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エジプト 欧米仲介も衝突続く/NHKニュース(8月3日 19時0分)
http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/460.html
投稿者 仁王像 日時 2013 年 8 月 03 日 20:44:14: jdZgmZ21Prm8E
 

エジプト 欧米仲介も衝突続く
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130803/t10013521331000.html

 軍による事実上のクーデターから1か月となるエジプトでは、事態打開に向けた欧米各国の仲介が続くなか、2日夜も大統領職を解任されたモルシ氏の支持者と治安部隊が衝突するなど、緊迫した状況が続いています。

 エジプトでは先月3日、軍による事実上のクーデターでモルシ氏が大統領職を解任されたあと、モルシ氏の支持者と治安当局などの衝突が相次ぎ、この1か月で190人以上が死亡しています。
 イスラム教の集団礼拝に合わせて各地で大規模なデモや集会が行われた2日、首都カイロ近郊のメディアが集まる施設の前で、座り込もうとしたモルシ氏の支持者と治安当局が衝突し、国営通信によりますと、これまでに23人がけがをしたということです。
 治安当局はカイロ市内の2か所の広場で座り込みを続けているモルシ氏の支持者を強制的に排除する方針を示していますが、モルシ氏の支持母体、ムスリム同胞団側は、周囲にバリケードを築くなど、断固抵抗する構えを見せています。
 こうした事態に、アメリカのバーンズ国務副長官が、先月中旬に続いて急きょカイロを訪問し、3日、暫定政府のファハミ外相のほか、ムスリム同胞団側とも会談を行っています。
欧米各国は、事態打開のため双方の対話を促すとともに、暫定政府側に対し、これ以上の流血の事態を避けるよう強く求めていて、暫定政府としても、座り込みを続けるモルシ氏の支持者たちをどのように排除するのか、慎重に検討を進めているもようです。
 しかし、双方の衝突で犠牲者が増えるなか、暫定政府とムスリム同胞団の対立は一段と深まっていて、緊迫した状況が続いています。
.

“政権運営には同胞団との和解”

 エジプトの暫定政府のエルバラダイ副大統領は、アメリカの有力紙、ワシントン・ポストによるインタビューで、モルシ氏の支持者による抗議デモについて、「対話によって終わらせるのが理想だ。これ以上の流血は見たくない」としたうえで、「ムスリム同胞団は政治プロセスに関わり続けるべきだ」と述べ、今後の安定した政権運営にはムスリム同胞団との和解が欠かせないという認識を示しました。
 そのうえで、大統領職を解任されたあと拘束されているモルシ氏に対して、検察が暴力を扇動した疑いなどで捜査していることについて、「関与が深刻なものでなければ、訴追が免除されることを期待したい」と述べ、同胞団との和解に向けて暫定政府側が譲歩する可能性を示唆しました。


〔仁王像〕
 エルバラダイ副大統領が、「(モルシの暴力扇動への)関与が深刻なものでなければ、訴追が免除されることを期待したい」と言っているのが実に痛快だ! 
 暫定政府(つまり軍部)が容易ならざる事態を深く認識している証だ。


・Re: 今回の軍部の介入は、自ら大きな墓穴を掘ったことになるだろう。大失策であった。
 http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/377.html
 投稿者 仁王像 日時 2013 年 7 月 05 日 19:52:07: jdZgmZ21Prm8E

・一国を完全支配下に置くには、古来「地上戦に打って出る」としたもの
 http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/397.html
 投稿者 仁王像 日時 2013 年 7 月 11 日 20:04:58: jdZgmZ21Prm8E

・中東不安定化を狙って誘発されたエジプト転覆/田中宇(2013年7月18日)
 http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/414.html
 投稿者 仁王像 日時 2013 年 7 月 18 日 21:30:34: jdZgmZ21Prm8E
 

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コメント
 
01. 仁王像 2013年8月03日 21:01:02 : jdZgmZ21Prm8E : cR6UotlHgM
 阿修羅を締め出された副島隆彦も次のように語っている。
 思うに「得体のしれない お化け」とは田中流に言えば、さしづめ「多極主義者」というところか。仁王流に言えば、「世界権力の代理人」ということになる。

 http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
 (前略)
 オバマは、2期目に入って、どんどんリベラル政策を推し進めている。中東・アラブ諸国のそれぞれの動乱状況、国内騒乱には、なるべく関わらない、という決断をしている。 
 (中略)
 この アラブ世界が、ボラタイル(激動、大変動)になった原因を、アメリカ自身が作ってしまったものだから、アメリカの民主党支持のリベラル派の国民(進歩派の知識人たち)は、頭を抱えて考えこんでしまった。

 それで、リビアのカダフィ殺しを、ヒラリーたちがやってしまった頃に、アメリカのリベラル派の総体は、大きく考えを変えた。「もう、アメリカ(人)は、中東、アラブ世界には関わりたくない。 

 どんなにアメリカが善意で、中東アラブ世界に、デモクラシーと人権思想を教えよう(植え付けよう)としても、何かやると、さらにその下から、得体のしれない お化けが出てくる。コワイ、コワイ、もうイスラム世界に関わるのはやめよう」 と、アメリカ国民の空気(ニューマ)が、大きく変化したのだ。
 (後略)


02. 仁王像 2013年8月03日 21:45:13 : jdZgmZ21Prm8E : cR6UotlHgM
 田中説による「多極主義者」というのは半世紀も前から存在していたのではないかとフト気づいた。
 米国のマーシャル将軍は、ルーズベルトとトルーマンの二人の大統領に仕えたようだが、時の政権が目指すこととは逆のことを臆面もなくやっていた。下のwikiにも「国務長官時代も対中政策に絶大な影響を及ぼし続け、中華人民共和国の建国に貢献した」とはっきり書いてあるのには少々驚いた。
 少なくともルーズベルトは、蒋介石の国民党を全面的に支援する政権であったはずだ。それと逆のことを水面下で平然とやってのけられる人物は、世界権力の代理人でなくて何であろうか。赤狩りで名を馳せたマッカーシーは当時からこれに気づいて仲間たちと活動していた。

・ジョージ・マーシャルwiki
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB


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