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「ガンダムが『戦争はかっこいい』という誤解を生んでしまった」生みの親が語る“ガンダムと戦争”(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/829.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 11 日 07:42:05: igsppGRN/E9PQ
 

                      『大人の機動戦士ガンダム大図鑑』(マガジンハウス)


「ガンダムが『戦争はかっこいい』という誤解を生んでしまった」生みの親が語る“ガンダムと戦争”
http://lite-ra.com/2015/12/post-1769.html
2015.12.11. リテラ


 ガンダムが「戦争はかっこいい」と宣伝した──。

 今夏、国民の大多数の反対を無視して強行された安保法制では、多くの文化人が激しい懸念の声をあげた。漫画家・アニメーターの安彦良和氏も、そのひとりだ。

「止められないと思えるものを、どう止めるかが日本人にとって大きな課題」
「国立(競技場建て替え問題)も、安保も止められず、戦争も止められない…ではいけない。法案が通ってしまった後のことも考えなくてはいけない」(「スポニチANNEX」2015年7月16日)

 安彦氏といえば、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』(1979)のキャラクターデザインと作画監督を務めるなど、富野由悠季氏(監督)、大河原邦男氏(メカニックデザイン)と並んで“ガンダムの生みの親”と呼ばれるが、90年代には昭和初期の満州を舞台にした『虹色のトロツキー』や、日清戦争など明治時代を題材とする『王道の狗』を発表するなど、東アジアの近代史をマンガで表現してきた作家である。

 そんな安彦氏が最新のインタビューでガンダムと戦争について語っているのだが、なんとそれは“アニメの罪”を示唆するものだった。

「戦争には必ず前段がある。ガンダムは舞台がいきなり戦争なので、『戦争はかっこいい』とか『弱者の抵抗として戦争は正しいんじゃないか』とかいう誤解を招いてしまった」(朝日新聞デジタル11月8日付)

 たしかにガンダムは、ヴァーチャルな「戦争」を娯楽として人々に提供したとも言えるだろう。その意味で今回、その生みの親である安彦氏自身が、ガンダムが戦争賛美の風潮に影響を与えたのではないかと危惧しているというのは非常に興味深い。

 そもそも『機動戦士ガンダム』は、それまでのロボットアニメにありがちだった勧善懲悪の原理を廃し、それぞれの陣営、個々の人々の理想と信念がぶつかりあう群像劇だった。それはのちのガンダムシリーズはもちろん、他のアニメにも多大な影響を与えた。もちろん、以降のアニメのすべてが右翼的で戦争賛美的だということではなく、当然『ガンダム』シリーズ作品のなかにも反戦的な要素は存在する。OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』などはまさにそうだろう。

 一方で、劇中の「戦争」からどんどん血なまぐささや悲惨さが抜けていき、しまいには“キャラクター萌え”に転じていったのが、『ガンダム』以降のアニメがたどった道であることもまた事実だ。

 たとえば、近年の萌え系美少女戦車アニメ『ガールズ&パンツァー』や、旧日本軍の戦艦を萌え擬人化したゲーム『艦隊これくしょん─艦これ』のアニメ版の大ヒットも「戦争」を欲望のはけ口にする傾向を象徴してはいまいか。ネット上で隣国や外国人に対する憎悪を吐き、「国交を断絶せよ!」「殺せ!」とがなりたてる人々も同様だ。そこには戦争に対するリアリティがまったく存在しない。

 今回の朝日新聞のインタビューでも、安彦氏は「基本的には誰でも『平和がいい』と思っている。しかし、戦争にはある種の魔力があって『戦争だ、戦争だ』とメンタルの部分が高揚する。戦争を繰り返してきた歴史からも分かるように人間の性みたいなもので、これは消せない」と語っているが、実は、彼は前々からこうした状況に対する危険性を指摘していた。

「僕たちはタッチの差で戦争を知らずに育ち、物知り顔で『戦争はいけない』というのはウソっぽい。だけど、若い世代のような、戦争をサブカルチャーの素材にして好戦的にも反戦的にもなれるような器用さも危うい。戦争を単純に肯定も否定もせず、リアルに見つめる目を持たなくてはなりません」(毎日新聞07年12月22日付夕刊「池田知隆の『団塊』探見」より)

 そして、なにより安彦氏自身、「ガンダム」で戦争を語ることに強い警戒心を示してきた。小説家・福井晴敏氏との対談のなかではこう語っている(読売新聞2006年1月4日付)。

「『ガンダムは戦争を描いている』と言い始めたのは、僕らより少し下の、いわゆるシラケ世代以後の連中ですよ」
「オタク世代にとって、戦争とは『面白い対象』でしかないわけで、ガンダムなんかで戦争を語らないでくれと思う。実際の戦争というのは、自分の彼女がレイプされたり、家族が死んだり、家を焼かれたりするもの。アニメで戦争なんか見たって、そういった感性は摩耗するだけ。反戦がテーマだなんて合理化しちゃいけない」

 実際の戦争世代ではない自分が「反戦」を言えば、どこか嘘らしさがでてしまう。それでも、好戦的な時代の空気に流されないためにはどうすればいいのか。このアンビバレントな感覚には、安彦氏がかつて新左翼運動や反戦運動に没入し、絶望的に挫折した経験が影を落としていることは想像に難くない。

「僕は北海道の田舎育ちで、『学生運動をやる』なんて意気込んで青森の大学に行った。でも全共闘もダメで退学になって、たまたま虫プロのアニメーターになった。『転向左翼がアニメ業界に逃げ込んだ』なんて言われるけれど、転向なんてカッコいいものじゃなかった。左翼も政治も消えちゃったんだから。しかもその体験から何も生み出せなかった、ダメな世代だと思っているんです」(前述の福井晴敏氏との対談より)

 だが、そんな安彦氏が、今回の朝日新聞のインタビューでは「今の若者」に向けて、こんなメッセージを送っているのだ。

「だまされないでほしい。安保法制の反対デモを見ていると、学生運動をしていた我々みたいに跳ね返ったことをしないで粛々とデモをしているので見直した。一方、『9条守れ』『平和国家守れ』で思考停止してしまっては残念だ。例えば、イスラム過激派組織『イスラム国』(IS)みたいなものにどう対応するのかなど、この先、自分の頭でよく考えていってほしい」

 安彦氏も評価する安保法制反対デモでは、SEALDsなどの若者が全国で声を上げた。それは、既存の左翼による動員の結果でも過激派のオルグでもなければ、実のところイデオロギー闘争ですらなかった。憲法を無視し、国民主権を破壊しようとする安倍政権への疑義が、彼らの行動の理由だ。むしろ、SEALDsを見ていると「9条」や「反戦」によって「思考停止」するような時代は、すでに終わっているように思えてならない。

「止められないと思えるものを、どう止めるかが日本人にとって大きな課題」と、安彦氏は言う。そのためには、まず“止められないと思う”自分自身の殻を打ち破るほかないのではなかろうか。
(宮島みつや)


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コメント
 
1. 2015年12月11日 07:52:03 : KzvqvqZdMU : OureYyu9fng[54]

戦うべき時は戦う、それが男ってもん。

平和だの反戦だの非戦の誓いだの、
偽善ばかりゆって戦う勇気を殺いできたのが戦後の偽善者・糞サヨだね。
偽善を叫ぶことで名を売りメシの種にしてきたのが糞サヨだ。

畳の上で腐れ死にするよか、戦って斬り死にする、これが男児たる者の心得だ。


[32初期非表示理由]:担当:多数のアラシコメントが確認されているため、この人のコメントは内容にかかわらずすべて削除

2. 2015年12月11日 08:39:43 : f4EvO13rII : yykg9B4uyWo[2]
>>1
>平和だの反戦だの非戦の誓いだの、偽善ばかりゆって
 
稲田朋美(次期自民党総裁?)「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(月刊誌『WiLL』二00六年九月号)
 
しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-09/2006090901_01_0.html
 

3. 2015年12月11日 08:43:31 : YclCTohTqE : HGpmjPrrqnI[1]
戦って斬り死にする、

どこで? だれと? 尖閣で? 中国と? 竹島で? 韓国と? 北方領土でロシアと?
ボートに乗って日本刀担いでかい?

 これが男児たる者の心得だ
悲しくて、滑稽な心得だね!

 


4. 2015年12月11日 09:10:48 : YaegIPKLG2 : Fbydgb5o7yo[54]
マラリアと下痢と飢えに命落とすのも、畳の上ではないことに間違いはないですけど。
我こそは何処のダレ兵衛、いざ神妙に勝負勝負〜、
ったって、相手には言葉通じない、って言うか聞こえない。
斬り死にする為には相手にも刀持ってもらわないといけませんけど、骨董趣味にはつきあってもらえないでしょうね。
ガンダムじゃなく、戦国自衛隊ですか。

5. 2015年12月11日 10:40:47 : 0zED7mr5TE : xVWuYAk5rIA[38]
>>01

>戦うべき時は戦う、それが男ってもん。

良い事を言うねえ、なかなか勇ましいじゃねーか。男のなかの男だね。
もしもん時は真っ先に頼むぜ。

ところでその「戦うべき時」てえのはいったい誰が決めるんだろうね?そこんとこよく考えてみな。
少なくともお前さんじゃねえ事だけは確かだな。まあ宣伝に乗せられてその気になったてえなら別だが。



6. 戦争とはこういう物[953] kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo 2015年12月11日 11:07:09 : 0lfblgLuXc : joWj7kZ@L@I[1]
>近年の萌え系美少女戦車アニメ
>旧日本軍の戦艦を萌え擬人化したゲーム
>アニメ版の大ヒットも「戦争」を欲望のはけ口にする傾向を象徴してはいまいか。

 何を象徴しているのか知らないが。自分の見る限り、所謂「萌オタク」の注目点は如何に美少女キャラ同志を絡めるかにあり、戦闘場面は驚くほど乏しい。
 寧ろ戦闘性を高めるコンテンツの問題は、そこに正義を理由とする場合にある。この事は、お茶大の研究でも明らかだ。安彦氏が危惧しているのは、ロボットアニメの基になった小説”STARSHIP TROOPER”に在るような、非戦闘平和主義を否定するような風潮につながる事ではないか。


7. 2015年12月11日 21:33:21 : SZwWhctQGg : K@0yOw5GVOQ[4]
>『イスラム国』(IS)みたいなものにどう対応するのかなど

あいつらには本当のイスラム教徒などいないんだよ。
コーランなんか読まないんだよ。
騙されるな安彦さん。


8. 2015年12月11日 23:48:09 : G9pRncd5P6 : kNLawzAmjgA[63]
アニメの中の戦争など、その中にどんなにシリアスに「人間ドラマ」が描かれていても、所詮は絵空事だ。本物の戦争など知らなくても、実際の戦地に行った人がその苦しみを語った本などを一度でも読めば、そんな絵空事などに二度と惹きつけられることは無くなる。私自身そうだった。

どこの国の人であれ、本当の戦争に行って来た兵士はけして戦争を賛美しない。
特に最前線に行かされた人はそうだ。
(後方で指示だけを出していた人はわからないが)
残念ながら、この日本では現在90歳以上のお年寄りでないと、兵士として戦争に行かされた体験を持つ人は少ない。
そしてその多くは、戦場の異常な状況の中で残虐な殺人に手を染めてしまった、あるいは、激戦や惨めな敗走の中で仲間を見捨て、自分だけ生き残ったというような罪悪感から、その体験を周囲に語れる人は少ない。
私の身近でも親しかった老人が戦地での体験を語ってくれたのは亡くなる前年だった。

現在、戦場を知らない人間の中にも、戦争に憧れ、戦争を賛美する人がいる。

そうした人に紹介したい人がいる。
http://ikiru918.hatenablog.com/entry/2015/10/25/202500
アレン・ネルソン氏はけして臆病な兵士だったわけではない。
優秀な海兵隊員として勲章を二つも貰って除隊したそうだ。
その彼にして、その後の数十年間、戦場の悪夢に苦しみ続けた。

現在、アメリカで反戦運動をする人々の中には多くのベトナム帰還兵、そしてイラク戦争の帰還兵がいる。
心身に重い後遺症を抱えながら、反戦を叫ぶ彼等の存在を無視すれば、我々は大きな後悔をすることになるだろう。


9. 2015年12月13日 00:42:57 : tHIVKuZsdo : _YgkBQOb_8U[23]
>>1
俺はネ 女の腐ったので構わんよ
https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8A%A0%E5%B7%9D%E8%89%AF+%E6%95%99%E8%A8%93%E2%85%A0
あんたはついフラフラっと逝ってらっしゃい。
絶対に生きて虜囚の辱めなんざ受けんなよ。なるべくお早めに。それじゃさようなら(爆笑

10. 2015年12月13日 00:55:24 : tHIVKuZsdo : _YgkBQOb_8U[24]
>>8
氏の其れを題材にした国会正門前での一人芝居です。かれこれ続けて半年にもなりました。
トレーナーの上からシャツを着て演じて居ますし空も真っ暗なので、これは最近の収録なのかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=P5jFXAgdc6c
最初は日比谷公園で練習し始めてたとかだそうで、最近では官邸前の方でも演じてらっしゃるそうです。
皆さん(必ずハンカチとポケットティッシュをポケットに捩じ込んで)是非一度足を運んで頂けたらな…と思います。

11. 2015年12月14日 12:33:22 : DUoaYpYA6o : GeZiqh8rKCQ[4]
>たとえば、近年の萌え系美少女戦車アニメ『ガールズ&パンツァー』や、旧日本軍の戦艦を萌え擬人化したゲーム『艦隊これくしょん─艦これ』のアニメ版の大ヒットも「戦争」を欲望のはけ口にする傾向を象徴してはいまいか

ガールズ&パンツァーはスポーツであって戦争ではない
なんで死人が出ないスポーツを戦争と一緒にするんだか
オルタナとかでもこの手の区別ができない馬鹿が沸いてきて困る


12. 2016年6月22日 20:58:35 : HzuGRK6QLA : MsJgcSrrSrk[1]
団塊世代のアニメ屋ってホント頭悪いよなwいや、詭弁だけはうまいか?w

ぶさいくで潰しが利かない他の仕事も出来ない中で
コマーシャリズムに乗っかって、それしか飯の食いようが無かっただけだろが!

もう忘れられ消え行くのみのになった存在が、最期にこっち向いてと
発する言葉は、いつも、同じだなww



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