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ひも理論は実験で観測できるか?〜三つの方法による可能性/伊藤英男
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/152.html
投稿者 短足鰐 日時 2013 年 10 月 08 日 20:02:10: 1dEIvwQCPSw5M
 

第7章 ひも理論は実験で観測できるか? (より抜粋)

<LHC実験でブラックホールを生成!?>
 もし余剰次元が存在している世界でLHC実験でのような超高エネルギーを生み出すと、何とブラックホールが生成される可能性がある。このブラックホールは、決して安定的なものでなく、極めて小さく不安定なものなので、すぐにホーキング放射を起こして蒸発すると考えられている。つまり、このホーキング放射を捕えることがブラックホールの生成を知る術となり、そしてブラックホールの生成が起これば、余剰次元の存在を証明する証拠となりえるのです。
 いまのところ、ブラックホールを加速器で作り出せるような物理理論は、余剰次元を持った理論以外には知られていない。

<重力子の影響とカルツァ・クライン粒子の生成>
 ブラックホール以外にも余剰次元の証拠を調べる方法がある。それは、余剰次元方向へ向かって放出される重力子によるエネルギーの持ち逃げを観測することです。私たちが現在その存在を確認している粒子は、余剰次元方向に染み出していくことはできないが、重力子だけは余剰次元方向に飛んで行くことができる。
 もし重力子が絡んだ現象を加速器実験で作り出してやることができれば、重力子が余剰次元方向にエネルギーを持って逃げてゆくため、それはあたかもエネルギー保存則に反するような現象に見えてしまうのです。

 最後の三つ目の方法が、余剰次元模型においてのみ登場する特有の粒子を加速器実験で生成すること。そのような粒子は、カルツァ・クライン粒子と呼ばれている。
 この粒子は、余剰次元模型の中に自然に登場する粒子で、余剰次元方向に飛ぶことが許されたりする。余剰次元方向に粒子が飛ぶと、それに対応してその粒子と性質はまったく同じで質量だけが大きな粒子が無限個登場する。質量の低いものから順に無限個(KKモードと呼ぶ)。このKKモードが、もし加速器で出せれば、それは余剰次元の直接的な証拠となることは間違いありません。

【出典】伊藤英男「最新超ひも理論がよくわかる本」秀和システム‘11年
 

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コメント
 
01. 2013年10月09日 09:46:41 : 0UaHDEAFTQ
安定で制御可能なブラックホールを作り、核廃棄物を処理すること。

02. 短足鰐 2013年10月10日 20:44:17 : 1dEIvwQCPSw5M : 564M4SHxug
>>01

 竹内薫のSFショート・ショートに全く同じ発想のものがあります。


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