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「規制委が美浜原発の審査打ち切り示唆　　関電、基準地震動見直しの岐路：来年１１月で４０年の美浜３号機」
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/342.html

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美浜原発 想定される震源の深さで議論平行線［ＮＨＫ］
7月3日 22時21分

福井県にある美浜原子力発電所３号機の審査で、原子力規制委員会は、関西電力が示した想定される地震の震源の深さについて、データや分析が不十分だとして厳しく見直すよう求めました。これに対し関西電力は、今のところ見直す考えはないとしています。

関西電力は、美浜原発３号機について、原則４０年に制限された運転期間の延長を目指し、再稼働の前提となる審査を申請していますが、延長するには、期限を迎える来年１１月末までに審査に合格する必要があります。

３日に開かれた原子力規制委員会の審査会合で、焦点となっている美浜原発で想定される地震が議論されました。

この中で、関西電力が震源の深さを４キロとしていることについて、規制委員会側から、「調査データや分析が不十分で、信頼性に疑問がある」などの意見が相次ぎ、同じ若狭湾にある、先に審査が行われた高浜原発や大飯原発と同じように、より厳しい３キロに見直すよう求めました。震源の深さを浅くした場合、想定される最大の揺れがより強くなり、追加の耐震対策が必要になる可能性があります。

これに対し関西電力は、今のところ震源の深さを見直す考えはなく、引き続き説明を続けると答え、議論は平行線でした。

美浜原発３号機を巡っては、１日、規制委員会の田中委員長が、来月中に地震の揺れの想定を決められない場合、運転延長の期限までに審査に合格できない可能性があるという認識を示しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150703/k10010138091000.html

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