戦前に性の不自由（いや自由すぎるというべきか）な中東人が大手を振って南欧のリゾート地を闊歩できたのかどうかは知らないが・・・・・

この曲が出たのが１１月２１日。

歌詞のはじめにある「Ｂｅ　ｍｙ　ｃｌｅｍｅｎｔｉｎｅ（聖クレメンタインの祝日を過ごすパートナーになってくれない？）」のクレメンタイン・デイとは１１月２３日。

そしてフレディーの命日が１１月２４日。

設定の季節はこの時期なんだけど、歌詞では想像力が飛び火しすぎて翌年の２月１４日、バレンタイン・デーまでカバーしている。おそらくバレンタインは語呂で選んだだけだろうけど、３か月もあまり発展のないままの関係（できません→父の了解とらなきゃ）というのは戦前の貞淑なロマンスを物語っているということか。

ぱっと聴いたときの「浮かれたオカマ」というのとは少し印象がかわってくる。

浜田の反応・・・・・・・・なにがランデブーやねん（バシッ）。おまえらツカシンで待ち合わせして、平左衛門町でぶらついとっただけやろ？なにがシーサイドや（バシっ）←いまここ

In conversation
She spoke just like a baroness
Met a man from China
Went down to Geisha Minah

もう戦後生まれとは思えないような無知ぶりには苦笑いするしかない。
芸術の神童かもしれないが、学力的には高貴にはなれないな、この人は。小学５年だね。

でも、ドラえもんの四次元ポケットから次々と出されるような次元や時空を超えた
彼の奇想天外な発想は、永遠の少年ボーイだと割り切ればエンターテイニングかもしれない。

この曲も、モンテカルロにオムニバスで赴く、なんて１９世紀のノリだし、月明りの中に
船を出す、なんていつの話だ・・・・大人の発想じゃないな。

Ｓｉｎｇｉｎ’　ｉｎ　ｔｈｅ　Ｒａｉｎは戦後のハリウッドの方のイメージかもしれない、確かに。どうせ絵空事なんだから何言ってもいいが、相手が毛むくじゃらの男というオチはあれだなあ