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「化石」と呼ばれた社民の福島党首、維新の石原氏に反撃 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/707.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 6 月 23 日 02:01:01: igsppGRN/E9PQ
 

「化石」と呼ばれた社民の福島党首、維新の石原氏に反撃
http://www.asahi.com/politics/update/0622/TKY201306220234.html
2013年6月22日20時42分 朝日新聞


 社民党の福島瑞穂党首は22日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表から「化石みたいな人」と護憲姿勢を酷評されたことに対し、「『日本国憲法は無効』と言う人に化石呼ばわりされたくない」と反論した。

 福島氏は「石原さんは憲法は押し付けで無効だと言う。いまの憲法が無効だったら、私たちは大日本帝国憲法下に生きているのか」と批判。「石原さんは橋下徹共同代表に『謝罪せよ』と迫ったが、石原さんこそ撤回や謝罪をしなければならないのではないか」と収まらなかった。東京都内の街頭演説で訴えた。


関連記事
「福島氏はバカ、野中氏は売国奴」維新・石原氏  「バカみたいな社会党の生き残りの女」 
http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/666.html


 

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コメント
 
01. 2013年6月23日 05:02:29 : LE7gnVrWZE
まともな日本人からすれば、「社民党の福島瑞穂党首は22日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表から「化石みたいな人」と護憲姿勢を酷評されたことに対し、「『日本国憲法は無効』と言う人に化石呼ばわりされたくない」と反論した。」ということも、一つの真実とすれば、反論したくなる気持ちは、よくわかりますし、逆に、石原慎太郎こそが、化石どころか、とんでもない極悪人に過ぎないという真実に辿りつけば、自民党も日本維新の会と本質的には、こうした使い物にならな間抜けと馬鹿の寄せ集めに過ぎない、とんだ時代遅れの腐った反日愛国者集団に過ぎないという真実を見透かせば、アメリカや中国に限らず、全人類の大敵にも過ぎない存在でしかないとすれば、自民党を中国共産党に置き換えれば、日本維新の会というのは中国で言えば、跳ね返りの反日活動家集団に過ぎないという真実に辿りつくことになるわけだし、自民党をアメリカの1%の金と権力の亡者とすれば、日本維新の会というのは北朝鮮に過ぎないという真実に辿り着くと、韓国や北朝鮮をイスラエルやシリアにでも置き換えると、日本がトルコやサウジアラビアの立場に置き換えた上で、ドイツを中国の立場に置き換えて見れば、建設的野党に過ぎないとは言え、自民党も日本維新の会なんか、幾らでも馬鹿にされても当然のことですが、ただ、いくら反論したところで、所詮は子供の喧嘩になるばかりでは、たまったものではございませんし、お互いに何の利益にもならないどころか、同じ穴の狢に見られるばかりでは、議論もしたくは無いし、反論もしたくも無いし、何も言いたくも無いし、一切関わりたくも無いし、こうした当事者だけで、幾らでも勝手に地獄のどん底に堕ちて、そっと静かに見捨てられたほうが、日本の将来のためには何よりのことだし、全人類にとっても何よりのことだし、地球環境全体にとっても、これが何よりのことだし、これこそが「お国のため、天皇陛下のため」に繋がることになるのであれば、何とも皮肉なこととしか言い様がございませんが、それこそ、今度は中国を見倣って、上手く騙されたふりをして、幾らでも無視して、そっと静かに、窮地に追いやりながら、最後には、「どうぞ全人類から邪魔されない様に、何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして下さい」と行ってあげることで、そっと静かに離れながら、これを乗り越えて、お互いに損することも無く、お互いに得することが出来て、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るだけの市民社会に変えて行くことで、この象徴として君臨するのが天皇陛下であるということで、その権威を高く尊敬していくことで天皇制を存続させ、こうした全体主義と分極化した利己主義だけの運命共同体そのものを、国境のウチとソトから、幾らでも粉々に崩壊させることで、イギリスを見倣って、名誉ある孤立化をして日本を没落させた上で、国際社会の中で、そっと静かにいないふりをしながら、ひっそりとした国となることで、中国に対しては、喜んで反面教師になってあげることで、対米従属からもそっと静かに離れつつも、心豊かで尊い平和孤児となって、成熟した素敵な大人の国として、ただひたすらに、ひっそりと自立して行く道を選択して、全人類の救世主として高く評価されるほどの素晴らしい運命を選択して行く様にして参りましょう。

02. 2013年6月23日 07:55:48 : SmbgpsmTsA
社民の改憲アレルギーが時代遅れだということは認める。反論の仕方もちょっと笑えるね。「大日本憲法下に生きていえるのか」だって(笑)。石原も、福島も、真っ当な憲法議論には有害な人たちだとオレは思うね。

で爺


03. JohnMung 2013年6月23日 08:27:08 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

 で爺さん おはようございます!

 瑞穂の言動はそれだけのことだけど、慎太郎の大言壮語と盲動がもたらした実害と無責任さは計り知れないと思うよ!

 そう思わないかい!


04. JohnMung 2013年6月23日 08:39:15 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

 関連スレはまとめておきましょう。

 ”維新の石原氏の暴言は、橋下氏の暴言と同じ。自分の誤りも自覚出来ない (かっちの言い分)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/701.html
 投稿者 笑坊 日時 2013 年 6 月 22 日 23:37:34: EaaOcpw/cGfrA

 ”やっぱり「出来の悪いプロレス」だった橋下と石原慎太郎の「バトル」(kojitakenの日記)…弱犬はつるむ。離れられない”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/702.html
 投稿者 福助 日時 2013 年 6 月 22 日 23:46:39: Bec2vmwBuKH7M


05. 2013年6月23日 08:45:01 : yGxohy0m8I
03さんに賛成です。02で爺は.【★阿修羅♪を徘徊する◆金目的◆の工作員】自民党悪清和会の犬!薄汚いゴロツキ・バカ世耕のペテン犬なんです。。。

06. 2013年6月23日 09:24:59 : pvAGtbm17o
>>03

同感です。


07. 2013年6月23日 09:32:22 : SmbgpsmTsA
>>3 おはようございます。

だって、オレは憲法9条改正支持だからね。石原の改憲主張の一部は支持しておるのよ。しかし、9条のみ改正賛成派としては、この2人は、一緒になって、改憲をやりにくくしているように見えるのね。石原は、無意味な放言で日本のイメージを悪くし、福島は、それをアゲツラッテ、中韓と全く同じ、時代遅れな「日本右傾化論」を展開するという、補完関係にあるように見えるのですな。ほんじゃ。

で爺


08. 2013年6月23日 10:17:35 : QKj2V8oUfM
福島さんは理念を曲げない人。

しかし昨今の時勢、福島さんの理念など全く通用しない。

もう少し現実を見てほしい。現実を見て考えを改めのは

政治家として十分に許されることだと思う。


09. 2013年6月23日 10:39:52 : uJ8zlHnj5E
07
九条「改正」そのものが「あからさまな右傾化」なのに、そういう自覚なんかないか。まあ「九条を変えよう」なんていう連中は、やっぱりその程度ってことだね。

08
「通用しない」というそのこと自体が異常なんだがね。


10. 2013年6月23日 11:15:34 : L3oWjvNiyM

 GHQ焚書図書開封、

http://www.youtube.com/watch?v=K8CJ-Nx3Cjk&list=PL8D13838ADC0F546A

 GHQにより焚書された数千冊の図書、ぢつにおもしろい。


11. 2013年6月23日 11:26:49 : wqlDSCWZ62
憲法9条改正だけでなく基本的人権を制限したいのが安倍自民党の改正案。

知れしめられず依らしめられたい奴隷根性の人は賛成すればよい。

のうで爺なる工作員。


12. JohnMung 2013年6月23日 11:36:24 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

>>07. で爺さん

 時間がないので、簡単に記しておきます。

 96条先行改定は断じて赦しがたい。この点では、護憲派と加憲派(憲法の基本精神を遵守しつつ9条の曖昧な部分の明記、環境等条項の追加といった)とは、協調することが可能であると考える。

 9条については、現条項の趣旨を遵守し、時の政権が勝手な解釈ができないように、曖昧な部分を加憲する。

 99条は、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」ものであり、自民党などの改憲の企みは断じて赦しがたい。憲法は国民に義務を課したり縛るものであってはならない。

 97条は、「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」と、基本的人権の本質に規定したものであって、これの改悪も赦しがたい。

 98条は、「憲法の最高法規性、条約及び国際法規の遵守について規定している。」ものであって、これの改悪も赦しがたい。

 出かけるので、これで止めるが、ペテン詐欺集団安倍自民党や先祖返り狙いの橋下・石原維新などの憲法改定(改悪)には、断固反対を貫く所存である。

 なお、9条に関する見解は、日高見連邦共和国さんらに基本同意である。

 蛇足であるが、「真相の道」=Vakaや「新自由主義クラブ」=「米犬」などバカウヨどもの戯言・妄言は、論外!


13. JohnMung 2013年6月23日 13:57:03 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

 今日 6月23日は、沖縄戦で組織的戦闘が終結したとされる「慰霊の日」です。終戦から68年が経ちました。
 沖縄ではいまなお、様々な負担を担わされており、沖縄戦を体験した高齢者の4割は、68年経ったいまでもPTSDに悩まされています。
 沖縄県民はもとより、日本国民は、沖縄戦の無残かつ悲痛な体験を決して風化させないよう、語り継いでいかねばなりません。

 関連する記事を2回に分けて、貼り付けておきます。

 憲法改悪を企む自民党や日本維新などに対して、「No」の声を挙げましょう。

 ”平和の願い世代超えて きょう「慰霊の日」”
 沖縄タイムス 6月23日(日)10時21分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130623-00000003-okinawat-oki

 きょう23日は、沖縄戦で組織的戦闘が終結したとされる「慰霊の日」。終戦から68年。県内各地で慰霊祭があり、遺族らが20万人を超える犠牲者を追悼し、平和への誓いを新たにする。午前11時50分からは、糸満市摩文仁の平和祈念公園で、県主催の沖縄全戦没者追悼式が開かれる。正午の時報に合わせ、黙とうし戦没者に祈りをささげる。
 追悼式には、安倍晋三首相のほか、岸田文雄外相と小野寺五典防衛相やルース駐日米国大使も出席。仲井真弘多県知事が平和宣言を読み上げる。外相、防衛相の出席は初めてで、米大使の出席は1995年のモンデール氏以来18年ぶり。
 平和祈念公園では22日夜、追悼式の前夜祭があった。公園内ではろうそくの火で「平和」「WORLD PEACE」の文字を描き、参加者が戦没者の冥福を祈った。
 23日は、魂魄(こんぱく)の塔やひめゆりの塔など各地の慰霊塔で慰霊祭がある。学生グループによる戦争体験継承の討論や平和ガイドボランティア活動など、戦争体験者の高齢化に伴い課題となっていた歴史継承への取り組みも活発になっている。
 沖縄戦の全犠牲者の名前を刻んだ「平和の礎」は今年新たに62人を追加、計24万1227人となった。
 安倍首相は追悼式終了後、那覇市内で仲井真知事と昼食を交えて会談する。米軍普天間飛行場の移設問題など基地問題や沖縄振興について意見を交わすものとみられる。会談には山本一太沖縄担当相、島尻安伊子内閣府政務官、高良倉吉副知事が同席する。

 ”しまくとぅばで語る戦世 3人が証言”
 沖縄タイムス 2013年6月23日 09時49分 (3時間11分前に更新)
 http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-23_50805

 しまくとぅばの継承、普及を目指すしまくとぅばプロジェクト(主催・文化の杜共同企業体)は慰霊の日を前に22日、那覇市の県立博物館・美術館で、シンポジウム「しまくとぅばで紡ぐ戦世の記憶」を開いた。3人の沖縄戦体験者が、戦闘や逃げ回った様子をしまくとぅばで証言。生活に根ざし、話し慣れた母語での表現に、身ぶり手ぶりも加わり、ヤマトグチとはひと味違った体験談となった。

 体験を発表したのは、沖縄市文化協会しまくとぅば部長の桑江テル子さん(74)、西原町中央公民館のしまくとぅば教室で講師を務める玉那覇香代子さん(79)、県沖縄語普及協会事務局長の野村朝常さん(74)。

 6歳だった桑江さんは、食糧不足の中、やんばるの山中で過ごした厳しい生活を語った。戦争で父と妹を亡くし、母の「『戦ぬねーんてーねーやー』(戦争がなかったらねー)との言葉が耳に残っている」と話した。

 ユーモアをまじえた語り口で会場をわかせた玉那覇さん。戦闘の中を逃げ回り、身内や知り合いが死んでいったことも話し「戦世のあわれ、忘してぃ忘しららん(忘れようにも忘れられない)」と思いを込めた。野村さんも、スパイ容疑を受けた人や米兵が殺されたことなどを語った。

 パネル討論では、しまくとぅばを学ぶ若者や県系人らも登壇し、フロアとのやりとりも含め、ほぼしまくとぅばで進行。パネリストの一人の親川志奈子オキスタ107共同代表は「しまくとぅばで聞くと体験のリアルさがあり、これこそ戦争体験を継ぐということだと感じた」と感想を話した。会場からも「味わいある言葉で聞けて良かった。しまくとぅばでの体験談の記録が大事だ」などの声が相次ぎ、しまくとぅばの保存、普及の大切さを確認した。

 ”【慰霊の日特別版】平和 重ねる誓い”
 沖縄タイムス 2013年6月23日 12時29分 (38分前に更新)
 http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-06-23_50822

 「慰霊の日」の23日、沖縄全戦没者追悼式(主催・県、県議会)が糸満市摩文仁の平和祈念公園であった。戦後68年を迎え、太陽が照りつけ、海からの風が吹き抜ける中、戦没者に哀悼の祈りをささげ、恒久平和を誓った。

 戦没者名を刻銘した公園内の「平和の礎(いしじ)」や糸満市米須の「魂魄(こんぱく)の塔」など県内各地の慰霊碑には、早朝から多くの人が訪れ、花束やお菓子を供えたり、刻銘された肉親らの名前を拭いたりする姿があった。

 参加者からは「どこの国も一緒に平和であってほしい」「基地がなく戦没者が静かに暮らせるような沖縄を望んでいる」といった声が聞かれた。

 追悼式の平和宣言で仲井真弘多知事は、沖縄が自らの行動で本土復帰を実現した経緯や過重な米軍基地負担に触れ、米軍普天間飛行場の県外移設と日米地位協定の抜本的見直しを強く求めた。

 式には安倍晋三首相のほか、小野寺五典防衛相、岸田文雄外相が防衛相と外相として初めて参列。米国大使も戦後50年の節目だった1995年以来18年ぶりに訪れた。

 戦後68年たった今も、県内には日本の米軍専用施設の約74%が集中し、基地からの騒音、米兵の事件・事故など危険と隣り合わせの日常がある。日米両政府は県民の多くの意思に反し、米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進。8月には、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ12機が追加配備される予定だ。

 沖縄戦では住民、日米の軍人を含め、20万人以上が犠牲になった。「平和の礎」には今年、新たに62人(県内46人、県外16人)が刻銘され、総数は24万1227人となった。


14. JohnMung 2013年6月23日 14:17:24 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

 沖縄県民は、68年経っても癒されない傷跡があり、昨年のオスプレイ配備に関しても、沖縄県民はその存在すら軽視されているのです。
 そういう沖縄県では、仲井真県知事は、「慰霊の日」の挨拶の中で、普天間基地の県外移転と現憲法の平和主義の堅持を強く訴えていました。
 それに引き替え、安倍晋三は、当たり障りのないように、心にもない気遣いの言葉を並べ立てていました。

 >>13. の記事と併せて、もう一度、日本国民として、今為すべきことはなにかを考えてみましょう。

 ”沖縄「慰霊の日」、68年後も癒されない傷跡”
 THE PAGE 6月22日(土)9時18分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130622-00010000-wordleaf-soci

 南の小さな島を弾丸と砲弾の「鉄の暴風」が襲った沖縄戦から68年目の慰霊の日を迎えます。戦後、米軍が住民から土地を奪い、建設した基地群がいまも住宅地の中に存在します。沖縄の受難は続いています。

 沖縄戦末期、地形が変わるほどの攻撃にさらされました。日本軍の組織的な戦闘が絶えた6月23日が「終戦の日」とされています。その10日前に自決した海軍の大田實中将は、死ぬ前に東京の大本営に打電しました。「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」。住民の献身的な戦闘協力と戦禍の惨状を伝え、戦争が終わってからは沖縄の犠牲が報われるよう求める内容でした。

☆沖縄戦のさなか、東京では大相撲夏場所

 大田中将が自決した日、東京両国国技館では7日から始まった夏場所の千秋楽が行われていました。戦災の中だけに取組は非公開でした。当時の朝日新聞に千秋楽の結果が小さく報じられています。

 沖縄人が死の淵をさまようとき、東京では千秋楽。このめまいのするようなギャップはその後も沖縄を苦しめます。

 戦後日本は安全保障を米国に委ねました。本土にも多くの米軍基地がありましたが、反基地、反安保闘争が燃え盛る中、米軍の統治下にあった沖縄に部隊を集中させました。現在沖縄基地の7割を占有する海兵隊も岐阜県と山梨県から1956年に移転してきました。その年は経済企画庁が、もはや戦後の経済ではない、と経済白書に書き、戦後の終わりを宣言。歌謡曲「ここに幸あり」、「ケ・セラ・セラ」がヒットした年です。

 日本が高度経済成長へと邁進するとき、沖縄では米軍が銃剣を住民に向け、田畑を奪って基地を拡張しました。住民は言論の自由も許されず、婦女子は辱めを受けても押し黙るしかないような状況が長く続きました。

☆住民の存在を無視するオスプレイ配備

 基地の被害、非人道的な扱いはいまも基本的には変わっていません。

 昨年10月、海兵隊は新型輸送機オスプレイを住宅密集地の普天間飛行場に配備しました。沖縄県民は猛烈に反対しました。大規模な県民集会を開き、全市町村長、全市町村議会が反対を表明しました。県民集会の代表者ら140人を越す要請団が今年1月、上京し、官邸で安倍晋三首相にオスプレイ配備の撤回を求めました。

 首相は「安全保障を皆さんに担ってもらっていることを胸に刻みながら対応する」と述べながら、オスプレイについては、「安全確保について米側と話をしている」とだけでした。海兵隊はハワイ島にある小さな飛行場でオスプレイの飛行訓練を行う予定でした。しかし滑走路の西1.6キロメートルにカメハメハ大王の生誕地があり、オスプレイの飛行が史跡に悪影響を及ぼすと、住民が反対したため、海兵隊はこの飛行場を使うことを断念しました。普天間飛行場は滑走路から最も近い住宅がわずか600メートル。周辺は学校、病院など住民生活が詰まっています。沖縄の住民は存在すら無視されているかのようです。

 沖縄戦の傷跡は癒されることもなく、今年も鎮魂の鐘が米軍基地の島に鳴り響きます。

(屋良朝博/フリーライター、元沖縄タイムス社論説委員)

 ”<沖縄戦>体験の高齢者、4割がPTSDか 精神科医ら調査”
 毎日新聞 6月22日(土)12時22分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130622-00000038-mai-soci

 太平洋戦争末期の沖縄戦を体験した沖縄の高齢者の4割が、戦後68年が経過した今も、トラウマ(心の傷)が原因の心的外傷後ストレス障害(PTSD)になっている可能性が高いことが沖縄の研究グループの調査で分かった。トラウマを主眼にした沖縄戦体験者の大規模な調査は珍しく、凄惨(せいさん)な地上戦に巻き込まれた住民が負った精神的な傷の深さが改めて裏付けられたと言えそうだ。沖縄は23日、沖縄戦の慰霊の日を迎える。

 研究グループは沖縄県内の精神科医や保健師ら6人でつくる「沖縄戦トラウマ研究会」(代表、當山(とうやま)冨士子・元沖縄県立看護大教授)。

 昨年4月から今年2月、読谷村(よみたんそん)や糸満(いとまん)市など、離島を含む8市町村で、75歳以上の男性53人、女性348人の計401人に面接。トラウマの程度を評価する国際的な尺度「改訂出来事インパクト尺度」を使い、22項目の質問に対する回答を点数化した。

 有効回答があった359人のうち、PTSDの可能性が高いとされる25点以上になったのは39%にあたる141人。PTSDの可能性が高くないグループでは「身近な人などが危険な目に遭うのを目撃したか」の問いに「目撃した」と答えた人は37.2%だったが、PTSDの可能性が高いグループでは「目撃した」と答えた人が57.9%に達した。このほか、可能性が高いグループの方が沖縄戦を思い出す頻度が高い傾向もあった。

 「隠れていた壕(ごう)が爆風で壊れて生き埋めになり、1週間意識を失った」と話した80代の女性は、昨年10月に米海兵隊垂直離着陸輸送機オスプレイが沖縄に配備された後、戦争をよく思い出すようになったと訴えた。「低空飛行の時は頭の中で『帰れ、帰れ』と言っている。1人で家にいるのが怖い」と話したという。

 當山代表は「沖縄戦の心の傷が残っているうえに、米軍基地に派生する騒音や事件事故によって、つらい記憶を忘れたくても忘れられない状況になっている。国や沖縄県は体験者が存命中に徹底した調査をすべきだ」と話している。【井本義親】

 ”PTSD笑いで癒やす 沖縄戦の記憶あえて喜劇に”
 沖縄タイムス 6月18日(火)11時16分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000015-okinawat-oki

 演芸集団FECは15日に開幕した沖縄本島縦断「お笑い米軍基地9」の中のウチナー新喜劇で、沖縄戦の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を取り上げた。戦後68年たっても生々しく残る記憶、癒えることのない心の傷−。「戦争を知らない世代が、どう向き合えばいいか」。笑いの中に、大きな問いを投げ掛けている。(福元大輔)
 9年目を迎えた「お笑い米軍基地」は、基地の過重負担をコントのネタにして、笑いに変えてきた。戦中、戦後の苦難を乗り越え、明るく過ごす沖縄の人の強さが根底にあるが、企画・脚本・演出を担当する小波津正光さん(38)は昨年のテレビ番組で沖縄戦PTSDを見て、「笑いで解決できないことを知り、根底が覆された」と振り返る。
 新喜劇では「阿波根食堂」のウシさんが原因不明の膝の痛みに苦しむ。家族の心配をよそに症状は悪化し、歩行も困難に。そんな中「話を聞くのが治療」という医師に、沖縄戦の体験を打ち明ける。
 「隠れていたガマで手りゅう弾が爆発し、7歳の長男、4歳の次男が即死した。助かった私は、暗いガマから逃げだそうと横たわる長男、次男を踏みつけた。あの時の感触が足の裏に残る。笑えば嫌な記憶もなくなると思ったが、あの戦争はいつでも私を苦しめる」
 そしてウシさんは言う。
 「笑いは戦(いくさ)に勝てない」
 それでも、小波津さんが解決策として脚本に書き込んだのは笑いだった。心の傷を知った子や孫がウシさんを元気づけようと6月23日を「お笑い慰霊の日」にすることを企画。ごちそうを並べ、ウシさんがカチャーシーを舞う場面で、幕が下りた。
 「体験者が減る中で今後も『慰霊の日』を続けるには、清明祭や旧盆のような楽しい要素が必要では、という僕なりの提案です」と小波津さん。若い世代がつらい体験を聞き、忘れず、継承する意思を示すことで、おじぃ、おばぁの心の傷が少しでも癒えるのではないか、と信じている。
.最終更新:6月18日(火)11時16分


15. 2013年6月23日 17:20:08 : dYgbnOpmqU
>>01.様

おもしろかった
もしかして…
ポスト先生ですね


16. 2013年6月23日 17:35:48 : hqfbQuCuIg
これなんか見ると福島党首は結構よくやってるように見えるけどね。
   ↓
《こちら特報部〜ニュースの追跡》「秘密保全メモ 全職員が破棄」2012/03/16(東京新聞)
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/654.html

−−−−−
(略)

議事録作成していなかったことが報道で発覚した今月上旬、社民党の福島瑞穂党首(参院議員)は内調の担当者にこう詰め寄った。

「議事録は作っていないというが、職員が必ずメモを取っているはずだ。出して欲しい」

担当者は「メモがあるかどうか確認する」と約束したが、数日後、別の担当者が持ってきた回答は驚くべきものだった。

「メモは取っていたが破棄し、もう存在しない」。発言者名を伏せた箇条書きの「議事要旨」を作成すれば、メモは随時破棄していた。

福島氏は「メモは公文書のはずだ。情報公開の対象になる」と食い下がったが、担当者は「破棄した」の一点張りだったという。

(略)
−−−−−−−−−−


17. 2013年6月23日 19:03:27 : IdP0JPEaKU
議事録を残してないなら給料返せバカ

18. 2013年6月23日 19:05:28 : gG7w9rZKSA
>>12 ジョンマンさん

基本的に「改憲の内容」に関しては、そんなに考え方は違わないんじゃないの?発議要件は私は変えてもよいと考えているけどね。国民投票のハードルを高くするのでもよいね。とにかく、この憲法は、なんらかの形で民意の洗礼を受けるべきだといいうのが私の考えね。

9条に関して言えば、生活の考え方は、

国連の平和維持活動に自衛隊が参加する根拠となる規定の整備、
+集団的自衛権は解釈で容認する・・・

というものだから、内実は自民党案とそれほど、変わらんのじゃないかな。
自民党案の方がすっきりすると私は思うけどね。

で爺


19. 2013年6月23日 19:16:57 : D7KeamCtUs
社民党は、共産党と同じ、自民党の、やらせパートナー
自民党の反対をするふりをして、お金を儲ける会社みたいなもんだ。

絶対に、政権を取ろうとしない。
民主と連立組だけど、忙しいだけで、遊べないから、結局、逃げてしまった。
外から人の悪口をいていた方が楽だし・・・金も入ってくるし・・・だろうな?

石原慎太郎が、こんなのを相手にして、維新の株を上げようとするということは、維新も自民と同じアナのむじなということだ。

そもそも、憲法改正なんぞという大事なことを、国民に説得する能力もない人間石原慎太郎が、一人で騒いだって意味がないんだよ。
もういいから●●てくれよ


20. 2013年6月23日 19:25:11 : D7KeamCtUs
18さん 根本的に違うよ。
●自民党は、積極的に戦争したい、戦争で金儲けしたいという強い意志がある。

生活の党は、戦争させない。戦争しない。がメイン。
問題が起こりそうなときその前に、しっかりと情報を得て、即刻対処する。
戦争させない。がメインで、侵略させないなどは当たり前のこと。

●自民党は、尖閣も、竹島も、遠くできゃんきゃん吠えるだけ、事を大きくするだけで、何も出来ない。
(ボク、わるくないも〜ん。と言うだけの子供政治なんだよ)
・自民党は、いつも誰かが助けてくれると思ってるよね。
●水戸黄門のような人が本当にいると思ってるんじゃないの?

特に、田中角栄以後、竹下登あたりから、急速に子供政治にになったよね。
(ボク、わるくないも〜ん。と言うだけの子供政治)
(だれかが助けてくれるんだも〜ん。と言うだけの子供政治なんだよ)


21. 2013年6月23日 20:33:27 : IdP0JPEaKU
>>20
なら9条変更する必要ないだろ

22. JohnMung 2013年6月23日 22:28:18 : SfgJT2I6DyMEc : oFoENlBxyY

 >>18. で爺さん
 レスありがとうございます。

 >>20. さんが指摘していることなどを含めて、自民党の改憲案の立ち位置は、小沢一郎氏と生活の党の加憲の考え方とはまったく異なるものです。

 統一協会壺売り・山口組在日金庫番やCIA工作員との親交・相続税脱税等疑惑満載の安倍晋三とペテン詐欺集団自民党の改憲案は、その立ち位置も狙いも飛んでもないものです。

 >>12. ですでに触れたが、96条先行改定の企みは、国民主権もへったクレもない、ファッショへの途と言わざるを得ません。
 ペテン詐欺集団自民党や超復古主義の維新などの改憲案は、憲法改悪、集団的自衛権、軍備増強、言論表現の抑圧、国民皆兵(徴兵・徴用制施行)、アメリカの指揮の下での海外派兵など戦争スタンバイ状態の構築への途です。

 ひとまず、下記 ↓ をご覧下さい。

 ”96条改正という「革命」(石川健治、「朝日新聞」2013-05-03) 立憲国家への反逆に動く議員政治家たち 真に戦慄すべき事態 「勝つためのルール変更」選手はできぬ ” 2013年5月4日土曜日
 http://mokuou.blogspot.jp/2013/05/2013-05-03_4.html

 96条改正という「革命」       石川健治(憲法学者、東大教授)
 「朝日新聞」2013-05-03付け
 立憲国家への反逆に動く議員政治家たち
 真に戦慄すべき事態
 「勝つためのルール変更」選手はできぬ
**(段落、改行、太字小見出しを勝手に施した)
*
立法権、行政権、司法権、そして憲法改正権
 日本国憲法のもとに、立法権と行政権と司法権があり、国会と内閣と裁判所がある。それは誰でも知っている。
 たとえば立法権は国会に分配され、国会は立法府として単純多数決(つまりは過半数の賛成)で法律をつくっている。これも常識だろう。
 ところが、それらとは別に、憲法改正権という、もうひとつの「権力」がある。このことについて、深く考える機会はなかったかもしれない。

硬性憲法という分類(戦後60回改正されたドイツも硬性憲法)
 国民主権をかかげる憲法では、憲法改正権も、立法府に分配されることが少なくない。立法府は「全国民の代表」とされるからだ。
 そして、憲法改正に関して、立法府に特別多数決(たとえば3分の2の賛成)を要求する定めをおくと、その憲法は硬性憲法に分類される。
 ドイツ連邦共和国の憲法は、連邦制特有の事情もあって戦後60回近く改正されていることで有名だが、上下両院の3分の2の賛成が必要であり、典型的な硬性憲法である。

日本国憲法は硬性憲法(改正のハードルは高い)
 この点、日本国憲法の場合、憲法改正の発議に関して、通常の立法手続きよりも高いハードル(各議院の総議員の3分の2以上の賛成)が課せられている。このハードルの高さゆえに、日本国憲法は硬性憲法に分類されるわけである。

憲法と法律の区別がないのが軟性憲法 
 これに対して、憲法改正の場合にも、立法府が単純多数決で済ませてしまう憲法がある。
 これが軟性憲法であり、そこでは、憲法と法律を区別する意味が、事実上なくなってしまう。

国会が日本国憲法改正を企てても国民投票が必要
 日本国憲法の改正手続きに特徴があるとすれば、国会が憲法改正を企てた際には、必ずレファレンダム(国民投票)にかけることを求めている点にある(96条)。
 憲法前文には、「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」とあることから、憲法改正権も国会に分配されてよさそうなものだが、憲法はそうはしなかった。
 これは、国会が特定の地方自治体を狙い撃ちにする法律をつくった場合に備えて、必ずレファレンダム(この場合は住民投票)にかけなくてはならない仕組みにしたのと、同様の発想である(95条)。

 しかし、憲法改正について実質的な審議を行うのは、国会であることに、変わりがない。
 硬性憲法であることの本質は、国会に課せられたハードルの高さにこそある。

       ■     ■

総理大臣が憲法改正のハードルを下げようと公言する戦慄すべき事態
 いきなり堅苦しい書き出しになってしまったが、大して難しい話ではないと思う。
 ところが、現在の日本政治は、こうした当たり前の論理の筋道を追おうとはせず、いかなる立場の政治化にも要求されるはずの「政治家の矩(のり)」を踏み外そうとしている。
 96条を改正して、国会のハードルを通常の立法と同様の単純多数決に下げてしまおう、という議論が、時の内閣総理大臣によって公言され、政権与党や有力政党がそれを公約として参院選を戦おうとしているのである。

 これは真に戦慄(せんりつ)すべき事態だといわなくてはならない。 

何に戦慄するかと言えば、その反知性主義に。
つまり、その、国会で多数を占めているうちに押し切ってしまえ、という姿勢
 その主張の背後に見え隠れする、将来の憲法9条改正論に対して、ではない。議論の筋道を追うことを軽視する、その反知性主義に対して、である。

議会で真剣に議論せず、国民投票(単純多数決)に委ねる姿勢
(アベノミクスの虚構の陰で、やっちゃおう、という)
 第一に、良き民主政治にとって、「代表」は必要不可欠か、というのは真剣に問う必要のある問いである。もちろん賛否両論であろう。

 有権者は日頃自分白身の利益を追求するので手いっぱいだから、国民全体の立場からしっかりと議論をし、公共の利益を追求する「代表」なしには、良き民主政治にはならない。
 これが、日本国憲法が採用する、間接民主制(代表民主制)の論理である。中央政治・地方政治を問わず、旧来の自民党政治家に、「代表」を飛ばして直接「民意」に訴える、国民投票や住民投票の導入に懐疑的なタイプの人が多かったのは、その意味では首尾一貫していた。そして、憲法改正手続きから国民投票をはずすことを主張するならば、その当否は別として、議会政治家として筋が通っている。"
 ところが、今回の改憲提案では、直接「民意」に訴えるという名目で、議会側のハードルを下げ、しゃにむに国民投票による単純多数決に丸投げしようとしている。

 議会政治家としての矜持(きょうじ)が問われよう。
 衆愚政治に陥らない民主政治とは何であるかを、真摯(しんし)に議論する必要がある。

(時間をかけてぐずぐずするよりは、「決められる」政治だ。どっちを選びますか?と迫る)
 そして、目下の改憲提案に従い、改正手続きのすべての局面を単純多数決にそろえるとすると、第二に、これまで単純多数ではなく特別多数による議決を求めてきたのはなぜか、を問わなくてはならなくなる。もちろん、単純多数決が本当に民主的な決定だと言い切れるのか、疑いがあったからである。

 構成員全員が納得して従える、正しい意味で民主的な決定は、全員一致による決定であろう。
 徹底的に議論し、異論があるなら説得をする。内閣は、戦前も戦後も、したがって今日も、この方式で意思決定をしているのである。
 しかし、このやり方は、決定に時間がかかる。また、メンバーにいわば同調圧力がかかり、異論をもつものは、「窒息」させられるか、脱退を余儀なくされる。

 満洲事変の後、国際連盟から日本が脱退をせざるを得なかったのは、連盟が全員一致方式をとっていたからである。松岡洋右全権代表が議場から退場するシーンは有名であろう。 
 最近では、鳩山連立内閣で異論を唱えた社民党党首、福島瑞穂氏の例が、記憶に新しい。
 はじめは強い同調の圧力がかかり、途中からは排除の圧力がかかった。

 日本国憲法は、戦前の反省に基づき、内閣の決定力を補うために、異論をもつ閣僚を罷免する権限を内閣総理大臣に与えている。当時の鳩山由紀夫首相は、福島氏を罷免することによって、内閣の決定力を回復したのであった。

 そこで、決定力の強い多数決方式が、検討されることになる。
 あたま数をかぞえるだけですぐに結論を出せる一方、異論をもつものが脱退しなくてよいという利点がある。
 しかし、その反面で、多数決は、少数者の抑圧を、原理的に予定している。
 多数決をするたびに、半数近くの者が抑圧され、服従を強いられている。それが本当に民主的な決定だといえるのか。

 これは古くからある難問であり、「強行採決」が非難される理由はそこにある。
 だからこそ、できるだけ丁寧に議論をし、多数派と少数派はできるだけ歩み寄り、お互いが納得できるコンセンサスをめざすのである。

       ■     ■

 特別多数決も、多数決には達いないが、単純多数決に比べ、討論とコンセンサスの制度的条件を提供して、民主的決定の質を高めると同時に、異論の余地も残せる利点がある。
 その分、時間的なコストは、覚悟の上である。

日本国憲法が想定する特別多数決の五つの局面
 具体的には、日本国憲法はつぎの五つの局面を想定している。
 衆参それぞれの議院で行われる、議員の資格を争つ裁判で、議席を失わせる結論を出す場合。
 会議を非公開(秘密会)にする場合。
 院内の秩序をみだした議員に対して除名の議決をする場合。
 衆参両院で結論が食い違った法律案を、衆議院で再議決して国会全体の議決とする場合。
 そして、棄法改正の発議をする場合。

その中でも憲法改正発議はさらに国民投票が必要
 これらのうち、はじめの四つについては、「出席議員」の3分の2で議決できるのに対して、憲法は、憲法改正についてだけは、さらに「総議員」の3分の2にハードルを上げている。
 それは、五つの局面のうち、憲法改正の発議が一番重たい問題であるからにほかならない。
 その際、衆議院だけでなく参議院の賛成が要求されているのも、五つの局面のうち憲法改正が格段に重要であり、決定に熟議を要するからである。

自民党の改正論は特別多数決のうちの憲法改正しか言わない
 これに対して、現在高唱されている憲法96条改正論は、ほかの四つの局面は放置したまま、憲法改正についてだけ、通常の立法なみの単純多数決にしようというのである。
 問題の軽重に照らして、いかに内容のチグハグな提案であるかは、これだけでも明らかであろう。

何に基づいて(何を根拠にして)憲法改正規定を改正するのか
 それだけではない。96条改正を96条によって根拠付けるのは論理的に不可能だということが、第三の、そして最大の問題である。それは、硬性憲法を軟性憲法にする場合であっても、軟性憲法を硬性憲法にする場合であっても、変わりがない。

 たとえば、法律が法律として存在するのは、何故か。
 法律を制定する資格や手続きを定める規範が、論理的に先行して存在するからである。
 同様に、立法府である国会が、憲法改正を発議する資格をも得ているのは、憲法改正手続きを定めた96条が、論理的に先行しているからである。 

 特別多数決による発議に加えて、国民投票による承認が必要、と定めたのも96条である。

憲法改正が憲法改正として存在し得るとすれば、96条が論理的に先行して存在し、96条によって改正資格を与えられたものが、96条の改正手続きに基づいて憲法改正を行った結果である。

       ■     ■

サッカー選手はオフサイド・ルールの変更資格を持たない
 それでは、憲法改正条項たる96条を改正する権限は、何に根拠があり、誰に与えられているのだろうか。
 これが、現下の争点である。
 結論からいえば、憲法改正権者に、改正手続きを争う資格を与える規定を、憲法の中に見いだすことはできない。
 それは、サッカーのプレーヤーが、オフサイドのルールを変更する資格をもたないのと同じである。

 フォワード偏重のチームが優勝したければ、攻撃を阻むオフサイド・ルールを変更するのではなく、総合的なチーム力の強化を図るべきであろう。
 それでも、「ゲームのルール」それ自体を変更してまで勝利しようとするのであれば、それは、サッカーというゲームそのものに対する、反逆である。

憲法改正条項の改正:
憲法の上位にあるもの(=立憲主義、もしくは国民)を打倒すること
これは、「革命」とかクーデタみたいなものである
 同様に、憲法改正条項を改正することは、憲法改正条項に先行する存在を打ち倒す行為である。
 打ち倒されるのは、憲法の根本をなす上位の規範であるか、それとも憲法制定者としての国民そのものかは、意見がわかれる。

 だが、いずれにせよ、立憲国家としての日本の根幹に対する、反逆であり「革命」にほかならない。
 打ち倒そうとしているのは、内閣総理大臣をはじめ多数の国会議員である。
 これは、立憲主義のゲームに参加している限り、護憲・改憲の立場の相違を超えて、協働して抑止されるべき事態であろう。

 なかなか憲法改正が実現しないので、からめ手から攻めているつもりかもしれないが、目の前に立ちはだかるのは、憲法秩序のなかで最も高い城壁である。
 憲法96条改正論が、それに気がついていないとすれば、そのこと自体、戦慄すべきことだといわざるを得ない。

 ”自民党の改憲案、憲法第97条「基本的人権」を全部削除(天賦人権説否定:片山さつき) 第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」削除 第9条「戦争の放棄」文言削除” 黙翁日録 2012年11月25日日曜日
 http://mokuou.blogspot.jp/2012/11/97.html


23. 2013年6月23日 23:18:02 : xxpM7jkFPI
『<21〜IdP0JPEaKUくん>へ。』

だからさぁ、<9条(特に2項>の問題は「自衛隊」を憲法上どのように認知するのかって問題なの。そもそも「自衛隊」ってのは「憲法制定」の後(確か10年後かな?)に出来たもんなの。だから、当初は「警察予備隊」って訳の解んない名称がついてたの。<狂惨党>や<斜眠党>のように「憲法違反=認知しない!=自衛隊解体」って考え方も、理屈の上ではその通りなんだよ。
でもさぁ、今の時代に「ほんとうにそのまんまでいいの?国土・領海・領空を誰が守るの?」ってのが<9条問題>の本質なの。「日米安全保障条約」や」「集団的自衛権」や「ミサイル防衛システム」や「非核三原則」や諸々の国際関係の有耶無耶も、その根底にあるのは<9条問題>なの。「自衛隊」という文言上は“憲法違反”の存在を、これから、どのような形で国民が「認知」できるのか?ってことなんですよ。


24. 2013年6月24日 08:19:51 : gG7w9rZKSA
>>22 うーん、長かったけど全部読んだ。少数派への配慮から、単純多数決で憲法を変えるのがいかんと言うなら、例えば、さっきも書いたように、国民投票の成立要件を5分の3にするという、石破案(というか、石破が口走っていた案)でもよいのじゃない。現行憲法が是か非か、国民に選ばせればよいじゃないの。

それから、自民党草案がそのまま国民投票に出てくるわけでもなし、また、仮に出てきた場合でも、いやだと思う項目は反対すればいいじゃない。自民党の草案をまるごと、セットで選ばされるというわけではないからね。

で爺


25. JohnMung 2013年6月24日 12:16:44 : SfgJT2I6DyMEc : QSpOsJJxuI

>>24. で爺さん
 >>>22 うーん、長かったけど全部読んだ。少数派への配慮から、単純多数決で憲法を変えるのがいかんと言うなら、例えば、さっきも書いたように、国民投票の成立要件を5分の3にするという、石破案(というか、石破が口走っていた案)でもよいのじゃない。現行憲法が是か非か、国民に選ばせればよいじゃないの。
     ↑
 であれば、現行の「硬性憲法」と言われる96条の縛りを変える必要はまったくない。
 >>12. で簡単に触れたことだけでなく、自民党改憲案は憲法の意義を換骨奪胎する「改悪」そのものなのだよ。
 で爺さんは、>>13>>14. に貼付したような辛酸悲哀を、貴殿の子々孫々にしっかり味合わせたいというのだね。
 あとで、もう少し追加しておくから、読まれたらいいでしょう。

 >それから、自民党草案がそのまま国民投票に出てくるわけでもなし、また、仮に出てきた場合でも、いやだと思う項目は反対すればいいじゃない。自民党の草案をまるごと、セットで選ばされるというわけではないからね。
     ↑
 自民党の改憲草案の狙いは、で爺さんみたいに「暢気な父さん」では済まない内容だよ。
 万歩譲って、で爺さんのように、個々に出してくるとしても、96条をそのままにして、出してくればいいではないか。
 環境権に関するものとか、ネット犯罪に関する条項の追加とかでは、なんとかなるかも知れないね。
 ただ、第9条を変えたいとか、第99条を変えたいとか、・・・は単純ではないよ。9条一つとっても、9条だけの問題ではないことくらいは、で爺さんも承知だろう。
 こちらについても、後で、追加しておくから、一読されたらよいでしょう。


26. JohnMung 2013年6月24日 12:33:49 : SfgJT2I6DyMEc : FCL027xi6k

 6月23日「慰霊の日」に関することを後世に語り伝えるために、少々長いですが、時間のあるときにでも、目を通しておきましょう。

 なお、ここでは触れていませんが、かつて映画化されたこともあって「ひめゆりの塔」のことは記憶されている方がいると思います。しかし、昨日NHKラジオで触れていた「白梅の塔」のことについては、疎い方が少なくないでしょう。
 今日は準備する時間が限られるので、いずれ、このことにも触れてみたいと思います。

(引用開始)
 ”沖縄戦:「命令とはいえ…」 元日本兵、「始末」を後悔”
 毎日新聞 2013年06月22日 10時59分(最終更新 06月22日 13時00分)
 http://mainichi.jp/select/news/20130622k0000e040176000c.html

 「全部始末せよ」。上官の命令は絶対だった。沖縄戦末期、米軍の激しい攻撃で追い込まれた旧日本軍の陣地。陸軍の通信兵だった片山省(しょう)さん(90)=兵庫県洲本市=は負傷兵が休む小屋に手投げ弾を投げ込んだ。米軍の捕虜となれば秘密が保てないと、信じて取った行動だった。20万人の犠牲を出した沖縄戦の組織的戦闘が終わった23日、沖縄は「慰霊の日」を迎える。「命令とはいえ、えらいことをした」。卒寿を迎えた今も、片山さんには68年前の出来事が心に重くのしかかる。

 「4月になれば『米軍が上陸したな』。6月と聞くと『沖縄戦の終結やな』。そりゃ、毎年そう思います」。沖縄から遠く離れた淡路島。片山さんは6年前に妻に先立たれ、独りで暮らす。

 1944年1月、徴兵で満州の陸軍部隊に入り、訓練を受けた。9月、送られた先は沖縄。上官は「お前たちは玉砕要員だ」と言った。

 翌年4月、米軍が沖縄本島に上陸。雨のように降り注ぐ砲弾の中、連絡文を手に部隊間を走った。「毎日何十人と死んでいった。ああ、今日は命があったと。生きた心地がせんかった」

 6月中旬、本島南部に追い込まれた部隊に総攻撃の指示が下った。「通信兵のお前らは全てを始末して撤退」。それが上官の命令だった。

 「俺は歩けない。涼しい所に連れて行ってくれ」。壕(ごう)に残った同じ隊の兵に頼まれた。太ももを撃たれていた。壕を出て約50メートル引きずり、道端で手投げ弾を手渡した。

 壕の中の無線機や暗号機は全て破壊した。近くには負傷兵を収容した小屋があった。「生きてるのか、亡くなってるのか、何人いたかも分からない。とにかく爆破せねばと」。手投げ弾を投げ入れた。「爆発音は聞いていません。米軍がドンドン撃ってくるから。砲弾の嵐でした」

 糸満市の摩文仁(まぶに)の集落に着くと、敗走兵が集まっていた。米軍が迫る。断崖で数日過ごし、考えた。自決か、戦うか、投降か。「司令官が自決したという話もあり、戦闘はもう終わったと感じた。捕虜になるのは恥だが、今さら死ねんと思った」。崖を降り、投降した。

 戦後、淡路島に戻り、定年まで中学校の教師を勤め上げた。孫もできた。定年後、沖縄を訪れ、「始末」を命じられた地に立ち、思った。「あの時、みんな一緒に出て行って、捕虜になっていれば……。むごいことをした。戦争はもう二度としちゃいかん」

 ”特集ワイド:夏がくれば思い出す ざわわ ざわわ ざわわ… 寺島尚彦さん、2004年3月23日(享年73)” 毎日新聞 2012年08月14日 東京夕刊
 http://mainichi.jp/feature/news/20120814dde012040017000c.html

 ◇ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
 ◇沖縄の「魂」に耳傾け
 台風11号が残していった激しい雨風に打たれ、ぼうぜんと立ち尽くしていると、瞬く間に青空がのぞき、夏の日差しが照りつけた。沖縄本島南部、糸満市摩文仁の「平和の礎(いしじ)」。国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなった24万1167人(6月23日現在)の名前が刻まれている。この平和祈念公園一帯こそ、<ざわわ ざわわ ざわわ>のリフレインが印象的な「さとうきび畑」が生まれた地だ。

 作詞・作曲した寺島尚彦(なおひこ)さんは1964年6月、本土復帰前の沖縄に、シャンソン歌手、石井好子さん(10年に87歳で死去)のリサイタルの伴奏者として初めて訪れる。公演翌日、地元の人に摩文仁の戦跡を案内され、サトウキビ畑に分け入った。「あなたの歩いている土の下に、まだたくさんの戦没者が埋まったままになっています」。その説明を聞いたときの衝撃を、02年の著書「さとうきび畑 ざわわ、通りぬける風」で次のように記している。

 <一瞬にして美しく広がっていた青空、太陽、緑の波うつサトウキビすべてがモノクロームと化し、私は立ちすくんだ。轟然(ごうぜん)と吹きぬける風の音だけが耳を圧倒し、その中に戦没者たちの怒号と嗚咽(おえつ)を私は確かに聴いた>

 国内で唯一、住民を巻き込んだ地上戦を経験した沖縄の凄惨(せいさん)な事実を本土に伝えたい。寺島さんは歌を作ることを決意するが、風でサトウキビの葉がすれる音をどう表現するかで悩む。「さわさわ」ではきれいすぎる、「ざわざわ」では騒がしい。「ざわわ」を思いつくまでに2年近くかかった。

 そして、11番からなる「さとうきび畑」が完成し、67年、田代美代子さん(68)によって初演。69年、森山良子さん(64)が初めてレコーディングし、その後、多くの歌手によって歌い継がれる。その一人、次女でソプラノ歌手の夕紗子(ゆさこ)さん(42)は言う。「沖縄戦を体験していない本土の人間が作ったこの歌が、沖縄の人たちにどのように受け止められているのか、父は長らく知らなかったようです」

 「父からです」。93年9月、洗足学園音楽大で教えていた寺島さんに、女子学生から手紙と空(から)のカセットテープが手渡される。託したのは、沖縄国際大名誉教授(平和学)の石原昌家さん(71)。72年の本土復帰後、石原さんは観光コースでは知ることができない戦跡を巡る平和ガイドの活動を始めた。野戦病院に使われたガマ(自然の壕(ごう))を案内し、暗闇を体験してもらうと、参加者は言葉を失った。そんな時、バスの中で流したのが「さとうきび畑」だった。

 <あの日鉄の雨にうたれ 父は死んでいった>

 歌詞に「沖縄」を直接表す言葉は出てこないが、石原さんは初めて聴いたときから沖縄戦の歌だと直感。しかし、どのような経緯でこの歌が作られたのか、知りたいと思っていた。次女以津子さん(38)の指導教授が作者と知り、その答えをテープに吹き込んでもらうことにした。歌が生まれて26年。寺島さんにとっては、沖縄からの初めての反応だった。

 95年6月、寺島さんは戦後50年を特集したテレビ番組のリポーターとして沖縄を31年ぶりに再訪。平和の礎の完成式典に参列し、この一帯こそ、あのサトウキビ畑があった場所だと確信する。同じ平和祈念公園内にある「沖縄平和祈念堂」を管理する沖縄協会理事の比嘉正詔(ひがせいしょう)さん(69)は、02年に地元のサトウキビ農家の老人を伴い寺島さんを案内した思い出がある。「沖縄には古来、ニライカナイ(海のかなたの桃源郷)という信仰があります。『さとうきび畑』はニライカナイに眠る死者の魂に揺り動かされて作られたように思えてなりません。そう考えると、サトウキビ畑が平和祈念公園となったことは、偶然ではなく必然だったということでしょう」

 <昔海のむこうから いくさがやってきた>

 米軍の沖縄本島上陸から67年を迎えた今年4月1日。上陸地点の一つである読谷村の海を望む高台に、「さとうきび畑」の歌碑が建った。周囲はサトウキビ畑が広がる。近くには、避難した住民約140人のうち83人が集団自決したチビチリガマがある。

 歌碑建立実行委の事務局長を務めた山内順盛(じゅんせい)さん(69)は毎日、歌碑を訪ね、磨き上げている。沖縄戦当時は2歳だった。母に連れられ、北部の山原(やんばる)に逃れた。父は南部で戦死。<知らないはずの父の手に だかれた夢を見た>。歌詞には自分の境遇と重なる部分がある。「ここに来ると、すーっと心が癒やされます」

 「コンサートでは『さとうきび畑』を歌わないと帰らせてもらえない」という全盲のテノール歌手、新垣勉さん(59)も読谷村出身。メキシコ系米国人兵士と沖縄女性のあいだに生まれた。助産師のミスで家畜用の薬を点眼され失明。1歳で両親が離婚し、父は米国に帰り、母は再婚。自分は祖母に預けられた。憎しみの気持ちを抱きながら少年時代を過ごした。やがて音楽と出合い、「さとうきび畑」を歌うようになってから「『平和』を歌い続けることが自分の使命」と意識するようになった。「平和は上から降ってくるものじゃなくて、努力してつくり出していくもの。みんなが思いを持ってメッセージを発信し続けていかなければ、なかなか訪れないものじゃないかな」と新垣さん。

 今、沖縄に、墜落事故が相次いでいる米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが押しつけられようとしている。今秋にも配備予定の普天間飛行場(宜野湾市)のフェンスすれすれに建つ佐喜真(さきま)美術館には、「反戦」の絵筆を握り続けた画家の丸木位里、俊夫妻による大作「沖縄戦の図」が常設展示されている。01年9月の米同時多発テロの3日後、寺島さんはこの絵の前で平和のメッセージを発信するコンサートを開いた。館長の佐喜真道夫さん(66)は言う。

 「(普天間の移設先とされる)辺野古の基地がいまだに造られていないように、沖縄県民が本気で怒ったことは実現できないんじゃないでしょうか。なぜなら、県民には丸木夫妻の絵や寺島さんの歌に象徴されるような沖縄戦の記憶が深く刻み込まれているからです」

 66回繰り返される<ざわわ>。「それは、沖縄戦で亡くなった人たちの魂の叫びであり、平和の祈りが込められたあの世とこの世をつなぐメッセージです」。比嘉さんはそう説く。「こういう歌がうたわれなくてすむ世の中が来ればいい」が寺島さんの口癖だったというが、10分以上に及ぶ歌はこう結ばれる。

 <この悲しみは消えない>【大槻英二】

 ”沖縄戦:大田元知事、高校生に戦争体験語る…平和訴え”
 毎日新聞 2013年06月22日 10時52分(最終更新 06月22日 12時45分)
 http://mainichi.jp/select/news/20130622k0000e040174000c.html

 太平洋戦争末期の沖縄戦の戦没者を悼む慰霊の日を23日に控え、元沖縄県知事の大田昌秀さん(88)が21日、県立知念高校(与那原町)で講演した。平和学習の一環として同校から招かれ、全校生徒約1000人を前に戦争体験を語った。98年の知事退任後、沖縄戦や平和をテーマに今も研究を続ける大田さん。沖縄戦で学ぶ機会を奪われたことを挙げ「皆さんのような十代の若者を、二度と戦場に引っ張り込んではならない」と訴えた。

 大田さんは沖縄師範学校の生徒だった19歳のとき「鉄血勤皇隊」として学徒動員され、旧日本軍とともに首里から本島南端の摩文仁(まぶに)に追い詰められた。組織的戦闘が終わったとされる1945年6月23日以後も潜伏し、一緒にいた旧日本兵が大学で英文学を専攻しており、米兵が残した英字新聞や雑誌を訳してもらい、8月の日本の敗戦を知ったという。

 「沖縄戦を通して日本国憲法を考える」と題した講演で、大田さんは敵性語とされた英語の教育を受けられなかった当時の背景を説明。そのうえで、戦後、英語を学び直したのはこの旧日本兵から「生き残ることができたら、勉強しろよ」と言われたことがきっかけだったと話した。

 また憲法をめぐっては、「平和憲法の下に入るため、米国統治下で復帰運動が始まった。沖縄にとって憲法ほど大切なものはない」と憲法を守る重要性を訴えた。

 講演後には、生徒会長の玉城拓也君(3年)が花束を手渡し「戦争の悲惨さと残酷さが心に残りました」とあいさつ。大城徳恵さん(2年)は「生々しい証言で、普通の少年が軍隊に組み込まれていく恐ろしさを感じた」と話した。

 大田さんは知事だった95年、摩文仁に沖縄戦戦没者らの名前を刻む「平和の礎(いしじ)」を建てた。また、在任中には「大田平和総合研究所」を設立し、今年衣替えしたNPO法人「沖縄国際平和研究所」で研究を続けている。【平川哲也】

 ”沖縄戦・米軍上陸の村:/下 本土復帰、平和追い求め 憲法は未来、誇り”
 毎日新聞 2013年06月21日 西部朝刊
 http://mainichi.jp/area/news/20130621ddp041040022000c.html

 ◇「基地内役場」いま殿堂に
 沖縄県読谷村(よみたんそん)の大湾近常(おおわんきんじょう)さん(73)は太平洋戦争末期の沖縄戦から1年たたない間に家族5人を失い、伯母ナベさん(1982年に91歳で死去)とのつましい暮らしも、基地建設を迫る米軍に家を追われた。

 「屈辱」に光が差したのは、高校を卒業した後に加わった復帰運動で知った日本国憲法。「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」。前文に、引き込まれた。

 「思ったのです。憲法さえ享受できれば、米軍の支配を断てる。私たちの人権も尊重されるのではないかと」

 27歳で村職員に。入庁6年後の72年、沖縄は本土に復帰する。だが、依然として村面積の73%は米軍基地だった。村は基地返還に動き、大湾さんは米軍や県との折衝に当たった。

 78年、村は「基地の中にクサビを打ち込む」をスローガンに、米軍から土地の共同利用を取りつけ、米軍読谷補助飛行場の一角に運動広場を建設。同じ手法で飛行場北側で役場建設にも着手し、97年3月に全国初の「基地内役場」を完成させた。この間には、憲法に規定する平和の意義の普及などを定めた「平和行政基本条例」を制定(91年)。そして2006年、読谷補助飛行場約230ヘクタールは全面返還された。今、米軍基地面積は村の36%にまで減った。

 沖縄戦があった45年、2701人の村民が本島内で戦没した「米軍上陸の村」は「護憲の村」として脚光を浴びた。

 「ただの役場ではなく、平和の殿堂だよ」

 村企画財政課職員の知花(ちばな)圭太さん(34)と天久朝美(あめくあさみ)さん(30)は、先輩職員から度々聞いてきた。2人とも、88年から村で毎年開かれる「平和創造展」など村の平和行政に携わる。役場脇にある「憲法9条の碑」を、知花さんは「平和の殿堂としてふさわしい碑」と言う。天久さんは平和行政基本条例を「職員や政治家を縛るもの」と説明する。「首長が代わっても守るべき条例は残る。沖縄戦や米軍統治を経験した先輩が残した平和への思いは、引き継がれるのです」

 大湾さんは「母親以上」と慕った伯母をみとり、99年に退職した。今、後輩にエールを送る立場だ。「過去があって今、未来がある。『おかしい』と感じたら過去を振り返り、正しいと思ったことを未来に生かしてほしい」

 大湾さんが暮らす読谷村渡具知(とぐち)地区が住民の沖縄戦体験などを聞き取って95年にまとめた「字誌(あざし)」の冒頭には、憲法の前文と9条の条文が記されている。編集委員会の事務局長を務めた大湾さんが強く希望した。「憲法の下、日本は68年間戦争をしなかった。人を殺さなかったし、殺されもしなかった。憲法にもっと誇りを持ってほしい」。大湾さんの願いだ。(この連載は平川哲也が担当しました)

 ”沖縄戦:家族失い、基地に古里奪われ 生き抜いた元読谷村職員、屈辱の日々に憲法の光差した” 毎日新聞 2013年06月21日 東京朝刊
 http://mainichi.jp/select/news/20130621ddm012040144000c.html

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、旧日本軍の組織的戦闘が終結して23日で68年になる。米軍が上陸した沖縄県読谷(よみたん)村には今、基地の跡地に役場が、その玄関脇に憲法9条を刻んだ石碑が建つ。「憲法の下、日本は68年間戦争をしてこなかった。憲法にもっと誇りをもってほしい」。家族5人を失いながら沖縄戦を生き抜いた元村職員、大湾近常(おおわんきんじょう)さん(73)は願っている。【平川哲也】

 高さ約1・8メートルの御影(みかげ)石に、198人の名が刻まれている。読谷村渡具知(とぐち)公民館の一角に建つ地区戦没者慰霊碑。「なぜこんなに犠牲者が出たんだろう」。大湾さんは家族5人の名前をそっとなでた。

    〇   〇

 1945年4月1日、総勢約54万8000人の米軍が沖縄本島西海岸に上陸した。慰霊碑の西約100メートルの渡具知海岸も上陸地点の一つだった。

 大湾さんは当時5歳。12歳の長兄定男さんに手を引かれ、52歳の父近六(きんろく)さんと山に逃げた。48歳だった母カミさん、9歳の次兄良雄さん、4歳の妹トシ子さんとは、はぐれた。

 餓えと雨、ぬかるんだ地面。土砂降りの日、3人が逃げ込んだ小屋で空気が漏れるような息を吐き、父は亡くなった。大湾さんも意識を失った。

 羽地(はねぢ)(現名護市)の米軍野戦病院で目覚めた時、5月になっていた。母がいると聞いて訪れた別の野戦病院。案内してくれた人がベッドの一つを指した。隣に次兄と妹がいた。「おかあ」。飛びつくと、母はぐったりしながら大湾さんの顔をさすってくれた。「よく生きていたね」

 だが喜びはつかの間。3人の衰弱は激しく、次兄は再会後すぐに、母も6月に亡くなった。兄妹は伯母ナベさん(82年92歳で死去)に引き取られたが、ある晩、迷子になった。大雨の中を2人でさまよった末、疲れ果てた妹は発熱し、うめき声を上げ息を引き取った。再会した長兄も翌年マラリアで亡くなった。

    〇   〇

 苦難は戦後も続く。52年に渡具知に戻ると、伯母は雑貨店を開き、身を粉にして働いてくれた。だが、2年後に基地建設のため米軍に強制的に立ち退かされる。中学生になっていた大湾さんが家財道具を積んだリヤカーを引く背後で、伯母は泣いた。

 高校卒業後、祖国復帰運動に携わり、日本国憲法を知る。「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」。前文に引き込まれ、憲法さえ享受できれば米軍の支配を絶てると思った。屈辱の日々に光が差した気がした。

 27歳で村職員になり、6年後の72年に沖縄が本土復帰した。村の面積の73%が米軍基地だった。「基地の中にクサビを打ち込む」。村は78年に米軍から土地の共同利用を取りつけ、米軍読谷補助飛行場の一角に運動広場を建設。同じ手法で97年に全国初の「基地内役場」を完成させた。憲法が規定する平和の意義の普及などを定めた「平和行政基本条例」も91年に制定。読谷は「護憲の村」として知られるようになった。

 2006年には読谷補助飛行場約230ヘクタールが全面返還され、米軍基地の面積は村の36%にまで減った。返還に向け米軍や県との折衝に当たり、99年に退職した大湾さんは後輩たちに平和への思いを託す。「過去があって今、未来がある。正しいと思ったことを未来に生かしてほしい」
(引用終了)


27. JohnMung 2013年6月24日 12:39:32 : SfgJT2I6DyMEc : FCL027xi6k

 ペテン詐欺集団安倍自民党の96条の先行改定は、憲法9条の改悪を主眼とするもので、いろいろ詭弁を弄しています。
 少々長いですが、下記のブログ記事を一読して、よ〜く考えましょう。

 自民の屁理屈・詭弁は、日本国民・有権者を愚弄するものです。

(転載開始)
 ”2013.05.08 プリキュアと平和憲法 (きっこのブログ)”
 http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2013/05/index.html

 久しぶりに劇場版プリキュアの最高傑作、2作目の『雪空のともだち』のDVDを観て号泣して、「やっぱりプリキュアはこれでなくちゃ!」って思った。正確には『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』っていう長いタイトルだけど、初代プリキュア、なぎさとほのかのコンビを観てると、シリーズが進んでプリキュア戦士の人数が増えるとともに消滅しちゃった「プリキュアにとって一番大切なもの」、つまり、「女の子同士のラブラブ感」が満載だから、とにかく下腹部がジンジンしてくる。「古き良きプリキュア」って言うか、「プリキュアの原点」って言うか、ボーイッシュな美墨なぎさとガーリーな雪城ほのかっていう、ビアン的には「タチ」と「ネコ」が明確なキャラ設定によって、友情が愛情へと昇華してくような錯覚をタンノーできちゃう。

 その上、こうした劇場版アニメでは、いつも観てるテレビ版アニメとは違った「キャラの一面」が観られるから楽しさが倍増する。この『雪空のともだち』は、冬休みにみんなで行ったスキー場が舞台なんだけど、中学ではラクロス部のキャプテンでスポーツが得意なハズのなぎさが、今回はスノボーに初挑戦で転んでばかり。一方、中学では科学部の部長で勉強が得意な優等生のほのかが、小さいころからやってたスキーで素晴らしい滑りを披露しちゃう。いつもと2人の立場が逆転してて、ここからストーリーが始まる。

 他にも、テレビ版だと、いつも手をつないで敵と戦ってきた仲良しの2人なのに、この映画の中ではプリキュア同士が戦うことになる。プリキュアに変身してない状態で、キャラ同士がちょっとしたケンカをするってことはシリーズを通して何度かあるし、この映画でも、どうしてもスノボーが上達しないなぎさが、スキーの上手なほのかに嫉妬して、ちょっとギクシャクした感じになっちゃう。そして、そのギクシャクしたままの関係で強敵と戦うことになるから、敵の策にハマッて心を凍らせられて、プリキュア同士で戦うことになっちゃう。「対ダークプリキュア」ならともかく、正義のプリキュア同士のバトルは異例中の異例だ。これが、今でもファンの間で語り継がれてる「キュアホワイト対キュアブラックの死闘」なんだけど、この一連の流れは何度観ても号泣しちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


 ‥‥そんなワケで、こうした、いつも観てるテレビ版アニメとは違った「キャラの一面」が楽しめる作品と言えば、何と言っても劇場版の『ドラえもん』のシリーズだろう。テレビ版の『ドラえもん』では、いつものび太をいじめてるジャイアンや、いつものび太に意地悪をしてるスネ夫が、劇場版になると、みんなで協力して困難を乗り越える。ジャイアンは自分を犠牲にしてまでのび太を助けようとするし、スネ夫もみんなのために男らしい一面を見せる。そして、最後には必ずみんなが助かる。

 だから、劇場版の『ドラえもん』のシリーズは、子どもだけでなく、大人が観ても感動できるんだけど、これは、テレビ版の「町内という狭い世界」から、劇場版の「共通の大きな敵がいる広い世界」へ移動したことによる意識の変化だ。

 学校のクラスの中には、勉強やスポーツのライバルがいたり、いつもケンカをしてる仲の悪い生徒がいたり、対立してる仲良しグループとかの派閥みたいなのがあったりするけど、体育祭になればクラス中で協力して他のクラスに勝とうとする。そして、体育祭の時にはお互いに敵視してたライバルのクラスとクラスが、県大会になればみんなで協力して他の学校に勝とうとする。

 さらには、ライバル同士、敵同士だった学校なのに、1つの学校が優勝してその県の代表になって全国大会へ行けば、今度は負けた学校の生徒たちが、みんなでその代表校を応援する。そして、日本一の学校が決まって世界大会へ行けば、今まで負けてきた全国の学校の生徒たちが、その代表校を応援する‥‥っていう、ミクロからマクロへの流れがある。これをザックリと簡略化したのが、テレビ版の『ドラえもん』の世界観から劇場版の『ドラえもん』の世界観への意識の変化だ。

 だから、劇場版の『ドラえもん』を観るたびに、いつもあたしは思う。「宇宙人が地球を侵略するために攻めてきたら世界中の戦争はなくなるだろう」って。宇宙人が攻めてきたら、くだらない「身内のケンカ」なんかやってる場合じゃなくなる。上空に浮かんだ無数の未知の飛行物体から、人類には想像も及ばないホニャララ光線が放射されて、自分の国の首都の建造物が次々と蒸発してるってのに、そんなことお構いなしにアメリカはアフガニスタンを侵攻してるだろうか?シリアは内戦なんか続けてるだろうか?イスラエルはパレスチナのガザ地区を攻撃し続けてるだろうか?中国はチベットを弾圧し続けているだろうか?アフガニスタンは?イラクは?コンゴは?ソマリアは?‥‥って、ぜんぶ書いてたらキリがない。何しろ、全世界の71億人の人類のうち23億人以上、つまり、地球人の3人に1人は「紛争中の国」に住んでるからだ。

 ‥‥そんなワケで、「中国の軍艦がレーダーを照射した!」だの「北朝鮮からミサイルが飛んでくる!」だのってヤタラと大騒ぎして危機感を煽り、悲願だった「改憲」によって自衛隊を軍隊にして、日本を戦前の「戦争のできる国」に戻そうと目論む安倍政権によって、ナニゲに軍靴の音が聞こえ始めた日本だけど、それでも大半の国民は「戦争なんてヨソの国の話」って感じで、日曜日にはディズニーランドに行ったり、アニメのイベントに行ったり、アイドルのライブに行ったりして、ノンキに暮してる。それは、今の日本が、全世界の3人に1人が住んでる「紛争中の国」じゃないからだ。

 だけど、安倍自民党の「改憲草案」を見ると、現在の憲法が「平和憲法」と呼ばれてる要である「戦力の不保持」や「交戦権の否認」を謳ってる9条2項がバッサリと切り捨てられてて、代わりに、日本を「戦争のできる国」にするための文言が並んでる。たとえば、草案の9条2項の中には、次のように明記されてる。

 「国防軍は、第一項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。」

 つまり、安倍政権下で「改憲」が行なわれたら、「自衛隊」は「国防軍」になり、「国際社会の平和と安全を確保するため」という名目でアメリカと一緒にイラクやアフガニスタンに侵攻して、アメリカが言うところの「テロリスト」と銃撃戦を繰り広げることになるワケだ。武装勢力と一般市民が入り混じってる住宅街に向けて、攻撃用ヘリから自動小銃を一斉掃射し、戦闘機からミサイルを発射し、爆撃機から空爆するワケだ。69年前に、東京を始めとした日本各地の都市がアメリカ軍から受けた地獄絵図と同じことを、今度はあたしたちの国がアメリカの子分になって他国に対して行なうワケだ。これほど愚かで醜くて残酷なことが他にあるだろうか?

 だけど、「じゃあ平和憲法さえ守っていれば日本は戦争に参加しなくても済むのか?」って言えば、そんなこたーない。安倍政権では、現行の憲法のままでも他国を攻撃できると言い切ってる。自民党の石破茂幹事長は、先月4月14日、フジテレビの「新報道2001」に中継出演して、「北朝鮮がいくらミサイルを撃ってきても、イージス艦とPAC−3ですべて落としてやる」と言った上で、次のように述べた。

 「北朝鮮のミサイルが日本に落ちて何万人と死んでから対応するのでは遅すぎる。でも『恐いな恐いな』という段階では早すぎる。じゃあどの時点で日本は自衛権を行使できるのかと言えば、北朝鮮が日本に対する攻撃に着手した時、ミサイルの発射の準備を完璧に整えた時だ。そして『撃つ』ということが不可逆的に動き始めた時、その時に日本は先制攻撃ではなく自衛権の行使として敵国の基地を叩くことができる」

 つまり、北朝鮮に限らず、どこかの国が日本に向けてミサイルを発射する準備をしたら、向こうが発射する前に日本が先にミサイルを発射してその基地を破壊してもOKって言ってるワケだ。自民党の見解では、これを「先制攻撃」じゃなくて「自衛権の行使」だと言ってる。

 もちろん、あたしも、「北朝鮮のミサイルが日本に落ちて何万人と死んでから対応するのでは遅すぎる」という部分には同意する。だから、ちょっとでも北朝鮮に怪しい動きがあるたびに、莫大な予算を投入してイージス艦とPAC−3を配備してるワケで、石破茂は「すべて落としてやる」と言ってるんだから、それでいいじゃんて思う。これならどう見たって「自衛権の行使」だから、現在の憲法下でもまったく問題はない。

 だけど、まだ日本が何の攻撃も受けてない段階で、相手の国の基地にミサイルを撃ち込むことが、果たして「自衛権の行使」と言えるのだろうか?石破茂は「北朝鮮が日本に対する攻撃に着手した時、ミサイルの発射の準備を完璧に整えた時だ。そして『撃つ』ということが不可逆的に動き始めた時」と言ってるけど、そんなこと、どうやって判断できるのか?

 たとえば、自宅に銃のあるアメリカで暮らしてたとして、自宅に侵入して来た強盗に銃を突きつけられたら、誰でも手元の銃で相手を撃つだろう。これは完全に「正当防衛」だし、憲法的には「自衛権の行使」に該当する。だけど、相手が本気なのか口先だけの脅しなのかも分からず、それ以前に、本当に核弾頭を開発してるのか、それをミサイルに搭載する技術があるのか、正確に目標を攻撃できる能力があるのか、何ひとつ分からない状況で、「今、こちらが先に相手の基地を攻撃しなければ、こちらがやられてしまう」なんて判断はできないだろう。

 あたしは、石破茂のこの「日本は先制攻撃ではなく自衛権の行使として敵国の基地を叩くことができる」って言葉を聞いて、すぐに連想したのが、アメリカで日本人留学生が射殺された事件だった。もう20年以上も前になるけど、1992年10月、当時16歳だった日本人の高校生が、留学先のルイジアナ州で、ハロウィンのパーティーに出かけたところ、間違えて別の家に入ってしまった。この家に住む男性は、この高校生を不審者だと思い、銃を向けて「フリーズ!(動くな)」と警告したが、高校生は言葉の意味が分からず、笑顔で「パーティーに来た者です」と言いながら歩み寄ったため、男性に射殺されてしまった。

 アメリカの銃社会を象徴する悲しい事件だから、記憶に残ってる人も多いと思うけど、高校生を射殺した男性は裁判で無罪になった。相手が銃や凶器を持った強盗とかなら分かるけど、丸腰の高校生を勘違いで射殺しても無罪になる国、これがアメリカの感覚であり、アメリカの理屈なのだ。あたしは、石破茂の感覚や理屈も、これとまったく同じだと思った。

 ‥‥そんなワケで、今の憲法のままでも状況によっては他国をミサイルで攻撃することができるし、改憲すればアメリカと一緒に他国を侵攻できるようになる‥‥ってのが、現在の安倍政権の考え方だ。自民党の改憲草案には、国防軍は「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」の場合は「活動」、つまり「武力攻撃」ができると明記されてる。

 この文言の表面だけを読めば、間違ったことは何も書かれていない。だけど、何が「国際社会の平和と安全」なのかは、アメリカが決めるワケだ。丸腰の高校生を射殺しても「正当防衛」で無罪になる国が決めるワケだ。だから、「イラクには大量破壊兵器がある」と言って戦争を始めて、数えきれないほどの人々を殺戮した挙句に、「大量破壊兵器はありませんでした」ってことになっても、この戦争を主導した者は誰1人罪に問われないのだ。

 アメリカのデマを鵜呑みにしてイラク侵攻に加担した日本に至っては、当時の小泉純一郎首相も、公明党の神崎武法代表も、責任を取るどころか検証さえ行なわれていない。日本の航空自衛隊は、支援物資の空輸だけでなく「武装した米兵を戦闘地域まで空輸する」という憲法違反まで犯した上、その米兵たちが数えきれないほどの一般市民を巻き添えにして殺したのだから、日本政府はイラク侵攻を検証する責任があるハズだ。

 ‥‥そんなワケで、安倍政権が改憲に着手して自民党の草案が導入されれば、これからの日本は「他国を侵攻する戦争の当事国」になるワケで、「アメリカによる戦争ビジネスのパートナー」になるワケだ。第二次世界大戦の時には、アメリカから「テロ国家」と呼ばれてた日本が、アメリカから「テロリスト」と呼ばれてた日本人が、今度はアメリカの子分として、アメリカが「テロ国家」と決めた国々の人たちを殺しに行くことになるのだ。アメリカの、アメリカによる、アメリカのための「正義」の名のもとに。だから、あたしは本気で思ってる。宇宙人が攻めてきてくれないかなと‥‥って感じの今日この頃なのだ。
(転載終了)

 あららら、こりゃまた! 石破くん、宗旨替えしたのかね!?
 じゃないよね! あっしらさんの指摘する”融通無碍度”って、昨年末の総選挙でやったように、票と議席掠め取り狙いの”擬態度”炸裂中に思えて仕方ないんだがなぁ! いろいろやってくれますなぁ!

 ”石破幹事長「来年4月の消費税率引き上げ先送りも」:民主党政権との大きな違いはこの融通無碍度”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/563.html
 投稿者 あっしら 日時 2013 年 5 月 30 日 17:46:38: Mo7ApAlflbQ6s

 ペテン詐欺集団自民党と安倍自公売国政権、及び補完勢力の石原・橋下維新等の謀略・画策をどんどん暴き、広くネット外にも情報発信しましょう。

 最後に、冒頭で触れた「独りよがりの分類箱に、勝手な決めつけをする御仁」が崇敬するgataro大先生が、下記の如きスレッドを立てています。

 ”憲法改悪は 英霊も反対(東京新聞)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/153.html
 投稿者 gataro 日時 2013 年 6 月 09 日 15:51:53: KbIx4LOvH6Ccw

 小生が阿修羅掲示板でコメントしたものは、そのまま、または加筆補正して、活用・拡散していただければ、幸甚に存じます。


28. JohnMung 2013年6月24日 12:54:37 : SfgJT2I6DyMEc : OdowSD3pxW

 27>に続いて

 このコメントは、下記スレのアンカーNo.11でコメントしたものの再掲です。
 時間のあるときにでも、ご一読下さい。
 http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/758.html#c11

 ”改憲すればこの国は戦争国家へと変貌する (陽光堂主人の読書日記)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/758.html
 投稿者 笑坊 日時 2013 年 6 月 04 日 10:29:12: EaaOcpw/cGfrA

(再掲開始)
 阿修羅閲覧者のみなさん 日本国民・有権者のみなさん

 ペテン詐欺集団自民党等の改憲の企みを見抜き的確に反撃・阻止するために、しっかり学習しておきましょう。

 「真相の道」=Vaka や「新自由主義クラブ」などバカウヨのまやかし・誑かしの屁理屈、攪乱分断工作には即刻反論し、撃退しましょう。

 それ以上に、あなたのご家族・親類縁者、近隣〜遠隔の友人知人等々に、自民党改憲案の反国民性・売国性・危険性を情報発信し、啓発しましょう。

 まず、下記は、2012自民党改憲案と現日本国憲法の条項を対比しながら、解説しているので、少々時間を要しますが、ぜひご一読下さい。

 ”日本国憲法改悪草案 日本の未来にふさわしくない 憲法改悪阻止を今こそ”
 http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm

 以下は、それぞれ特徴があり、興味深く、読んでいただけると思います。

 ”自民党改憲案「“超”口語訳」(1) Afternoon Cafe”
 http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1372.html

 ”2013年06月02日19:39 作家・平野啓一郎さん「自民改憲案を見ると頭がクラクラする」「日本はナチスと組んだ侵略国家だった」”
 http://blog.livedoor.jp/muchio68/archives/28769776.html

 ”2013/05/11 【兵庫】「改憲草案の前文には『戦争を起こしたのは誰なのか』が完全に欠落している」〜羽柴修弁護士講演「自民党改憲草案と秘密保全法」(憲法が危ない!3連続学習講座その2) IWJ”
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/78330

 ”本当に危ない/自民党改憲案を斬る!/憲兵を許さない共同を”
 http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/2013/259/259-02.html

 ”2013/5/24 改憲草案の危険性を自民党の大西議員が明らかにしてくれた「自民党の憲法改正案についての鼎談第9弾」”
 http://sun.ap.teacup.com/souun/10941.html

 ”2013-05-07 自民党改憲案にはなぜ開戦規定がないか Die Zeit des Rechts”
 http://d.hatena.ne.jp/asobitarian/20130507

 最後は、本年5月3日憲法記念日に、阿修羅政治選挙板に立てられたスレッドの一つです。阿修羅政治選挙板には、憲法記念日を境に、数多くの憲法論議のスレッドが立てられています。
 時間のあるときにでも、チェックしておかれることをお奨めします。

 ”軍法会議復活めざす自民党憲法改正草案の時代遅れ(ダイヤモンド) イラク戦争の反省もできないのが日本の正体”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/232.html
 投稿者 鬼畜ユダヤ 日時 2013 年 5 月 03 日 18:19:14: fd9zY2zPWt.BQ
(再掲終了)


29. 2013年6月24日 15:34:25 : gG7w9rZKSA
>>28 ちょっと読みきれないけども、私も「トウモロコシ畑」は好きな歌よ。

しかしね、自民党の憲法9条案の眼目は、第一項で平和主義をうたった後に、2項で、「前項の規定は自衛権の発動を妨げない」と、している点にあると思うが、これは至極当然の改正だと思わないかね。この改正を「右翼」と呼ぶならば、世界中全ての国が右傾化しているという安倍首相の主張に私も賛成ね。続いて、(天皇ではなく)内閣総理大臣の最高司令官規定。国会の承認(シビリアンコントロールの原則)、国際平和維持活動への参加・・・と来るわけね。最後の条文案が曖昧で、「海外派兵」への道を開くというのならば、生活党が言うように、国連安全保障理事会の議決を条件に入れてもいいんじゃない。私は、国民に選ばれた政府の意思を、そこまで憲法で縛るべきではないとは思うが、「自衛権の発動を妨げない」という条文が入り、「軍の非保有、交戦権の否定」規定が無くなればそれでもいいとおもっているよ。

日本がこういう至極当たり前の憲法を持つと「戦争を始める」という発想が、私は、時代遅れで、おかしいと思うね。もっと、戦後70年の日本の歩みに自信を持ったらよいと思う。また、戦前軍が暴走した時代とは、状況も全く違うしね。

それでは


30. 2013年6月24日 15:43:49 : gG7w9rZKSA
↑で爺ね。

31. JohnMung 2013年6月25日 02:20:55 : SfgJT2I6DyMEc : EAgQpDRWXA

 まず、どうしても、アメリカの世界戦略の尻馬に乗って、海外派兵を含む戦争を礼賛される方々は、下記のように、安部晋三くんに従って、どんどん従軍して突撃するのもよろしいでしょう。

 ”まず、(安倍)総理から前線へ。”
 http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/mazuSoriZensen.jpg

 ところで、自民党改憲草案と、小沢一郎氏及び生活の党の憲法に関する見解とは根本から違うものです。

 阿修羅閲覧者のみなさんなら、まず、>>28. のコメントに貼付したブログ記事等をしっかり読まれた上で、下記の小沢一郎氏と生活の党の憲法に関する見解・考え方をお読みいただければ、お分かりになるはずです。

 ”2013年05月9日「憲法についての考え方」発表”
 http://www.seikatsu1.jp/activity/diet/act0000062.html

 ”2013年05月9日 憲法についての考え方 Q&A”
 http://www.seikatsu1.jp/activity/diet/act0000089.html

 時間のある方は、下記もご覧下さい。

 ”日本国憲法について〜総論〜 小沢一郎代表による憲法講義(2013年2月28日)”
 http://www.seikatsu1.jp/activity/party/act0000026.html

 ”日本国憲法について〜各論〜 小沢一郎代表による憲法講義第2弾(2013年3月7日)”
 http://www.seikatsu1.jp/activity/party/act0000032.html



32. JohnMung 2013年6月25日 02:38:00 : SfgJT2I6DyMEc : EAgQpDRWXA

 理由は分かりませんが、>>31. の画像がうまく表示できないので、その部分だけ、再貼付してみます。

 ”まず、(安倍)総理から前線へ。”

http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/mazuSoriZensen.jpg


33. JohnMung 2013年6月25日 02:51:32 : SfgJT2I6DyMEc : EAgQpDRWXA

 なぜだか分かりませんが、>>31. >>32. ともうまくいかなかったので、「群青色ノート」さんのブログより拝借して、貼り付けておきます。
 ブログ記事も引用しておきます。ぜひお読みください。

 ”まず、総理から前線へ。(群青色ノート)” 2013.05.03 Friday | 16:05
 「広告」1982年6月号(デザイン:浅葉克己/コピー:糸井重里)
 http://gunjyoiro.jugem.jp/?eid=569

(引用開始)
 糸井さんのコピーを借りて申し訳ないけれど、文字通りそう思う。少し前、20代の甥っ子と話していて、自分の言葉にギクリとした。「お金が無いものから戦争で命を取られるんだもの、人権もへったくれもないわよ!」と。どういう話の行きがかりだったか? 戦争は究極の「貧困ビジネス」と書いていたのは今日の新聞の意見広告。しかし今の時代、果たして戦争で儲かるのか?

 自民党の憲法草案というものを読んでみようと思ったのだけど、何せ解説付きで無いとどこが要点なのか理解できそうもなくて。解説が妥当なものかどうかは読みながら考えるとして、何処かにわかりやすい解説が無いかな?」とウロウロ。適切かどうか定かでないにしても、おおよそ自民党が何を考えているのかわかりそうで、かつワタシでもそれなり理解できるかな?と思った頁がこれとかこれとか☛ マガジン9  Good by! 
 自民党案だとまず臆面もなく 「天皇を元首」としているところからして唖然。

 そして、井上ひさしさんの「子供につたえる日本国憲法」を読む。絵本だから寝っ転がってすぐに読めるところがつくづく有り難い。そして、それは井上さんの訳のせいだけではなくうつくしい。本質が素直で胸を打つと思う。

 政治的な事情があるとしても、自民党の改正案はワタシは決して認められないと改めて思ふ。改正が絶対ダメと思うわけでもなく。何かしら主義主張をしたいわけでも運動をしたいわけでもないけど、ふつうのおばちゃんとして自分のためにそう認識しておくだけでもしておきたいと思っただけ。もし万が一、やすやすとたしからしい何かに流されているだけだとしても認識は無駄にはならないと思ふ。
(引用終了)


34. JohnMung 2013年6月25日 07:00:06 : SfgJT2I6DyMEc : EAgQpDRWXA

 みなさん、よくご承知の天野祐吉氏の「あんころじい」ブログの記事もみておきましょう。

 ”とにかく死ぬのヤだもんね [ことばの元気学]”
 http://amano.blog.so-net.ne.jp/2008-01-14

 むかし、「広告批評」の編集長をしていたころ、日本の代表的な広告制作者の人たちに、「反戦広告をつくってみてください」とお願いしたことがあります。これは、そのときにつくってもらった十数点の中のひとつです。(広告批評1982年6月号所収)
 コピーは糸井重里さん、デザインは浅葉克己さん。26年後のいま見ても、ちっとも古く感じないところがすごい。それどころか、憲法(9条)改定が大きな問題になっているいまこそ、こういう広告がモノを言うんじゃないかという気がします。

 それにしても、こういう広告をつくるのはむずかしい。これにくらべたら、戦争を進める広告をつくるのは簡単です。恐怖心や敵愾心を煽ればいいんですから。「戦争を売るのはやさしいが、平和を売るのはむずかしい」と、亡くなった哲学者の久野収さんも、よく言っていました。

 ところで、糸井さんはこのとき、もうひとつキャッチコピーを書いてくれました。
 「とにかく死ぬのヤだもんね。」というんです。
 「まず、総理から前線へ。」もいいし、そのほうが多くの人に届きやすいとは思いますが、ぼくはどっちかと言うと、「とにかく死ぬのヤだもんね。」のほうが好きです。

 もっとも、人はそれぞれで、当時このコピーを見た社会党のある人は、こう言いました。
 「面白いけど、“とにかく”というのにひっかかりますね。これだと、病気で死ぬのも交通事故で死ぬのも含まれちゃう。やっぱり、“戦争で死ぬのはいやだ”と、はっきり限定すべきでしょう」

 人はそれぞれとは言え、これには驚きましたね。とかく政治家には、頭がいいのに、表現というものがわからない人が多い。このコピーのいいところは、「とにかく」という一語にあるんですね。「病気や交通事故で死ぬのはいいけど、戦争で死ぬのはいやだ」なんて、フツーの人は死因を分けてなんか考えない。分けて考えるのはリクツってもんでしょう。とにかく、死ぬのはヤなんです。当然、「戦争」で死ぬのもその中に含まれる。それでいいじゃないですか。だいたい、反戦で頭がいっぱいになっている人には、こういう広告は必要ない。こういう広告を見てほしいのは、フツーの人たちなんですから。

 それに、この広告は、病院や警察が出すわけじゃありません。反戦を訴える市民団体みたいなところが出すわけですから、戦争で死ぬのはヤだと言ってるくらい、誰にだってわかる。それなのに、コチコチの頭でリクツをこねる人がいるんです。そういう人って、とにかくヤだもんね。


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