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銀河系中心部で何かが起こっている/BUSINESS INSIDER・msnニュース
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/767.html
投稿者 仁王像 日時 2019 年 8 月 22 日 19:54:12: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

© NASA 超大質量ブラックホールと落下する物質が渦巻く降着円盤の想像図。

銀河系中心部で何かが起こっている/BUSINESS INSIDER・msnニュース
Morgan McFall-Johnsen2019/08/22 10:45
http://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%e9%8a%80%e6%b2%b3%e7%b3%bb%e4%b8%ad%e5%bf%83%e9%83%a8%e3%81%a7%e4%bd%95%e3%81%8b%e3%81%8c%e8%b5%b7%e3%81%93%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b/ar-AAGaiq9?ocid=iehp#page=2

我々の銀河系の中央にある超大質量ブラックホールが、突然2回輝いた。科学者たちがこれまで20年にわたって観測してきた中で、見たことのないほどの明るさだった。
原因は分かっていないが、2014年と2018年にブラックホールの近くを通過した2つの物体が関係していると見られる。
あまりにも明るく輝いたことから、研究者らは時間とともにブラックホールがどのように変化するのかを示すモデルを新しくしたいと考えている。

天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホールは普段は静かだが、5月にこれまで前例がないほどの赤外線放射があり、天文学者を驚かせた。

地球に最も近い超大質量ブラックホールは、いて座A*(エー・スター)と呼ばれる。これが5月13日に突然、電磁スペクトルの近赤外線領域で2時間にわたって通常の75倍の明るさで輝いたことを、ある研究者チームが発見した。

このチームによる新たな論文が8月5日、コーネル大学の科学論文リポジトリサイト、arXiv(アーカイブ)に公開された。まだ査読は行われていないが、この論文によると、今回観測された現象は、このブラックホールの過去20年にわたる観測史上、最も明るいもので、これまでのどの記録よりも2倍は明るい。

「ブラックホールがあまりにも明るかったので、はじめは恒星S0-2と見間違えてしまった。いて座A*がこれほど明るいのは見たことがなかったから」と天文学者で論文の筆頭著者、トゥアン・ドゥ (Tuan Do)氏はサイエンス・アラート(ScienceAlert)に語った。

「私はすぐに、何か興味深いことがブラックホールで起きているのかもしれないと感じた」

現在の統計モデルでは、赤外線の光束がこれほど高いことの説明ができず、銀河系の中心にあるブラックホールについての科学者の理解が追いついていないことを示唆している。そのため今回の新たな発見は「現在の統計モデルの限界を押し上げるものだ」と研究者チームは論文で述べた。

我々の銀河系の中心には、超大質量ブラックホールがある。科学者はすべての銀河の中心にブラックホールがあると考えている。© NASA/JPL-Caltech 我々の銀河系の中心には、超大質量ブラックホールがある。科学者はすべての銀河の中心にブラックホールがあると考えている。
すべての銀河の中心には非常に高密度の「超大質量」のブラックホールがある、と科学者は考えている。いて座A*は地球に近いことから、最も観測しやすいブラックホールだ。今回、爆発的な増光を発見した研究者チームは、ハワイ島マウナケアにあるケック天文台で赤外線カメラを用い、いて座A*を4日間にわたって観測していた。

チームはブラックホールが近くの星の光をどのように歪ませるのかを観測することで、アインシュタインの一般相対性理論をテストしたいと考えていた。彼らはその目的を達成し、前例のない赤外線フレアの観測にもつながった。

ドゥ氏は8月11日、タイムラプス動画をツイッターで公開した。
 

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コメント
1. 2019年8月23日 00:26:40 : A3vi7f7MBE : T2pDaGRZNDZvdUE=[89] 報告

ブラックホールM87と白鳥座X−1は、色が違うだけのようである。


  電磁推進機研究者談

2. 2019年9月04日 11:51:08 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[232] 報告

>近赤外線領域で2時間にわたって通常の75倍の明るさ

たまに近くの恒星系や星間ガス等が固まって飲みこまれた時に出てくる輻射(ガンマ線から赤外まで幅広い)で説明がつくのかどうかだな


http://www-heaf.astro.hiroshima-u.ac.jp/thesis/hirochi2017.pdf
ブラックホールX線連星の可視偏光観測によるジェットの研究


https://www.kwansei.ac.jp/press/2017/press_20170413_016018.html
「近赤外線で見た宇宙の背景は予想外に明るかった」〜未知の背景放射成分を発見

3. 2019年9月04日 11:56:25 : ZzavsvoOaU : aHVwMGJ2SHM5RE0=[233] 報告

>>01 ブラックホールM87と白鳥座X−1は、色が違う

と言うより

白鳥座X−1は、連星系であり、強力なX線源であることから、伴星がブラックホールだと推定されている

ブラックホールM87と呼ばれているのは、M87銀河の中心核にあると推定されるブラックホールのことで、X-1とは質量の桁が全く違う

当然、でてくる輻射のスペクトルやエネルギー密度もかなり異なる

4. 2019年9月05日 09:56:01 : OO6Zlan35k : L3FGSWVCZWxFS3c=[101] 報告

こちらの記事の方がわかり易いだろう

2万5600光年の彼方、銀河中心で何が起きている?
銀河中心のモンスター、超巨大ブラックホールが活性化
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57507?page=5

さて我らがSgr A*は活動銀河核ではありません。今観測されているのはSgr A*の2万5600年前の姿なので、少なくとも2万5600年前にはSgr A*は活動銀河核ではありませんでした。これは、Sgr A*に落ち込むガスや恒星などが現状では少なく、活動銀河核として活動するための燃料が供給されていないためでしょう。

 さてさて、前述のUCLA銀河中心研究グループの杜亨駿(Tuan Do)博士らが、先日2019年5月にSgr A*の赤外線観測を行なったところ、この超巨大ブラックホールが観測史上最高の明るさで輝いているのを見つけました*1 。

*1:Tuan et al., 2019, “Unprecedented variability of Sgr A* in NIR”, to be appeared in ApJ Letters.
 赤外線写真から作られた動画を以下に示します。Sgr A*は明るいだけでなく、その放射は激しく変動し、見る間に75分の1に減りました。したがって、観測直前にはもっと明るかったと思われます。

【画像をクリックして動画を再生】 超巨大ブラックホールSgr A*の赤外線放射の時間変化。2.5時間を圧縮。ケック望遠鏡で2019年5月13日(協定世界時)に撮像。 (提供:杜亨駿(Tuan Do))

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活動銀河核についての理解は飛躍的に高まる

 この報告を受けて、地上望遠鏡だけでなく、X線観測衛星ART-XC*2やニール・ゲーレルズ・スウィフト天文台*3もSgr A*を観測しました。果たしてSgr A*はX線やガンマ線でも明るくなっていることが報告されました。X線が爆発的に放射されることを「フレア」といいます。どうやらSgr A*はフレアを起こしているようです。
*2:M. Pavlinsky on behalf of ART-XC collaboration, 2019, ATel 13023, “ART-XC/SRG observes activity from Sgr A*”

*3:Degenaar et al., 2019, ATel 12768, “Swift/XRT detects a bright X-ray flare from Sgr A*”
 このようにSgr A*が急に明るくなったのは、何が原因でしょうか。誰がSgr A*に燃料を投下したのでしょうか。
 実は、Sgr A*に燃料を投下した容疑者の名はすでに挙がっています。「S0-2」という恒星と、「G2」という天体です。G2は塵天体ではないかという説もあります。

 S0-2は2018年に、G2は2014年にSgr A*に最接近しています。このときS0-2やG2を構成する物質(主に水素ガス)が剥ぎ取られ、Sgr A*に流れ込んだ可能性があります。その時の物質が2019年になってSgr A*の事象の地平線近くに到達して光りだしたのかもしれません。

 ただし、現在の質量降着の理論では、最接近から何年も経ってSgr A*が輝き出す時間差がうまく説明できません。

 Sgr A*は私たちに最も近い超巨大ブラックホールです。実際に物質が落ちたときに何が起きるかを観察できるのは、Sgr A*だけです。この観測は、質量降着の理論の試金石となるでしょう。教科書が書き変わるかもしれません。

 また私たちは、どの超巨大ブラックホールが活動銀河核となり、どれが活動をしない暗い核になるのか、その違いを生みだす機構をよく理解していません。もしもSgr A*が過去2万5600年以内に活動を始めたならば、活動銀河核の誕生がこれから観測できます。人類の活動銀河核についての理解は飛躍的に高まるでしょう。(ただしその知識と引き替えに、天の川銀河に住む生命は大絶滅を迎えるかもしれません。いくつもの惑星で(数万年の時間差で)同時に起きる大絶滅は「超巨大絶滅」とでも呼ぶべきでしょうか。)
 今後数万年は天の川銀河中心に注目です。

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