こうして、ニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わる。そして、世界の為替システムは、まず、ドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行する。。次に、国家がキン買いの主役となるキン獲得競争の勝者が三極目＆四極目の世界通貨となる。ユーロ上昇するとドルと円下落。世界の国が、激烈なキン争奪戦争をスタートさせることになる。だが世界金融恐慌でそれどころでなくなる。

日本政府が、日本国民のキンの輸出入と売買を禁止し、日銀のみの買上げ実施。世界の保有キンは、ドルとユーロと円に、ほぼ三分割され、世界通貨は三極支配体制となるが，日本は米国の顔色みるために基軸通貨の仲間に入るのを遅延させる，そのために産業革命が遅延するために，日本の世界商品の優位性が後進国に抜かれ，サービス業中心のつまらない国家になる。

米国が、第三次金本位制早期採用の最短距離にありますが、何度でも国際会議がドルの防衛に合意するために、一ドルが60円に一瞬なる衝撃を受けないと、第三次金本位制は採用されない。ユーロの第三次金本位制の早期採用は、ドルが採用しても「船頭が多くして船山に登る」の譬えのように、ドルの金本位制採用も遅れる。そのために世界信用恐慌の収束には、最低でも10〜20年かかると予告できる。もしユーロや円がドルよりも早く第三次金本位制を採用すれば、世界の信用恐慌は、三年で収束します。だが今回の第二次世界信用恐慌の二番底・三番底が発生し、恐慌からの脱出が遅れることになります。そのため貿易の縮小はさけられないので、輸出依存では大倒産と人員整理が避けられません。

このまま世界信用恐慌は約十年で収束しても、2007年の経済指数に戻るには、最低十五年以上もかかります。そのために日本は世界的商品の優位性を保持するために，第二次産業革命へ大胆にシフトしなければなりません。日本の政治経済の指導者は，認識もできないあぐらをかくために遅延させてしまう，そのために古今未曽有のパニックを体験することになる。