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暫定報告書9日に公表:マレーシア機撃墜:ウクライナでもマレーシアでもなくオランダが主導という異様な事故調査
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/186.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 9 月 06 日 03:02:39: Mo7ApAlflbQ6s
 


 撃墜ではなく、事故を含む原因不明で墜落した事件なら調査(解析・評価)に手間取ることは理解できる。しかし、撃墜が公知になっているMH17のケースは、ウクライナ領空に入ってから撃墜されるまでのコックピットボイスレコーダー(CVR)を聞き、10分ほど前からの飛行データ(経路・高度・速度)を分析することで、撃墜される前に“異常”があったかどうかを確認できる。
 但し、MH17便のCVRは30分間のエンドレステープとされているので、ウクライナ航空管制当局係官とのやり取りや他の乗務員との会話は撃墜に至る30分前からのものに限定される。

第1段階の調査は、MH17便が撃墜に至るその時まで“正常”に飛行していたかどうかを確認することである。

米国(及び他のNATO諸国)やウクライナが撃墜後とっさに“決めつけた”撃墜方法や撃墜主体は、概要と残骸分析を踏まえて行う第2段階の調査によって推定されるべきテーマなのである。

※ 参照投稿

「マレーシア機のブラックボックス、旧式で十分な情報得られない可能性:撃墜なのでそれが大きな障害になるわけではないが」
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/583.html


 恥ずかしながら、これまで、MH17便の事故調査は、ウクライナないしマレーシアの当局が主導して行い、ブラックボックスの解析のみが英国の機関に委託されているものと思っていた。
 MH17便のブラックボックスについて、親露派勢力が見つけ、マレーシアの当局に引き渡され、マレーシアの当局が英国の解析機関に解析を依頼したところまで確認できていたからである。

 ところ、転載する記事に拠れば、MH17便撃墜事件の調査は、オランダの安全委員会が主導していることになっている。
 しかし、オランダ安全委員会が調査を主導するという話は、「国際民間航空条約第13付属書」で定められている「航空機事故及びインシデント調査」の規定を逸脱するものである。

 「国際民間航空条約第13付属書」に拠れば、国際民間航空機が事故を起こした場合、第一義的には事故の発生国(但し条約締結国)が調査の実施について責任を負わなければならないが、発生国は、その全部又は一部を登録国又は運航国に委任できるとなっている。

 MH17便が撃墜された場所(発生国)はウクライナであり、MH17便として使われた機体の登録国・運航国はマレーシアである。重大インシデントの場合に調査を委任できる設計及び製造国はB777なら米国である。

 オランダはMH17便撃墜でもっとも多く犠牲者を出した国ではあるが、それを理由に事故調査を主導できる法的権限はない。

 「国際民間航空条約第13付属書」は、事故調査について、「自国民が死亡し、又は重傷を負った国の参加」という項目を設定し、次のように規定している。


「自国民が死亡し、又は重傷を負った国の参加

権利及び権限

5.27 勧告 ― 事故がいかなる場所で発生しても、自国民の死亡又は重傷により事故に特別の関心を持つ国は、要求することによって、次の権限が与えられる専門家を指名することを調査実施国から許可されるべきである。

a)事故現場視察
b)関連事実情報のある場所への立入り
c)遺体の識別への参加
d) 自国民の生存旅客への尋問の援助
e) 最終報告書の写しの受領

参加を要求する国は、その要求の根拠を調査実施国に説明すべきである。」

 オランダ当局は、ウクライナ当局及びマレーシア当局を差し置いて事故調査を主導できる立場にないどころか、ウクライナ当局やマレーシア当局から事故調査の委任を受ける法的権限もないのである。


=================================================================================
暫定報告書9日に公表

■マレーシア機撃墜

 オランダ安全委員会は4日、7月にウクライナ東部で起きたマレーシア航空機撃墜事件の暫定報告書を9日午前10時(日本時間同午後5時)に同委ウェブサイトを通じ、公表すると発表した。

 安全委は「最終報告書完成までには、今後数ヶ月でさらなる調査が必要」と指摘した上で、最終報告は事件から1年以内に発表したいとしている。

 乗客乗員298人が死亡した撃墜事件の調査は、オランダが主導している。
(ハーグ=AFP時事)

[日経新聞9月5日朝刊P.6]

 

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コメント
 
01. ダイナモ 2014年9月06日 06:09:04 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
国際民間航空条約第13付属書にこうある。


「第5章 調 査

調査を開始し実施する責任

締約国の領域内で発生した他の締約国の航空機の事故又は重大インシデント

発生国
5.1
発生国は、事故の状況について調査を開始しなければならない。また、発生国は、調査の実施について責任を負わなければならないが、その全部又は一部を登録国又は運航国に委任することができる。
発生国は、いかなる場合においても調査を容易にするためあらゆる措置を講じなければならない。

5.1.1 勧告 ― 発生国は、重大インシデントの状況について調査を実施すべきである。また、発生国は、調査の実施について、その全部又は一部を登録国、運航国、設計国又は製造国に委任することができる。発生国は、いかなる場合においても調査を容易にするあらゆる措置を講じるべきである。

注 上記の規定は、他の組織による既存のインシデント(重大か否かにかかわらず)調査の仕方を排除するものではない。」


今回の事故は、紛争当事国で発生したという点で調査の中立性が問われる事故である。その上、登録国であるマレーシアはすでにMH370便で事故を起こしており、その事故調査の過程で多くの批判を受けている。

先にあげた国際民間航空条約第13付属書の規定の注にあるように、事故調査実施の責任を負うのは5.1.1勧告の規定によらず、他の組織(今回の場合は最も多くの犠牲者を出したオランダ)によるインシデント調査を排除するものではない。

したがって、オランダが事故調査を主導していることをもって「異様な事故調査」と断ずる指摘は、それこそ「異様な言いがかり」というものである。


02. 2014年9月06日 06:42:03 : 3EMgCxnjJI
オランダが主導する根拠も無いよな。国際調査団を組織すればよいだけだ。
オランダなら捏造報告書を作成する陰謀に加担するからオランダに主導権を持たせたようにしか見えんぜ。
現場調査もせずに9日に出るという報告書の内容が楽しみだな。

03. 2014年9月06日 09:59:42 : LBtbDXFoS6
>>02

>オランダが主導する根拠も無いよな。国際調査団を組織すればよいだけだ。

私もそう思うな。

ウクライナではだめというのならわかるが、マレーシアを排除するのはおかしいだろう。オランダより少ないが、犠牲者もいるんだしな。


04. 2014年9月06日 10:05:02 : LBtbDXFoS6
>>01

>その上、登録国であるマレーシアはすでにMH370便で事故を起こしており、その事故調査の過程で多くの批判を受けている。

だいたい、機体さえ見つかっておらず、一切が謎のままの370便については、現時点でマレーシアだけに責任を問うてもしょうがないような気がするがね。


05. 2014年9月06日 10:57:25 : Kr2S1L17Og
>>03

国際調査団メンバーの国籍は以下の通り。

オランダ、米、ロシア、イギリス、ドイツ、ウクライナ、マレーシア、オーストラリア、国際民間航空機関(ICAO)が参加し、24人で構成する。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140724dde001030068000c.html

何かご不満でも ?


06. eysonly 2014年9月06日 11:29:07 : cgVlV6/qWIBmA : inlWG1TDnI
ダイナモ、手紙さん多分同一人物です。時事、ロイター、毎日などマスプロ情報の写しをわざわざ阿修羅掲示板に載せているのでマスプロ関係の方ですかね。
あっしらさんの投稿は参考になります。
ダイナモについてはあまりあいてにしないほうが良いと思います。

07. 2014年9月06日 11:56:55 : LBtbDXFoS6
>>05

私の言い方がまずうございました。言いたかったのはなぜ、ブラックボックスの調査管理の権限がマレーシアには無くてオランダなのかということです。この前、「オランダがその調査内容の公開を拒否した」という記事は確かにありました。国際民間航空機関(ICAO)全体の共同発表で拒否したということなら、まだわかるのですがそれならそのように報道されるでしょう?それともブラックボックスの管理に関しては国際民間航空機関(ICAO)の他の参加国は「何らかの合理的な理由」でオランダに一任しているということなのでしょうか?


08. 2014年9月06日 12:07:32 : Kr2S1L17Og
>>07

最も多くの犠牲者を出したオランダが調査を主導することになったというのですから、ブラックボックスの解析を担当することになったのでしょう。

「オランダがその調査内容の公開を拒否した」

当たり前のことです。今現在、調査途中の段階でブラックボックスの内容を公開することは考えられません。まもなく発表される中間報告において内容が公開されることになります。


09. 2014年9月06日 12:14:54 : lOr0zcg9f2
マレーシア機撃墜犯はアメリカ傀儡キエフなので、ちゃんと手を回して、アメリカ傀儡オランダが事故調査主導する役割だったようです。
ヤツェニュクは、ド汚いアメリカ傀儡ですからねぇ。。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201403130000/

▼マレーシア機撃墜、オランダ調査官が遺体確認を開始
これに先立って、ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク暫定首相は同日、犠牲者が最も多かったオランダの当局が国際的な事故調査を主導するべきだとの見方を示し、ウクライナ政府としては「全員の遺体をアムステルダムに移送する用意がある」と述べていた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3021087
▼AIVD …(wikipedia)総合情報保安局。オランダの情報機関。前身の機関についてもここで述べる。1949年、BVD(国家保安局)が組織された。BVDはCIAから人、資金の援助を受けた。一方、対外情報収集を目的とする、IDB(対外情報局)も結成された。MI6が創設に関わり、CIAの支援を受けた。BVD、IDBともにCIAの協力機関として密接な関係にあった。

↑「オランダ」といってもブラックボックスは実質、CIAに渡されたよーなモンですね。


10. 2014年9月06日 13:51:31 : TGgfYEbPRU
MH17 の主導権がオランダなら MH370 の主導権は中国だな・・・。

MH17 機体破片の調査はいつ始まるんだろ・・・。
ウクライナの管制記録が一部すら漏れ聞こえてこないのも異常事態だね・・・。


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