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(回答先: アジアインフラ投資銀行 政府内から参加論も：麻生財務相も今朝の会見で参加に含み：すっきり決められない対米従属国の悲哀 投稿者 あっしら 日時 2015 年 3 月 20 日 12:51:16)
首相 中国設立提唱の投資銀行参加に慎重［ＮＨＫ］
3月20日 19時05分
安倍総理大臣は参議院予算委員会の集中審議で、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行への参加には慎重な検討が必要だという認識を示しました。
一方で、中国との関係について、「中国が国際社会のルールを尊重して平和的に発展するのは、日本にとっても大きなチャンスだ」と述べました。
参議院予算委員会は２０日、外交・安全保障などをテーマに集中審議を行いました。
この中で、次世代の党の浜田選挙対策委員長は中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行について、「中国が世界銀行やＩＭＦ＝国際通貨基金に代わる、世界最大の金融機関を作ろうとしている。世界が新しい金融機関になびいているときに、日本だけが一歩、距離を置いたままでいいのか」と質問しました。
これに対し、安倍総理大臣は「アジアインフラ投資銀行はＩＭＦや世界銀行、アジア開発銀行と性格を異にするものと言ってもよい。公正なガバナンスを確立できるのかといった点を含め、慎重な検討が必要だ」と述べました。
一方で、安倍総理大臣は中国との関係について、「日中両国は地域の平和と繁栄に大きな責任を有しており、世界第２位の経済大国となった中国が国際社会のルールや法の支配を尊重する形で平和的発展を遂げることは、日本にとっても大きなチャンスだ」と述べました。
また、安倍総理大臣は２１日、ソウルで開かれる日本と中国、韓国の３か国の外相会議について、「３か国間の実務的な協力関係や、地域、国際情勢を巡り、外相間で議論が行われることは大変喜ばしい。会議で、日本としては環境、防災、テロ対策、ＦＴＡ＝自由貿易協定などで意見交換を行い、日本とつながっていくことのメリットを感じてもらいたい」と述べました。
一方、安倍総理大臣は「将来的に『アジア版ＮＡＴＯ＝北大西洋条約機構』のような地域同盟に日本が参加することはありうるのか」と質問されたのに対し、「アジア太平洋地域は欧州と比較して、域内各国の発展段階や政治・経済体制、安全保障政策が大きく異なっており、アジア太平洋地域にＮＡＴＯのような集団防衛のための枠組みが設立されると考えることは現時点では現実的ではない」と述べました。
安倍総理大臣は安全保障法制の整備について、「国民の理解が不可欠で、自衛隊が行動していくうえでは国民的な支持が必要だ。自衛隊の活動に関わることであり、当然、明確な歯止めと国会の関与を与党で議論している。与党の議論の中で、国民の皆様に分かりやすい、明確な歯止めなどをお示しする」と述べました。これに関連して、「海外に派遣された自衛隊員が命令に従わなかった場合の刑罰規定を制定すべきだ」と指摘されたのに対し、「行政処分はあるが、自衛隊法による処分はない。今後、自衛隊の海外での活動の必要性が高まってくるなかで、検討課題だと思う」と述べました。
また、安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領がウクライナ南部のクリミアを併合する過程で核兵器使用に向けた準備を指示していたことを明らかにしたことについて、「さまざまな議論や分析があり、例えば、現在の状況に対する政治的な発言であろうという議論もある。ウクライナ問題の平和的・外交的解決に向けて、Ｇ７＝先進７か国の連携を重視しつつ、ロシアに対して建設的な役割を果たしていくよう働きかけていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010022661000.html
- アジアインフラ投資銀 スイスも参加へ：ルクセンブルクも あっしら 2015/3/21 03:44:39
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