朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙開発局局長は、栄えある朝鮮労働党創立70周年に際してわれわれの科学者、技術者が宇宙開発分野で収めている成果と関連して9月14日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
偉大な党の指導の下で、100％われわれの資源、われわれの技術による「光クァン明ミョン星ソン―3」号2号機の打ち上げに成功してチュチェ朝鮮の威力を万邦に轟かせた科学者、技術者は今、朝鮮労働党創立70周年をより立派な科学技術成果をもって輝かせるために力強いたたかいを繰り広げている。
意義深い今年に他の部門と同様に、宇宙開発部門でも誇らしい成果がもたらされている。
われわれ国家宇宙開発局は、国の経済発展に大きく寄与するために、気象予報などに役立つ新しい地球観測衛星開発を最終段階で推し進めており、これとともに衛星開発の新たな高い段階である静止衛星の研究においても大きな前進を遂げた。
また、より高いレベルの衛星を打ち上げることができるように衛星発射場を改造、拡張する活動が着実に進められ、国の宇宙科学発展を力強く推進することのできる確固たる土台が築かれている。
現在、宇宙開発は世界的なすう勢となっており、多くの国が通信および位置測定、農作物の収穫高判定、気象観測、資源探査など様々な目的で衛星を製作し、打ち上げている。
われわれの衛星打ち上げもやはり、経済強国建設と人民生活向上のための国家科学技術発展計画に基づく平和的な活動である。
平和的宇宙開発は国際法によって公認された主権国家の合法的権利であり、わが党と人民は誰がなんといおうと、この権利を堂々と行使する確固たる決心に満ちている。
世界は今後、わが党中央が決心した時間と場所で、先軍朝鮮の衛星が次から次へと打ち上げられるのを目の当たりにするであろう。

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?0+93648

北朝鮮が過去３回の核実験を行った咸鏡北道（ハムギョンブクト）吉州郡（キルジュグン）豊渓里（プンゲリ）の核実験場で新たな動きが観測されている。

米ジョンズホプキンス大学の北朝鮮専門サイト「38ノース」は24日、今月18日に撮影された商業衛星写真を分析したところ、同実験場の西トンネルと南トンネルの周辺で大型車両などの活動が見られ、管理棟の付近では新たな建物の工事も終わったようだとしている。

ただ、これらの動きの目的については「メンテナンスから4回目の核実験準備に至るまで、様々な解釈が可能だ」として、核実験の徴候であると断定するのを避けた。

北朝鮮は最近、国内メディアが伝えた原子力研究院長のコメントの中で「（米国の敵視政策に）核の雷鳴で応える」など表現し、核実験を行うことを示唆している。

http://dailynk.jp/archives/52109?krkj=52546
http://dailynk.jp/archives/52546