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OECD、世界経済の成長見通し下方修正 政策当局は公約を守るために行動を起こすべき 健康と良い仕事が幸福への道
http://www.asyura2.com/16/hasan109/msg/357.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 6 月 02 日 02:06:10: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160601/k10010543041000.html


OECD、世界経済の成長見通し下方修正 
By WILLIAM HOROBIN
2016 年 6 月 1 日 20:12 JST

 【パリ】経済協力開発機構(OECD)は1日、各国政府が緊急対策に動かなければ、世界経済が低成長に陥り、再度大幅に落ち込みかねないとの見方を示した。

 OECDは半年ごとに公表する経済見通し(エコノミック・アウトルック)で、投資の拡大に加え、競争の促進、雇用流動性の改善、金融安定性の向上を目指す政策の実行で景気を刺激するようあらためて呼び掛けた。

 OECDのチーフエコノミスト、キャサリン・マン氏は「こうした必要が差し迫っている」とし、「世界経済が低成長のわなにはまっている期間が長いほど、負の連鎖を断ち切ることが難しくなる」と述べた。

 OECDによると、世界経済の成長率見通しは直近の6カ月間で約0.3ポイント下向いた。

 OECD加盟34カ国の成長率は今年1.8%、来年2.1%と見込む。昨年11月にはそれぞれ2.2%、2.3%と予測していた。

 米国経済は今年1.8%、来年2.2%それぞれ拡大するとみる。3カ月前の予想値は2%、2.2%、6カ月前は2.5%、2.4%だった。

 ユーロ圏については今年1.6%の成長を想定し、2月時点の予想値である1.3%から上方修正した。だが来年の成長率見通しは1.7%に据え置いた。

 日本の成長率は今年0.7%、来年0.4%と予測。それぞれ0.8%、0.6%という3カ月前の見通しから下方修正した。

 長期的な要因だけでなく、一時的なリスクも世界経済の重しとなっている。

 OECDは、欧州連合(EU)離脱を巡り6月23日に実施される英国の国民投票が、同国だけでなくEUやその他の国々にとっての「主要な下振れリスク」だと指摘した。英国がEU離脱を決めた場合、経済成長を損ない、世界の金融市場に衝撃が走るとみている。

 OECDは金融緩和が限界に達しつつあるとし、世界的に振るわない経済見通しを改善するためには中央銀行に変わって政府が行動を起こすべきだと述べた。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwj7r8zTpYfNAhUIW5QKHeneDEQQqQIIHTAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB10513819889225894892604582102171305657102&usg=AFQjCNFT1e5Ac5R7qGY-U99kDW_r4iSg7g


消費増税再延期 日本の成長率低下か OECD見通し
6月1日 22時15分 
OECD=経済協力開発機構が最新の世界経済の見通しを公表し、日本については、消費税率の引き上げが延期された場合、ことしは駆け込み需要が見込めなくなることから成長率が低下する一方、来年は緩やかに回復するという見通しを示しました。また、消費税率の引き上げなどで歳入を増やさないかぎり、日本の財政への信認が失われると指摘しました。
OECDは1日に世界経済の見通しを公表し、日本のことしのGDP=国内総生産の実質の伸び率は0.7%と、前回ことし2月の時点の予測から0.1ポイント引き下げました。また、来年についても前回より0.2ポイント低い0.4%に下方修正しました。
これについてOECDは中国経済の減速の影響や消費の鈍化が主な要因だとしています。ただ、この見通しは来年4月の消費税率の引き上げが前提となっていて、OECDでは消費税率の引き上げを2年半延期した場合、ことしは駆け込み需要が見込めなくなることから、成長率がさらに低下して0.5%程度になる一方、来年は0.7%程度と緩やかに回復する見通しだとしています。
そして日本の財政については消費税率の引き上げなどで歳入を増やさないかぎり、財政への信認が失われ、世界経済に大きく影響するという認識を示しました。
一方、アメリカについてはことしの成長率の予測を前回より0.2ポイント低い1.8%としたほか、中国は6.5%としていた予測を維持し、世界全体では前回と同じ3%で据え置きました。
関連ニュース
首相 会見で消費税率引き上げ2年半再延期を表明6月1日 18時45分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160601/k10010543041000.html


 
世界経済は低成長の罠にはまっている:政策当局は公約を守るために行動を起こすべき−OECD Economic Outlook発表

世界経済は低成長の罠にはまっており、そこから抜け出すには財政政策、金融政策、構造政策をもっと協調的、包括的に活用して、もっと高い成長軌道に移行するとともに、若者と高齢者双方に対して約束を守るべきだと、OECDの最新のエコノミック・アウトルックは述べています。

アンヘル・グリアOECD事務総長は、パリで開催されているOECD年次閣僚理事会とOECD Forumでの本報告書発表会見で、次のように述べました。「先進諸国では経済成長は横ばいで、経済危機以降世界経済の推進力であった新興諸国の多くでは低迷している。 生産性の伸びがさらに鈍化し、不平等が高まっていることで、更なる問題が起こっている。この不調な成長軌道から抜けだし、経済をあらゆる人々の生活水準を守れる水準にまで押し上げるために、包括的な政策行動が早急に必要である。」

このエコノミック・アウトルック最新号によると、世界のGDP成長率が2016年は基本的に2015年とほぼ同水準の3%に止まると予測されていますが、主要新興市場における貿易の低迷、投資の不振、賃金の伸び悩み、経済活動の遅滞がすべて、その要因となっています。世界経済は2017年にわずかに回復して3.3%になると見込まれています。

主要先進諸国の中でも、米国では緩やかな回復基調が続き、2016年の成長率は1.8%、2017年は2.2%になると予測されています。ユーロ圏は徐々に改善して、2016年は1.6%、2017年は1.7%の伸びになるとみられています。日本は2016年が0.7%、2017年は0.4%の伸びになる見込みです。OECD加盟34か国全体では、2016年は1.8%、2017年は2.1%の伸びになると、本報告書では予測しています。

経済のリバランスが続く中国では、経済成長は需要刺激策に支えられて2016年は6.5%、2017年は6.2%と低迷状態が続くと予測されています。インドの成長率は今年と来年は7.5%近くになると見込まれていますが、多くの新興諸国の成長は失速しています。ロシアとブラジルでは深刻な不景気が続き、特にブラジルでは2016年は4.3%、2017年は1.7%にまで縮小すると見られています。

本アウトルックは、いくつかの下方リスクにも注意を喚起しています。喫緊では、英国の国民投票でEU離脱が決まると、英国だけでなく欧州諸国、そして世界のその他の地域にも悪影響がもたらされる恐れがあります。 英国のEU離脱は経済を不安定化させ貿易を疎外することになり、この離脱によって金融市場の脆弱性が高まれば世界全体への影響はさらに大きくなると見られています。2030年には、EUから離脱した場合の英国のGDPは、EUに残留した場合より5%以上低くなる可能性があります。

キャサリン・マンOECDチーフエコノミストは次のように述べています。「生産性と潜在的成長率を高めるために行動を起こさなければ、若い世代と高齢者双方の暮らしが悪くなる。世界経済がこの低成長の罠に陥った状態が長くなればなるほど、各国政府が基本的な公約を達成することは難しくなる。何の政策も講じなければ、すでに経済危機で不利益を被った現在の若者のキャリア見通しは悪化し、将来年金受給者となったときの所得がさらに低くなる。」

OECDは一連の政策要件を明らかにしています。その中には、低成長の罠から抜け出すために財政政策のより包括的な活用と構造政策の復活などが含まれています。

本アウトルックは、金融政策に頼るだけでは満足な成長とインフレはもたらされないと主張しています。追加的な金融緩和策は今では以前ほどの実効性を持たず、場合によっては逆効果にすらなり得ます。

特に長期金利が下がって財政的な余裕が高まっているため、多くの国々の財政政策には公共投資によって経済活動を強化する余地があります。ほぼすべての国々には、成長をより促しやすいプロジェクトに公的支出を配分し直す余地がありますが、高い成長を見込めるプロジェクトに対する公共投資を増やすために国境を越えた共同行動を取れれば、需要が喚起され、財政的な持続可能性も改善されます。

世界経済が低迷し、多くの国で所得不平等が拡大している中、より意欲的な構造改革、特にサービス部門を対象とした改革が取られれば、短期的には需要を増やし、長期的には雇用と生産性の伸びを改善させて富を社会全体に行き渡らせることが可能になると、OECDは述べています。

エコノミックアウトルックについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ジャーナリストのお問い合わせ先:

OECDメディア課 (news.contact@oecd.org; tel + 33 1 4524 9700) 、または、OECD報道広報官(naoko.kawaguchi@oecd.org )まで。


http://www.oecd.org/eco/outlook/Pages%20from%20OECD-Economic-Outlook-June-2016-summary-of-projections-2.pdf


Global economy stuck in low-growth trap: Policymakers need to act to keep promises, OECD says in latest Economic Outlook
Die Weltwirtschaft ist in einer Falle niedrigen Wachstums gefangen - Politiker müssen handeln, um ihre Versprechen zu erfüllen
La economía global está estancada en una trampa de bajo crecimiento: Se requiere que los formuladores de políticas actúen para cumplir sus promesas, afirma la OCDE en sus Perspectivas Económicas más recientes


http://www.oecd.org/economy/economicoutlook.htm

http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/global-economy-stuck-in-low-growth-trap-policymakers-need-to-act-to-keep-promises-japanese-version.htm


健康と良い仕事が幸福への道−「より良い暮らし指標」

OECD - 2016年5月31日
健康であることと良い仕事に就いていることは、主観的幸福に関わる2大要素であることが、OECDの「より良い暮らし指標」の最新データから明らかになりました。
それによると、生活満足度が総じて最も高いのはデンマーク、ノルウェー、その他北欧諸国と、スイス、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアでした。これらの国々はいずれも雇用水準、仕事の質、人々の健康状態で高いスコアを出しています。
生活満足度が最も低い国々では、雇用水準も、そして寿命も、OECD平均を下回っている場合が多くなっています。
「より良い暮らし指標」(Better Life Index, BLI)からは、友達とのネットワークや社会とのつながりが強く、仕事と生活のバランスがよく、安全な生活を送れることも、生活満足度の高さと関係していることがわかります。ここでも、北欧諸国がこれらの分野で高いスコアを出していますが、スペインでも、96%以上の人々が自分が困ったときに頼れる人がいると答えており、OECD諸国中で最も高い値を示した国の1つです。
BLIの対象となった38か国全体で、男女間に生活満足度の差はほとんど見いだせませんでした。しかし、OECD諸国の大卒者は、初等教育しか修了していない人よりも、生活満足度が高い傾向がありました。
BLIの対象となっているのは38か国で、住居、所得、雇用、コミュニティ、教育、環境、市民参加、健康、生活満足度、安全性、ワークライフバランスという11分野にわたって幸福を測定しています。そこからは、国の経済実績が良いからといって、これらの幸福度指標でも良い結果が出るとは限らないことがわかります。例えば、トルコとメキシコはある種の市民参加で非常に高いスコアを出しています。南アフリカはBLIの多くの指標のスコアがより豊かな国々よりも低くなっていますが、相対的に強い社会的連帯とワークライフバランスを実現しています。
個人の安全は、いくつかの高所得国でも問題となっています。BLIによると、不安を覚える人の割合が高かったのは、米国、オーストラリア、ニュージーランドでした。
ワークライフバランスで平均を上回った国々は、経済実績が多様で、ロシア、ハンガリー、イタリア、アイルランドなどが含まれます。そしてエストニア、ポーランド、韓国、日本、ドイツは、教育と技能が総じて最高水準にあります。
適当な住居は、幸福の重要な要素の1つです。BLIは、住環境が良いことが総じて良好な経済実績と関連していることを明らかにしています。米国人とカナダ人は、最も良い住環境を享受しているといえます。
2016年版BLIには初めてラトビアと南アフリカのデータが収録されました。ラトビア人の生活満足度はOECD平均を下回っていますが、ラトビアの教育と技能は比較的高い水準にあります。
BLIのオンライン・インタラクティブ・ツールを使って、自分の幸福にとって何が重要かを、誰でも直接表明することができます。これまでに世界180か国11万人以上がこのツールを利用しています。全体で見ると、このオンラインツールの利用者は、生活満足度、健康、教育を自分の暮らし良さにとって最も重要だと考えています。しかしそこには地域差があります。南米では、教育が11ある幸福度指標の中で最重要と位置づけられています。北米では、生活満足度とワークライフバランスが2大優先事項であるのに対して、欧州では、主に健康、コミュニティ、環境が重視されています。
BLIのオンライン・インタラクティブ・ツールはこちらからご利用いただけます。http://www.oecdbetterlifeindex.org/
国別、年齢別、男女別の回答はこちらからご覧になれます。 http://www.oecdbetterlifeindex.org/responses/



• The path to happiness lies in good health and a good job, the Better Life Index shows
• OECD Better Life Index: Der Weg zum Glück führt über Gesundheit und einen guten Arbeitsplatz
• La clave para alcanzar la felicidad radica en tener salud y un buen empleo, indica el Índice para una Vida Mejor

The path to happiness lies in good health and a good job, the Better Life Index shows

31/05/2016 - Being healthy and having a good job are two of the most important ingredients associated with subjective well-being, according to the latest data from the OECD’s Better Life Index.

It shows life satisfaction is generally highest in Denmark, Norway and other Nordic nations, as well as in Switzerland, New Zealand, Canada and Australia - countries which score highly on employment levels, the quality of jobs and the health of the population.

In the countries where life satisfaction is lowest, employment levels and, frequently, life expectancy are below the OECD average.

The Better Life Index (BLI) shows that having strong networks of friends and connections and enjoying a good work-life balance and personal safety are also associated with high life satisfaction. Again, Nordic countries score highly in these areas but also Spain where data underlying the BLI show 96% of people say that they know someone they could rely on in time of need, one of the highest proportions in the OECD.

The BLI shows little difference in life satisfaction between men and women across the 38 countries covered by the Index. However, people who have been educated to university level in OECD countries tend to have higher levels of life satisfaction than those who have only completed primary education.


The BLI covers 38 countries and measures well-being across 11 dimensions: housing, income, jobs, community, education, environment, civic engagement, health, life satisfaction, safety and work-life balance. It shows that the good economic performance of a country does not necessarily mean an equally good performance across the spectrum of well-being indicators. For instance, Turkey and Mexico perform strongly in some forms of civic engagement. South Africa scores poorly on many of indicators compared with richer countries, but has a relatively strong sense of community and work-life balance.
Personal security is an issue also in some higher income countries. The BLI shows feelings of insecurity are high in the US, Australia and New Zealand.

Above-average performers in work-life balance include countries with varied economic performance, such as Russia, Hungary, Italy and Ireland. And Estonia, Poland, Korea, Japan and Germany are among the group of countries with the best general levels of education and skills.

Decent housing is an important factor behind well-being. Here the BLI shows that good housing conditions are generally associated with good economic outcomes. Americans and Canadians tend to enjoy the best housing conditions.

The 2016 update to the BLI includes data from two new countries; Latvia and South Africa. Although life satisfaction among Latvians is below the OECD average, the country scores relatively well in terms of education and skills.

The BLI’s online interactive tool also allows users to express directly what is important to their own well-being. To date more than 110,000 people in 180 countries have used that tool. Overall, online users rank life satisfaction, health and education as the most important factors for their well-being. But regional differences emerge. In Latin America, education is generally rated as the most important of the 11 well-being dimensions. In North America, life satisfaction and work-life balance are the top priorities, while in Europe the main concerns are health, community and the environment.

To express what is important in your life, visit: http://www.oecdbetterlifeindex.org/

To explore user responses by country, age group and gender, visit:http://www.oecdbetterlifeindex.org/responses/




Also Available
• 健康と良い仕事が幸福への道−「より良い暮らし指標」
• OECD Better Life Index: Der Weg zum Glück führt über Gesundheit und einen guten Arbeitsplatz
• La clave para alcanzar la felicidad radica en tener salud y un buen empleo, indica el Índice para una Vida Mejor
http://www.oecd.org/tokyo/newsroom/the-path-to-happiness-lies-in-good-health-and-a-good-job-the-better-life-index-shows-japanese-version.htm 
 

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