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もっとも残酷残忍な国は? 私の闇の奥
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投稿者 お天道様はお見通し 日時 2015 年 3 月 04 日 13:28:33: I6W6mAZ85McLw
 

この見出しを見て、これまで私のブログを読んで下さっている皆さんは、「このブログの筆者は米国だと言いたいのだな」とお考えになるでしょう。ピンポン!です。


 私は九州大学教養部に奉職中、1959年、シカゴ大学物理学科からの招待で渡米して2年を過ごし、その直後に、サンホゼとボルチモアに計1年半ほど滞在し、1968年にはカナダに移住してしまいました。私は、その頃までは、米国という国は色々の意味で良い立派な国だと思っていました。ところが、それから約半世紀後の今では、米国は建国以来一貫して極めて残酷残忍な国家であると、私は考えています。日本には米国に好意を持っている人々が沢山おいでですから、この老人の考え方に不快感を覚える向きも多いでしょうが、私とて好きでこうなったのではありません。十分の理由があってのことです。否定の余地のない事実の数々を学び知ったことで、この考えにならざるを得なかったのです。


刃物で人の首を刎ねたから残酷残忍というのは如何なものでしょうか。日本でも昔はよくやりましたし、フランスはその技法で歴史的にとりわけ有名です。Point-blankで射殺するのは残酷残忍ですが、高空の無人機から狙い撃ちするのは人道的ですか?


2013年8月30日付のブログ記事『もう二度と幼い命は尊いと言うな』で、私は、「8月21日、シリアの首都ダマスカスの近くの反政府軍の支配地区に対してロケットによる化学兵器(毒ガス)攻撃が行なわれ、多数の一般市民が殺されました。死者数は初め約1300人と発表され、現在では数百人とされています。」と筆を起こし、「今回の毒ガス使用が米欧の直接軍事介入の口実として行なわれたと私が確信する理由」を述べました。幸いにも、ロシアの外交的努力のおかげで、米欧の直接軍事介入は阻止されましたが、シリアのアサド政権打倒を目指す米国は、代理戦争の形態であらゆる汚い手段を用い、とうとうイスラム国という恐ろしい擬似国家まで生み出してしまいました。


シリア紛争がシリアの一般国民に与えている被害は甚大です。国連難民高等弁務官事務所の2014年3月の発表では、「シリア紛争が始まってから3年が経過し、家を追われた人の数は900万人を超えた。シリアはまさに世界的に最も多くの難民、避難民を出す国になってしまった。シリア周辺国で難民登録を行った、もしくは難民登録待ちのシリア難民の数は256万人を超える。またシリア国内で避難を強いられている国内避難民の数は、650万人を超えている。難民、国内避難民を合わせた数は、シリア紛争開始前のシリア全人口の40%にあたり、そのうち約半分が子どもである。」となっています。死者は10万人を優に超えていると推定されます。


シリアで起こっている事態については、各国政府筋、シンク・タンク、専門家、論客などのあらゆる見解や分析が世に満ち満ちていますが、我々一般庶民にとって最も基本的な設問は「米国がシリアの政権変革(regime change)を行おうとしなかったらどうなったか」ということでなければなりません。“歴史的に現実に起こったことを、起こらなかったら、と仮定する議論は馬鹿げている”と言わないでください。クレオパトラの鼻の話ではないのです。イラクにしろ、リビアにしろ、シリアにしろ、もし、米国がそれぞれの国の政権を、武力を行使して、変えようとする行為に出なければ、百万のオーダーの庶民が戦火に殺され、千万のオーダーの庶民が難民化することはなかったのです。イラクとシリアの国内でクルド人たちがひどい扱いを受けていたのは事実です。彼らが反政府行動に出たのも当然です。しかし、いわゆる北米インディアンの人々も同様の取り扱いを米国国内で受けています。けれども、米国と違い、イラクもリビアもシリアも、遠くの国に出かけて行って、内政に干渉し、武力で政権変革を試みるようなことは何もしていませんでした。国内では、国民はそれなりに一応平和な日常生活を営んでいました。いま私の思いは特にリビアの人たちの上にあります。「カダフィが生きていた頃は良かったなあ」というのがリビアの大多数の人たちの痛切な思いであるに違いありません。


 「もっとも残酷残忍な国は?」という設問に戻りましょう。前掲の2013年8月30日付のブログ記事で、私は、毒ガス(サリン)を使ってシリアの一般庶民数百人を殺戮したのは反政府勢力側であり、その背後には米国があると判断しました。毒ガス使用からわずか10日後の時点での、ズブの素人の断定でしたが、それから2年半後の現在、私の断定が正しかったと考えられる十分の理由があります。当時オバマ政府は、アサド政権側が行った確かな証拠を持っている、と言っていましたが、提出されてはいません。もし世界に提示できる確たる証拠があれば、それを口実に、米国は、今からでも、リビアを破壊し尽くしたと同様の猛爆を、国連を操作して、シリアのアサド政権に対して開始し得るのです。勿論、そんなもののある筈はなく、むしろ、オバマ大統領の手元には、使用されたサリンの出所などについてのはっきりした資料があるのだろうと、私は推測します。


 ブログ記事のはじめの部分に引いたワシントン・ポストの8月23日付の記事を再録します。そのフォト・ギャラリーには、白布に包まれた幼い子供たちの死体が魚河岸の魚のように並べられた写真があります。他の写真の多くも子供の犠牲者の様子を撮ったものです。ご覧になって下さい。



http://www.washingtonpost.com/world/national-security/in-syria-chemical-attack-allegations-us-and-allies-push-for-immediate-probe/2013/08/22/00f76f2a-0b6f-11e3-8974-f97ab3b3c677_story.html?wpisrc=nl_headlines



これらの子供たちは、米国が打倒したいと考えるアサド政権に対する空爆を開始する口実を捏造するために殺されました。この国家的行為とイスラム国の誘拐殺人行為とどちらがより残酷残忍でしょうか。


ここで、私としては、何度でも申し上げておきたいことがあります。どこからやって来たのかわかりませんが、「一つの命は、どれも同じく、一つの命だ」という片言のような言葉が私の心の中に住み着いています。“いたいけない子供だから”とか“愛くるしい少女だから”という気持ちを私は持ちたくありません。偽の証拠の捏造する目的で、誰が殺されても、私は同じように憤りを感じます。


2002年4月、ベネズエラでクーデターが起こり、ウゴ・チャベス大統領は反乱軍側に拘束され、大統領の座から追われましたが、47時間後には、貧困層大衆のチャベスに対する圧倒的支持の表明と軍部内の大統領支持勢力によって、クーデターは失敗に終わりました。このベネズエラ政府転覆の試みの背後に米国の手が働いていたことは否定の余地がありません。


先週木曜日2月12日に現ベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロは,新しいクーデター計画を阻止したと声明を出し、政府が把握した計画の詳細を発表しました。今回も米国のバックアップがあったことは見え見えです。クー実行の予定日は2月12日でした。このクーデター挫折のニュースは日本では殆ど報じられなかったようですが、十分の関連情報がネット上で入手可能です。
 計画の残忍性の点で、2月12日に行われる筈であった暗殺計画の標的の中に、マドゥロ大統領と政府の高官の他に、反政府側の何人かも含まれていたことに、私は特に注目します。


2002年4月のクーデターの際、4月11日の午後、チャベス政府側が反政府のデモ隊に向けて発砲して十数人が射殺され、約60人が負傷したと報じられ、これがクーデターの決定的瞬間になったというのが、ニューヨークタイムズなどの主要メディアの主張したところでした。しかし、その後、反政府デモ隊に発砲し、残忍な殺戮を行ったのは、政府側ではないことを証拠付ける映像の存在が確かめられ、殺戮は反政府側の自作自演であったことが判明しています。今回の、失敗に終わった政権乗っ取り計画で、反政府側の人間も暗殺の対象になっていたという事実は、前回と同じような偽りのストーリーのでっち上げの計画が事前に組まれていた証拠だと思われます。米国のネオコン金融経済システムにべネズエラを組み込むという政策の実行のためには、その手先となって動いている人間たちでも、利益があれば、暗殺して省みないというのは、これぞ冷酷残酷残忍の極みと言うべきではありますまいか。


言うまでもありませんが、もし米国の残酷性を思想的問題として本格的に論じるとするならば、第二次世界大戦での米国空軍の日本に対する空爆の問題を正面に据えなければなりません。これは、日本軍の行為についての反省、あるいは、米国の原爆使用の是非の問題と一応切り離して、考察すべき問題、考察可能の問題です。核抑止力の思想の中核とも深く結びついた問題です。いつの日か、この問題と対決したいと思っています。
身辺の事情から、しばらく、このブログを休みます。

藤永 茂 (2015年2月18日)



もっとも残酷残忍な国は? 私の闇の奥
http://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru/e/3c0b797a4727fc9dc5279fd9a8cf04b5




 

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コメント
 
01. 2015年3月04日 13:46:10 : KzvqvqZdMU
欧米人は残虐だ。帝国日本が解放する前のアジア人は、どーゆー扱いを受けていたか、戦後のお花畑な左翼はすっかり忘れとる。てんで人間扱いではなかった、残虐非道ここに極まれりだ。自由だの民主だのヒューマニズムだの、おもてヅラは綺麗事ばかり、あ、聖書にもあるな、白く塗りたる墓、ちょっと文句忘れたが・・・・


[32削除理由]:削除人:アラシ
02. 2015年3月04日 17:54:42 : GciRKRSy0o
大戦前、大戦後、そして現在まで。連中の残虐さは一貫している。違うのはマスコミによる洗脳があるかないかだけだ。我々は自分の置かれている厳しい立場を認識しなければならない。造られたお花畑に浸っていると悲惨な運命が待っているだろう。


03. 反イルミナティー主義 2015年3月04日 18:04:24 : c/WVv5CaliQ7M : cBqmW6d0hQ
>>02
自分に都合の良いところだけ
拡大解釈のレトリックをして
「左翼ガー」と吠える戦争大好き
ボケジジィの痴呆老人も少なからずこの国にはいる。
お前だよKzvqvqZdMUその典型的な輩だ。




[32削除理由]:削除人:言葉使い

04. 反イルミナティー主義 2015年3月04日 18:08:16 : c/WVv5CaliQ7M : cBqmW6d0hQ
訂正
済まん>>2氏よ、許せ!!
>>1のKzvqvqZdMUの戦犯痴呆老人への回答だった。

追伸:KzvqvqZdMU、幾らCIAに金を払って
戦犯を回避したもらった?答えよ(笑)

[32削除理由]:削除人:言葉使い

05. 2015年3月04日 18:17:12 : nJF6kGWndY

確か米国によると歴史上最悪は日本らしいが

東京大空襲と原発は史上最大の大虐殺だし

残酷比べをしても、あまり意味はないということだな

http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/834.html
米国史上で危険な5大盟友・・なかでも日本は最も「残酷非道」―米メディア


06. 2015年3月05日 02:10:17 : gE01TMjfe2
>“いたいけない子供だから”とか“愛くるしい少女だから”

マスコミの得意技だね。差別主義。 1qmOy4Hy0U

[32削除理由]:削除人:書き方がヘン

07. 2015年3月05日 11:59:12 : t1eIpIm3vk
アメリカにとって日本は属国であり敵国でもある。沖縄や日本の全国にある基地で制空権を持ち自国では禁止の住宅地での飛行も平気で日本ではする。沖縄はより酷い低空飛行をして苦しめている、日本人差別ではないか、戦後70年経っても不平等条約の数々、アメリカの支配下にある日本。

08. 2015年3月05日 15:57:56 : p9B89YgNYw
アウシュビッツのモデルとなったのがアメリカの原住民収容所。

殺しまくったんだね。

ドイツとの違いは相手が原住民かユダヤ人かの違いだけ。

欧米人は原住民を殺してもなんとも思わないんだね。

日本に原爆を落としてもなんとも思わないのが普通のアメリカ人。
イルカの命の方が原住民の命より重いのは昔からの話。


09. 2015年3月05日 16:04:14 : FK8dMPmVAo
私は陰謀論者では無いし、知識も無い只、オリバーストーンの「もう一つの戦後史」を読んだだけ。三冊読んだ。

10. 2015年3月05日 17:32:15 : B3OwF1WSxO
ロシア人もスターリン時代に粛清や無理な農業集団化による餓死などで1000万人以上が死んでいる。

中国人も毛沢東時代の無謀な大躍進運動の失敗や文化大革命による内戦などで2000万人以上が死んでいる。

日本人も日中15年戦争による虐殺や食料略奪、焦土作戦による餓死などによって中国人1000万人以上が死んでいる。


11. 2015年3月05日 17:43:02 : 0whRs3VRdk
>>10

虐待を実行したのは誰か。その組織に資金と兵器を提供したのは誰か。突き止めなければ真相は分からんよ。俺が白人の残虐さに気づいたのはそこまで考えた後だった。物事の表面だけ見て判断するのは間違い。

どこの社会にも人でなしの犯罪者は存在する。そいつらを牢屋に放り込むか牢屋から出して兵器を与えて暴れさせるかで人と国の運命は大きく影響されるのだ。


12. 2015年3月05日 20:09:32 : qF4T1YwunA
●「暴力と資本主義」

2015年2月26日の東京新聞の「本音のコラム」で武田茂夫教授が書いている。

ハーバード大学のS・ベッカ−ト氏の書いた『綿の帝国』(日本語は未訳)という著書を紹介している。

資本主義の暴力性などについて膨大な資料を基に資本主義の歴史を展開しているという。

「現代経済学では市場参入で当事者全員の利得が向上すると教えるが、実態はまるで違う。

産業革命の技術で綿の一大生産拠点となった米国南部では、土地を土着部族から奪い輸入奴隷を労働力に充当して、プランテーションの市場収益性が確保されたのだ。

さらに南北アメリカ植民地化の際のジェノサイド(民俗大量虐殺)、大航海時代の私掠船(しりょうせん)、武装したインド会社等によるアジアの植民地化など、歴史は暴力あふれている。

著者は奴隷制や強制労働等の暴力は資本主義の歴史的逸脱ではなく、その中の核だとさえいう。

(以下、略)」

●世界は「鬼畜米英」に蹂躙された歴史を精算し新しい歴史を歩み始めたいのだ。

米国軍産複合体&金融マフィアは世界の悪の中でも傑出して残虐非道であり、まさに鬼畜としか言いようがない。

米英の歴史そのものが残虐非道の血塗られた歴史なのである。

北朝鮮やイラン(あるいは日本)が「ならずもの」であるならば、米国は「鬼畜」であるとしか言いようがない。

世界はもう「鬼畜米英」の横暴・残虐・非道に辟易し、これを精算して新しい歴史を歩み始めたいと思っている。


13. 2015年3月07日 05:08:47 : ZWYt0bFdLY
>>01
アジアの民間人を数千万単位で虐殺したのが、
ジャップ軍だが、なにいってんだこのクソは。

[32削除理由]:削除人:言葉使い
14. 2015年3月07日 13:22:53 : qFBZAvwg0G

 基本的 理解

 1. ISILは アメリカのCIAの作った組織
 2. 周辺国にISILが侵入すると 脅されている
 3. シリア周辺国(石油産出国)に アメリカ・フランスの
    高度な兵器が輸出され、 シリアに爆撃して 消費される
 4. 安倍は この地域に 日本の兵器を売り込もうとしているので
    周辺国を訪問して ISILに 敵対することを明らかにして
    後藤さんは殺害された

 ===

 中東で起きてる戦闘は アメリカをはじめとする 軍事産業の兵器を
 消費させるための トリックであるから

 軍事産業が存在する限り ISILは 無くならない!!
 
 ウクライナでも戦争を起こそうとしたアメリカの目論見は プーチンによって
 封じ込められた プーチンを助けたのは 中国である

 日本は アメリカと歩調を合わせる 戦争を始めたい国々の内の一つである
  

[32削除理由]:削除人:アラシ

15. 2015年3月07日 20:59:54 : FfzzRIbxkp
どの国にもどの時代にも残虐な人間はいます。

残虐な人間に公権力を持たせる国と、持たせない国の違いが出ています。

残虐性を養育や教育によって別の方向に導く人々と、
無関心を装う人間を暴力的に狂わす人々もいます。


16. 2015年3月07日 21:18:43 : 0whRs3VRdk
>>13

アジア人を殺した兵器Made in JapanとMade in USAその他欧米国家を比べてみればいい。どっちの方が被害者が多いのかは一目瞭然だろう。俺たちは兵器を作っただけで使った奴が悪いとか、そういう基地外自己責任論は聞けないな。基地外に刃物を渡した時点で、同罪かそれ以上だ。


17. 2015年3月10日 01:02:27 : cgu0jqxJeE
殺した人数で言うと、
1.毛沢東
2.スターリン
3.昭和天皇
4.ヒットラー

こんな順番ではないでしょうか?



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