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日本を操る赤い糸〜田中上奏文・ゾルゲ・ニューディーラー等 第10章 ニューディーラーが日本を改悪
http://www.asyura2.com/13/senkyo152/msg/389.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2013 年 8 月 11 日 17:59:19: 8rnauVNerwl2s
 

(回答先: 日本を操る赤い糸〜田中上奏文・ゾルゲ・ニューディーラー等 第9章 ヤルタ会談にソ連スパイが暗躍 投稿者 会員番号4153番 日時 2013 年 8 月 11 日 17:57:28)


「ほそかわ・かずひこの<オピニオン・サイト>」から
http://homepage2.nifty.com/khosokawa/opinion07b.htm


第10章 ニューディーラーが日本を改悪

 日本は大東亜戦争に敗れました。戦後、日本を占領した連合国軍総司令部、GHQには、ニューディーラーと呼ばれる人間が多くいました。彼らは、日本の占領政策において、日本を弱体化させる政策を多く推し進めました。彼らは共産主義に親近感を持ち、その影響を強く受けていました。そして、日本弱体化政策には、ニューディーラーを通じて共産主義者の意図が入り込んでいたのです。

◆ニューディーラーから出たスパイ

第1次世界大戦とそれに続く混乱によって、資本主義の矛盾が噴出しました。破壊、失業、飢餓……。当時は欧米の知識人の多くが、社会的正義に情熱を燃やし、マルクス、レーニンらによる社会主義が正しいと信じていました。彼等は共産主義国・ソ連への共感を抱いていたのです。1929年の経済大恐慌後、統制経済によってソ連が躍進すると、社会主義的な政策への評価も高まりました。
 世界的大不況の中でアメリカは、ニューディール政策を断行しました。これは、かなり社会主義的な政策でした。このときの政策を立案・推進したリベラル派のグループを、ニューディーラーと呼びます。
ニューディーラーたちは、ルーズベルト大統領に大きな影響を与えました。彼らをブレインに持つルーズベルトは、ナチス・ドイツと戦うために、ソ連と手を結びます。また、日本を敵視し、戦争によって日本を叩く道を取りました。しかし、これは結果として、ソ連を飛躍的に強化せしめ、またシナをも共産化させてしまうという大失策でした。
 近年、米国公文書が公開され、日本の真珠湾攻撃の前に、米国は、昭和16年9月に、日本爆撃計画を策定していたことが明らかになりました。真珠湾攻撃は、卑劣な「スニーク・アタック(奇襲攻撃)」と批判されていますが、なんとアメリカの方が先に先制攻撃を計画していたのです。この計画を推進したのが、ニューディーラーの一人、ロークリン・カリーでした。彼は、ルーズベルト大統領の補佐官でした。そして実はソ連のスパイだったことが明らかになっています。
 カリーは、ニューディール政策の立案時に米国政権に参加し、ルーズベルトの大統領補佐官となりました。当時、米国は東アジアの覇権をめざしていました。そして、日本と対峙するために柱となる政策が、中華民国の蒋介石を支援する「援蒋政策」でした。米国は中立国の立場でありながら、「援蒋政策」として、国際法に反し、さまざまな軍事援助を進めており、事実上、対日戦争に参戦していました。このなかで、ソ連のスパイ・カリーは、蒋介石の政権顧問として、オーエン・ラティモアを推薦したのです。

◆反日親中の旗手・ラティモア

 オーエン・ラティモアは、ジョンズ・ホプキンズ大学の教授で、著名なシナ史学者でした。彼の親中的な姿勢が、ルーズベルトにかなりの影響を与えることになります。
 戦前のアメリカでは、国務省内などに対日非難の世論を形作る中心的役割を果たしたものに、「太平洋問題調査会(IPR=Institute of Pacific Relations)があります。IPRは戦前から戦争直後の時期まで、アジア・太平洋地或に関して非常に権威のある国際的な研究団体でした。太平洋地域やそれに接する地域に関心を持つ、多くの国々の学者・実業家・ジヤーナリストなどからなっていました。
 米国のIPRは、米国がいうところの「太平洋戦争」において、積極的に米国政府の政策立案に協力しました。そのメンバーの中には、シナでの革命に理解を示す学者が多かったのです。なかでもラティモアは、当時の米知識人の親中・反日派のリーダーのような存在でした。彼はIPR機関誌の編集長として「中国を侵略する日本」を追及する論陣を張っていました。
 ソ連のスパイ・カリーは、そんなラティモアを蒋介石政権の政治顧問に推薦し、ルーズベルト政権との直接のつながりを作りました。そこにはスターリンの意志が、なんらかの形で介在していた可能性があります。
 ラティモアは、戦後の日本占領政策の策定では、非常に強硬な姿勢を示し、厳しい占領政策を提案しました。彼が「虎の巻」(片岡鉄哉氏)としていたのが、歴史学者ノーマンの著作でした。

◆共産党員ノーマンがGHQに影響力

 E・H・ノーマンは、日本に生まれ育ったカナダ人で、日本語に堪能でした。彼の著書『日本における近代国家の成立』(邦訳は岩波書店)は、昭和15年(1940)に発行されました。当時、ノーマンは欧米でただ一人の日本史研究者でしたから、米国指導部は彼の著書に注目しました。
 片岡鉄哉氏の名著『日本永久占領』(講談社文庫)によると、ノーマンは「マルクス主義者」で、「れっきとしたカナダ共産党員」でした。彼の著書は、日本弱体化のための占領政策を推進する米国の官僚たちにとって、かけがえのない手引きになりました。それはノーマンの理論が、日本に制裁を加えるという初期占領目的を、イデオロギー的に正当化したからでした。それは、共産主義の日本革命の理論を、占領軍の絶対権力で実行するようなものでした。それを推し進めたニューディーラーは、共産主義に同調していましたから、共産主義の理論を、日本で実践したわけです。
 片岡氏は言います。「なぜ彼がニューディーラーにそんなにもてたのか。それはノーマンが、日本共産党の理論である講座派の理論を、虎の巻にしていたからであった。彼の本は岩波の講座シリーズの綱要とみてよいであろう」と。
 ルーズベルトの対日政策に影響を与えたラティモアがノーマンの著書を「虎の巻」にしていたと述べましたが、そのまたもとになる「虎の巻」が、日本共産党の理論だったということになるでしょう。日本共産党は、ソ連に本部を持つ国際共産党の日本支部として設立された団体です。それゆえ、日本共産党の理論は、スターリンのソ連共産党の理論に通じるものだったでしょう。
 1932年にスターリンは、日本共産化の方針として、「天皇制」打倒のテーゼを出しました。いわゆる「32年テーゼ」です。このテーゼに従って、講座派の学者は、二段階革命論を打ち出しました。二段階革命論とは、最初にブルジョワ民主主義革命を行って、その次に社会主義革命を行うという、日本革命の運動方針のことです。
 スターリンの指令に従う講座派は、明治維新はフランス革命にまで到達していないとみなしました。ブルジョワ民主主義革命の典型は、フランス革命だが、日本では、本物のブルジョワ民主主義革命にならないで、多くの「封建的残滓」が残された。天皇制と華族制度は、その残滓のさいたるものだ、とするのです。だから本当のブルジョワ民主主義革命を実行して、この残滓を取り除いてから、初めて日本は社会主義革命に進むことができるという理論です。日本共産党は、現在もこの理論を堅持しています。
 さて、片岡氏によると、「ノーマンは、徹底的なブルジョワ民主主義革命、つまりフランス革命を売り物にしていたので、ニューディーラーにうけたのである。もっとはっきりいえば、ルイ16世のように天皇をギロチンにかける政策に、学術的な理論体系を提供したから、うけたのである」ということになります。
 GHQは、日本に詳しいノーマンを高く評価し、カナダの外交官だった彼を、GHQに迎えました。ノーマンは、マッカーサーの右腕となり、日本占領政策に大きな影響を与えたのです。そのため、マッカーサーは奇妙な容共政策を行っています。
 ノーマンは、マッカーサーの命を受けて、府中の刑務所から日本共産党員を釈放しました。また、彼は、「戦犯容疑者」の調査を担当した。彼の事務所には、日共の幹部たちが、日参して入り浸っていました。ノーマンは、彼らの供述を基礎に「A級戦犯」の起訴状を書いたのです。共産党員ノーマンが、東京裁判に一定の方向付けをしていたのです。
 片岡氏によると、「日共幹部は府中を出るや否や『連合軍は解放軍である』というテーゼを打ち上げている。もちろん『天皇制打倒』と背中合わせになっている。そしてGHQが背後についているとおおっぴらに吹聴して歩いた。これは、ジョージ・アチソン(国務長官の政治顧問、親中・反日派)が本国への報告で認めている。つまりGHQは黙認していたのである」という状態でした。

◆GHQにはニューディーラーが多かった

 GHQには、多数のニューディーラーがいました。彼らは米国で実現できなかったリベラルな理想を、日本の占領政策で実現しようとしたのです。特にGS(民政局)には、多くのニューディーラーが集まっていました。その民政局で次長となり、辣腕を振るったのが、チャールズ・ケーディス中佐です。
 ケーディスは、GHQの官僚たちがそうだったように、ノーマンの本を「聖書」のように考えていました。共産主義者であり、スターリン=日本共産党=講座派の理論を「虎の巻」としていたノーマンの本を、です。
 ケーディスは、GHQによる日本弱体化政策の重要な実務を掌握しました。「日本国憲法」の起草においても、彼は要の一人でした。第9条は、彼が起草したものです。「日本国憲法」は、GHQが極秘のうちに1週間ほどでつくった草案がもとになっています。この草案には若干の修正が加えられましたが、その過程で、日本の社会主義者・鈴木安蔵らの意見が取り入れられました。鈴木はスターリン憲法を模範とし、戦後憲法に社会主義的な条項を入れ込もうとしました。これに同調するニューディーラーによって、日本国憲法には「勤労の義務」など社会主義色の濃い内容が盛られることになったのです。
 戦後間もない時期、GHQの経済政策は、その多くがニューディーラーによって起案されました。それはアメリカ国内から「左寄り」との批判を受けるほどに偏ったものでした。経済の集中力を排除する目的で、戦後日本を牽引すべき大企業が「民主化」の名の元に分割されました。いわゆる財閥解体です。また、公職追放においても、重要経済人をそのリストに入れていました。こうした政策は、アメリカ本国で「日本経済を破壊する」とまでいわれました。
 こうしたルーズベルトとニューディーラーによる、容共・親ソ・反日の外交は、途方もない過ちであったことが、戦後数年のうちに、明らかになりました。わずかの間に、国際情勢は激変したからです。旧連合国のアメリカとソ連は、世界を資本主義と社会主義の両陣営に二分しました。ソ連は、東欧を侵略し、また日本からも北方諸島などの領土を奪取しました。シナでは、スターリンの指示を受けた毛沢東と中国共産党による共産革命が進展しました。そして1949年10月1日、中国に共産主義の人民共和国が成立しました。同年、ソ連は核実験に成功し、本格的な東西冷戦の時代に突入することになります。
 こうした中で、日本の占領政策は大きく変化しました。GHQの内部では保守派が台頭して、ニューディーラー=リベラル派の影響力が弱まり、GS(民政局)から、反共的な軍人らが多いG2(参謀部諜報・保安担当)へと政策決定の重心が移動しました。

◆共産主義への幻想による誤導

 中国革命や朝鮮戦争の激動への反作用として、1950年代のアメリカでは、マッカーシズムと呼ばれる反共運動が起こりました。国内の共産主義者への取り締まりを徹底するとともに、リベラルな学者や研究もことごとく「共産主義」というレッテルを貼られました。
 米国の「太平洋問題調査会(IPR)」は、中国革命に理解を示す学者が多かったため、激しい批判の対象となり、1961年に解散に追いこまれました。そのグループの中で、特に厳しく追及されたのが、オーエン・ラティモアでした。ソ連スパイ、ロークリン・カリーによって蒋介石の政権顧問となっていた人物です。しかし、結局、ラティモアがスパイだという証拠はあがりませんでした。
 もう一人のキーパーソン、E・H・ノーマンはどうだったでしょうか。ノーマンはGHQでの勤務を離れた後、カナダの駐日公使として、引き続き日本にあって、マッカーサーに影響を与えていました。しかし、アメリカでの「赤狩り」(レッド・パージ)は彼にも及びました。追い詰められたノーマンは、自殺します。自殺を選ぶということは、死を持って隠し通さねばならないことがあったということでしょう。
やがて、ソ連ではスターリンの恐怖政治が批判され、中国では毛沢東による破壊と殺戮が明らかになり、共産主義の矛盾と限界が暴露されていきます
 ニューディーラーは、共産主義への幻想によって、20世紀の日米関係、さらに世界の運命を大きく誤らせたと言えましょう。特にわが国にとっては、戦前は対日戦争を遂行したルーズベルトに対して、また戦後は占領政策を強行したマッカーサーに対して、ニューディーラーが相当の影響を与えていたのです。そして、戦前の日本の進路を誤らせ、戦後の日本の運命を左右したニューディーラーの背後に、ソ連の共産主義が存在したことを、深く認識する必要があります。
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参考資料
・ニューディーラーが関与した日本占領政策については、以下の拙稿をご参照下さい。
「日本弱体化政策の検証」


※第二次世界大戦と日本の戦前戦後政治、日本のスパイ勢力と左翼

 

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コメント
 
01. 2013年8月11日 18:03:39 : il7axXETZk
は〜それからドシタ♪

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