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算数に強くないと、子どもがすごく困る脳科学的な理由 数学力あるほどGDPも大 引きこもり最多は40代 宮城県岩沼市
http://www.asyura2.com/16/hasan110/msg/782.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 7 月 14 日 09:00:18: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

【第5回】 2016年7月14日 久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士],久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]
算数に強くないと、
子どもがすごく困る
脳科学的な理由
ソニー創業者・井深大氏も絶賛した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』や、『0歳からみるみる賢くなる55の心得』などが大人気の「脳科学の権威」久保田競氏と「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏。
これまで、長らく、クボタメソッドでは、育脳教育の最重要指針に「早期からの算数力アップ」を掲げてきた。
そして、いよいよ84歳になったばかりの注目書籍『小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣――お風呂で唱えるだけで算数力がアップ!「お経式暗算法」ミラクルシート付き』がリリース。
すると、たちまち、アマゾンの「算数」ジャンルで初登場第1位となった。
オビには「2歳でも小1の算数がとける!」という衝撃的なコピーがあり、最新脳科学に基づく「お経式暗算法」を取り入れた、世界初!?のメソッドで、お湯につけるとピタッとつく「お風呂に貼れるミラクルシート付き」だという。
子どもに算数力がないと、なぜ、困るのか? 著者が脳科学的に説明する!

なぜ、「算数」に強くないと困るのか?


久保田カヨ子
(Kayoko Kubota)
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。累計38万部突破のシリーズ『0歳からみるみる賢くなる55の心得』『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。
【脳研工房HP】www.umanma.co.jp/
 大学全入時代を迎えた今でも、一流大学に入学するには、難関試験に合格しなければなりません。

 世界中の大学関係者の常識となりつつあることに、入学試験で数学の成績がいい学生は大学での成績もよく、就職後も成功する傾向が強いということがあります。

 個人だけでなく国力でも、数学力があるほど、国内総生産(GDP)も大きくなる傾向があるので、OECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査(PISA)でも、数学力を重視し、数年ごとに加盟国学生の数学的リテラシー(応用力)を調査しています。

 数学に強くなるには、数で考えることができなければなりません。
 そのために、まず、一番の基礎となる「算数」に強くなければなりません。

 そして、算数力をつけるには、数の計算ができなければならないのです。

 道具を使わないでやる数の計算が「暗算」です。

 暗算は、脳で一番大事なところである「前頭前野」で行われています。

 英語では、暗算のことを「mental calculation(メンタル・カルキュレーション)、中国語では「心算」と言います。

暗算は脳で行われているのが明白なのに、日本語での暗算は、「筆算」の反対語となっていて、“書かないでこっそりやるもの”という暗いイメージがあります。

 そのために、暗算とは「数で考えること」という認識が生まれにくい状況です。

 しかし、数で考える暗算は、前頭前野をきたえるひとつの重要な方法なので、少しでもできるようになったら、なるべく早く徹底的にできるようにしたほうがいいのです。

 1〜9 までの数が言えるようになったら始められるので、本書では早期から勧めています。
 実際、私が関わっている「リトルランド」などでは2歳から実践していて、私が思ってもみなかった成果が出ています。
 ですから、「小学校になってから」という気持ちではなく、数が言えるようになったら、今すぐ、始めるべきなのです。

脳科学おばあちゃんは
なぜ、算数が得意なのか?


久保田 競
(Kisou Kubota)
京都大学名誉教授、医学博士。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。1932年、大阪生まれ。著書に、『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』『あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。
 私(久保田カヨ子)は、幼いときから算数に強く、計算が得意でした。
 そのため、幼少期から、わりと合理的な思考ができたように思います。

 これは、先天的な資質というよりも、親からそうなるように、後天的に訓練されたからです。

 じつは、私の父親が経営する会社の社長になるように、小学校へ行く前から「帝王学」を訓練されていたのです。
 そのため、商品を売ったらいくら儲かるか?
 幼いときから私は、たちどころに計算することができました。

 小学生のとき、親から小遣いを渡され、少しずつ貯めるように言われました。

 銀行に預けるのと、郵便局に預けるのではどっちが増えるか?

 どちらの金利がよくて、金利がいつ支払われるかを調べ、双方に預金。入出金を繰り返し、小遣いを自分で稼いでいたのです。

 脳の前頭前野がよく働くようになると、学校での勉強ができるようになるだけでなく、社会性が生まれ、人づき合いがうまくなります。

 人と話していても、相手の言うことだけでなく、気持ちもよくわかるので、相手に対する情緒やおもいやりも生まれてくるわけです。
 夫で脳科学者の久保田競によれば、就職後も、収入の高い職に就いたり、結婚してもうまくいく傾向がある。また、病気になりにくく、長生きする傾向もあることが、最新の脳科学研究で裏づけられているのです。

久保田 競(Kisou Kubota)
京都大学名誉教授、医学博士。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。1932年、大阪生まれ。著書に、『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』『あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法』(以上、ダイヤモンド社)、『新版 赤ちゃんの脳を育む本』『2〜3才からの脳を育む本』(以上、主婦の友社)、『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『天才脳をきたえる3・4・5歳教育』(以上、大和書房)などベスト&ロングセラー多数。

久保田カヨ子(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。累計38万部突破のシリーズ『0歳からみるみる賢くなる55の心得』『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』(以上、ダイヤモンド社)などベスト&ロングセラー多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。
【脳研工房HP】 http://www.umanma.co.jp/
http://diamond.jp/articles/-/94453


引きこもり最多は40代という宮城県岩沼市調査

東日本大震災の被災地となった自治体における「引きこもり」の実態とは?
 東日本大震災の被災地の自治体では初めてとなる「引きこもり」実態調査が行われ、ふだん見えない長期化・高年齢化した当事者たちの存在が、データで明らかになった。

 実態調査を行ったのは、宮城県岩沼市の社会福祉協議会。調査は、昨年度の事業として行われ、このほど『岩沼市ユースチャレンジプログラム2015事業報告書』の冊子としてまとめられた。

 同市は、2011年の震災で、行方不明や関連死も含めて187人の犠牲者を出し、2340棟余りの家屋が全壊・半壊の被害を受けた。

 同市では、生活困窮者自立支援事業の相談窓口を市の社協が開設していたことから、被災地で就学・就労支援事業や中間就労の場づくりを続けるNPO法人「Switch」(高橋由佳理事長)と社協が連携し、就労支援事業の一環として、調査を同市のNPO「地星社」(布田剛代表)に委託した。


『岩沼市ユースチャレンジプログラム2015事業報告書』
 同社は、2015年11月、社協を通して市の民生委員73人にアンケートの調査票を配布。12月から翌年1月にかけて、民生委員30人から調査票を回収した。回収率は41%だった。

 調査では、<おおむね15歳以上で、次に該当するような方を「ひきこもり等の状態にある者」>と定義し、民生委員に説明したという。

<(1)仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヵ月以上続けて自宅にひきこもっている状態の方>

<(2)仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流はないが、時々は買い物などで外出することもある方>

<※ただし、重度の障がい、疾病、高齢等で外出できない方を除きます>

「引きこもり」40歳以上が約44%
半数が10年以上と長期化


 調査報告によると、回答のあった30人のうち、該当する「ひきこもり者」等の存在を自分の担当地域内で把握していたのは、11人。複数の該当者を把握していたケースも含めると、該当者の総数は16人だった。

<ひきこもり該当者の年代>については、<40代>が6人で最も多く、約38%。40歳以上の中高年層は約44%で、<60代以上>と答えた人もいるなど、ここでも高年齢化している傾向が見える。

 また、<ひきこもっている期間>をみても、<10年以上>が8人と半数に及んだ。

 調査を行った布田代表は、「個々のケースを把握しているわけではありませんが…」と前置きしつつ、こう分析する。

「今回の調査の手法上、40代くらいだと、引きこもり者として外部からも把握されやすいということがあるかもしれません。また、親が介護を必要とするようになって、地域包括支援センターなどが家庭に入り、そこで初めて子ども世代の引きこもり者の存在が外部にわかるというケー スも少なからずあるようです。それから、世代的な特徴としては、就職氷河期を経験している世代なので、最初の就職がうまくいかず、それをひきずって引きこもりになっている方も多いのかも しれません」

 さらに、<該当者の状況>については、<ほとんど外に出ない>が6人、「買い物程度には出る」が7人で、ほとんど外に出ずに引きこもっている人が、他の調査の割合と比べると多かった。

<同居の家族(複数回答)> については、母親が11人で最も多く、父親が6人。家族構成については、両親と本人の3人家族が4件、母親と本人の2人家族も4件だった。

 一方、<ひきこもりにいたった経緯(複数回答)>の問いに対しては、<わからない>が5件で最も多かった。この5件のひきこもっている期間が、いずれも5年以上であったことから、報告書では<ひきこもり期間が長期化することで、ひきこもりにいたった経緯を把握するのが困難になっていることが伺える>と考察している。

 ちなみに、<失業>と<その他>が3件で続き、<不登校>と<家庭環境>も2件ずつあった。

 そして、<該当者への支援の状況(複数回答)>についても、<わからない>が14件で最も多く、<医療機関等による医療や支援><行政機関等による支援>は、わずか1件ずつのみ。報告書では<これらのケースでは、いかなる支援も受けていないことも予想される>と指摘するなど、地域に潜在化して姿が見えなくなっている実態がわかる。

 最後に、<ひきこもり者への支援策として必要だと思われること(複数回答)>についても尋ねている。

 回答で最も多かったのは、<専門的な医療支援・カウンセリング等の充実>で20件。<支援・相談窓口の周知・PR>が17件で続いた。

「引きこもり」の約9割が男性と圧倒的な理由

 また、該当者の性別では、男性が14人と圧倒的に多く、女性は2人だけだった。その理由について、布田代表は「個々のケースを把握しているわけではありませんが…」としながらも、こう推測する。

「男性の引きこもりの方が外部から把握されやすいということもあるかもしれません。女性の場合は、実態は引きこもりでも「家事手伝い」と認識されているケースもあるかと思います。また、社会的な性別役割意識と現実の自分の姿との乖離がプレッシャーとなって、男性の方が引きこもりになってしまうということはあるのかもしれません」

 民生委員を通じての調査となると、「引きこもり」という状態をどう見るか、どうしても個々の認識の違いで左右されてしまう面は拭えないだろう。

 筆者は、他の被災地で、震災を機に引きこもった事例もいくつか見たり聞いたりしてきた。震災の影響について、どう考えるか、布田代表に聞いてみると、

「今回の調査では特に震災にかかわるような調査項目を入れていませんが、岩沼の多くの人は津波の影響を受けていません。個々のケースを見れば、直接・間接になんらかの影響を受けているものもあるのかもしれませんが、それはわかりません」

 とのことだった。

 岩沼市は、被災地の中でも、仮設住宅から復興公営住宅や集団移転先の1戸建てへの移行など、被災者と一体となった街づくり計画が、いち早く進んだ自治体として知られている。

 同市の社協によれば、避難所生活や仮設住宅、移転した住宅でも被災した集落単位で入って、元々のコミュニティが保たれていたことから、震災の影響で引きこもる人たちが少なかったのではないかとみている。

「市が委託しているスマイルサポートセンターの職員が毎日のように、昨年度までは仮設住宅、いまは集団移転先での訪問活動もされていて、サロンなどに声がけする工夫もしてきました」

 同市の社協では、こうして地域に引きこもる人たちが岩沼にも存在していることが明らかになったことを受け、今年度も、そんな本人たちにどうアプローチをしながら社会に出る工夫をして行けばいいのか、いまのうちからできることを行政や民間の団体などと一緒に考えていくための材料にしていきたいという。

※この記事や引きこもり問題に関する情報や感想をお持ちの方、また、「こういうきっかけが欲しい」「こういう情報を知りたい」「こんなことを取材してほしい」といったリクエストがあれば、下記までお寄せください。
otonahiki@gmail.com(送信の際は「@」を半角の「@」に変換してお送りください)
http://diamond.jp/articles/-/95524
 

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コメント
 
1. 2016年7月14日 09:07:22 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1912]

>数学の成績がいい学生は大学での成績もよく、就職後も成功する傾向が強い

大分前から常識だな

あと物理も重要

欧米では理系のトップも多い

メルケルも物理で博士だ
http://science.srad.jp/story/11/10/22/0817239/
数学、物理が得意だと高所得

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1085429955
物理得意の理系出身者は、大企業に就職して高収入――。
京都大、同志社大などの研究者グループが約9000人を対象に行ったインターネット調査で、そんな結果が明らかになった。
グループは2011年2月、国内の国公立、私立大や海外の文系学部を卒業した20歳代〜70歳代の働く男女に調査した。その結果、数学受験者の40%が大企業に就職していたのに対し、受験しなかった人では34%。数学受験者の平均年収は532万円で、未受験者の443万円を大幅に上回った。


一方、理系学部出身者4000人を対象にした別の調査でも、生物や化学より高い論理性が要求される物理を得意とした人は、年収が高かったという。

(2012年4月11日 読売新聞)

http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/11j020.pdf
p21図9あるいはp22の図10から分かるように、高偏差値理系は高偏差値文系よりも高い。 
上位文系で就職できた中でも8割は従業員が5000人にも満たないような企業。
一方で「物理が得意」≒工学部の院卒で上位校では、8割以上が有名企業。
http://school.eei.eng.osaka-u.ac.jp/career


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