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米SF連銀総裁:伝統的政策の再考必要−経済のニューノーマル到来で 米国不動産バブル 株最高 原油続伸 国債下落 ドル軟調
http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/109.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 8 月 16 日 08:33:51: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 


米SF連銀総裁:伝統的政策の再考必要−経済のニューノーマル到来で
Jeanna Smialek
2016年8月16日 02:55 JST

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米国株:反発、S&P500が最高値更新−債券市場から資金が流入
NY原油(15日):大幅続伸、4週ぶり高値−産油国会議への期待で
米国債:下落,ブラックロックは長期債へのエクスポージャー減らす
米国の不動産市場に「バブルの兆候」−コロニー・キャピタル会長

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iNYeSF.TIsSs/v2/-1x-1.png
米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、金融・財政政策当局に政策運営方法の見直しを促した。米経済がニューノーマルの時代に入り、伝統的な政策手法の変更が正当化されるとしている。
  総裁の分析は、景気を過熱も減速もさせない自然利子率が歴史的低水準にあり、その状態が継続するとの考えを軸としている。よりうまく情勢の変化に対応するため、政府には財政支援を強化する準備を、金融政策当局には低インフレを目指す政策の撤廃検討を呼び掛けた。
ウィリアムズ総裁
ウィリアムズ総裁 Photographer: David Paul Morris/Bloomberg
  ウィリアムズ総裁はサンフランシスコ連銀が15日に発表した小論文で、「次の嵐が来るまでじっと待ってましな結果を願うのか、それとも今から心構えをし準備を整えておくのかということだ」と説明した。ウィリアムズ総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たないが、自然利子率に関する随一の専門家と知られている。

  イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がサンフランシスコ連銀総裁だった時代にイエレン氏の政策顧問トップを務めていたウィリアムズ総裁は、他の金融当局者と同様、長年にわたる超低金利や非伝統的政策が成長の起爆剤にならない中で財政政策の強化や金融政策の見直しを呼び掛けた。
  インフレ目標については、これまで長く続けられている低いインフレ目標は、低金利の時代にはもはや適切ではないと指摘。「自然利子率とインフレ率が非常に低い状況では、景気低迷に対応する上で金融当局が金利を引き下げる余地は十分にない」と記した。米金融当局は2012年1月に2%のインフレ目標を導入した。
  ウィリアムズ総裁はより高い水準のインフレ目標の設定、もしくはインフレ目標に代わる別の手段を採用するよう提案。柔軟な物価水準目標や、名目国内総生産(GDP)水準に目標を設定するといった選択肢を挙げた。
  金融政策の影響力が弱まるため、景気低迷に陥った場合に回復を助けるには財政面で強固な枠組みを作ることを提唱。総裁は「リセッション時や回復時に経済を支えるための、より強力かつ予測可能で、体系的な財政政策の調整」を提案した。
原題:Williams Calls for Rethink of Fed Orthodoxy in New Economic Era(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBYNUV6VDKHX01

米国の不動産市場に「バブルの兆候」
コロニー・キャピタル会長
Christopher Palmeri、Jeffrey Taylor
2016年8月16日 07:42 JST


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「アマチュア」が高値圏で投資しているとバラック氏
バラック氏は米大統領選の共和党候補トランプ氏の経済政策顧問


米資産家でコロニー・キャピタル創業者のトム・バラック会長は、金利が上昇し、一部市場の需要減少が続けば、不動産投資家が衝撃に見舞われる危険があると述べ、長続きしない恐れのある賃貸料の上昇を見込む「アマチュア」が、高値圏で投資していることを理由として挙げた。
バラック会長
バラック会長 Photographer: Chris Goodney/Bloomberg
  バラック氏はロサンゼルスにあるブルームバーグのオフィスでインタビューに応じ、人口動態やテクノロジーの動向によって、ホテルやオフィスビル、住宅用といった伝統的な不動産保有が不利な状況に追い込まれていると分析。個人の住宅を客室として貸し出すエアビーアンドビーや、共有のワークスペースをリースするウィワークといった企業が、不動産所有者が依存するビジネスモデルに挑戦していると語った。
  同氏は不動産市場について、「ややバブルの兆候が見られる。貨幣は増発されており、債務もより多く利用できるが、アマチュアが投資している」と指摘した。
  テキサス州フォートワースのバス一族の元顧問という経歴を持つバラック氏は、1991年にコロニーを創業し、貯蓄貸付組合(S&L)危機をきっかけに不動産投資に乗り出した。現在は米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の経済政策顧問も務めている。
 
トランプ氏の大統領選キャンペーンについて語るコロニー・キャピタルのバラック会長 出所:ブルームバーグ
原題:Barrack Says U.S. Real Estate Market Is Getting ‘Bubblicious’(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBYZCA6K50Y201


米国株:反発、S&P500が最高値更新−債券市場から資金が流入
Aleksandra Gjorgievska、Oliver Renick
2016年8月16日 05:38 JST 更新日時 2016年8月16日 06:36 JST

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https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iHAd38hVvfrc/v2/-1x-1.png
15日の米株式相場は反発。S&P500種株価指数は最高値を更新した。ハイテク株や銀行株、商品関連銘柄がけん引役となった。
  バンク・オブ・アメリカ(BofA)によると、資産運用者は米国債よりも株式を選好しており、株式のアクティブ運用ファンドは2008年以降で最も強気になっている。これは株式を敬遠し現金を積み上げていた年初のトーンがシフトしていることを示唆している。
  S&P500種株価指数は前営業日比0.3%高の2190.15で終了。ダウ工業株30種平均は59.58ドル(0.3%)上昇の18636.05ドル、ナスダック総合指数は0.6%上昇し、それぞれ最高値を更新した。
ニューヨーク証取
ニューヨーク証取 Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
  ブラックロックのグローバル債券最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「現在の株価は債券と比較した場合のバリュエーションから判断して悪くはないようで、それが支援材料になっている。株式市場のテクニカル要因は非常に良好だ。債券市場に資金が全て流れ込んでいたが、それが少し反転するだけでも株価を押し上げる」と述べた。

  ジュ・ション氏率いるBofAのアナリストのリポートによると、資産運用者は9日終了週にS&P500先物を67億ドル購入した一方、米国債を86億ドル売却した。ション氏は電話インタビューで、これら投資家は第3四半期の初め以来、物色対象の矛先を米債券から株式に向けていると指摘した。
  BofAの別の分析では、米大型株の運用担当者はS&P500種の上昇を2008年以降で最も見込んでいる。ロング・ショート戦略を取るアクティブ運用者の約56%がロングと、2015年7月以降で最高となっている。
  この日の米国株市場では企業の合併・買収(M&A)が買いを誘ったほか、原油相場の上昇が商品関連銘柄を押し上げた。主要国の中央銀行が景気刺激策を継続するとの楽観に加え、予想を上回る企業収益が過去1カ月、株価を押し上げており、バリュエーションも高まっている。S&P500種の予想株価収益率(PER)は18.6倍と、2002年以来の高水準。
  ポスト・プロパティーズは9.4%上昇して最高値を記録。ミッド・アメリカ・アパートメント・コミュニティーズ(MAA)が同社を約39億ドルで買収することで合意した。上下水道関連会社のザイレムは3.9%高。同社はセンサスUSAを現金約17億ドルで買収することで合意した。
  S&P500種の素材株指数は1%上昇し、1カ月ぶりの大幅高。フリーポート・マクモランは3%高。  
原題:Signs of Bear Capitulation as S&P 500 Advances to Fresh Record(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBYWR8SYF02001


NY原油(15日):大幅続伸、4週ぶり高値−産油国会議への期待で
Rachel Adams-Heard、Mark Shenk
2016年8月15日 08:14 JST 更新日時 2016年8月16日 05:04 JST

15日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続伸。産油国が相場安定策を協議するとの観測が再燃し、約4週間ぶりの高値で引けた。ロシアは「必要なら」協議に参加する可能性を閉ざさないと、ノバク・エネルギー相がサウジアラビア紙アシャルク・アルアウサトとのインタビューで述べた。
ノバク・エネルギー相
ノバク・エネルギー相 Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
  ESAIエナジー(マサチューセッツ州ウェイクフィールド)のマネジングディレクター、サラ・エマーソン氏は「市場参加者は安値で買いを入れるための手掛かりを探していた」と指摘。「50ドルに近づくにつれ、買い意欲は干上がるだろう。まだ何も合意していない事実と、会議はまだ先の話であることに考えが及ぶはずだ」と述べた。
  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前営業日比1.25ドル(2.81%)高い1バレル=45.74ドルで終了。終値ベースで7月15日以来の高値。ロンドンICEのブレント10月限は1.38ドル(2.9%)上昇の48.35ドル。
原題:Oil Rises to Four-Week High Amid OPEC Output Freeze Speculation(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-14/OBX9WN6JIJUP01


ブラジル株:ボベスパ指数、14年以来の高値−商品高と経済見通し好感
Denyse Godoy
2016年8月16日 07:25 JST

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原油と金属価格の上昇受け、原材料関連株が好調
ナトゥラとパン・ジ・アスーカルが消費関連株の上げを主導


15日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は終値ベースでほぼ2年ぶりの高値となった。原油上昇を受けてブラジル石油公社(ペトロブラス)株が上昇するとともに、景気回復が加速するとの見通しから内需関連銘柄に買いが集まった。
  化粧品メーカーのナトゥラと小売りのブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン(パン・ジ・アスーカル)が消費関連株の上げを主導。ペトロブラスはボベスパ指数の上昇に最も貢献した。金属価格の上昇を好感し、鉄鉱石生産のヴァーレも高い。電力のCPFLエネルジアは2012年以来の高値。中国国家電網はCPFLの経営権取得に向けた合意に達したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
  輸出見通しの改善に加え、テメル大統領代行による財政立て直しへの信頼感の高まりを受け、アナリストは今年および来年のブラジル経済の成長率見通しを上方修正。景気は早期に回復するとの観測は、ボベスパ指数が今年これまでに36%上昇することにつながっている。
  証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は「株価が高水準を維持しているという事実はそうした楽観論と一致する。国内外の投資家は株式のポジションを増やすことに極めて関心が高い」と語った。
  ボベスパ指数は前週末比1.5%高の59145.98で終了。指数構成59銘柄中45銘柄が上昇。ナトゥラは2%、パン・ジ・アスーカルは1.6%、ペトロブラスは4.4%、ヴァーレは3.1%、CPFLは2.3%それぞれ上昇。 4−6月(第2四半期)決算が予想を上回った石油化学メーカーのブラスケムも高い。
  クレディ・スイス・グループは15日、今年のブラジル経済の成長率見通しを従来の3.5%減から3%減へと上方修正し、来年の予想についても従来の0.5%増から0.8%増に引き上げた。
原題:Ibovespa at Highest Since 2014 on Commodities, Economic Outlook(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBZ1B56K50Y101

米国債:下落,ブラックロックは長期債へのエクスポージャー減らす
Brian Chappatta
2016年8月16日 05:35 JST 更新日時 2016年8月16日 06:33 JST

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米資産運用会社ブラックロックは長期の米国債へのエクスポージャーを減らしている。日本や欧州などでヘッジコストが増え、一部の海外投資家の間では米国債の魅力が低下している。
  為替変動の影響を除くためのヘッジコストを加味すると、米10年債の利回りは日本人投資家にとってはマイナス、ユーロ圏の投資家にとってはほぼゼロになる。そうした状況から生保会社や長期運用を手掛ける資産運用会社は、より高い利回りを確保するために社債や住宅ローン担保証券を買い入れている。15日の米国債市場で10年債利回りは上昇。この日発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数で、出荷や新規受注の指数がプラスとなったことが手掛かり。
  ブラックロックのグローバル債券最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「当社は期間10年以上の米国債へのエクスポージャーを一部減らした」とし、為替リスクのヘッジコストが理由だと説明。「高いヘッジコストは大きな問題だ。購入は続けるが、これまでとはかけ離れたペースになる」と加えた。
  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前週末比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.56%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は99 15/32。
  30年債利回りは5bp上げて2.28%。
  朝方発表された8月のニューヨーク連銀製造業景況指数では、総合指数はマイナスとなったものの、出荷や新規受注はプラスとなり活動の拡大が示された。バークレイズやBNPパリバのストラテジストは、これらの項目での活動拡大は米北東部の製造業にはプラスだと指摘する。
  米国債利回りが過去最低まで25bp以内という状況にあることから、投資家らはわずか216bpというスプレッドでも、米国債ではなく社債を購入している。バンク・オブ・アメリカの指数によれば、このスプレッドはここ1年余りで最小。

  米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のマーク・キーセル最高投資責任者(CIO)と同様、ブラックロックのリーダー氏も社債市場により良い価値があるとみている。
  ブルームバーグ米国債指数によれば、米国債の年初来リターンは8月12日までで5.4%。投資適格社債のリターンは9.2%となっている。
原題:BlackRock Cuts Treasuries Exposure on Hedging Cost as Bonds Fall(抜粋)


債券下落か、米債安や政策不透明感−流動性供給入札後に反発の見方も
船曳三郎
2016年8月16日 08:03 JST

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先物は夜間取引で151円30銭で終了、前日の日中終値比5銭安
マイナス金利など現行政策の強化は難しいとの見方に−バークレイズ


債券相場は下落が予想されている。日本銀行が9月に行う「総括的な検証」をめぐり金融政策の不透明感が強まる中、前日の米国債相場が下落した流れを受けて売りが先行する見通し。もっとも、この日の超長期ゾーンを対象とした流動性供給入札を無難に通過すれば相場は持ち直すとの見方もある。
  16日の長期国債先物市場で中心限月9月物は、151円台前半から半ばでの推移が予想されている。夜間取引は151円30銭と、前日の日中終値比5銭安で引けた。東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、「今日の相場は弱含み後、持ち直す展開を予想する。流動性供給入札の結果も一定に影響する」とみる。
  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物343回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値マイナス0.09%前後での推移が見込まれている。佐野氏はこの日の予想レンジをマイナス0.095%〜マイナス0.08%としている。
  15日の米国債相場は下落。米10年物国債利回りは前営業日比4ベーシスポイント(bp)上昇の1.56%程度で引けた。日本や欧州でヘッジコストが増加し、一部の海外投資家の間で米国債の魅力が低下している。一方、米株式相場は反発し、S&P500種株価指数が最高値を更新した。
  同日の国内債市場では、日銀のマイナス金利深掘り観測の後退で新発2年物367回債利回りが一時3bp上昇のマイナス0.17%、新発5年物128回債利回りも3bp高いマイナス0.155%まで売られた。一方、超長期ゾーンでは新発30年物51回債利回りが一時2.5bp低下の0.325%と3日以来、新発40年物9回債利回りは3bp低下の0.40%と1日以来の水準まで買われた。
  マイナス金利深掘り観測後退のきっかけとなった13日付の日本経済新聞報道によると、金融庁は日銀のマイナス金利政策が3メガ銀行グループの2017年3月期決算で少なくとも3000億円程度の減益要因になるとの調査結果をまとめ、収益悪化が銀行の貸し付け余力の低下につながるとみて、日銀に懸念を伝えた。
  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「ポリシーミックスの流れの中で『総括的な検証』や今後の政策判断に影響を与える。マイナス金利の深掘りなど現行政策の枠組み強化は難しいとの見方が出てきているのではないか」と指摘する一方、「マイナス利回りのセクターが買いづらくなれば、プラス利回りのゾーンは再評価につながる」とみる。
  東海東京証の佐野氏は、15日の相場について、「金融庁のマイナス金利政策への懸念報道が弱気材料になるとはみていなかった。そもそも、マイナス金利の深掘りを今年度末までの予想の前提にしていない」と言う。
  財務省はこの日午前に流動性供給入札を実施する。発行予定額は4000億円程度。投資家需要の強い既発国債を追加発行する入札で、今回は残存15.5年超から39年未満の国債が対象。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBXW996JIJUP01

NY外為:ドル軟調、景気の強さへの疑問続く−利上げ観測は後退
Lananh Nguyen、John Ainger
2016年8月16日 05:30 JST 更新日時 2016年8月16日 06:33 JST

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https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iskjG_OovJKM/v2/-1x-1.png
15日のニューヨーク外国為替市場ではドルが軟調。今週発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録を前に、年内利上げに対する投資家の確信が揺らいでいる。
  先週発表された米小売売上高が前月比で横ばいとなり、米景気回復の強さに対する不安が浮上、年内利上げ観測は後退した。

  BNPパリバの北米為替戦略責任者、ダニエル・カッツァイブ氏(ニューヨーク在勤)は「市場は米金融政策引き締めの可能性をこれまで以上に織り込んではいない」と述べ、「ドルの勢いは失われた」と続けた。
  同氏はただ、米金融政策当局から示唆されるタカ派的な姿勢がドルを支えるとみている。米連邦準備制度理事会(FRB)は17日にFOMC7月会合の議事録を公開する。市場参加者は今月ワイオミング州ジャクソンホールで予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に注目している。
  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。円は対ドルで0.1%上昇して1ドル=101円26銭。
  ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの為替ストラテジスト、エリック・ビロリア氏(ニューヨーク在勤)は「米金融政策をめぐり一段の透明性が示されるまで、ドルには全般的に値固めのパターンがみられる可能性がある」と述べた。
原題:Dollar Extends Drop as Faltering Economy Pares Rate-Boost Wagers(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-15/OBYW0ASYF01U01

 

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コメント
 
1. 2016年8月16日 09:27:13 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[2330]

>これまで長く続けられている低いインフレ目標は、低金利の時代にはもはや適切ではない
>「自然利子率とインフレ率が非常に低い状況では、景気低迷に対応する上で金融当局が金利を引き下げる余地は十分にない」
>米金融当局は2012年1月に2%のインフレ目標
>ウィリアムズ総裁はより高い水準のインフレ目標の設定、もしくはインフレ目標に代わる別の手段を採用するよう提案。柔軟な物価水準目標や、名目国内総生産(GDP)水準に目標を設定する
>金融政策の影響力が弱まるため、景気低迷に陥った場合に回復を助けるには財政面で強固な枠組みを作る

FRBも、再び日本や欧米での実験から学びつつあるようだ

日本は総括的検証の結果、どうなるかな

メインシナリオは現状維持らしいがw

http://www.quick.co.jp/page/quick_report_detail.html?detailNo=258


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