言い換えると、地元出身の若者のように年寄りに服従してよく面倒を見て、地元人がビックリするような事をしたりせず大人しく年寄りの面倒を見て部落のために誠心誠意働いておればええのや、とこういうことだ。

その地元の若者はどうした？東京に逃げ出した。それどころか競争のようにして自分たちの孫子を東京へ送り出したのではないか。そして誰もいなくなった田舎にはIターンと称して東京から若者を取り込み、自分たちの面倒を見させようとしている。自分の孫子には田舎で一生を終えるようなソンな役回りはさせたくない。だから他人の孫子を騙してコキ使おう。そういう寸法だ。

これは全国どこの田舎でも同じだと思う。だからIターンが来ても定着しない。考えるに、今すぐタダでコキ使えるヘルパーを欲しがっているジジババが地域から死に絶えてからが本番だな。

移住するとしても、とくに降雪地帯へは行きなさんなよ。そういうところは例外なく人手不足で若い労働力が手に入れば絞れるだけ絞ろうとする。地域の老人宅全部の雪降ろしをさせられたり、草刈りに行かないと罰金8000円とか当たり前のように取る。これは東北の集落の例だ。正気の沙汰でないと思うが、都会から来てカネを持ってるんだし受け入れてやってんだからこの程度は当たり前だと平気で言い放つ。完全にズレていて、だからこそ限界集落化するのだ。

移住するなら地方都市であって、農村や山村は墓穴に等しい。もし農業を考えているとしても、都市化された中心地を抱えた田園都市だ。そういう地域ならば多少は啓けている。

http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/kaiho/112nakamura.html