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「故笹井氏の指摘を無視する調査委」(EJ第4087号) Electronic Journal
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/899.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 30 日 09:07:05: igsppGRN/E9PQ
 

「故笹井氏の指摘を無視する調査委」(EJ第4087号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/423187744.html
2015年07月30日 Electronic Journal


 理研の桂調査委員会は、残存しているSTAP細胞由来の幹細
胞の遺伝子解析をしたところ、それらはすべて若山研が保有して
いるES細胞のいずれかの解析結果ときわめて似ており、「ST
AP細胞といわれているものの正体はES細胞である」という結
論を発表しています。つまり、STAP細胞は最初から存在しな
かったといっているのです。
 この調査委員会の報告──STAP幹細胞の遺伝子解析の結果
はES細胞のそれとよく似ている──おそらくこれは間違いでは
ないと思われます。一流のその道の権威が実施した遺伝子解析の
結果であるからです。しかし、それをもって「STAP細胞は最
初から存在しない」と結論づけるのは、あまりにも論理が飛躍し
ています。なぜならそれは小保方氏がSTAP細胞であるといっ
て実験関係者に見せたり、渡したりしていたものが、全部ES細
胞であったことを意味するからです。これについて毎日新聞の須
田桃子氏は大宅壯一ノンフィクション賞受賞関連のインタビュー
で次のように述べています。
─────────────────────────────
 理化学研究所の調査委員会は昨年12月、公式見解として「S
TAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)が混入したものだ。ただ、
意図的な捏造があったかどうかは分からない」と言っています。
 でも私は、1年以上にわたるさまざまな実験と解析の中で、す
べて偶然にES細胞が混入したとは思えないんです。しかも1種
類のES細胞ではなく、その都度、違う系統や違う種類のES細
胞が混入している。それが偶然に起こることはあり得ないので、
やはり誰かが意図的に混ぜたのだと確信しています。
           ──須田桃子氏 http://bit.ly/1gRjgws
─────────────────────────────
 須田氏のいう「意図的にES細胞を混ぜた誰か」といっている
のは、明らかに小保方晴子氏のことを指しています。実際に小保
方氏以外にそれが可能な人はいないからです。
 理研の関係者でSTAP現象を目視した人はたくさんいます。
ライブ・セル・イメージング(10以上の視野を同時に観察でき
る顕微鏡ムービー)で細胞塊ができていく様子を笹井芳樹氏をは
じめ複数の研究員が見ています。彼らはES細胞を見せられてい
たのでしょうか。ES細胞では説明がつかない現象なのです。
 それに小保方氏が実験のためにSTAP細胞であるとして細胞
自体を渡した人は3人しかいないのです。若山氏と笹井氏と丹羽
氏の3人です。とくに若山氏に対してはおそらく100回以上渡
しているはずです。それからキメラマウスを作製したり、幹細胞
化する実験を担当していたのが若山氏だからです。
 いうまでもなく笹井氏と若山氏は、ES細胞の扱いに関しては
相当の実績のあるプロの研究者であり、丹羽氏は幹細胞の権威な
のです。そのようなプロに対して、彼らが日頃見慣れているES
細胞をSTAP細胞であると騙せるものでしょうか。日本の再生
医療のプロはその程度のレベルなのでしょうか。関係者は誰もこ
のことを口にはしませんが、そんなことは不可能であるといって
も過言ではないと思います。
 故笹井芳樹氏は、「STAP細胞へのES細胞の混入はあり得
ない」として、次の3つを上げています。彼は、もしES細胞が
混入されていれば目視で判断できるといっているのです。
─────────────────────────────
1.STAP細胞はES細胞より小型で、核も小さく、細胞質が
  ほとんどない特殊な細胞で見分けが可能である。
2.遺伝子発現パターンの詳細解析においても、STAP細胞は
  ES細胞や他の幹細胞とは一致することはない。
3.ES細胞は増殖能力が高く、個々の細胞からでも培養できる
  が、STAP細胞は分散すると死んで増えない。
─────────────────────────────
 記者に笹井氏のいうこれらの「STAP細胞がないと説明がつ
かない」現象をどう思うかと質問されたとき、桂勲調査委員長は
「それは今回の調査の対象ではない」といって、スルーしていま
す。それでいて、「STAP細胞は最初から存在しない」と断言
しているのです。
 STAP細胞とES細胞は形状が異なり、はっきりと見分けが
つくと笹井氏はいっています。仮に形状が違うのを見落したとし
ても、STAP細胞とES細胞では、培養期間も培養溶液もキメ
ラの作製方法も異なるので、実験の途中で気がつくはずであると
もいっているのです。
 また、笹井氏は、STAP現象は、一個人の人為的操作で行う
ことは不可能であるとして、自分が最も有力な仮説と考える理由
について、次の2つのことを指摘しています。少し専門的ですが
ご紹介します。自身の記者会見時の解説です。
─────────────────────────────
1.Oct4GFPを発現しない脾臓の血球系細胞から、Oct
  4GFPを発現する「他の細胞では知られていない」形質を
  持った小型細胞の塊が生ずること。
2.胚盤胞への注入された細胞の貢献は、ES細胞やTS細胞で
  は説明できない特別な多能性の表現型を示し、また内部細胞
  塊や桑実胚の細胞とも考えにくい。 http://bit.ly/1TX4x2d
─────────────────────────────
 笹井氏は小保方氏とは2013年1月からSTAP論文の手伝
いをしただけです。それでもSTAP細胞の存在を認め、共著者
に加わっています。これに対して若山山梨大学教授は、2011
年4月から2012年末まで、小保方氏の実験のパートナーとし
て何回も小保方氏の作製したSTAP細胞を受け取ってキメラ化
や幹細胞化の実験をしてきています。もしそれがES細胞だった
ら気がつかない方が不思議です。
 ところが若山教授はSTAP論文撤回を最初に呼びかけ、小保
方氏の実証実験にも非協力姿勢を貫き、明らかにこの問題から逃
げています。       ── [STAP細胞事件/060]


≪画像および関連情報≫
 ●STAP細胞と考えないと説明できないデータがある
  ───────────────────────────
  ──小保方さんの横に座って論文の修正をしたということだ
  が、二人きりでやったのか?
  笹井:マルチ画面の大きなモニターの前に座って、文章と画
  像を同時に作るのでサイドバイサイドの位置関係になるとい
  うことです。もちろんディスカッションをするときにがやが
  やしている場所でやることはないです。非常に緊張感高く、
  1ページずつやっていった。
  ──不適切な関係はあったという報道もあったが。
  笹井:そのような関係はありません。
  ──理研と山中先生の間に対抗意識は?
  笹井:山中先生の仕事はリスペクトしてますが、iPS研究
  をやる上においてES細胞の研究も同時に進めるべきだとい
  う考えでSTAP細胞についてもそのように言ってました。
  対抗意識というのはありませんが、理研は、より基礎研究を
  行っていて、山中先生は応用のための研究をしている。むし
  ろ一緒にいろいろアプライしていく関係だと思います。
  ──小保方さんに論文の撤回を呼びかけたり、バカンティ氏
  に対する考えは?
  笹井:撤回を勧めたかという点ですが、私と丹羽さんは彼女
  にそのような考えを伝えました。撤回の可能性も含めてバカ
  ンティさんらと話す中で、彼らの意見も聞いて今の考えをお
  持ちなんだと思います。呼びかけについてはバカンティさん
  の親心なのかとは思いますが、小保方さんがどういう道を進
  むかはご自身で考えることだと思います。応援をしたい気持
  ちではあります。        http://huff.to/1CXz3E4
  ───────────────────────────



 

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コメント
 
1. 2015年7月30日 15:42:09 : efYYgyF3F6
>ライブ・セル・イメージング(10以上の視野を同時に観察でき
>る顕微鏡ムービー)で細胞塊ができていく様子を笹井芳樹氏をは
>じめ複数の研究員が見ています。

>1.STAP細胞はES細胞より小型で、核も小さく、細胞質が
>  ほとんどない特殊な細胞で見分けが可能である。

「お掃除細胞のマクロファージに追い回されているように見える動画(下記)は、緑色の細胞が死にかけの状態であることを示しているようにも見えます。」http://nosumi.exblog.jp/20586616/

「ちゃんと死細胞弾いてるFACSパターン見せてくれればよいのに」「そもそも話に合う様にサンプルごとにvoltage変えてる時点でアウトです。コンペンセーションもまったく理解してないしね。このFig一点をもって、「FACSで確認した」は全てナンセンスです。https://twitter.com/Yashiro_Y/status/456331046296899584

>2.遺伝子発現パターンの詳細解析においても、STAP細胞は
>  ES細胞や他の幹細胞とは一致することはない。

笹井氏は「死細胞の自家蛍光とは別」、小保方氏も「自家蛍光でないことを確認している」とそれぞれ説明したが、明確なデータを示していなかった。(中略)自家蛍光の疑義を晴らすには、そのような生データを公開されるのが最も早いのではないか。生データの有無と、公開の見通しについても教えてほしい」と質問すると、笹井氏はこう回答した。――(中略)スペクトル解析は一つの方法だが、自家蛍光はある程度自然にも存在するので、一番良いのは、遺伝子解析など別の解析法で確認することだと思う。今回、新しく行う検証ではこうした追加解析も考慮にいれるのではないか――。 http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/775.html

遠藤さんらの解析でESと一致しました


>3.ES細胞は増殖能力が高く、個々の細胞からでも培養できる
>  が、STAP細胞は分散すると死んで増えない。

 遠藤氏の解析によれば,遺伝子解析実験に用いられた細胞は,同じ名前で論文に出てきても,その中身は実験によってまちまちだ。ある実験に使われた「STAP細胞」は多能性を持つ培養細胞だが,別の実験に用いられた「STAP細胞」には多能性がほとんどない。またある実験の「FI幹細胞」は2種類の細胞の混合で,別の実験の「FI幹細胞」は1種類だが染色体異常が生じている。「STAP幹細胞」と「FI幹細胞」の一部には精子を緑色に光らせる遺伝子が入っている。いずれも論文の説明とは合わない。 http://www.nikkei-science.com/201412_034.html

都合のいい時に都合のいい細胞をもってきて全部「STAPです」と言ってるだけなんだから当たり前。
ネッシーだとされたその証拠となる切片が、例えば尻尾はワニだったり、おなかの皮膚がゾウだったりするわけです。「ワニ(だけ)では説明がつかない」のは当たり前。


2. 2015年7月30日 16:29:02 : fwIz9OJ4Dc
筆者とコメント氏は対談出来る専門能力があるようだ。
揚げ足取りコメントを見飽きた読者も多いだろう。
ここはコメント氏が主催して上げ足論法を披露して
もらいたいものだがな。

3. 2015年7月30日 18:57:14 : DvVtpV4HmY
>>2
揚げ足論法は端的に言って、「小保方氏の言っていることは全て真実」との前提に立っている。その前提で考えるから、「説明のつかないことばかり」で混乱している。報告者を読み解く能力があれば、彼女が実験自体、正しくやっていなかったことも明白に解る。そういう意味では、能力不足も多分に手伝っている。>>1氏の行為が揚げ足取りに見えるとしたら、やはりまず報告書を読み解くことから始めないといけない。多くの学者の見立ては>>1氏と同じで、私も例外ではない。

4. 2015年7月30日 19:15:04 : DvVtpV4HmY
なぜ一々口を挟むのか、不思議に思う人も多いだろう。>>1氏の意図までは測りかねるが、私の目的は、これ以上本件で犠牲者を出さないこと。小保方氏は強いパーソナリティの持ち主で、このまま放置しても自殺の心配はない。見当外れの犯人探しは、ノーマルな人を死に追いやる。だから、事実に反することは、「違う」と言い続けなければならない。

5. 2015年7月30日 22:20:27 : efYYgyF3F6
>>2
日本語でおk

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