記事が事実ならば4号機のクレーン設置は炉心の燃料取出しが主目的となる。

クレーンストロークは必要以上と感じたし目隠しカバーもそのためか。

納得。

使用済み核燃料はとんでもない高線量であることをしっかり理解すべきだ。

3号機では使用済み燃料プールから燃料が飛び出したのは確実だが、
4号機ではその事実はない。

もしそうであるなら、3号機同様、線量が高すぎてとても近づけないはずだ。
だが、実際は、マスコミが4号機建屋の中にはいって取材している。

4号機の原子炉内に燃料があるのは確実で、屋根を吹き飛ばしたのは
蓋の開いた原子炉での暴走・突沸が原因だろう。
だが、原子炉からも燃料が飛び出したとは考えにくい。
建屋の汚染が3号機ほどひどくないからだ。

使用済み燃料プールが干上がったというのも考えにくい。
もしそうなら燃料が溶融・発火し、とんでもなく超高線量のガスが発生して、
もちろん4号機には近づけないし、半径200-300キロは強制避難になっていただろう。

もし燃料が全く取り出し不可能なら、金欠どケチの東電が、莫大な費用を投じて
新たに取り出し用クレーンを設置するはずもない。

>近づけないから、無人のブルドーザーで均したとのこと。

私は、4号機建屋内部のことを言っています。
もしプールから燃料が飛び出して飛散したり、溶融燃焼したりしたら、とても線量が高くて、
3号機同様、中にははいれないはずです。
ところがマスコミが内部にはいってビデオまで撮っています。

>なお、３号機と多きく異なることは、原子炉圧力容器ではなく、
>燃料プールに使用済み燃料棒が保管されていたということ。

3号機は稼働中で、原子炉にも使用済み燃料プールにも核燃料はありました。
4号機は、公式発表では、燃料プールのみに燃料があったということですが、数々の証拠から
原子炉にも装荷されていたことは確実です。
私は、4号機の爆発は、原子炉にある燃料が蓋の開いたまま核暴走したためだと思っています。
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/365.html

>4号機プールは干上がって空焚き状態だったとＮＲＣの日誌にあり、
>プールの底にメルトダウンした燃料は、原子炉圧力容器と違って容易に底を突き抜け、
>地下に潜って行くのも早かったことでしょう。

建屋の構造をよくごらん下さい。格納容器と違い、プールの底は基部（地面）に接していません。
http://kaleido11.blog.fc2.com/?no=615
建屋が傾き倒壊しそうなので、プールの下を補強しています。
溶融して底が抜けたのなら、このニュースもウソということになります。
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/528.html

繰り返しますが、使用済み核燃料は極めて高線量で危険です。
放射線遮蔽の役目をしている水がなくなったら、遠く離れていても即死するぐらい危険です。
冷却が止まればすぐに溶融燃焼が始まり、とんでもなく危険な放射性煤煙を放出します。
4号機どころか1Fの敷地にさえいられなくなります。

燃料がプールに残っていて、いつ燃え出すかわからないからこそ、
東電は莫大な金を投じてクレーンを新設し、燃料取り出しを行っているのです。

現在、まがりなりにも1Fで作業ができるのは、使用済み燃料プールが完全に干上がって
燃料が溶融燃焼することはなかったということだと思います。

民主党から菅・野田・枝野・長島が追放されたら
民主を見直してもいいと思う

原発利権の敵であると偽装した

実は原発利権の回し者

そういう助教授がいたということだ

これを、燃料が吹き飛んで中味が空になっていると勘違いして、このようなおかしな風説が
出回っている。

核燃料は直径1-2センチ、長さ4メートルの細長い管である。
指ぐらいの太さである。遠くから見れば、針のように細く見える。
3号機最上階には、確かに燃料らしき細長い管が見られる。
即発臨界爆発がプール内で起きて、いくらかの燃料が飛散したことは確実だろう。
だから汚染がひどくて、未だに建屋にはいれない。

しかし4号機の写真をいくら目を凝らしてみても、もっと太い足場のパイプらしきもの以外は見つからない。

燃料集合体は1体250キログラム近い重さである。
それが1500体も深さ十数メートルのプールの中に保管されている。
それらが全部飛び出すような強力な爆発が起きたとしたら、プール、いや建屋自体が
跡形もなく吹き飛んでいるだろう。

使用済み燃料は極めて線量が高く、水に深く沈めて遮蔽しなければ、とても近くに近寄れない。
プールから飛び出して散乱したら、3号機同様、とても線量が高くて未だに近づけないだろう。

ところが、4号機にはマスコミまで取材で立ち入りをしている。

ものの道理を考えれば、4号機燃料プールに保管されていた燃料がすべて吹き飛び、
プールが空っぽになることは有り得ないことは明らかだ。

3号機の使用済み燃料プールで爆発があり、飛び出して最上階に散乱。
一部は数キロ先まで吹き飛んでいる。

「これが3号機燃料プールから飛び出した燃料棒　事故1週間後の陸自ヘリが撮影」
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/518.html

広野町・町議も燃料が吹き飛んだことを認めている。

「福島の政治家がついに決死の大暴露！
『政府は現実をことごとく隠す』 『復興は原発セールスのため』　（TOCANA）」
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/633.html

住民も回収作業を目撃している。

「空から使用済み核燃料が降ってきた！！」
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/495.html