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水俣病と原発事故 共通点で広がる福島:水俣両市の輪 (産経ニュース)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/313.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2014 年 11 月 26 日 03:51:06: FpBksTgsjX9Gw
 


「水俣病と原発事故 共通点で広がる福島:水俣両市の輪」
(産経ニュース 2014/11/22)
http://www.sankei.com/premium/news/141122/prm1411220017-n1.html


東日本大震災後から福島と熊本県水俣市の交流が広がっている。10月31日から4日間、水俣市内の中学生約24人が福島県を訪問し、県内の中学生とともに授業や県内の施設などを見学した。共通点があるといわれる水俣病と東京電力福島第1原発事故について互いに理解を深めた上で、未来に向かって歩もう としている。(大渡美咲、写真も)

 「わーすごい、放射線って見えるんだ!」

 今月1日、福島市の県青少年会館で市立福島一 中の理科教諭、菅野泰英さん(47)の放射線の授業を受けた水俣市の中学生が、驚きの声を上げた。放射線についての基礎知識を学んだ上で、霧箱を使った放 射線の観察などの実験を行った。菅野さんは「身近なものでも放射性物質が出ている」と話し、自然放射線を測る測定器などを使った実験を通じて放射線への理解を深めた。菅野さんは授業で「事故直後、福島の中学生は夏でも窓を閉め切って授業を受けていた」などと話し、福島の食品の検査体制や事故当時の大変な状況についても説明した。

 同じ時間帯に福島市の中学生は、水俣病の被害を伝える「語りべ」の杉本肇さん(53)から、水俣病の歴史や現在の水俣市の状況などについて聞いた。その後、福島と水俣の中学生で混成グループを作り、「自分の故郷をこれからどうしていきたいか」などについて話し合った。

  今回の交流事業には福島と水俣の中学1、2年生約50人が参加した。もともとは郡山出身で現在は水俣市在住の久保亜希子さん(45)が震災後、避難場所に なっていた郡山市の多目的ホール「ビッグパレットふくしま」に絵本を送ったことをきっかけに、平成24年夏に郡山市の中学生3人が水俣を訪れたことから始まった。徐々に交流は広がり、昨年12月には福島県の中学生約40人が水俣市を訪問した。

水俣病と原発事故は、環境破壊や風評被害、差別や偏見などさまざまな共通点があるといわれている。共通点や違う部分からそれぞれがどのような未来を 築いていけばいいのかを考えていきたいと事業が広がっていった。当初から携わっている実行委員の藤原聡さん(45)は「水俣から学ぶ、水俣の人に知ってもらうという相互で協力し合うことで、さまざまなしがらみがある中で、子供たちの創造性が未来に向けて後押しになるのではないか」と期待する。

  3日間の交流事業で、中学生らは、市内で食品の放射性物質検査体制の見学やいわき市の「アクアマリンふくしま」「Jヴィレッジ」などを訪問した。福島一中 2年の森口二千翔(にちか)さん(14)は「水俣病で苦しんでいる人がいるというのは福島と重なる。水俣病から学び、水俣の人には福島の現状を知ってもら い、福島の復興について考えていきたい」、水俣市の袋中1年の長井翔大さん(13)は「福島に来てみてみんなが元気に過ごしていることを知った。福島についてもっと知っていきたい」と、それぞれ話した。

 菅野さんは境遇の違う中学生同士が4日間ともに過ごすことで多くのことを学んだと話す。 最終日の意見交換会では、偏見や差別がいじめにつながるということや、心の復興には故郷に誇りを持つことが大切との意見を出した子供がいたという。菅野さんは「水俣の歴史から、これからの福島をどのようにすべきかという課題を解決するヒントを得たのが大きな収穫だった。子供の考え方は柔軟でハッとすることが非常に多かった」と話した。

------(引用ここまで)------

相変わらず、子どもに福島を訪問させるという極めて非常識なことをしています。
しかも訪問先はJヴィレッジ、1F作業員が運んでくる汚染の集積地です。

水俣病と福島原発事故の共通点は、健康被害の原因が最初からわかっているにもかかわらず、
政府が企業とグルになり、御用学者やマスコミを総動員して安全デマを流し、真の原因を隠蔽し、
結果的に被害を拡大させてしまったことです。

全く同じことが今、福島で起きています。

水俣の悲劇の本質を理解している人は、政府・自治体、東電のウソにだまされることなく、
すでに汚染のない土地へ避難・移住しているのです。

(関連リンク)

「全く活かされていない水俣病の教訓 -- 環境省の報告書を読んで類似性に唖然!」
(拙稿 2013/4/7)
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/199.html

 

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コメント
 
01. 2014年11月26日 06:05:32 : bwFzMVs2eU

            女、子供、動物、障害者を利用する

    盗電役員、穢多財界、キチガイ官僚の 我が子親族、集めてやってみたら


02. 2014年11月26日 20:57:32 : UI0IOK8sII
放射線は自然界にあるもので無害であると宣伝したい原子力村の
ごまかし教育の内容を産経が報道しているの図。
ウソを教える日本の教育。放射能は安全と書かなれば×
これは偏差値以前の問題。

もはや殺人者集団。原子力村、福島県、文部科学省、産経新聞。


03. 2014年11月26日 23:41:13 : viOyiE2oCo
この記事の内容は摩訶不思議だな。
公害被害で苦しんだ水俣と建前上「被害が出ていない」ことになっている福島がなぜ交流する必要があるのか?

福島でも被害が出ることを理解しているのか?
いや逆に水俣は公害ではなかったとでも言いたいのか?

福島に中学生を送り込むこと自体はただのバカとしか言えないが。


04. 2014年11月27日 15:39:33 : pBipN2KXDo
 
岡山大学-大学院環境生命科学研究科 津田敏秀教授
http://www.youtube.com/watch?v=dB5UhtGXQ_w&feature=youtu.be

〇原発事故の影響かは置いておいて、疫学的に考えて見る。
〇「多発」か「多発でないか」と言えば「多発」。
〇稀な病気が一定の地域や期間に3例あれば「多発」を疑う。
〇既に3例が手術済。3人/38,114人=78.7人/100万人
〇発生率で考えるべきだが、仮に有病率で考えても多い。
 有病割合(P)=発生率(I)×平均有病期間(D)
 I=78.7÷7年=11.24/100万人(従来の全国平均の5.6倍)
 I=78.7÷10年=7.87/100万人(   〃    3.9倍)
〇ガンの発生確率は、一般的に、ポアソン分布に従う。
 5%有意や2.5%有意など統計的に考察して、
 3例というのは、現場で行動を起こさなければならない目安。
〇情報は、小出しに隠していると思われないように開示する必要
〇原発事故と「因果関係はない」とまで言う材料はない。
〇チェルノブイリでも素直に見れば、1年後から増えているように見える。
〇原発事故との「因果関係の有無」で議論をストップさせるよりも、「多発」は多発なのだから、対策を進めるべき。
〇環境省が比較のために長崎、山梨、青森で行ったスクリーニング検査は、
 サンプル数が少なすぎて(福島の約1/8)甲状腺ガンについては意味がない。
〇今回見つかっているガンのサイズは平均15oで、微小ガンの議論を持ち出すのは意味がない。
〇偽陰性や偽陽性、細胞診の性能を考慮すると、悪性7人のうち7×0.9≒6人がガンであると考えられる。
〇全部合わせると、9例か10例のガンであろう。
〇もし10例であれば通常の100倍を超える。PM2.5よりもはるかに問題は大。
〇これが「多発」でないとなれば、従来の科学の常識や統計学、疫学に反し「えー!なんで!」となる。
〇もし放射能や原発の影響でなければ、原因不明の「多発」で、公衆衛生上重大な問題となり、逆に調査が必要。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


5. 2016年2月15日 17:53:21 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[1131]
Domestic | 2016年 02月 15日 17:15 JST
熊本県が水俣病1人認定

 熊本県は15日、新たに80代の女性1人を水俣病患者に認定したと発表した。認定は12日付。昨年11月に熊本県水俣市出身で大阪府在住の60代女性を認定して以来で、県による認定患者は1787人になった。認定の理由は明らかにしていない。

 今回処分を決めたのは県内外の40代半ば〜80代後半の男女30人。28人は棄却、1人は処分保留とした。いずれも県審査会の答申に沿って決めた。

⁅共同通信⁆

http://jp.reuters.com/article/idJP2016021501001495


6. 2016年2月28日 16:50:41 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[1436]
2016年2月28日(日)
水俣病 忘れるなかれ 患者ら現状切々
公式確認60年 熊本でシンポ

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-28/2016022801_04_1.jpg
(写真)水俣病被害の現状や全体像について議論が交わされたシンポジウム=27日、熊本県水俣市

 「水俣病事件60年を問うシンポジウム」(第1回)が27日、熊本県水俣市で開かれました。被害者や支援団体などでつくる水俣病公式確認60年実行委員会の主催。公式確認から60年を振り返り、加害者の責任などを3回に分けて問い直すもので、初回は被害の現状と全体像をどうとらえるかをテーマに提言や議論が行われました。

 上村好男実行委代表は、将来不安を抱える胎児性患者の現状などにふれ、「60年という節目で水俣病を忘却するようなことがあってはならない」と述べました。

 水俣病特有の症状を抱えながら水俣病患者と行政認定されない5人の被害者が訴え、水俣病不知火(しらぬい)患者会の大石利生会長は、車の事故でガラスの破片が足の裏から甲まで突き抜ける重傷を負いながら、感覚が鈍くなる水俣病のせいで全く痛みを感じなかったことなどを証言。水俣病被害者互助会の佐藤英樹会長は、国と県が原因企業のチッソを守ろうとして、被害を小さくするため、60年たってなお被害の調査・研究に全く手を付けようとしない姿勢を厳しく告発しました。

 救済策に申請するも対象地域外として切り捨てられた村上文枝さん(86)=鹿児島県伊佐市=は、鉄道によって伊佐市の山間部まで流通していた水俣の魚を食べ、障害に苦しんできたいきさつを語り、「生きているうちに救済してほしい」と切々、語りました。

 救済対象の地域外に被害はないと言い張る国や県に対し、地域外にも多くの被害者が存在する事実を集団検診によって明らかにしてきた高岡滋医師は、環境被害と健康被害の全ぼうを明らかにすべき行政の責任を強調。岡山大学大学院環境生命科学研究科の頼藤貴志准教授は、母親の胎内で低・中濃度の水銀汚染にさらされた場合の影響など、これまで未解明だった被害の広がりについて研究の成果を報告しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-28/2016022801_04_1.html


7. 2017年3月16日 15:56:41 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-5660]
2017年3月16日(木)
水俣病 実態聞き取り
市田副委員長 国会で追及を約束
熊本

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-16/2017031605_02_1.jpg
(写真)水俣病問題について被害者と懇談する市田(中央)、松岡(右)、山本の各氏=15日、熊本県水俣市

 日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は14、15の両日、水俣病問題について調査を行い、熊本県内の被害者や医師から実態や要望を聞き取りました。松岡勝衆院九州・沖縄比例予定候補らが同行しました。

 調査は、地域や出生年で救済を拒まれた被害者の生の声や医師の証言を国会に突き付け、すべての被害者救済の展望を開こうと実施したものです。

 初日、「公害をなくする県民会議医師団」の藤野糺団長と菊陽町で懇談し、翌15日は水俣市で、出生年(1964年12月以降)を理由に救済の対象外とされた胎児性・小児性患者に話を聞きました。

 70年11月生まれの男性(46)は、救急車を呼ぶほどの呼吸困難やめまい、頭痛などに苦しみ、「将来が不安で生きる希望を見いだせない」と告白しました。69年12月生まれの女性(47)は、「魚介類を食べた証拠を出してと言われても手立てはない」と話しました。

 「ノーモア・ミナマタ第2次熊本訴訟」原告団の森正直団長と、高岡滋医師から聞き取りました。

 市田氏は、「水俣病特別措置法」の地域や出生年による不当な患者切り捨てについて、「事実上破綻している。被害者を全員救済するため不知火(しらぬい)海=八代海=沿岸地域に居住歴のあるすべての人の健康調査が不可欠だ」と指摘。「将来においても不当な公害を起こさせないための“生き証人”として、つらいだろうけれども身をもって頑張ってほしい」と激励して、国会論戦で追及することを約束しました。

 被害者との懇談には、山本伸裕県議、野中重男、高岡朱美の両水俣市議が同席しました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-16/2017031605_02_1.html


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