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(回答先: 栃木女児殺害裁判、取り調べ映像 被告の供述変遷（自白迫真でも冤罪無いか?） 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2016 年 3 月 15 日 22:53:00)
物証無しで自白の真偽を判断させられる素人裁判員は、何をもって判断できるのか。長々と流される取り調べ映像だが、其れすら一部を編集したものでしかないという。
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小１女児殺害 状況説明の映像 裁判で公開
3月15日 15時09分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160315/k10010443911000.html
●小１女児殺害 状況説明の映像 裁判で公開
平成１７年、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学１年生の女の子が連れ去られて殺害された事件の裁判員裁判で、検察官の取り調べに対して殺害を自白した際の音声と映像が再生され、被告が身ぶり手ぶりを交えながら殺害の状況について説明する場面が初めて公開されました。無罪を主張する被告は「刑が軽くなるから自白しようと思った」と説明しています。
１５日の法廷では、勝又拓哉被告（３３）がおととし６月に殺人の罪で起訴される前、吉田有希ちゃん（当時７歳）の殺害を認めた様子などを録画した映像と音声が公開されました。
この中で、勝又被告は検察官から「人としての道を示してほしい。逃げちゃだめだ。有希ちゃん殺したのは君だね、拓哉くん」と聞かれ、「はい」と答えました。そのうえで、殺害したときの状況について、「左手で右肩を支えてバタフライナイフで５回くらい刺した。倒れ始めたので楽にしてあげたいと思い、さらに何回か刺した」などと身ぶり手ぶりを交えて説明する場面の映像が再生されました。この後、６月２０日に供述調書を作成する過程の映像が再生され、勝又被告が調書にサインをする前に大きく息をはいて、「これ書いたら確定なのかな」と述べた場面や、その３日後に被告みずからが「今回、事件を起こしてしまいました。本当にごめんなさい」ということばを調書に付け加えるよう求める場面もありました。
一方、勝又被告は１４日の被告人質問で、詳細な自白をした理由について、「刑が軽くなるから自白しようと思った。いまさら全部やってないと言っても、弁護士がちゃんと弁護してくれないと思った」などと説明しています。
●被告側の主張
勝又被告は１４日の被告人質問で詳細な自白をした理由について、「刑が軽くなるから自白しようと思った。無期懲役なら十数年で出てこられると思った」と述べました。そのうえで、「いまさら全部やってないと言っても、弁護士がちゃんと弁護してくれないと思った」と説明しています。
また、弁護側は勝又被告の自白について、「長期間身柄を拘束されたなかで、威圧的、どう喝的な取り調べを受けて引き出されたものであり、任意性はない」と主張しています。そのうえで、１５日の録音・録画の再生に先立って、「この日までにいろいろなタイプの検察官、警察官が被告に自白を迫っており、その積み重ねのうえで自白している」と主張しました。
●７時間以上に及ぶ録音録画
直接的な証拠がないなか、裁判では、争点となっている自白の任意性を判断するため、異例ともいえる長さの７時間以上に及ぶ録音録画の記録が４日間にわたって公開されました。
●１日目
初日の今月１０日、再生されたのは、殺人の疑いで逮捕される前のおととし２月１８日に行われた検察官による取り調べからです。
勝又被告はこの日、別の事件の商標法違反の罪で起訴されていて、午前中の調べに対しては有希ちゃんの殺害を認めたということですが、午後には否認に転じました。午前中に認めたという場面は録画されておらず、録音録画が始まったのは、この日の午後、否認に転じた場面からです。
映像では検察官が「午前中に話したことを覚えているか。もう１回聴くが、この事件は君が起こしたのか」などと聴くと、勝又被告はしばらく沈黙し、小さな声で「覚えていません」と答えました。この日以降も、事件のことを聴かれると、泣きながら体を震わせ、殺害について明確に認める場面はありませんでしたが、連れ去ったときの状況や凶器を山に捨てたことなどは認めていました。また、「黙秘権を使いたい」と主張すると、検察官に「自分のやっていることひきょうだろ。このひきょうな様子を被害者と遺族に見せたいね」などと厳しく追及され、被告は「もう、無理」と叫んで取調室の窓に向かって突進し、ぶつかる際の大きな音や被告の叫び声も記録されていました。
●２日目
２日目も、同じ検察官による取り調べの様子が公開されました。
勝又被告は「きょうはこれ以上無理」などと泣きながら何度も取り調べを拒んでいました。これに対して検察官は、「もうちょっと頑張れないか」と穏やかに話しかける一方、「質問に答えないのは被害者と遺族を冒とくしている。今、しゃべらないなら、墓場まで持っていけ。みんなから恨まれ続けて生きればいい」などと、責めるような口調で追及する場面もありました。
●３日目
３日目の１４日は、おととし６月３日に殺人の疑いで逮捕された日の警察官による取り調べの様子が公開されました。
逮捕直後に、警察官から殺人の容疑について間違いはないかと聴かれると、勝又被告は「事実に間違いはありません。今言えるのはごめんなさいだけ」と小さな声で答えていました。しかし、この日の夜の調べでは「殺していない」と一転して殺害を否認し、供述が変わった理由を聴かれると、「警察官に『逮捕されたから逃げられないよ』と言われ、怖くなったから自白した」と説明する場面が公開されました。
●４日目
１５日、公開された取り調べの映像では、勝又被告が検察官に対し、身ぶり手ぶりを交えながら殺害の状況などについて説明していました。
おととし６月、殺人の疑いで逮捕されてから８日後の取り調べで、検察官が「人としての道を示してほしい。逃げちゃだめだ。有希ちゃん殺したの君だね、拓哉くん」と問いかけると、勝又被告はうなずきながら「はい」とはっきり答えました。そして、「有希ちゃんをどこで殺したのか」と聴かれると、勝又被告は「現場で」と答えました。
事件当日の行動について質問されると、勝又被告は「有希ちゃんの手と足、目と口をテープで縛って、自分の白いジャンパーで隠して車の助手席に乗せていた」と話し、現場に着いてからは、「車のダッシュボードに入れていたバタフライナイフと軍手を取り出して車から降り、有希ちゃんの両脇に手を入れて、助手席から降ろした」と両手を前に出しながら説明しました。
さらに、殺害の状況については、「左手で右肩を支えてバタフライナイフで５回くらい刺した。倒れ始めたので楽にしてあげたいと思い、さらに何回か刺した」などと身ぶり手ぶりを交えて説明する場面が公開されました。そして、殺害後については、「お姫さまだっこみたいに抱えて、斜面のほうに１から２メートルほど投げ入れた」と説明しました。
殺害した理由については、呼吸を荒げながら、「顔も車もアパートも見られているので、このまま解放してしゃべられたら、姉と母と妹たちに迷惑がかかると思った」と話しました。
また、検察官から「有希ちゃんを殺したのは本当にこの場所なのか。違う場所の可能性はないのか」と聴かれると、勝又被告は「１００％間違いない」と強い口調で断言していました。
このあと逮捕から１０日後の映像では、「女の子をさらおうと強く思ったのはいつからか」などと質問されると、勝又被告は「強く思ったのは事件の１週間くらい前。２、３回くらい小学校の近くで探したが、１人で歩いている子がいなかった」と説明していました。また、その後の取り調べでは、「有希ちゃんをどれくらいの時間刺したの」という質問に、勝又被告が「１０秒くらい」と答える様子や、実際にそのときの様子を再現させて、時間を計る様子が再生されました。
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- 栃木女児殺害公判・殺害状況自白する取り調べの様子再生（スタンガンは腕か、首か?） 戦争とはこういう物 2016/3/15 23:05:26
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