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「全くわかっていないなあ…。原発事故は起きてしまうと取り返しがつかない。:toriiyoshiki氏」 
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/832.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 11 月 24 日 01:01:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「全くわかっていないなあ…。原発事故は起きてしまうと取り返しがつかない。:toriiyoshiki氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/21169.html
2016/11/24 晴耕雨読


https://twitter.com/toriiyoshiki

「異常を感知して、停止して、点検して、再起動する」のは基本的に平常時の対応。

地震などの天災時には、被害の規模によっては「点検・再起動」ができない事態も想定しておかなければならないはずだ、ということを言っているのだが、わからない(わかりたくない?)人たちがいるようだ。 https://t.co/Tj1CAj2jHg

順調に作動する「はず」だった冷却装置が津波をかぶって働かず、大惨事に至ったのを目の当たりにしたのはつい数年前のことだった。

今回は問題なく原因調査と再稼働ができたからといって、次回も必ずできる「はず」だと考える楽観主義がぼくには到底理解できないのだが…。

これは信仰か何かなのか?

>Norio Maeda 全自動が最善だと思い込んでいるのだろう。原因を確認せずに対策するリスクを無視している。温度が限界まで上昇するには7日以上必要なのだから、多くの場合は原因を確認する時間がある。((65℃-29.3℃)÷0.2℃)=178.5時間 

「多くの場合は原因を確認する時間がある」…その通りである。

「多くの場合」から逸脱する事態に備えるべきだ、ということを繰り返し申し上げている。

「安全」とは文字通り「万一の場合」への備えであるべきで、そこを軽視したがために福島原発事故が起きた。

その過ちを繰り返すべきではない。

140字の断片の連続投稿というかたちにならざるを得ないので、その一部に反応して当方の発言の趣意を誤解してしまう方が現れるのはやむを得ない。

しかし、誤解されたままで終わるのも業腹だから、しつこいようだが今朝の福島第二原発の冷却装置の停止問題についてエッセンスの部分をまとめる。

今朝のニュースを知ったとき、ぼくが抱いた深刻な危機感を一言でいうとするなら、原子力発電の技術(多くはアメリカから導入された)は地震国である日本に充分にアダプテーションされていない、あるいは極めて等閑にしかされていない、ということだった。

それはもちろん今日初めて感じたことではない。

福島第一原発の事故後、この原発がわざわざ土を掘り込んでまで水面に近い場所に非常用電源を設置したと知って暗然とした。

地震=津波の可能性を考えればあり得ない判断だったからである。

ましてや、この地域にはかつて大津波に襲われた記録も残っている。

過酷事故が起きれば取り返しがつかないほどの巨大なリスクを抱える(そのことは一連の取材を通して嫌になるほど実感してきた)原発の基幹的なシステムが、大地震への対応を想定せずに構築されていることへの危機感が今朝のニュースで蘇ったのである。

東電の説明が正しいとすれば、冷却装置は震度5の地震の揺れによる水位の変化を「水位の低下」と“誤解”して冷却装置を停止させたことになる。

地震の揺れによる水位変化を認識できない仕組みだったわけだ。

してみれば、今後もっと激しい揺れに際しても同じように反応する可能性が強いことになる。

今回は第二原発の現場の人たちが的確に対応し、迅速に再稼働できたからことなきを得た。

幸いなことである。

しかし、地震がもっと激しく、人身や建物に大きな被害が生じたとき、同様の対応ができるという保証はどこにもない。

そして、そういう「万一」の事態に備えるのが安全対策であるはずだ。

つまり、今回のケースは現在の安全システムの陥穽を明らかにしたことになる。

この「穴」を潰していくことは、(前にも書いたが)原発に対する賛否の如何に関わらず必要なもので、原発を推進すべきだと考える人たちであればより一層真剣に取り組まなければならない問題だと思う。

ぼくは給水確保(=使用済み核燃料の冷却維持)のため多重の安全装置が必要だと書いたが、必ずしも現在の冷却プール方式を前提とした対策がベストだと思っているわけではない。

どなたかもお書きになっていたが、乾式キャスクによる保管への移行というのがより現実的な選択肢ではないか。

福島原発事故の後、電力と水の供給を必須とする冷却プール方式の災害時の脆弱さが各方面から指摘され、電気も水も要らない乾式キャスクによる使用済み核燃料の保管が強く提唱された。

しかし、現在も依然として冷却プールでの保管が続いている。

ひとつ間違えば、福島原発事故の再来となりかねない。

ぼくはそのことに深刻な危機感を覚えた。

今回うまくいったからといって次回もうまくいくとは限らない。

過酷事故につながりかねない可能性を指摘することは「不安を煽る」こととは根本的に違う。

立場を問わず、想定されるリスクは潰していくべきである。

東電もジャーナリズムもそのことに鈍感すぎる。

>菊池誠 仮に一週間止まっても問題ないというのに、この人はいったい何を言ってるんだか。こういう人が風評被害を生み出すんだよ。報道関係にいたのでしょう?

技術的な知識があるはずの人たちの多くが、部分的なメカニズムの合理性に拘泥してシステム全体として抱える問題点を見失う。

これは現代的な病理現象と言えるのではないか。

>佐々木俊尚 このご意見も原子炉の冷却水と、使用済み核燃料プールの冷却水を混同されているように思えますね。

核燃料が熱を持って制御不能に陥ることが問題だという点では基本的には同じでしょう。

福島原発事故の際に最も憂慮されたのが4号機の使用済み核燃料プールだったということを佐々木さんはご存知ないのかな?

>飛魔人「津波を被ってお釈迦」になったのは、冷却装置ではなく非常用電源(発電機とバッテリ)なんだわな。電源を失った事で全てのテレメトリデータが得られず、対策が後手に回った。思い込みの間違った前提で物を言っても馬鹿にされるだけ。

これはご指摘の通り。

もちろん知っているのだけれど、これは気づかずに筆が走って(キーが走って?)いたみたいだな。

…後のtweetでは正しく「非常用電源が水没」と書いていますのでご安心を。

>s.s 100%絶対の安全「しか」認められなくて、安全装置が存在すること自体が危険が存在するという意味だと言って憚らない人達がいる。より安全な技術が出来ても、「では今までは危険だったのか!」といって噛みつく。そんなことを繰り返して、本当の安全を失っていったのが日本の原子力発電所ですよ 

この人は誰の話をしているのかな?

>竜田一人 燃料プールの循環系統がA系B系の2つあることも知らずに、原発批判の番組作ってらしたんですね。

今回、そのA系B系はどのように動いたのですか?

>Y. Izutsu この言が批判されている理由は「相当性のなさ」すなわちリスク評価がずさんなこと。より具体的には確率が定量化されていない。事象発生の確率が極めて小さい本件を確率が高い事故直後の件と同等に扱うことが工学的視点で明らかな不適切であるから。

全くわかっていないなあ…。

原発事故は起きてしまうと取り返しがつかない。

だからこそ、充分すぎるほどの備えが必要だということを繰り返し言っているわけで、今回のケースが危険だなどとは一言もいってませんよ。

事故のリスクを極少化するために必要な方策を議論しているのです。

>宇宙のタマン族 引用されたツイートのどのような部分が「システム全体として抱える問題点を見失」っているのかよく飲み込めなかったのですが、よろしければ説明していただけないでしょうか 

「仮に一週間止まっても問題ない」からシステムに疑問を投げかけることは「風評被害を招く」としている点です。

こうした言説が福島原発事故を招いたのだとぼくは考えています。

非常電源水没のリスクは事故以前から指摘されていたものなので、真摯に向き合ってこなかったことが事故につながりました。

>Y. Izutsu リスクマネジメントは哲学だけでやってはキリがなく、相当性や定量性を常に念頭におかねばならない。事故のハザード値を無限大に設定したり確率を無視したりするととたんに破綻する。それをやった瞬間ゼロリスクの追求に様変わりする。

相当性は「リスクの大きさ」に大きく関わると思うのだが。

以前も何度か書いたが、アメリカでは原発参入に際して想定される過酷事故の被害をシミュレーションし、原発事故のリスクは民間企業には負いきれないとした。

日本ではそうした被害の想定は行なわれてこなかった。

災害時には事前の想定を超える事態が頻発する。

それを前提にリスクを大きく見積もった対応策を準備しておく必要があるのではないか、ということを昨日来繰り返し書いているつもりなのだが…。https://t.co/0Ytp9j8J1a

>ミツカジ マヤ 非常時における一時停止機構の復旧シークエンスに、人の手が介在せざるを得ない部分があるとしたら、それは「ダメ」なんじゃないでしょうかね 人が行けず、現地操作できず、復旧できないそんな状況に陥るシステムが原発に組み込まれていて改善されていないとしたら、それは「致命的欠陥」でしょう 

ぼくと同じ懸念を抱いた方がいらっしゃるようだ。

昨日の地震で福島第二原発では作業員の安全を考え、一度構外に避難をさせている。

当然だと思う。

しかし、避難させるということは「すぐには戻れなくなる」事態も当然に想定しておかなければならない。

その備えがあったのかと疑問を投げかけているのだが、誰一人としてそこには答えてくれない。

冷却装置の故障を防ぐための自動停止だとか、放置しても一週間は大丈夫だとか、それ百も承知だよ。

問いかけの本質とズレた居丈高な反論(?)ばかり返ってくることにうんざりする。

Twitterの場合、断片的な言葉尻に反応しがちなのはやむを得ないと半ば諦めてはいるのだが、それにしても酷いな。

こういうフェイルセイフが用意されているので避難した作業員が戻れなくなっても心配には及びませんよ、と言ってくれればそれまでの話なんだけどなあ…。

ま、それでも、水や電力に依存しない乾式キャスクに移行する方が「より安全」だとは思うけどね。

>あさくらトンコツ FPCには予備系統があり、それらがともにダメでも残留熱除去系があり、それがダメでも復水補給水系があり、更に全電源喪失しても外部から注水出来、また2Fの燃料は未臨界になってから5年以上経ち崩壊熱が小さいことを、この人は知らないのかな。

なるほど。

それらのフェイルセイフは地震や津波で作業員が戻れなくなっても機能するのかな?…

ぼくたちは「全電源喪失しても外部から注水」ができずに破局に至った事例をついこのあいだ目の当たりにしているのだが。…

2Fの燃料の温度については繰り返し書いてきた通り、百も承知の上で議論している。

福島第一原発だって幾重にもフェイルセイフの仕組みは張り巡らされていた。

それが額面通り働けば、あのような事故が起きることはなかっただろう。

地震と津波の災禍のなかで万全だったはずの安全対策が機能しなかった教訓がどう活かされているのかをぼくは問うているのだが。

もっとも、福島第一原発事故については、当初東電が言明したような「想定外」の事態ではなかったことが明らかになってきている。

国会事故調や、その調査実務を担当したジャーナリストの添田孝文氏、原発事故被害者が起こした裁判を担当した弁護士たちの尽力によって。

ある裁判では、事故以前に東電が10m超の津波が襲来する事態を想定し、そのときには福島第一原発は危険な状態に陥ると認識していたことを裏づける資料を国側が提出した。

その資料には、「絶対的安全」を求めるかのような表現は避けて欲しいとの東電側からの要請がメモ書きされていた。

しかし、東電は危険を認識しながらも対策を取らないまま、3.11を迎えた。

国と東電が大津波の危険を認識していたのを裏づける書類が存在したこと、対策を取らなかったことは、紛れもない事実である。

原発の安全性をめぐっては、こうした「技術」を超える問題が常につきまとう。

通常の対応が不可能になる災害時の安全対策が充分に考慮されているのだろうかという危惧、安全性の確保を最優先としない電力会社の経営体質に対する危惧(東北電力はちょっと違ったりするが…)、5年前に現実に起きたことを忘れたのでなければ今後に危惧を抱くのは当然だろうと思うのだが。

>かわせみ 取り返しがつかないとはどう言う事でしょうか?五年前の震災にによる事故の影響は、農作物、畜産物、海産物ともに放射性物質は震災前のレベルに戻っていると発表された筈。人への影響も特にないと確認された筈。

食料に含まれる放射線を除いて、これは事実ではない。

こうした認識の人もいるのかと吃驚した。

いまだに帰還の目処が立たない地域が膨大にあるのをご存知ないのかな?…

そもそも「原発事故の被害」は放射線の問題にとどまるものではないし。

相手にするのも馬鹿馬鹿しいが、ぼくは昨日の一連の呟きのごく最初の方で「5年以上停止している原発だから良かった」と書いているにも拘らず、いまだに「燃料プールの核燃料が冷えていることも知らない」といった趣旨の罵言を投げてくる莫迦がいる。

そして、事実確認もせずリツイートする莫迦も…。

本来、揚げ足取りにすらなっていないんだけどなあ…。

ま、事実だろうとなかろうと、気に食わない奴への罵言を書ければそれでいいのだろう。

ネットというのはそうした卑小な輩も多く棲息している場所だと弁えるしかないね(…と自分を説得してみるw)。

>上海帰りの髭ダンス 勿論。私もその前提で話をしているのですが? 二重三重のフェイルセーフが機能しなくなる事態が発生した場合には、「同時刻に同地に存在した」その他のフェイルセーフ機能「それだけ」が「被害を免れる」なんてことはあり得ません。それはゼロリスク信仰と変わりません。

だんだん議論の焦点が見えてきた気もする。

フェイルセーフがいずれも役立たない事態を想定した場合(それがあり得ることは5年前に実証済み)、その結果として引き受けることになるリスクがあまりに大きいので、ぼくは脱原発を図るべきだと考えている。

そして、せめて乾式キャスクで保管をすべきだと。

そして、きのう佐々木俊尚氏が批判した小沢一郎氏のtweetも(乾式キャスクには触れてはいないものの)基本的に同じ趣旨だろうと読み取れる。

もちろん人によって見解は様々に異なる。

反対の意見もあって当然である。

しかし、それを「デマ」と呼ぶのは不当であろうとぼくは思う。

しかし、あらゆるフェイルセーフが機能せず、あれだけの惨事を招いた経験がちっとも内在化されていない国と国民というのはある意味凄いな…。

>Novlude 一般的にはそう思われてないですね。根拠のない不安をもとに主張するならそれはデマです。意見を述べたらその根拠や説明を求められるのは当然ですし、その結果誤った認識に基づく煽りがデマと断じられるのは正当なことでしょ。

ぼくのみならず多くの人たちが、人が入ることを前提にしたシステムで災害時に対応できるのかという懸念を表明している。

そしてその問いにきちんと答える人はいまだに現れない。

それをこの人は、なぜ「根拠のない不安」などと言い切ることができるのだろう?

>Novlude 今回の件の説明や対応に問題は見られなかったのですから、そのシステムは現状では信頼できると判断できます。 もし、人の目で確認し人の手によって維持される全てのシステムに不安を感じるというのであれば、問題はその人間不信にあるのでもはや言えることはないです。

この人、全く意味がわかってないな…。

 

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