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ここからどうやって消費増税決定に持ち込むのだろう? (闇株新聞)
http://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/570.html
投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 10 月 09 日 07:21:26: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1244.html

 10月7日付け「ドル高政策に転じた米国政府 その真意は?http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1242.html (転載者記:阿修羅転載ではhttp://www.asyura2.com/14/senkyo172/msg/476.html」で、キャッチコピーがまもなく出てくるはずと書いたのですが、同日のNY時間にルー財務長官が「強いドルは米国にとってよいことである」と発言していました。

 日本では「見落とすほど」小さく報道されていますが、大変重要な米国政府のメッセージです。冗談ではなく本当に日本に残る金融資産が一気に掻っ攫われて(かっさらわれて)しまいます。

  10月7日には、その日銀の政策決定会合もあったのですが、その後の記者会見で黒田総裁は「1ドル=110円に迫る円安は、景気にむしろプラス」であると強調してみせました。

 最近は安倍首相でさえ、円安の影響について「家計や中小・小規模事業者にデメリットが出てきている」と発言しており、経済界では榊原経団連会長が「これ以上の円安は、日本全体として好ましくない」、三村日商会頭が「1ドル=110円台の水準では不利益になる企業が増えてきた」と発言を続けており、ますますその「不気味さ」が目立ちます。

 黒田日銀総裁は旧大蔵省の利益代表だとしても、「ドル高政策」に転じた米国に国内金融資産を掻っ攫われ(かっさらわれ)たら省益(国益ではありません)に反するはずですが、それほど2回の消費増税で10%にしてしまうことが至上命題のようです。

 しかし2回目の消費増税のためには株式市場を「堅調」にさえしておけばよく、そのためには追加量的緩和をチラつかせて円安を加速させておけばよいとタカをくくっていたところ、ここに来て株式市場にも為替市場にも「やや警戒感」が出てきてしまいました。

 また最近は政府に(旧大蔵省に)迎合一辺倒だったマスコミの論調も、心なしか微妙に変化してきたようにも思えます。

 さらに同じ10月7日(海外時間でしたが)、旧大蔵省の天下り先で日本の経済予想を「いつも高目に出してくれていた」IMFまでが、日本の2014年〜2015年の経済予想を大きく下方修正していました。

 2014年の実質GDP前年比成長率を0.9%(本年7月時点の予想では1.6%)、2015年を0.8%(同1.0%)としてしまいました。

 米国では2014年が2.2%(1.7%から上方修正)、2015年が3.1%(変わらず)、ユーロ圏では2014年が0.8%(1.1%)、2015年が1.3%(1.5%)となっており、日本の成長率予想は米国だけではなく、景気が最も深刻とされるユーロ圏の2015年予想からも大きく水をあけられてしまいました。

 ちなみに先進国全体では2014年が1.8%(変わらず)、2015年が2.3%(2.4%)、新興・途上国では2014年が4.4%(4.5%)、2015年が5.0%(5.2%)、世界全体では2014年が3.3%(3.4%)、2015年が3.8%(4.0%)と、全体的に緩やかに下方修正されています。

 別にIMFの経済予想が「大変に信頼できる」わけではありませんが、一応は世界の投資資金配分の目安になります。今回のように世界全体の成長予想が下方修正されると世界の株式市場にとってはマイナスで、2014年の成長予想が上方修正された米国でも当日(10月7日)のNY株式は272ドル安となりました。

 当然に成長予想が大幅に下方修正された日本の株式市場への影響も大きくなるはずですが、これからも消費増税のためだけの株式市場への過剰サービスが連発されるため、差し引きでは(年内限定ですが)それほど影響がないかもしれません。

 日本の2013年度(2013年4月〜2014年3月)の実質成長率が2.3%(名目は1.9%)だったとされており、3か月のズレはあるものの米国の2013年の実質成長率2.2%を上回っていました。

 さすがに2013年4月4日から現在に至る「異次元」量的緩和の効果とされていますが、実はこれはまだ速報値です。確報値は本年12月中旬に発表されます。
 
 確報値は公共投資が発注ベースから完成ベースに変更されるため、常識的には大幅に下方修正されます。しかしこの確報値が出るときは、12月8日に予定されている2回目の消費増税は決定済みのはずです。

 要するに政府(旧大蔵省のことです)は何が何でも2回目の消費増税に踏み切るのですが、ここからどのような詭弁と奥の手を使うのだろうか?と考えてしまいます。  

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コメント
 
01. 2014年10月09日 07:31:28 : jXbiWWJBCA
【第17回】 2014年10月9日 野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
賃金が低く、人手不足 ますます深刻化する医療・介護の労働力問題
介護について労働力確保が深刻な問題であると、本連載の 第10回、第14回で述べた。医療は介護よりさらに多くの労働力を必要とするので、今後の需要増に応えられるか否かが大きな問題となる。医療従事者の賃金は、医師以外は経済全体の平均賃金に比べて高いとは言えないので、人員の確保は容易でない。以下では、その実態を分析することとする。
製造業が縮小し、
医療・福祉が拡大する
まず、総務省、労働力調査 「第12回改定日本標準産業分類別就業者」の数字を見よう。
「医療、福祉」の就業者数は、2014年8月で753万人である。製造業の就業者1036万人の約4分の3だ。
このように、医療・福祉部門は、就業者数において、製造業とさほど変わらぬウエイトを持つ産業になっている。ただし、そうなったのは、比較的最近のことだ。 
02年1月における就業者数は、製造業1210万人に対して医療・福祉は462万人であり、製造業のウエイトが圧倒的に大きかった。その後現在に至るまでに、製造業の就業者が約200万人減り、医療・福祉の就業者数が約300万人増えたわけだ。就業者総数に対する比率で見ると、02年1月には、製造業が19.3%、医療・福祉が7.4%であった。それが14年8月では16.3%と11.8%になっている。このように「製造業が縮小し、医療・福祉が拡大する」というのが、日本の就業構造の長期的なトレンドにおけるもっとも重要な点である。 
いま一つ注目されるのは、経済全体に対する医療・福祉分野の比率は、GDPで見ると、就業者数で見た場合より低くなることだ。内閣府 「医療・介護に係る長期推計」によれば、医療・介護費用の対GDP比は、11年において9.8%であり、先に見た就業者数でのウエイト(11.8%)より低い。これは、医療・福祉分野での生産性が、経済全体の平均に比べて低いことを示唆している。ただし、この問題を考える際には、「医療・福祉分野」の範囲について、以下に述べるような注意が必要である。
「医療従事者」の範囲
医療や介護に従事する就業者には、さまざまな種類がある。どこまでを「医療・介護従事者」と定義するかは、統計によって異なる。したがって、医療・介護従事者を論じるには、これについて整理しておくことが不可欠だ。そうした整理がないと、議論が混乱する恐れがある。 
(1)厚生労働省が定義する「医療関係者」
(1-1)「医療・介護に係る長期推計」によると、2011年の「医療・介護マンパワー」は、合計で462万人。その内訳は、医師29万人、看護職員141万人、介護職員140万人、医療その他職員85万人、介護その他職員66万人となっている。
(1-2)医師等については、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」に詳しい統計がある。それによれば、12年末において、医師30.3万人、歯科医師10.3万人、薬剤師28.0万人である。
(1-3)看護師等については、厚生労働省「衛生行政報告例」に数字がある。それによれば、12年で看護師101.6万人、准看護師35.8万人だ(前記「医療・介護マンパワー」における「看護職員」は、看護師と准看護師の合計と考えられる)。
(1-4)なお、厚生労働省我が国の保健統計(業務・加工統計)」 「平成25年に概略の説明がある。
『厚生労働白書』資料編(p.44)は、「医療関係従事者数」を定義している。ここには、上記(1-2)の医師・歯科医師・薬剤師、(1-3)の看護師等のほか、理学療法士や就業歯科衛生士等が含まれる。
(1-1)における「医療・介護マンパワー」は、これらの合計に介護関係就業者を加えたものと考えられる。上記の数字(11年で462万人)は、労働力調査における「医療、福祉」の就業者数678万人(11年)に比べるとかなり少ないが、これは、労働力調査における範囲が広く設定されているためであると考えられる。
以下において、医療・介護分野に限った問題を分析する場合には厚生労働省が定義する「医療関係従事者数」を用いることとするが、経済全体の労働需給等を分析する場合には、労働力統計ベースの計数を用いることとする。そして、将来推計などにあたって、「医療関係従事者数」についての推計における比率等を利用することとする。 
(2)法人企業統計における「医療、福祉業」
法人企業統計には、「医療、福祉業」という分類がある。この産業の期中平均従業員数は、11年度で88.9万人、13年度で80.5万人だ。 
この統計は民間法人企業のみを対象としており、国公立機関を含んでいないために、(1)の計数よりかなり小さなものとなっている。 
(3)賃金構造基本調査
「平成25年賃金構造基本統計調査」によると、企業規模計、民営事業所で、医療業166万人、保健衛生3万人、社会保険・社会福祉・介護事業143万人、合計312万人だ。民営事業所のみに限定しているため、「医療・介護マンパワー」の数字より小さくなるのだと考えられる。
(4)毎月勤労統計調査
厚生労働省「毎月勤労統計調査」では、産業別の雇用指数 は分かるが、実数はわからない。医療・福祉は2000年から数字が分かる。
医療・福祉分野の賃金は低いため、
人出不足
医療・福祉分野の賃金はどの程度だろうか? 
「平成24年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」によると、医療・福祉の賃金(所定内給与額)は34.7万円であり、産業計の29.6万円より高くなっている(注1)。
ところで、この計数を解釈する場合に注意が必要だ。なぜなら、医療関係者のうち医師は、他の職員とは給与水準等で異質だからだ。 
そこで、 「賃金構造基本統計調査」の職種別詳細表を見る。この一部の抜粋を図表1に示した。
企業規模計(10人以上)の所定内給与額で見て、医師が75.3万円であるのに対して、看護師は29.1万円、准看護師や介護関係は20万円台だ。このように大きな差がある。 
看護師や介護関係の平均賃金を25万円程度であると見れば、医療・福祉の平均賃金の約35万円の7割程度でしかない。そして、これは、産業計よりはかなり低くなっている。 

法人企業統計では、「医療、福祉業」の平均賃金は、もっと低い。2011年度で186.3万円、13年度で225.6万円だ。これは、全産業(除く金融保険業)が、11年度で315.7万円、13年度で310.9万円であるのと比較すると、11年度では59.0%、13年度で72.5%でしかない。 
(注1)本連載の第10回に述べたように、男女計の「きまって支給する現金給与額」で見ると、産業計が32.4万円であるのに対して、社会保険・社会福祉・介護事業は24.0万円と、74%の水準だ。
医療・福祉関係の労働条件が良好なものでないことは、有効求人倍率が高いことによっても確かめられる。 
 図表2は、12年3月以降の期間につき、医療福祉関係の有効求人倍率(常用、含むパート)を、職業計と対比して示したものである。
保健医療サービスの倍率は常に1を超えており、最近では1.5を超えている。介護サービスでは常に1.5を超えており、最近では2を超えている。職業計ではごく最近にいたるまで1未満であったのとはきわめて対照的だ。 
今後経済全体としての労働供給が急激に減少していく中で、医療・福祉関係の 人材の確保は従来にも増して困難な課題となるだろう。

http://diamond.jp/articles/print/60282 

02. 2014年10月09日 07:34:07 : jXbiWWJBCA
円安が狭めるアベノミクスの政策手段

村嶋帰一・シティグループ証券チーフエコノミストに聞く

2014年10月9日(木)  渡辺 康仁

来年10月からの消費増税の判断が迫る中、景気の後退が現実味を帯びてきた。期待された円安効果も肩透かしに終わる公算が強まっている。シティグループ証券の村嶋帰一チーフエコノミストは、円安進行によって安倍政権の政策手段が狭められたと指摘する。(聞き手は渡辺 康仁)
円安・ドル高が急激に進み、一時1ドル=110円を付けました。この展開を多くの人は予想していなかったのではないでしょうか。


村嶋 帰一(むらしま・きいち)氏
シティグループ証券投資戦略部経済・金利戦略グループ チーフエコノミスト。1964年生まれ。1988年に東京大学卒業、野村総合研究所に入社。1993年に経済企画庁(現内閣府)に出向し、月例経済報告や経済白書などを担当。2002年に野村総合研究所を退社し、日興ソロモン・スミス・バーニー証券に入社。その後、日興シティグループ証券、シティグループ証券へと社名変更。(写真:清水盟貴)
村嶋:為替は相対価値ですので、日米双方の要因が動かす可能性があります。8月以降の円安は、日銀の追加緩和への期待の高まりなど日本サイドの要因によってもたらされたものではありません。米国の景気の足取りがしっかりしてきて、米連邦準備理事会(FRB)がまずは資産買入れプログラムを終了し、その後、利上げに動いていく可能性が強まったことが背景にあります。

 FRBのコアメンバーの発言も夏場くらいから変化し始めています。イエレン議長は筋金入りのハト派でしたが、8月頃から軌道修正を図っている感じがあります。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録や記者会見を見ても、金融の正常化を従来考えていたよりは速いペースで進めるべきだという議論が出てきています。こうした動きが米国の実体経済の正常化と相まってドルを押し上げたと言えます。

いわゆるアベノミクス相場が始まった当初は、円安に対して海外から「通貨安競争だ」という批判もありました。日米欧の状況は変化しているのでしょうか。

村嶋:米経済の強さに見合う形で金融の正常化が進むのであれば、それに伴ってドルが上昇するのは自然だという認識は共有されていると思います。それと同時に、中央銀行が通貨安を景気や物価のために使っていい国や地域があるとすれば、それは欧州中央銀行(ECB)だという認識もある。ですから現時点では為替を巡る摩擦が生じていないのでしょう。

円安・ドル高はまだ進む可能性がありますか。

村嶋:そこが今、大きな問題になっていると思います。日本の政策当局や政治家の間で一段の円安に対する懸念が出ています。円安が全体としてマイナスになっているかどうかは議論の余地がある難しい問題です。少なくとも、日本国内の分配に大きな影響を与えるという見方はできます。中小企業や非製造業、そして家計から大企業製造業にかなり大きな所得移転をもたらすことは間違いありません。

 政治的には円安によって悪影響を受ける人たちに関心が集まっています。米国サイドの要因によって緩やかに円安・ドル高が進むのであれば、ある程度は受け入れ可能でしょうが、日本当局が主体的に円安に誘導する可能性はだいぶ小さくなっています。

来年6月の円相場は1ドル=115円を予想

1ドル=100〜105円程度が居心地のいい水準なのでしょうか。

村嶋:日本経済全体として105円と110円のどちらが望ましいかというのは、なかなか難しい議論です。円安・ドル高が日本の貿易収支に与える影響を2000年と2013年の貿易構造を前提に試算してみました。

 10%の円安・ドル高になると2000年時点では貿易収支は1.6兆円改善しました。しかし、2013年には10%の円安・ドル高によって貿易収支は1.5兆円悪化します。企業の海外シフトが進んだことなどで、円安になると所得の流出が顕著になります。

 ただし、所得収支が円安で増えて、仮に賃金で家計に還元されるとこの符号が変わる余地もあります。円安・ドル高が本当に日本経済にマイナスかどうかは議論の余地が多く、今後変わり得る面もあります。

1ドル=115円程度の円安があり得ると予測されています。


村嶋:来年6月末時点の円相場は115円と予想しています。その後は基本的に安定して、若干の円高になる。113円や114円程度を想定しています。

 115円を超えてさらに円安・ドル高が進むような展開になると、日本の当局も口先介入などによって歯止めをかける可能性があります。「為替相場は安定的に推移するのが望ましい」といった発言が出て、円安が進みにくくなることも考えられます。

安倍晋三首相も円安の効果は両面あるという趣旨の発言をしています。重い発言のように聞こえました。

村嶋:安倍政権の経済政策の大きな枠組みはここへ来て変わってきているように見えます。改造内閣が発足する前の今年8月までの基本的なコンセプトは、企業部門、特に大企業製造業を活性化して、そこを起点に経済全体の再生を図るというものでした。

 ところが9月に内閣改造をしてからは、分配の問題に舵を切っている。来年春の統一地方選から秋の自民党総裁選まで、重要な政治日程が控えていることが一つの要因です。それと同時に、消費増税のインパクトが政府が考えていたよりも大きかったことが背景にあります。例えば都市と地方であれば、政治的には地方にフォーカスせざるを得ないという状況です。

日銀は来年1月にETFの買い増しに動く

民主党は格差拡大で政権を突き上げる方針です。円安が格差を助長している面もありませんか。

村嶋:結果的にそうなってしまったということでしょう。まだ3本目の矢である成長戦略を十二分にやり遂げていないという立場からすれば、急に舵を切るのは早いのではないかという議論もあります。一方で、そもそも政策自体に無理があったという見方もありますから、かなり議論は分かれるでしょうね。

 ただ、2012年12月に安倍政権が発足した時と比べると、政策の自由度が限られてきたのは否めません。あの時は初期条件が大幅な円高・ドル安でしたから、金融政策を通じてそれを修正するという目的があった。それ以外にも財政など色々な政策手段がありました。

 これに対し、現在の状況では円安は政策的なオプションにはなりにくくなってしまいました。つまり日銀は円安に結びつくような政策は打ち出しにくいということです。具体的には、国債の購入量を増やしてバランスシートを拡大する政策はオプションにはなりえないでしょう。

 財政政策について言えば、2013年度補正予算に加えて2014年度の当初予算の執行を前倒ししていますので、今後何もしなければ公共事業は10〜12月期、遅くとも来年の1〜3月期から鋭角的に落ちていきます。

 しかし、建設業での深刻な人手不足や供給制約が発生していることを考えると、落ち込んだ公共事業の水準を引き上げることは難しくなっています。そう考えると、アベノミクスの1本目と2本目の矢はかなり尽きてきているのです。

 
景気に働き掛けられる政策はないのでしょうか。

村嶋:日銀の政策は、国債ではなくリスク資産を買い入れることは考えられます。基本的にはETF(上場投資信託)しかありません。株式をもっと大量に買うのは選択肢になると思います。私どもはそういった政策が来年1月に実行されるのではないかと見ています。

 財政面では、地方経済や低所得者、中小企業などが問題になってきていますから、そうしたところに所得を直接的に移転したらどうかという声が出てくる可能性があります。政治的にはその流れになることが十分考えられます。

消費増税は「予定通り」が美しいシナリオ

安倍政権は10%への消費増税を予定通り決めると見ていますか。

村嶋:増税をやるかやらないかどちらかを選べということになると、最終的にはやるのではないかと見ています。やらないことに伴うダウンサイドとやることに伴うダウンサイドを考えた時に、政治的なコストなどを考えると見送ることに伴う潜在的なコストが大きいと思います。

 消費増税を決めた時の流れはどうなるか。12月10日くらいに安倍首相が増税を決めて、財務省は大きめの補正予算を組む。その後、呼応する形で日銀が追加緩和を打ち出す。私どもが日銀が1月に動くと予測しているのはそういう理由があります。さらに法人税減税も12月の税制改正で決まる。大企業はその恩恵も受けますから、来年の春闘は安倍政権にまた協力しようという形になる。ある意味では美しい、皆がそれなりに納得できるシナリオになります。

 ところが安倍首相が増税を見送れば、まず補正予算は難しくなる。財務省は補正のつまみ食いは好ましく思っていないはずです。自民党税調は消費増税が法人税改革の前提になるという認識を持っているでしょうから、法人税減税も怪しくなる。日銀の大規模緩和も「財政規律が維持されているから」というロジックですから、追加緩和もやりにくくなる。法人税減税がなければ企業は春闘で協力する可能性は低くなる。

 そういったことを考えると、皆がコンセンサスを形成できそうなのは消費税を引き上げる方です。ただし、増税の判断がかなり微妙になるくらいに経済状況は悪化していると思います。

8月の鉱工業生産は前月比1.5%低下しました。

村嶋:ショッキングでしたね。自動車大手が10月から減産するというニュースも出ています。需要が戻ってくるという想定で減産を遅らせていた企業があるとすると、これからその影響が出てくることも考えられます。7〜9月期の生産が落ち込むことは間違いないと思いますが、10〜12月期にどこまでリバウンドするのか、あるいはしないのかがポイントになってきます。

今年1月をピークに景気は既に後退しているという見方も徐々に増えています。仮に後退局面に入っているとすると、短期で終わりそうですか。

村嶋:このままずるずると下降が続くとは思いません。長期化する可能性は比較的低いと見ています。ただ、仮に1月をピークにいったん下げ止まったとしても、次回の消費増税で今回と同じようなことが起こることもあり得ます。まだ可能性に過ぎませんが、来年7月あたりに景気が再びピークを付けて調整することも考えられる。悩ましい状況ですね。

このコラムについて
キーパーソンに聞く

日経ビジネスのデスクが、話題の人、旬の人にインタビューします。このコラムを開けば毎日1人、新しいキーパーソンに出会えます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141008/272296/?ST=print


03. 2014年10月09日 07:37:53 : bBRdiSWRjI
>>1 >>2
URLだけでいいんじゃないでしょうか。
或いは強調したい部分のみをURLを示した上で貼るとか。

04. 2014年10月09日 08:02:47 : I1dXExxYp2
どうでもいいよ。上げても上げなくても安倍政権は終わりだ。

05. 2014年10月09日 08:06:22 : bBRdiSWRjI
>>4
上がったら今より一層まずいから、どうでもよくないと思うが。

06. 2014年10月09日 08:15:15 : PpELJZIaIk
長すぎるコメントは何の目的か?
・批判コメントを防ぐ。若しくは目立たなくしてしまう。
・途中に入った場合は、それまでの都合の悪い流れになってきている議論を打ち切る。

07. 2014年10月09日 17:31:56 : B2YYPKoU26
財務省はすでにさらなる消費税増税を決めております。
なぜそうするかのロ有は理由は役人が考えます。安倍君や関係閣僚の答弁は役人が書きます。政治家は役人の書いた文章が読めれば務まります。

消費税増税の引き上げ時期を決めるのは霞が関、財務省です。

役人の権益に切り込めば小沢一郎のように抹殺されます。もちろん検察官も裁判官も役人です。


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