(または2音パワーコード)で、
リフをつくる手法とは、対極である。


サビの部分は、かろうじて


スイート・ジェーンという部分・・
メロディーを追いかけられるが、


その他は、メロディーを追いかけることはできないと思う・・


これで、日本人は、思考停止になり、


嫌悪してしまうのである・・


しかし、私は、このコードでリフをつくったり、


写譜できない、
ささやいているような、
しゃべっているような、
朗読しているような、
唄らしくない唄い方が、


なぜか、好きである。


たぶん、荒城の月等と
同じ音楽ではあるが、
まったく唄のあり方や
唄のベクトルが、
別の方向に向いた
唄い方、メロディーの創り方を
しているのであろう・・


しかし、これも、音楽である。


皆さんは、どうだろう?






 

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コメント
 
01. 2013年10月15日 21:40:44 : 25e9lzXkLU
そういえば、「カラタチノハナガサイタヨー」というあの歌は、標準語のイントネーション、というか当時の山の手言葉のそれに忠実に作ったみたいな話を読んだことがあるな。

高度なロック論はわからんけど、話すように歌うといえば、吉田拓郎ね。「アジアの片隅で」とか。歌唱力は無いけど、声が太くて良く通るのよな拓郎は。非常に良い声ね。ロック向きじゃないと思うけど。


02. BRIAN ENO 2013年10月16日 08:24:37 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>高度なロック論はわからんけど

そんな大それたものではないですよ・・
まあ、ロックというかポップスというか
音楽を少々かじった己に対する
答えみたいなもんです。

ただ、惰性というか、
何気なく、音楽好きだから
やってきました・・

それじゃあ〜

あまりにも、情けないんで、

少し、自分なりの分析をして、
己に対して、おとしまえつけたいだけなんですが・・

たわいもない、能書きだと思って
読んでくれたら、
ありがたきしあわせです。

>話すように歌うといえば、吉田拓郎ね。

当該投稿でも
書こうと思ったんだけど・・

話の焦点がぼけるから
書かなかったけど・・

ボブ・ディランも
典型的な、

ルー・リード歌唱法をとってるシンガーですよね・・

どっちが先かとか?

どっちが真似した?

とか、その辺は知らんけど、
まあ、どうでもよい・・

普通に、ディランの方が、先輩なんだろうけど・・

吉田拓朗のことも、
ほとんど知らないんだけど、

中学生の頃だと思うけど、

自分のラジオ
(実は親父がナイターを聴く為に買った
ナショナルのなんとかボーイというせこいラジオをほとんど
自分のものにしていた・・ラジオ)

ばれないように、
小さい音で、チャンネルをぐるぐる回して
いい音楽を探していたら・・

以下の曲が流れていた・・

吉田拓郎 − 春だったね −
http://www.youtube.com/watch?v=HTqILfzWrvo

ちいさい音でこっそり聞いていたから
よくわかんなかったけど、

これ、ボブ・ディランの唄い方じゃん!

誰これ・・

で、DJが吉田拓朗のなんとかかんとかでした・・とのこと・・。

吉田拓朗ってのは、

この唄い方・・
ディランをパクってるなあ〜?

とすぐに思い、
翌日、その道に詳しい
友人に、聞いたら

そうだよ、タクローは
ディランにえらい影響受けてるんだぞ!

とのこと・・

貴殿の言うように、

まさに、吉田も

ディラン→ルー・リード

ディラン→吉田拓朗

という、流れで、

唄ってんだか、しゃべってんだか
ささやいてんだか
朗読してんだか

の歌唱法の流れをくむ、
一派だと思います。

ただ、吉田の曲は、
ポール・モーリアなんかでも
しっかり写譜出来るようなしっかりしたメロディーもってますよね

吉田の熱烈なファンは
吉田より、巧みに
ヨシダっぽく、
唄いますよね・・

コピーできるんですよ・・

ボブ・ディランと倍賞美津子の最初で最後の共演?をどうぞ・・
http://www.asyura2.com/11/music4/msg/833.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2011 年 10 月 03 日 09:37:51: tZW9Ar4r/Y2EU

ボブ・ディラン、倍賞美津子、アントニオ猪木・・
http://www.asyura2.com/12/music8/msg/216.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 7 月 04 日 08:17:39: tZW9Ar4r/Y2EU


03. 2013年10月16日 09:19:08 : 25e9lzXkLU
あと、ペニーレインでバーボンを・・・とかね。

http://www.youtube.com/watch?v=mli_w-bfqiA

誰かが、日本語の歌にこういう歌詞の付け方をしたのは、吉田拓郎が、
初めてだと言っていましたね。山田耕作以来の伝統を乱したたというか・・・(笑)

私は、学生時代、下宿が一緒だったやつが、広島出身で、吉田拓郎の
熱烈なファンだった。酒飲むときなんか、だいたい拓郎を聞いてましたな。


04. BRIAN ENO 2013年10月16日 10:02:31 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>日本語の歌にこういう歌詞の付け方をしたのは、吉田拓郎が、
初めてだと言っていましたね。山田耕作以来の伝統を乱したたというか・・・

やはり、その火付け役はボブ・ディラン・・

日本における、新しい唄い方の火付け役→ボブ・ディラン

そして、作詞におけるカット・アップ的手法→ボブ・ディラン→井上陽水

ディランは、日本の音楽界に、
二つの大きな流れを作ったということなんですね・・

ブルース・スプリングスティーンの愛娘は、ロックスターではなく、馬術のスターを目指す!
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/588.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 9 月 27 日 09:08:02: tZW9Ar4r/Y2EU


05. 2013年10月16日 19:25:50 : 25e9lzXkLU
で、倍賞美津子と競演しているのは、本物?


06. BRIAN ENO 2013年10月16日 21:19:49 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
本物のディランです。

07. 2013年10月17日 08:43:33 : asCBjdpxXk
なんと、本物だったのか!(笑)

そうすると、ボブ・ディランというのは、相当、おかしな人ですね。マダム・バタフライが歌詞に出てくるから、日本なのか。それとも、「コミック雑誌なんかいらない」・・・でも見て作ったのかね。いや、面白かった。ありがとう。


08. 2013年10月17日 08:59:51 : asCBjdpxXk
見てない人はこれね。別のブログサイトに投稿させてもらいました。(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=FHtm9KHbJXQ

これ、あのタクシードライバーの脚本(原案?)を書いたポール・シュレイダー(Mishimaの監督ね。私は見てないけど)が、作ったMVらしいよ。当人は失敗作で、思い出したくもないということらしけど、見てるほうは面白い。どうも、制作年代からすると、「コミック雑誌」の影響ではなさそうね。雰囲気が似てると思ったんだけど。

http://blogs.utexas.edu/culturalcompass/tag/tight-connection-to-my-heart/

では


09. BRIAN ENO 2013年10月17日 11:46:11 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>そうすると、ボブ・ディランというのは、相当、おかしな人ですね

私も、そう思います。
たぶん、相当ネクラ君だと思いますよ!

あの、わけのわからん、プロモーションビデオに、
にやけること一切なく・・

無表情のまま、
その無表情も、作ってんだか?じなのか?

さっぱりわかりませんね・・

まあ、世に、詩人と言われる人は、
一概には言えないけど、

ネクラな人が多いんじゃないでしょうか?

ディランの盟友レナード・コーエンも、
よく詩人と言われるけど、

まあ、初期のころは、ネクラでネクラで、
大変でした・・

今、も、そうなんだけど・・

レナードなんかは、

女の子にモテたいから詩を書き始めた云々・・

そして、その効果があったそうです。

まあ、背が低くて、ネクラでも
カッコイイ詩を書けば、
もてるんだよ!

とでも言いたそうでしたが、

>ポール・シュレイダー(Mishimaの監督ね。私は見てないけど)が、作ったMVらしいよ。

そうだったんですか?

ポールと言えば、

映画「キャット・ピープル」とか、

「幻の三島由紀夫の映画」が印象に残っていますが、

映画「ミシマ」に使われたフィリップ・グラスの緊迫感あふれる音楽
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/190.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 7 月 12 日 09:24:06: tZW9Ar4r/Y2EU

ポール・シュレイダー「ミシマ」(削除の為、再投稿)
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/189.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 7 月 12 日 09:06:08: tZW9Ar4r/Y2EU

幻の映画「MISHIMA」を全編。ジョージ・ルーカス&コッポラ、そしてポール・シュレイダー、フィリップ・グラスそして・・
http://www.asyura2.com/12/music6/msg/855.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 4 月 18 日 07:30:12: tZW9Ar4r/Y2EU

幻の映画「ミシマ」で素晴らしい音楽を創ったフィリップ・グラス・・これもまた、名曲です・・
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/862.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 6 月 19 日 08:15:43: tZW9Ar4r/Y2EU

フィリップ・グラス・・こちらの曲の方が、ミシマの曲に近い・・
http://www.asyura2.com/12/music7/msg/863.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 6 月 19 日 08:17:57: tZW9Ar4r/Y2EU

Mishima: A Life in Four Chapters (削除の為、再投稿)
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/537.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 9 月 24 日 10:24:37: tZW9Ar4r/Y2EU

映画そのものは、
イマイチ、ピンとこない、
作品が多いと思いますが、

このミシマもいまいちです。
まあ、音楽だけは、凄い緊張感と緊迫感の連続・・

たぶん、フィリップ・グラスなりに、
三島の心理を、音楽で表現したんだろうと思う・・

三島の物語を「映画」で表現した
ポールと、
三島の物語と三島の心の内を「音楽」で表現した
フィリップと、

圧倒的に、フィリップの表現勝ちだと思いました。

それは、三島の生きざまと精神状態を
徹底的に音楽で表現(再現)しようとした、
フィリップの方が、
圧倒的にそれに関する想像力と創造力に優れていたということだと思います。

具体的な事実を知り、

それを一度、己の心の中で抽象化して、
それを具体的な音楽に仕上げるのが、

映画音楽の作曲手法だとしたら、
まさに、フィリップは、
その通りの、
映画音楽創造の王道を歩いたということでしょう!

聞いたことないのであれば、
一度聴いてみてください、

冒頭から、音楽だけが、
トップ・ギアで臨界に達しています・・
(映像は反対に、無機質で空虚な感じがします)

蛇足ですが、

先日、WOWOWで
デヴィッド・ボウイーのドキュメンタリーが
放送されていましたが、

昔から、彼はミシマ文学のファンでしたが、

インタビューで、
ミシマの考え方や生き方について
少し語っていましたね・・

食事しながらちらっと観ただけなんで、
よく覚えてないけど・・

確か、

「ミシマはこの世の究極の美を追求していた・・」

「そして、その究極の美と言うものが、
自分の手に入らないことを知ると、」

「それを破壊することで

究極の美を求めた・・云々・・」

私は三島作品も読んだこともなし、
彼に関し、詳しくないので、
あれですが、

デヴィッドによれば、
例の割腹自殺と言うのは、
三島の究極の美の表現だったということになるんですかね・・

ただ、デヴィッド、
三島の作品には詳しいかもしれんけど、
三島の実生活や
彼の背後にいた連中やらなんやらの
存在を調べたわけではないと
思うんで、

表層的な、解釈なんだろうな・・と思いますが・・・

横道それてすみません・・


10. 2013年10月17日 13:06:38 : asCBjdpxXk
ごめん、Mishima 見ようとしたけど、緒方拳が三島という時点でもうだめね。
冒頭、あれじゃ「本物の右翼の大立者」みたいじゃない。あの朝、三島は、高揚感のなかにあって、ちょっとハシャギぎみだったんじゃないの?推測だけど。少なくともそういう風に描かないと、226の出来損ないみたいになっちゃう。

市川雷蔵が、ボディビルでもやって演じたらよかったかも・・・。


11. BRIAN ENO 2013年10月17日 15:16:56 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>ごめん、Mishima 見ようとしたけど、緒方拳が三島という時点でもうだめね。

映画そのものは、既に書いたけど、
コッポラやポールら、
それなりのスタッフが関わっているにもかかわらず、
未成熟のまま、お蔵入り・・

まあ、画面を観ないで、
緊迫感溢れる、フィリップの音楽だけ聴いていただければ、
それでいいですよ。


12. 2013年10月17日 16:57:44 : 9uVvUMgb4k
いや、それはわかってますけど、一応、最後まで観た。
結局、作った人もよく分かんなかったんじゃないかな。作品を基にした劇中劇みたいなものを、やたらに挿入して、誤魔化してるけど。

私もようわからん。「仮面の告白」はけっこう面白かったけど。肥え桶を担ぐおっさんの太ももの筋肉に5歳の時に発情した・・・みたいなことを、「文豪」が書くとはおもわなかったから(笑)いずれにしろ、三島由紀夫はヘンな人、ゲテモノなんだから、そういう風に描いたほうが、おもしろく見れたのにね。緒方拳だと、非常にまともな、重々しい人物にみえちゃうのよな。

音楽は良かったですね。

それでは


13. BRIAN ENO 2013年10月18日 10:38:51 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>緒方拳だと、非常にまともな、重々しい人物にみえちゃうのよな。

彼に人間性や、彼の役者としてのキャリアが、
そう思わせるんでしょうね・・

それが、我々日本人には、わかるけど

ポールやキャストを決めた制作者側(アメリカ人)には、

案外、

>肥え桶を担ぐおっさんの太ももの筋肉に5歳の時に発情した・・・

>ヘンな人、ゲテモノなんだから

そんなエキセントリックなキャラに見えたのかもしれませんね・・

サッカー日本代表のゴール・キーパーの川島君
ヨーロッパのその筋に人に人気があるそうですね・・

私には、全然、そんな感じに見えないんですが・・

ところで

若松監督の
「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」
は、ご覧になりましたか?

三島を演ずる俳優さんは、緒方よりは、適役かな?

と思いますが、

映画「ミシマ」に使われたフィリップ・グラスの緊迫感あふれる音楽
http://www.asyura2.com/13/music12/msg/190.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2013 年 7 月 12 日 09:24:06: tZW9Ar4r/Y2EU

上記投稿でも書きましたが、

「ひ弱な弱虫おぼっちゃんの
劣等感の裏返しとしての幼稚で、意味のない言葉遊びとしての軍隊ごっこ」
(現実と幻想の区別がつかなくなった状態)
が「楯の会」の本質・・

では、

それが、若松監督の主張だったような気がします。

わが国でも、

特別な目標や使命を帯びた
男衆の連帯感の中に
その世界が、現れる・・云々

たとえば、赤穂浪士の男衆の中に
(堀部安べえ他)

新撰組の中にも、
結構、それが蔓延して、
近藤がそれを嘆いていたとか・・

もと横綱 北の富士も

褌担ぎの時に、
結構、先輩力士に
夜な夜な、
やられたと、
北海道新聞の
自叙伝で、告白してますね。
本人は、その系統は否定・・

楯の会(楯の怪)も、
新撰組、赤穂浪士、相撲部屋等と
同じで、閉鎖された男衆のみの、
特定な目標や使命をもった組織内の
現象ということでしょう。

島田雅彦という作家は、
こういうのを

ホモソーシャルといっていますね。

またまた、横道それてすみません。


14. 2013年10月18日 15:17:31 : 9uVvUMgb4k
いや、私がコメントすると横道にずれるのよ。本筋の音楽知識がないから。

北の富士が「やられてた」とは!これは驚きね。ファンだったから。若松浩二のは見てませんね。予告編を見た限りでは、やっぱちょっと違うような・・・。難しいですね、これは。誰か、素人を抜擢してやらせるとかね。そうでもしないと。

本題に戻りますと、スィート・ジェーンを聞くと、これを早口にして、リズムをつければ、ラップになるという感じもしますね。私は、これならOKで、ラップは「聞けない」のだけど。

それでは


15. BRIAN ENO 2013年10月18日 15:31:58 : tZW9Ar4r/Y2EU : 3RjD7n0ZIa
>北の富士が「やられてた」とは!これは驚きね。ファンだったから

私も驚きました・・

北海道新聞の夕刊に
日経で言えば
「私の履歴書」みたいなのが、あって、
北海道出身の著名人が、
20回くらいのシリーズで
自伝を語るんです。

その中で、北の富士は、

俺は、若いころ「めんこい(今で言うイケメンのことかな?)」かったから、
先輩の男衆にもてたんだよ・・云々・・

と堂々と語っていましたね・・

確かあの人、結婚してなかったんじゃなかったっけ・・とか
その時、思ったんだけど・・

よく解らないです・・

それより、
北海道新聞は
ローカル新聞なので、

結構、大企業のスポンサー(広告主)による
検閲や圧力が、小さいみたいで、
結構書きたいこと書いている・・

だから、この北海道新聞版の
私の履歴書でも
著名人が結構、
本音を語っていて
面白いですよ。

コマドリ姉妹なんて、
取り巻きや興業でヤクザの関係を、
どんどん、語っていました。

私たちのような芸人はヤクザのお世話にならないと
ダメなんです・・

なんて、え?そんなこといっちゃっていいの?

みたいなこと、裏話・・どんどん登場しますね。

美空ひばりと仲が良かったとか・・

地方紙のほうが、ワイルドで面白いですよ・・

>スィート・ジェーンを聞くと、これを早口にして、リズムをつければ、ラップになるという感じもしますね。

その通りですよね。

流石、感性が鋭い・・

感性だけじゃなく・・

点と点を結びつける洞察力も・・

ラップのルーツは、

ディランやルーなのかもしれませんよ!


16. 2013年10月18日 20:40:19 : 9uVvUMgb4k
おだてちゃダメよ(笑)

でも、そうかもしれませんね。

http://www.rollingstone.com/music/news/is-bob-dylan-hip-hops-godfather-his-ties-to-beasties-roots-more-20100330

北海道新聞、ホームパージでは「履歴書」は読めないみたい。残念。

それでは


17. 2013年10月18日 22:05:44 : 9uVvUMgb4k
ルー・リードのスイート・ジェーンをラップにアレンジしたバージョンがないかと探したんだけど、見つからなかった。残念。Sweet Janeという歌自体はたくさんあるんだけど。

代わりにこれ。タイのラップ、SweetJaneね。なんか露骨にSweet Jane=Mary Jane を賛否しておる歌。こういうテーマははあんまり好きじゃないけど才能は感じますね。明日、投稿しよう。

http://www.youtube.com/watch?v=HRJvq97LzOI

いや面白かった。

それでは


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