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都内のセメント工場から放射性物質が放出?――福島原発由来なのか(HARBOR BUSINESS)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/416.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 4 月 02 日 13:47:04: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

           ちくりん舎が提唱する「リネン吸着法」による大気微粒子の測定方法(NPO資料から引用)


都内のセメント工場から放射性物質が放出?――福島原発由来なのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160402-00089063-hbolz-soci
HARBOR BUSINESS Online 4月2日(土)9時21分配信


 メルトダウンによって大量の放射性物質をまきちらした福島第一原発事故から5年がたつ。除染作業も行われているが、拡散した放射性物質を全て回収することは不可能だ。放射能汚染を監視する東京都のNPOは、放射性物質が混じった粉塵の吸入で内部被曝が生じる可能性を指摘する。

◆NPOが独自の測定方法を編み出す

 東京・日の出町にあるNPOちくりん舎(市民放射能監視センター)は、大気中の微粒子に含まれる放射性物質を独自の方法で調査している。

 一般的には送風機にフィルターを取り付け、フィルターを通った空気量とフィルターの放射線量を測定する装置「エアダストサンプラー」を使用する。一方、ちくりん舎では一定の大きさのリネン布を2週間程度外気にさらし、布に吸着した放射性物質を測定する方法を編み出した。エアダストサンプラーよりも安価かつ簡便に測定できるのが特徴だ。

 ちくりん舎は2014年春以降、福島県内では南相馬市内や伊達市内など24か所で得られたリネン布の吸着サンプルを測定。放射性セシウム137で、布1u当たり0.24(福島市内)〜117.95(郡山市内)ミリベクレル時という結果が出た。これは極めて低い数値だが、ちくりん舎理事の青木一政さんは次のように指摘する。

「東京大学の児玉龍彦教授は原発事故が起きた2011年の7月、国会の参考人説明で『内部被ばくというのは何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうのは全く意味がありません』と証言しています。摂取した放射性物質が臓器に蓄積し、細胞の遺伝子を長期にわたり傷つける可能性があるためです。最近の研究では、肺に取り込まれたセシウムは排泄されにくいと指摘するものもあります。摂取しないにこしたことはありません」

◆日の出町のセシウム検出は福島原発事故由来!?

 リネン布を用いた測定では、ちくりん舎がある日の出町内でも放射性セシウムが観測されている。町内には、東京多摩地域の自治体から出た可燃ゴミの焼却灰を原料に用いるエコセメント工場が稼働。日量400トンのエコセメントを生産している。

 ちくりん舎では2014年3月末、エコセメント工場近くで測定を実施。同2.9ミリベクレル時を検出した。

「工場の排気に放射性セシウムが含まれているものと推定しています。ゴミ焼却灰の加熱時に出るガスはバグフィルターを通して排出されます。その際、ゴミ焼却灰に含まれていた放射性セシウムがガスに混じり、バグフィルターで捕集しきれないものが放出されているのではないでしょうか。稼働状況などは変わっていないので、現在でも状況は同じでしょう。

 リネン吸着法では半減期の短いセシウム134も検出しており、その線量はセシウム137との相関関係が認められます。したがって、今回の検出は東電原発事故によるものと考えられる」と青木さんは話す。

 一方、エコセメント工場を運営する「東京たま広域資源循環組合」によれば、工場の排気から放射性物質は検出されていないという。

「測定は排ガスの流路で行っており、2016年1月の測定結果ではND(不検出)です。検出下限値は排ガス1立方メートルあたり1ベクレルですが、これは都の指針である同2ベクレルより厳しいものです。ちくりん舎の測定に関してはコメントする立場にありません」(循環組合担当者)

◆日の出町では検出されたが、青梅市では検出されず

 ちなみに、この検出結果との比較を目的に、ちくりん舎が隣の青梅市内で行った測定では、放射性セシウムは検出されなかった。「エコセメント工場での検出下限値が高すぎるので、それをすり抜けたものが検出されたのでは」と青木さんは見る。

 東京電力は、福島第一原発から放出された放射性物質について「無主物」、つまり誰のものでもないとの立場を取っている。しかし放射性セシウム137の半減期は約30年。数値は低いとはいえ、事故がなければする必要のなかった被曝だ。事故によって余計な被曝を強いられる状況が、福島県の内外で今も続く。<取材・文/斉藤円華>

ハーバー・ビジネス・オンライン

 

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コメント
 
1. 2016年4月02日 16:56:39 : qNw12zAK9E : 1Qha81euaqU[3]
小出裕章氏の責任

瓦礫焼却を条件付きで推奨した責任
フィルターで捕捉できると嘘をついた責任
東電に返せと実現不可能な条件をつけた責任
フィルター付けずに焼いてるのに知らん顔してる責任
汚染灰が山や海にぶちまけられてるのに、東電に返せとも中止しろとも言わない責任
瓦礫焼却を推奨したのに、自分は瓦礫焼却に消極的な松本に逃げた責任
家族で焼却炉の隣に引っ越せよ。
賛成したんだから。

[32初期非表示理由]:担当:反原発を装い、原発を推進して日本を今日の大破局に追いやった自民党=利権官僚政府と原子力ムラには批判も非難もせず、口を開けば「小出がー」、「松本ガー」とやって小出さんを誹謗中傷するコメント多数のため一括処理http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/413.html#c82

2. 2016年4月02日 19:32:13 : UaCj1YCoNY : K5nesj_bLm0[2]
重要な資料なので、PDFをダウンロードすることを勧める。

>リネン吸着プロジェクトについて〜大気中の粉塵の放射能調査〜

http://chikurin.org/wp/wp-content/uploads/2015/06/faacf4be80e9ca0102ed4fdb4fe9adb9.pdf

PDFの4ページ。

大気中の放射性物質の大半(48.2%)0.7μm(700nm)以下の粒子。

ナノ粒子(200nm以下)の皮膚の浸透性に関しては、相反する研究がある。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20705894
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22732479

不溶性のものを別にしても、水溶性の放射性物質に関しては、皮膚浸透が可能ではないか?

トリチウム水は、間違いなく、皮膚浸透する。

雨に濡れることや、汚染された海川で泳ぐことは、控えた方が賢明だ。

福島原発事故では、ウラニウムを内包したバッキ―ボール状のナノ粒子が形成されたことが、分かっている。

http://enenews.com/major-study-saltwater-used-in-fukushima-reactors-causing-unprecedented-phenomenon-forms-tiny-uranium-compounds-able-to-travel-long-distances-also-concerns-about-how-much-this-will-increase


3. 2016年4月02日 19:37:17 : UaCj1YCoNY : K5nesj_bLm0[3]
>>02補足
>Uranyl peroxide enhanced nuclear fuel corrosion in seawater

・・・nanoscale cage clusters containing as many as 60 uranyl ions・・・・

http://www.pnas.org/content/109/6/1874.abstract


4. 2016年4月03日 20:47:00 : Z4gBPf2vUA : yAHRwQjY@XQ[170]
奴らはね【マイクロ波】ってのをHAARPか何かで照射してるので一定の場所に数時間でも数週間でも照射して放射能値を上げることも意図も簡単に出来る

5. 2016年4月03日 21:00:38 : wmpQp2uMBc : otG2NMtzfoE[155]
放射性廃棄物を原燃料として公共事業へのセメント使用を推進したんだからな。
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/134220b5b9b6a170562ce13011a6789f
投稿の本文中  >> エコセメント工場での検出下限値が高すぎるので
          そうだろね。
リネン布で吸着。ナルホロ。身近な素材の利用で有意義な調査が可能なんですね。
日の出町というか東京の西側は焼却施設のせいなのか、空間線量が高くいことが。列島全体が焼却利権でオオワレテイテ、どこにも逃げようがないような感じだが。

※参考 放射能汚染された自動車のリサイクルの場合
スクラップ直後は基準に満たない濃度であっても、輸送の間に濃度が高まり、高炉
や製鉄所に到着した段階で基準値をオーバー、資源としてリサイクルできなくなるケースもあるという。   http://response.jp/article/2011/06/14/157961.html


6. 2016年4月04日 01:21:02 : npDLF2UBNs : 3clQILjO0Ws[252]

>>最近の研究では、肺に取り込まれたセシウムは排泄されにくいと指摘するものもあります。
>>摂取しないにこしたことはありません」

<<昔から分かってますよね。

 大体、PM2〜3を境に、大きいと肺に残り、小さいと肺胞から取り込まれて全身に回る。

>>放射性廃棄物を原燃料として公共事業へのセメント使用を推進したんだからな。
<<韓国でもそうですね。何処の国でもこっそりやってる。

 ======

 http://onodekita.sblo.jp/

 チェルノの5倍の、1,000トンのデプリの福島第一。
 200トンで、しかも、何処のあるか分かっているのに、一生、処理できないチェルノ。
 福一はその5倍量で、しかも、何処にあるか分からない燃料デプリ。
 
 廃炉なんて、夢のまた夢・・・、湯気で、地下水で、ドッバドバと吐き出し続ける。

 =====
 
  ★:福島第一汚染水(4月1週)―地下水バイパス井戸からは過去最高のトリチウム―

   http://mekenekotama.blog38.fc2.com/

   最近は、毎月の様に、最高値を更新し続けてる福一・・・終わってる・・・

   トリチウムは、水以外に、メタンでもアミノ酸でも何にでも水素を置き換わる。
   だから用意に体内に入り込む。
   蒸気も湿気もH3水だし、凍土壁の400億円は全くの無駄だった。

   最近は、毎月の様に、最高値を更新し続けてる福一・・・終わってる・・・

   コレって、ゆるい臨界でも起きてんじゃねぇ・・

  ========

   五輪が終われば、廃炉なんて、ギャグでしたと開き直るんだろう・・・
   東北はこれからも震災塗れになることが必死なのに・・・
   昨晩のNスペで、311でのマントルのゆがみの戻りが、これから活発化して、
   それが地表の大震災に繋がると警告してた通りになるだろう。

   可哀想だけど、福島は、再爆発も、一応、覚悟しておくんだなぁ・・・

  ========

   日本は、山と森が放射能の貯金箱で、地表5cmのCsは、半減期が180〜320年間。
   5世代後までも、Csのほこりは吸い放題になる予定・・・

  ========


7. 2016年4月04日 03:26:55 : HiLgeW5DNM : 6bo3qsiQrBY[2]
何度も投稿しているが、
日本は東北以南すべて放射能で侵されており、
那覇空港の1KM南でさえも
0.5μSV/hの濃度だ!

東京は、新宿でも東新宿の駅近辺で
0.6μSV/hぐらいが測定できる場所がある!

信じられん人は、
線量計をもって、東新宿の駅の周りの小道を、
丹念に測定すればどうですか?
近所の日清食品前の植樹のあたりも高濃度ですよ!

お台場は、駅前の花壇付近は、
ベクレル測定機器を持参すれば
10000Bq/kgを観測できる!

東京駅も東北新幹線乗り場付近なら、
0.5μSV/h以上の濃度観測が可能です。

ということで、
関東圏でどこの会社のどんな生産物から
放射性物質が出てきても不思議ではない!

南無阿弥陀仏


8. taked4700[5217] dGFrZWQ0NzAw 2016年4月04日 19:19:03 : 90zhUkgRWo : agEZUD9msHM[3]
>>02

とても為になるコメントをありがとうございます。

リンク先の記事を読ませていただきましたが、311の事故を受けて研究が始まったようですね。日本政府と東電はこのこと、つまり、海水で冷やした場合に燃料棒が海水に溶けるということを知っているのでしょうか。

長距離の汚染は確認されていないということですが、少なくとも専用港の海底には相当な量のウランが微粒子となって存在しているはずだと思います。

>不溶性のものを別にしても、水溶性の放射性物質に関しては、皮膚浸透が可能ではないか?

不溶性かどうか、というのは、基本的には粒子の大きさで決まります。水溶性があるかどうかは、水分子の極性、つまり、プラスとマイナスの極性との相性で決まります。基本的に水溶性がない、つまり、水分子との相性がよくない物質でも超微粒子になれば、基本的に普通に溶けた状態になります。

燃料棒の表面が酸化されてウランが微粒子になるということですから、そのままの状態で皮膚浸透性はもちろんのこと、消化管からの体内への取り込みも出来てしまっている可能性があります。

つあり、海中の生き物が皮膚とか食べ物から体内へウラン微粒子を取り込んでいる可能性があるということです。当然、それを人間が食べれば、消化管から体内へ入り込む可能性があります。

ただ、よく分からないのは、バッキーボール状、つまり、サッカーボールの5角形と6角形が組み合わさったのと同じようにウラン原子が組み合わさってボール状になっていると読める点です。過酸化物が分離してもバッキーボール状でいるようであり、そんな反応が可能なのか、つまり、ウラン原子だけでバッキーボールを作ることが出来るのかどうか、多少疑問に感じます。もしそれが可能で、過酸化物が分離した後も安定した状態でいるなら、確実に食物連鎖の中に入り込んできますね。

ただ、バッキーボール状の微粒子ということであれば、原子の数そのものはあまり多くないので、放射線での害はほとんどないはずです。重金属毒性は当然あります。どんな重金属毒性がウランにあるのかは、自分は知りません。


9. 2016年4月05日 00:28:02 : gpBtlQpWh2 : xe2yIUfLDyI[13]
http://chikurin.org/wp/wp-content/uploads/2015/06/faacf4be80e9ca0102ed4fdb4fe9adb9.pdf

やはり、リネンでは誤差は大きいみたいだけど

>不溶性かどうか、というのは、基本的には粒子の大きさで決まります。水溶性があ>るかどうかは、水分子の極性、つまり、プラスとマイナスの極性との相性で決まります。

粒子の大きさは関係ないよ。大体、微粒子は溶けた状態でなく浮遊状態になるだけ
沈殿しない可能性もあるが、粒子状でイオン状態にならないので溶けたとは言えないよ
ウランは6価だから、酸素2個と結合した場合に
2価のウラニルイオンとして水に溶けてるだけ。酸化物になるかどうかで来まる。
塩素が有れば酸化しやすくなるが・・・・プルトニウムの場合も同じ
だから、
福島の原子炉内に有るのは海水注入による塩化ウランではないかと言う説もあるんだよ
塩化物は水に簡単に溶融するから、燃料デブリが無い可能性も有るんだね。

>燃料棒の表面が酸化されてウランが微粒子になるということですから

燃料棒はセラミックだからウランが微粒子っておかしいいよ。
酸化ウランは,格子定数 0.547nm の面心立方(螢石型)結晶。
その融点は,約 2,800°Cで,融点に至るまで相変態がない.つまり酸化は無い
粒径約 5 〜 10μm の多結晶焼結体だが酸化で剥がれて微粒子になどなるはずが無い
粉砕されたとしたら、可能性として高いのは、海水注入による熱収縮割れですね。


10. taked4700[5220] dGFrZWQ0NzAw 2016年4月05日 11:52:07 : 5dMrMOsY0Q : fRxxLDkIT6k[3]
>>09

>粒子の大きさは関係ないよ。大体、微粒子は溶けた状態でなく浮遊状態になるだけ

それはそうです。「溶ける」という言葉の定義の問題ですね。

>粒径約 5 〜 10μm の多結晶焼結体だが酸化で剥がれて微粒子になどなるはずが無い

セラミックでも海水の存在が、セラミック内部の物質を溶かし出す可能性はあるのではないかという気がします。自分が疑問なのはバッキーボール状になっているウラン微粒子と過酸化物が分離するというようなことが書かれていることです。
なお、融点と化学反応は別の概念です。融点以下でもいくらでも水溶液中で結晶は化学反応を起こして溶けてしまいます。食塩が典型。

ただ、おしゃる通り、「酸化で剥がれて微粒子」になるというのはおかしいと自分も思います。



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