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「宵越しのゼニ」を持てば老後の人生は変わる。 (野口俊晴 ファイナンシャルプランナー)
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/418.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 10 日 10:50:00: igsppGRN/E9PQ
 

            江戸っ子気質で老後を迎えるとどうなる……?


「宵越しのゼニ」を持てば老後の人生は変わる。 (野口俊晴 ファイナンシャルプランナー)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151210-00010002-scafe-bus_all
シェアーズカフェ・オンライン 12月10日(木)6時6分配信


■老後を考えずには夜を過ごせない

「宵越しの銭は持たない」―。その日の収入はその日に使い切ってしまう江戸っ子のきっぷの良さをいう言葉です。だいたい江戸の町は燃えやすく、火事が頻発していました。木造の長屋に金を貯め込んでも灰になる可能性が高かった。それもあって江戸の人は金を使い切っていました。
―― そうは言ったって、じゃあ老後はどうしたの、野垂れ死にか?

よくしたもので、この時代はちゃんと家族(子の代)が親を住まわせ、食わせてくれていました。今の時代は、そうはいきません。これからの日々の生活で、老後を考えずには夜を過ごせません。

■突然起こるリスクは保険で備えられる

ところで、人は「リスク」をどういう時に強く意識するか? 特定された「自分」という個人に限れば、事故にあったり重大な病気に罹ったり、あるいは突然死亡する確率は非常に低いものです。確率が低いにもかかわらず、「自分」がその何百分の一に当たったら、と考えると居ても立ってもいられなくなる。

その確率の的中に備えて毎月の支出(掛け金)はやむをえないと思います。それが保険です。毎月1万円や2万円の支出は、将来未定の何千万円の支出を償うには許容できるのです。

人はそのようにして、今は何ら怖れがなくても明日の見え隠れする危険に備えます。保険は人生の「負の穴」を埋めるための方法といえるでしょう。病気やケガ、災害、死亡というマイナスのライフイベントであり、人生で突然落ちる「穴」というリスクに対して保険で備えるのです。

■リスクの捉え方で老後の生活は変わる

一方、徐々に資産(お金)が足りなくなって最後は貧窮となるリスクがあります。これが「下り坂」のリスクです。こちらは突然落っこちてしまうものではなく、まだ大丈夫と思っているうちにどんどん滑り落ちていき、気が付いた時にはもう坂を逆に這い上がっていく余力がなくなっています。

目の前の坂道は、見方によっては平坦にも見えるし、上り坂にも見えます。下って落ちているのに、本人は道をまっすぐに、いやむしろ上っているようにさえ錯覚するリスクです。

もうお分かりのことと思いますが、老後のリスクとは、この下りの「坂」に譬えられるでしょう。この坂を下りきるのに何年かかるか。それは人によって違います。が、下った先は貧窮です。下りきる前に駆け上がって戻らなければならない。この状況そのものがリスクなのです。リスクを目の前に捉えられないということは、限りなく確実に坂の下に向かっているのです。しかも、不慮の事が起これば下りきる前に破滅に至ります。

人は、10年、20年、30年先だとリスクをリスクとして捉えることはできません。むしろ怖れにつながることは未来へと遠ざけてしまいがちです。これを、例えば1か月後のこととして目前に現してみることです。定年後に収入が減ったりゼロになった時、公的年金だけで生活していけるか。資産はあるか。前述の「穴」のリスクは保険で回避できるのに、「坂」のリスクは運用で回避できないのか? 運用はしても、お金は増えもするが減りもする。簡単に運用で老後リスクを回避できると考えるなら、それもまたリスクです。

■運用の前に貯蓄ありきを心掛けよ

まず、リスクを現前化(「見える化」)することから考えてみましょう。先ほどの「下り坂」と同じような状況をイメージ化する必要があります。目の前に危機があるかないか、あればそれを具体的にイメージすることができるか、ということです。イメージ化といっても、「貧乏爺さん」や「破滅老人」に自分の姿を重ねるということではありません。

老後リスクには、主に次のものがあります。
・お金が無くなる。
・病気になる。
・住む処がなくなる。
そして、孤独です。

お金が無くなるということは、収入が減り(あるいはゼロになり)、収入よりも支出が多い状態から起こります。病気で給料収入がなくなるとか、住宅ローンや家賃が払えなくなって住まいを失うというのは、突き詰めればお金があればなんとかなります。孤独はお金があってもなくすことはできませんが、お金がなければ深刻なもの(孤独老人、孤独死など)になります。

そこで、お金のリスクについて数字化してみるのです。まず、今の収入と生活でいくら貯蓄できるか。運用の前に貯蓄ありきです。貯蓄するお金をひねり出せないのに運用どころではありません。これから定年退職までいくら貯まるか。その貯蓄と退職金、加えて年金で何年もつかを考えます。世間的に生活費は平均いくらかかるかなど考えないようにします。あなたの暮らしではどうなのか。それによって何歳まで働くか。収入と支出と貯蓄、これが重要な3項目です。

■リスクを目の前に見えるようにするには

この3項目を把握するには、現在から10年先、20年先、30年先のお金の流れ(キャッシュフロー)を作成することは効果的です。これは毎年の条件により作成し直すことで有効な手段となります。もう1つは、フローに対してストックの考え方です。

その年ごとの個人の家計を企業会計のバランスシート(貸借対照表)になぞらえて、資産(現金、金融資産など)と負債(ローン)、そして資本(資産と負債の差額)に分けてみる。それにより、個人の家計の純資産がわかります。純資産がマイナスならリスクは大きくなります。こうしてあなたのリスクを現前化することができます。

これらはファイナンシャル・プランナー(FP)の標準的な手法で、FPに作成してもらうのも一法です。それにより住宅ローンの返済や保険についても見直しが可能です。そのうえで、実際にどれだけ貯蓄できるか。つまり、毎月の給料からどれだけ家計の「純資産」を生み出せるかが大事です。

運用は、貯蓄ができてからその何割かを投資に回せばいいのです。最初から金融のアドバイザー(金融機関も含めて)の設定で考えないことです。そうでないと、「じゃあ、この目標利回りのために○百万円(○千万円)を預けてください」となって、先方の言いなりになってしまうでしょう。

■「自分が働く」ことで老後のリスクは減らせる

現時点で老後が安泰となるほど資産(貯蓄)ができていない人、退職年金も当てにならない人は、「お金に働いてもらう」(運用)以前に自分があと「どれだけ働くか」を考えることです。あなたが今定年間近なら、65歳になって公的年金が20万円もらえるとして、月いくら働ければいいか。

月10万円稼げて合わせて30万円でやっていけるなら、無理な運用を考えなくてもすみます。もちろん、運用は大事ですが、定年後も働いて得る収入の方が老後のリスクを確実に軽減できるということです。定年退職してまで人に仕えるのは嫌だというなら、退職後も月10万円以上の収入が入ってくる技量や仕組みを今から身に付けておくことです。

定年前に病気や事故で働けなくなったらどうするか。家族が介護状態になったら・・・。そういう不安はもっともですが、それらは「坂」のリスクではなくて、「穴」のリスクです。「穴」のリスクに対しては、どっちみち今から早めに考えていかなければならないことなのです。問題は今、老後のリスクを目の前に見て、「坂」を下って行かないようにすることです。

野口俊晴 ファイナンシャル・プランナー  TFICS(ティーフィクス)代表

 

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コメント
 
1. 2015年12月10日 11:16:09 : SrJycAaCtg : Q6J25sUqL7A[2]
若い時に老後をイメージしろと言ってもなかなかできるものではないようである。どうせもらえないからと年金すら納めず、そのうち何とかなるだろうと、自分や社会に対する責任を果たそうとしない。親の金がアテにできるうちはそれでも良いが、再生産ができなければどんな滑沢な財産もどんどん目減りしていく。結果、貧乏な老後を過ごすことになる。今の時代、勉強して良い学校に入れても、将来が保証される訳ではない。究極の保険は若い時に自分に投資することである。そのためには、若い時に、高学歴を目指すのでは無く、一生食っていける誰にも負けないスキルを身につけるしかない。若い時から、このようなことを子供達に叩き込む必要があるが、今のサラリーマン教師にはそれを指導できる人間がいない。街にたむろしたり、バイクで暴走する若者を見るたびに暗澹たる気持ちにさせられる。クリスマスキャロルと言う映画では無いが、今の状況のままで将来がどうなるかを、まずは教育の現場で、具体的にイメージさせることが必要だろう。

2. 2015年12月10日 14:08:25 : LRg14ptsj2 : 4akjS41yFLw[7]
言うのは簡単だが実際するのはむづかしい。この人のように言うことでメシが食えるといいのだが。

3. 2015年12月10日 14:35:31 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[92]

>じゃあ老後はどうしたの、野垂れ死にか?
>この時代はちゃんと家族(子の代)が親を住まわせ、食わせてくれていました
 
そうではない

つい最近まで大部分が貧困層だから途上国同様、寿命はかなり短かく

過酷な農作業や労役などで50代まで生きることは少なかった

そして医療も科学も未発達で劣悪な居住環境だから、金持ちの子供でも、すぐ栄養失調や病気で死ぬ

つまり、社会保障というものが存在しない厳しい世界では

長生きして豊かに生きられないなど問題にすらならなかったというだけのことだ


http://www.geocities.jp/yasuragigogo/nagaiki3.htm
寿命の推移

  弥生時代の平均寿命は、30歳であったが、昭和22年の平均寿命は、52歳となり戦後
  経済的に豊かになり平成19年度の平均寿命は82歳となり世界一の長寿国となった。
              日本人の平均寿命

     時      代 男 女 平 均 寿 命
縄文時代 31歳
弥生時代  30歳
古墳時代 31歳
室町時代 33歳
江戸時代 45歳
明治24〜31年 43歳
大正15〜昭和5年 46歳
昭和10〜11年 48歳
昭和22年 52歳
平成19年 82歳


4. 2015年12月10日 17:35:04 : I18ddqRuRY : ho0oQ4uCkh4[14]
>今の状況のままで将来がどうなるかを、まずは教育の現場で、具体的にイメージさせることが必要だろう。

それには先ず教師から体験しなければ生徒に教える事などできないだろうな。

しかし公務員教師の役目は将来の公務員や大企業サラリーマンを教育する事だ。規格に合わない底辺民の人生などどうなろうがお上の知った事ではない。したがって人生を生き抜くスキルは親や周辺の人が教えるしかない。親や周辺の人が頼りにならない若者は、まぁ何をやっても無駄になるだろう。現代社会は自分一人でどうにかなるほど甘くはないのである。

ゆえに街にたむろしたりバイクで暴走する若者はそれなりに人生を謳歌していて、思い出を抱いてあの世に逝けるだけ幸せである。それすらない者もいるのだから。

もちろん犯罪を犯すような者は親や親族一同に徹底的な責任を負わせる必要がある。


5. 2015年12月10日 20:32:43 : 4eAUdJhKZ2 : rV_XW4nMCOQ[41]
宵越しの ゼニで買わせろ クズ保険

6. 2015年12月11日 10:40:45 : 9HFRDF5cwU : 0qdnioD9QKg[5]
>木造の長屋に金を貯め込んでも灰になる可能性が高かった。

昔の金は、金属。灰にはなりにくいだろう。つけで流通していたこともあるし、昔のことは言わない方が正確ではなかろうか。


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