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深刻な「熟睡できない」問題、どう解消?心配不要?睡眠薬は薬物依存に陥る危険性も()
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/891.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 14 日 00:54:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

深刻な「熟睡できない」問題、どう解消?心配不要?睡眠薬は薬物依存に陥る危険性も
http://biz-journal.jp/2016/09/post_16632.html
2016.09.14 文=新見正則/医学博士、医師


 今日は、睡眠の話です。“極論君”は、「睡眠の質は健康にとって大切な要素だから、すぐに寝られて、途中で起きることなく、そして熟睡感があるように心がけている。そのためには睡眠薬をどんどん使っている」と言います。

「どんな睡眠薬ですか?」と“非常識君”が尋ねます。極論君はお薬手帳を見て「ベンゾジアゼピン系の睡眠薬だ」と返事をしました。そこで、非常識君が「ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンなどでは薬物依存を防ぐために、通常は数週間以内の使用に限られているのですよ。そんな薬を常用して眠っても健康になるとは思えません」と言います。

 すると“常識君”がコメントします。

「ベンゾジアゼピン系薬剤は、ベンゾジアゼピン受容体に作用して睡眠作用を導きます。同じく抗不安薬も多くはベンゾジアゼピン系受容体に作用します。日本でたくさん処方されている抗不安薬も睡眠薬も、多くはベンゾジアゼピン系受容体作動薬です。同薬の使いすぎは、相当な問題です。まず、同薬は薬物依存を導きやすいのです。そして同じ量では有効性が薄れていき、だんだんと量が増えていきます。止めると離脱症状が生じることもあります。ですから、多くの国では安易な長期使用を規制する方向にあります。日本でも同薬のいくつかは4週間しか保険では処方できません」

 これを受け、非常識君が言います。

「熟睡感は健康にはそれほど重要ではないと思う。昔の映画で、刑事が被告に睡眠時間を与えないで尋問を続けて、そして自白に誘導する場面があります。確かに、白熱灯の下で覚醒状態を強制されると、人の頭は錯乱します。動物実験では、睡眠を剥奪するとその動物は死亡します。しかし、現代人の熟睡感不足の多くは、刺激から遮断された静かで暗い空間で、気持ち良い寝具に寝て、でも寝た感じがしないというものです。次の日に生活に支障がなければ、そんな熟睡感不足は無視するのが一番です。 気合いで乗り切るのが大切です」

■依存症の危険性

 再び常識君がコメントします。

「現代人の不眠症の多くは、睡眠時間の誤認が実は多いのです。つまり実際は寝ているのに、本人が寝ていないと言い張るパターンです。脳波を測定しながら、本人の睡眠時間の自己報告と比べると、『寝ていない』と言いながら実は十分すぎる睡眠時間を取っていることが少なくありません。つまり睡眠時間の誤認が不眠症の一部または多くであるということです。

 確かに、睡眠の専門外来でない限りは、睡眠時の脳波を測定して本当にどのくらい脳が休まっているかを調べたりはしません。患者から『不眠だから睡眠薬をくれ』と切望されると、ベンゾジアゼピン系睡眠薬を比較的安易に処方する現実があります。そして通常使用量で依存症となり、一剤の量が増え、次に複数処方になり、それでも不眠を訴える人がいます。また、抗不安薬として同薬が処方され、睡眠薬と抗不安薬を合わせると数種類の同薬を内服している人も少なくありません」

 最近は、ベンゾジアゼピン系ではないメラトニン受容体作動薬なども使用できますが、ベンゾジアゼピン系薬剤のように簡単に眠りに落ちることは難しいのです。漢方薬はベンゾジアゼピン系薬剤には効力ではまったく及びません。

■睡眠のための環境整備が重要

 確かに極論君が言うように、適切な睡眠が健康に重要なことは誰も反論しないでしょう。その方法が極論君では薬剤となっています。そこが問題で、まずいろいろと環境整備をしてはどうでしょうか。具体的には以下が有効だといわれています。

・心地よい疲れを導く程度の運動を行う。
・寝室の環境や寝具に気を配る。
・規則正しい食生活をして、あまりにも空腹で、またはあまりに満腹で寝ない。
・夜中にトイレに起きる傾向がある人は寝る前の水分は少々控える。
・カフェインで眠れなくなる人は、お茶、コーヒー、チョコなどを控える。
・お酒の力で眠ることは絶対に慎む。
・ニコチンには興奮作用があるので、夜の喫煙は避ける。
・寝床でいろいろと考えることは控える。

 そして歳をとると、熟睡感が少なくなるのは当たり前だと思うことも大切です。若い頃のように朝までぐっすり眠ることは、ある程度の年齢以上では至難の業です。そんなことを考慮しても、やっぱり眠れない、そして仕事や家庭に支障が出るときは、睡眠の専門家を受診しましょう。ベンゾジアゼピン系薬剤も一概に悪役ではありません。適切な使用が大切なのです。適切な使用方法を知っている睡眠の専門家に、ぜひ診てもらってください。

(文=新見正則/医学博士、医師)
 

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