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再審請求・恵庭OL殺害事件 炎の新目撃証言で「完全なるアリバイが成立」と弁護団  江川 紹子
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/345.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 21 日 03:30:48: igsppGRN/E9PQ
 

【再審請求・恵庭OL殺害事件】炎の新目撃証言で「完全なるアリバイが成立」と弁護団
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140420-00034669/
2014年4月20日 23時59分 江川 紹子 | ジャーナリスト



恵庭OL殺害事件の再審請求審の決定が、21日午後、札幌地裁で出される。この事件は、「警察の思い込み捜査」「検察による証拠隠し」「有罪推定の裁判所」が連動し、状況証拠のみで有罪が確定した。ところが再審請求審の中で、隠されていた証拠が開示され、弁護側の科学鑑定とあいまって、元被告人(受刑中)のアリバイ主張が強化された。東電OL殺害事件、袴田事件に続いて、証拠開示と科学鑑定の組み合わせで重くて固い再審の扉をこじ開けられるのか、注目される。


状況証拠で有罪認定


2000年3月17日朝、北海道恵庭市の農道で炭化した女性の焼死体が発見された。被害者は、千歳市内の運送会社支店に勤務するA子さん(24)=当時=と判明。その翌日から、警察は同僚の大越美奈子さんを尾行している。4月14日から取り調べが始まり、5月23日に逮捕。否認のまま、殺人と死体損壊で起訴となった。大越さんが交際していた男性がA子さんと交際を始めたことから、三角関係のもつれ、女の嫉妬が動機、とされた。


この経緯を見ると、警察は早くから大越さんに目星をつけたものの、なかなか決め手がなく、”苦労”したことがうかがえる。実際、直接的な証拠は何もない。犯行があったとされる3月16日の夜、大越さんが被害者と行動を共にしている目撃証言も見つからなかった。しかし検察側は、ア)A子さんの携帯電話がロッカーから見つかり、その鍵が大越さんの車の中から発見された、イ)A子さんの携帯電話や自宅電話に、大越携帯からきわめて多数の着信履歴があり、嫌がらせ電話をしたと見られる、ウ)前夜に灯油10リットルを購入している、エ)取り調べ開始後、大越宅から3.6キロほどの道路路肩でA子さんの遺品を焼いた跡があった――などの状況証拠をいくつも提示することで、大越さんの有罪を主張。裁判所もそれを受け入れた。


A子さんの死因は頸部圧迫による窒息死。だが、A子さんは大越さんより身長は14センチ高く、体重も3キロほど多く、握力も25キロ優っている。体格や体力は、圧倒的にA子さん優位だ。ところが、札幌地裁(遠藤和正裁判長、森島聡裁判官、村山智英裁判官)の判決は、何ら具体的な方法も示さないまま、「殺害方法や被害者の抵抗方法の如何によっては、非力な犯人が体力差を克服して自分に無傷で被害者を殺害することは十分に可能」と認定。札幌地裁が認定した殺害事実は、「殺意をもって、なんらかの方法で頸部を圧迫し、同人を窒息死させて殺害した」という、極めて曖昧なものだった。


「有罪推定」でアリバイを否定


裁判所は、このように「有罪推定」のもとに、争点については「被告人が行為をなすことが不可能ではないか」を検討して、不可能でないと判断したものは、有罪の証としていった。本当に被告人が行ったか疑わしい点はないかを検証していくのではなく、どのように理解すれば被告人が犯人と説明できるか、という発想で、物事を見る。その最たるものが、アリバイを巡る判断だった。


起訴状では、遺体に灯油をまいて火を放ったのは、3月16日午後11時頃とされている。逮捕された時には午後11時15分頃となっていたが、起訴時に15分早まった。一審判決では、午後11時5分頃となっている。



事件当夜に大越さんがガソリンを給油したGS事件当夜に大越さんがガソリンを給油したGS


この微妙な時間の変化は、大越さんのアリバイを成立させないために、検察と裁判所が”工夫”を凝らしたたまものと言える。大越さんは事件のあった日の晩に、現場から約15キロ離れたガソリンスタンド(GS)で給油していた。そのレシートには、午後11時36分と印字されていた。まだ雪の残る北海道の夜道。それほどスピードを出すことはできない。それでも、制限速度で走行した場合には23〜25分でGSに到着する、と札幌地裁は見た。午後11時から11時5分頃の間に自宅の窓から炎を見た、とする証言から、11時5分頃の着火という認定になった。


判決は、懲役16年。


検察の証拠隠しが発覚しても…


実は、大越さんがGSに到着したのは、レシートの時刻よりもっと早い。このGSでは、16台の防犯カメラが備えてあり、大越さんが入店する様子や、給油後に店を出る状況が防犯カメラで撮影されてビデオテープが2本あった。警察がビデオの時刻の表示の誤差を調べ、入店時刻は午後11時30分43秒と分かった。2007年4月17日付、同24日付で捜査報告書が作成されている。当然、検察もこの事実を知っていた。にもかかわらず、1審で検察はこの証拠を伏せ、大越さんの車の中にあったレシートだけを証拠提出していたのだ。そしてビデオについては、一審判決直前にGSに返却。そのビデオがテレビ局に渡り、番組で放映されてその事実が知られることになった。


控訴審では、弁護側はこの証拠隠しを批判し、アリバイの成立を主張した。しかし札幌高裁(長島孝太郎裁判長、川本清巌裁判官、市川太志裁判官)は、検察の証拠隠しを断じるどころか、その条件下で大越さんが犯人として成立する理屈を立てる”工夫”をした。


結局、もっとスピードを出して走ればよいということになり、「20分もあれば十分に死体焼損現場からGSに着くことができると考えられる」と認定した。まさに綱渡りのようなギリギリの線で、アリバイの主張をしりぞけた。高裁もまた、「有罪推定」ですべての証拠を見ていたとしか言いようがない。


この判決が最高裁(島田仁郎裁判長、横尾和子裁判官、甲斐中辰夫裁判官、泉徳治裁判官、才口千晴裁判官)で確定し、大越さんは服役することになった。


ようやく出てきた重要証拠


今回の再審請求審では、様々な経緯を経て、56点の証拠が新たに開示された。そのうち、もっとも重要だったのは、P子さんの目撃証言だった。「午後11時10分ころから15分頃に炎を見た」とするP子さんの検察官調書は原審でも出されていたが、事件直後に警察官に対して語った詳細な調書や捜査報告書があったのだ。


それによれば、P子さんは2頭の犬を1頭ずつ散歩させる間に、1)午後11時15分ころ、2)午後11時22分ころ、3)午後11時42分ころ、4)午前0時5分ころの合計4回にわたって、炎を見ており、そのうち1)と3)は大きなオレンジ色の炎を目撃していた。



弁護団が行った燃焼実験(「北方ジャーナル」HPより)弁護団が行った燃焼実験(「北方ジャーナル」HPより)


燃焼工学の専門家の実験や違憲からも、灯油をまいて着火した場合、約30秒後に炎が最大となり、3分後には炎の高さは半分となり、10分後には肉眼では炎が見づらいほど小さくなることが判明。しかも、被害者の遺体は、特に陰部や頸部が炭化しており、体重が9キロも減っており、10リットルの灯油を一回まいただけで、これほどの焼損が生じるとは考えられない、とのことだった。そのうえで、新たに開示されたP子調書を見れば、犯人はそれなりの時間現場にとどまって、火が弱まるとさらに燃料を注ぎ足していたと考えられる。


午後11時30分43秒にはGSに入店している大越さんには「完全なるアリバイが成立する」と弁護側は強調している。


当初はP子証言を「極めて信用性が高く」としていた検察側は、途中で調書の重要性に気づいたのか、「炎の大きさやその移り変わりに関する供述については完全に信用することはできない」と評価を変えた。


さらに、遺体の脂肪が燃焼して長時間燃え続けることがあるとして、燃料を途中で供給したとする弁護側の主張に反論している。果たして、そんなことが現実的と言えるのだろうか。


弁護側は「再審開始以外は考えられない」と自信を深めている。


再審開始決定が出た場合には、袴田巌さんや東電OL事件のゴビンダさんのように、刑の執行が停止されて、すぐに釈放されるかどうかも注目される。


 

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コメント
 
01. 2014年4月21日 07:37:02 : WZ9tAcDkxo
恵庭OL殺人事件

【事件概要】

 2000年3月、北海道恵庭市の農道で、千歳市の日本通運に務めるOL(24歳)の焼死体が見つかった。4月、彼女の同僚・大越美奈子(当時29歳)が逮捕された。恋人を取られたのが、その動機とされるが、一方で冤罪が叫ばれている側面もある。


大越美奈子


【OL殺人事件】

 2000年3月17日午前8時20分頃、北海道恵庭市郊外の人気のない農道で、幼稚園の送迎バス運転手が、走行中に路肩に黒っぽいものがあるのを見つけた。運転手は近くの主婦に確認を依頼し、主婦が車で現場を見に行くと、それは人間の焼死体であることがわかった。
 まもなく遺体は前夜に同僚と退社したまま行方がわからなくなっていた千歳市の「日本通運札幌東支店キリンビール事業所」に勤務するOL・K子さん(24歳)のものとわかった。K子さんの家族はこの日の午後1時頃に捜索願が出されており、午後3時頃に勤務先の女子更衣室ロッカーから彼女の携帯電話が見つかった。

 遺体はタオルのようなもので目隠しされており、後ろ手に縛られていた。完全に炭化しており、肋骨が浮き上がって、全身が骨と炭の状態だった。左足は少し開いて膝が立っており、右足も開いて膝から内側に曲がるなど、開脚状態だった。死因は頚部圧迫による窒息死。絞殺後に灯油をかけられたものと見られる。
 またK子さんが通勤に利用していた車は、18日午後8時19分に会社のすぐ近くにあるJR長都(おさつ)駅南の駐車場脇道路に停められているのが見つかった。

 4月に入って、道警はK子さんと同僚である早来町の大越美奈子(当時29歳)を任意聴取。彼女が浮上したのは、同僚の証言から、K子さんと同僚の男性との間の三角関係が明らかにされたからだった。

 大腰に対する任意聴取が始った2日目の4月15日午後4時20分頃、勇払郡早来町の「町民の森」内の道路で、K子さんのバッグが焼かれた状態で見つかった。発見者は「ドングリの会」という自然観察の組織の会員で、大越もこの会員であった。この森は「ドングリの会」のイベントが定期的に行なわれる所だった。発見者はこの時、単なるゴミだと思い、すぐには通報しなかったが、会の代表が話を聞いて現場を見に行き、車の鍵があるのを不審に思って警察に届けたのだという。
 前日16日にK子さんと一緒に会社を出たこと、別れた恋人をめぐってK子さんに嫌がらせのメールを送りつづけていたこと、午後11時頃のアリバイがないことである。さらに事件直前の夜に大量の灯油(10l)を購入していたことが決め手となり、5月23日、殺人・死体損壊・死体遺棄の疑いで逮捕された。

 大越宅の家宅捜索ではK子さんの携帯電話の番号が書かれたメモ、車のグローブボックスからはK子さんのロッカーの鍵が見つかった。


【恋人と同僚】

 大越は高校卒業後、木材会社、建設会社、地元の役場で臨時職員として働き、98年初め頃から日通にアルバイトとして働き始めた。
 日本通運の営業所は10人前後のこじんまりした事務所だった。大越は同じ工場構内課で働く同い年のIさん(当時29歳)という恋人がいて、採用された年の5月から2年近く付き合っていたが、職場では知られていなかった。

 99年9月、人事異動でK子さんが工場構内課に移って来た。
 K子さんは短大卒業後、自動車販売会社やホテルで働き、98年11月にアルバイトで同社に採用された。とは言え、当初配属されたのは大越やIさんとは別の建物内の自動車営業課だった。

 事件の1ヶ月前の2月頃、Iさんは歓送迎会の二次会で隣りに座ったK子さんに好意を持つようになり、その一週間後、大越に「別れたい」と切り出した。大越はこの時、泣きながら「もう少し考えて」というようなことを言ったという。
 この頃から落ちこんだ様子を見せるようになり、仕事でのミスも目立った。「ちょうど(契約社員としての)契約も切れるから辞めようかな」「どうせみんなから煙たがられるから」などと同僚に洩らした。

 3月4日夜、週末であったため、IさんはK子さんをドライブに誘って、明け方まで室蘭方面に行った。
 その週明け、大越は2人のことに感付いた。職場でのIさんの話し方が違うように感じたのである。大越は以前交際していた男性Xさん(既婚)にそのことを相談する電話をかけている。それによると、大越は偶然K子さんの手帳を見て、Iさんとの交際をうかがわせるような記述を見つけたのだという。
 
 3月8日、大越は自家用車の日産マーチで、Iさんの車を尾行し、K子さんの実家の牧場に入っていくのを確認し、ショックを受けた。大越はまたXさんに電話をかけたが、激しく動揺していたという。この後、千歳市内のコンビニエンスストア前に停めた車の中でIさんと話す機会があったが、彼の気持ちは変わらず、翌日Xさんに「やっぱりダメみたい」と泣いて電話をかけている。

 3月11日深夜。この日は友人と会っていた大越だったが、その後1人でドライブしたいと考え、千歳方面に向かった。この途中、JR千歳線長都駅のパーキングで、Iさんの車とK子さんの車が並んで停まっているのを見つけた。大越は一旦走り去り、再びこの駅に戻ってきたが、この時には車は消えていた。後のIさんの証言によると、2人は確かのこの日会っていたのだという。まさにこの時、IさんはK子さんに交際を求めていたというのだ。K子さんも「私で良かったら」と答えていたという。
 一方大越はその直後(午前4時頃)、K子さんの携帯電話に無言電話をかけた。無言電話の回数は事件当日まで続き、それは4日間で実に230回にも及ぶ。K子さんも、これは大越によるものと気づいており、別の同僚の女性に携帯電話で、「大越さんのことで困っている」という内容のメールを送っている。

 3月15日、仕事が終わって、地元の喫茶店で友人と話した後、自宅には戻らず、千歳方面に向かった。
 翌朝午前10時過ぎ、大越は千歳市末広のコンビニエンスストア「セイコーマートふくみや」で灯油9.5lを購入。これは以前家族で住んでいた社宅を片付けるように母親から言われていたのを思い出し、社宅のストーブの灯油が切れているかもしれないと思って購入したのだという。ポリタンクは助手席に置いておいたが、その時蓋がゆるくなっていて漏れた。

 事件当日の午後9時半頃、2人は揃って退社。普段は一緒に帰ることなどなかった。勤務中、業務に追われていた大越は、通常通りの勤務であったK子さんに「私を置いて行かないでね」と声をかけている。K子さんは午後8時半頃に自宅に電話をかけ、「遅くなるけど、何か食べる物ある?」と尋ね、午後10時から放映されるTVドラマ「ブランド」の録画を頼んでいた。これが家族との最後の会話となった。


【冤罪の可能性あり】

 大越は6月13日に殺人容疑で起訴され、10月27日に札幌地裁において第一回公判が始まった。
 法廷での大越は、泣きじゃくるなど、小柄でひ弱で殺人などが出来そうにない女性に見えた。主任弁護人によれば、取り調べでのPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が見られるという。

 やがて地元を中心に冤罪の声が高まる。
 まず確かな物証がないことである。
 K子さんは車で現場まで運ばれたことは間違いないが、大越の車内からはK子さんの毛髪は発見されておらず、遺体発見現場でも、大越の靴跡やタイヤ痕は見つかっていない。
 大越のアリバイについても、午後11時までに大越がK子さんを窒息死させ、恵庭市内で灯油をかけて焼いたという主張だが、時間的に無理がある、というもの。警察によると、「職場でアリバイがはっきりしないのは大越ただ1人」ということになっていたが、他にも数名アリバイがない人物がいたことが公判開始後に判明した。

 前述したように午後9時半にK子さんと会社を出た。これは同僚の証言により、確かである。
 大越によると、その後2人はその向いの道路上でそれぞれの車の方へと別れた。会社前から車で7分ほどのところにある書店「ビブロス恵庭店」に立ち寄り、午後11時頃まで時間をつぶした。ただし、この店は防犯カメラもついておらず、ここで彼女の姿を見たという証言者はいない。「ビブロス」は大越の自宅のある早来町とは会社を挟んで逆方面にあり、これが不審に思われることもあった。
 11時過ぎに書店をでた大越は近くのガソリンスタンド「ガソリンキング」で給油。販売記録によると午後11時36分のことである。

 またK子さんは身長160cm体重60kgだったのに対して、大越は147cm・47kgとかなり小柄だ。その体格差は2人が並んで写っている写真を見ても一目瞭然である。さらにK子さんはスポーツが得意で、身体能力も高い。それに比べて大越は運動経験はほとんどない。大越が激しい抵抗も受けずに彼女を殺害して、遺棄現場まで遺体を運ぶということはどうも想像しにくいところがあるのである。

 さらに遺体の状況は、手足が消失していた。わずか9lほどの灯油でここまで焼けるのか。これは弁護側の請求で、豚を使った燃焼実験が行なわれたが、結果は「生焼け」状態だった。

 また4月15日に「町民の森」でK子さんのバッグが見つかったが、14日の大越宅の家宅捜索が行なわれる前に、土地鑑のあるこの場所に捨てたと見られた。だが、わざわざ自分が疑われるような場所に乱暴に捨てるだろうか。定期的に自然観察が行なわれることは、何より大越がよく知っていたのではないだろうか。

 では大越が犯人でないとすれば、誰がK子さんを殺害したのか。
 K子さんは足がやや開いた状態で燃えていた。さらにタオルで目隠しすらされていた。こうしたことから思い浮かぶのは、怨恨殺人ではなく、性犯罪。男、しかもおそらく数人に車で連れ去られ、レイプされたうえ殺害された可能性もある。そうだとすれば、通勤用の車はいつもと同じ長都駅前にあったので、退社して車に乗る間に襲われたことになる。恵庭市の事件現場では16日午後11時頃に炎が燃えるのを近くの人が目撃している。その近くには不審な車が2台(軽とワンボックス)があったという。

 03年3月26日、札幌地裁、大越に懲役16年を言い渡した。

 05年9月29日、札幌高裁、控訴棄却。大越は言い渡しの瞬間よろめき、刑務官2人に両脇を抱え上げられながら上告手続きの説明を聞いた。閉廷後は泣きじゃくっていたという。

 06年9月25日、最高裁・島田仁郎裁判長は上告を棄却。

http://yabusaka.moo.jp/eniwa.htm


02. 2014年4月21日 07:38:37 : WZ9tAcDkxo
恵庭OL殺人事件、アリバイの有無争点 再審請求、21日に可否決定
04/18 10:40

 恵庭市内で2000年3月、会社員橋向(はしむかい)香さん=当時(24)=の焼死体が見つかった事件で、殺人などの罪で懲役16年が確定した大越美奈子受刑者(43)の再審(裁判のやり直し)請求に対し、札幌地裁(加藤学裁判長)は21日、再審を開始するかどうかの決定を出す。大越受刑者のアリバイの有無などが争点で、札幌地裁の判断が注目される。

 大越受刑者は事件当時、橋向さんの同僚。一貫して無罪を主張した。同受刑者と犯行を結び付ける直接証拠はなかったが、確定判決は《1》事件後も被害者の携帯電話に発着信記録があり発着信があった地点と受刑者の足取りがほぼ一致する《2》被害者のロッカーのキーが受刑者の車から見つかった《3》事件当日に灯油10リットルを購入している―などの状況証拠で有罪とし絞殺された遺体は体内が炭化するまで燃やされていたと認定した。

 弁護側は再審請求に際し、ブタを焼いた実験を根拠に「灯油10リットルでは炭化しない」とする伊藤昭彦・弘前大大学院教授(燃焼工学)の鑑定結果を新証拠として提出。これに対し、検察側は別の専門家の鑑定を基に「10リットルでも遺体そのものが燃え続ければ、炭化する可能性はある。弁護側の鑑定は体脂肪などの燃焼を考慮しておらず、信用できない」と主張する。

 弁護側は「大越受刑者にはアリバイが成立する」とも訴える。確定判決は、同受刑者が遺体を焼くために火を付けたのは3月16日午後11時5分ごろと認定した。弁護側は、着火時刻は11時15分以降と主張。大越受刑者は11時半に現場から約15キロ離れたガソリンスタンドで給油したことが確認されており「現場から車で15分でスタンドに到着するのは不可能」と訴える。

 弁護側の主張の根拠となったのは、現場近くの主婦の証言だ。主婦は事件直後は「11時15分ごろに炎を見た」と話したが、その後は「目撃は11時10〜15分ごろ。時計が進んでいたので、はっきりとは分からない」と証言を変えた。他の人の目撃証言もあったため、判決は「5分ごろ」と結論づけたが、弁護側は「捜査の過程で捜査員が主婦を誘導したのでは」と主張する。<北海道新聞4月18日朝刊掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/534031.html


03. 2014年4月21日 13:35:15 : QZiTo13nhE
残念ながら、またしても
無能かつ検察の下僕と化している
阿呆裁判長によって再審が退けられてしまった。

裁判官も、その能力や精神障害等に関して
定期的にチェック、再審査するべきだろう。

推認大好きの、馬鹿裁判官が多すぎる。


04. 2014年4月21日 14:29:43 : ZtzCLMzJhs
<恵庭殺人>再審認めず 元同僚の女の請求棄却 札幌地裁
毎日新聞 4月21日(月)13時6分配信

 北海道恵庭市の市道で2000年3月、女性会社員の焼死体が発見された事件で、殺人と死体損壊罪で懲役16年が確定した元同僚、大越美奈子受刑者(43)の再審請求審で、札幌地裁(加藤学裁判長)は21日、請求を棄却した。 

 確定判決によると、受刑者は女性会社員が自分の交際相手と付き合い始めたことを恨んで絞殺、遺体を焼いた。06年9月に最高裁が上告を棄却して判決が確定。受刑者は12年10月に再審請求した。

 確定判決は灯油10リットルで遺体を焼いたとしたが、弁護側は「10リットルでは遺体のように内臓まで炭化しない」とする専門家の鑑定結果を提出。検察側が再審請求審で新たに開示した周辺住民の供述調書などをもとに、アリバイの成立を主張していた。検察側は「鑑定は信用性に欠け、住民の目撃証言も信用できない」と反論していた。【山下智恵】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000026-mai-soci


05. 2014年4月21日 22:45:03 : V2hKDGJv96
弁護士が伊東秀子らしいので、おそらくこれは有罪でしょう、と思わせられる

06. 2014年4月22日 10:55:51 : rrhrFN6JLd
灯油10ℓが大量かよ。免罪確定だろうな。

07. 2014年4月22日 11:38:22 : P9bWXFKhCE
法務省高官(裁判官出身)が法務省内女子トイレで盗撮疑惑、裁判官もこんな判決出すよう教育的(保身のための)指導を日頃受けているので鬱屈が高じて自分の職場でこんな破廉恥な挙に出るんでしょうね。一度法務省赤レンガ派、裁判所の一斉大掃除をする必要があります。

08. 2014年4月22日 20:57:46 : fEkVX6cGvo
これ、単純に官憲によるストーカー事件でしかないよね。

09. 2014年4月22日 21:01:40 : fEkVX6cGvo
こういう無能公務員の家族を村八分にするくらいしか矯正の手立てがないってのもつまんねえなあ

10. 2014年4月23日 00:23:41 : V2hKDGJv96
デブは少量の油でもよく燃える、ということは?

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